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更新日:2015年5月22日

平成27年5月22日定例知事記者会見

日時:平成27年5月22日(金曜日)午前10時00分~午前10時30分

場所:記者会見室(県庁5階)

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発表事項

今回の発表事項はありません。

質問事項

  1. 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(1)
  2. 海上自衛隊鹿屋航空基地での空中給油機による給油訓練について(1)
  3. 大阪都構想について
  4. 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(2)
  5. 海上自衛隊鹿屋航空基地での空中給油機による給油訓練について(2)
  6. 国際線の利用状況について
  7. 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(3)
  8. 鹿児島県議選無罪事件(志布志事件)について(1)
  9. 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(4)
  10. スーパーアリーナについて
  11. 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(5)
  12. 次期知事選挙について
  13. 鹿児島県議選無罪事件(志布志事件)について(2)
  14. 川内原子力発電所の再稼動について

質問内容

【幹事社】
本日は知事から発表事項がないということですので,さっそく県政一般についての質問に入りたいと思います。まず最初に,川内原発関連以外の質問とし,その後に川内原発関連の質問とさせていただきたいと思います。
まず最初に,幹事社から質問をさせていただきます。
今月4日,旧集成館などを含む明治日本の産業革命遺産がイコモス(ICOMOS(国際記念物遺跡会議))から登録勧告を受けました。本登録に向けての思いをお聞かせください。

「明治日本の産業 革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(1)

【伊藤知事】
明治日本の産業革命遺産,付随する名称は少々変わっていますが,これも私が就任した平成17年だったでしょうか。1回目のシンポジウムをやりましたのは。10年くらいかけてずっとフォローしてきた事業でありますので,それが最終段階を迎えたことは,私にとりましても大変ありがたいことであります。
そもそもこのプロジェクトは,スチュアート・スミスさんというイギリスの産業遺産の専門家が鹿児島に来られました時の話から始まりました。「日本がなぜアジアで唯一産業国家に急速になったか。それを辿ると,その幕末等々の開明君主,島津斉彬・鍋島閑叟等々,そういう方々の諸外国のその文化・技術を入れるその力と,従来から日本にあった伝統的な産業の力,軍の力,マニュファクチュアリングのその伝統技術が見事に融合して,日本が50年で世界に冠たる産業国家になった。これが歴史上日本でしかないし,アジアではもちろん日本だけだし。大変その産業遺産という観点からも価値がある」という話をされ,また併せて,斉彬候のおやりになった集成館事業等々についてもコメントがありました。そのような見方で今まで見たことがないものですから,これは非常に面白いプロジェクトだということで作業が始まりました。
皆さん方も,ご案内により斉彬候の時代,集成館というのは日本の最大の工業地帯であります。これは後世にきちんと残せないかなということで。そもそもは九州をベースにして始まり,そしてまた山口が,萩を世界文化遺産にと,いろんな動きがあり,それだけでは単独では弱いかなということもあり,萩が入ってきて,その後,産業革命,特に鉄鋼の関係でいろいろフォローする過程の中において,反射炉,まずは鹿児島ですが鹿児島から韮山に行き,韮山から釜石に行き,釜石の技術を持って日本は八幡製鉄所を造ったと。そういう経緯があるので,これはシリアル・ノミネーションというのですが,日本全国にプロジェクトが広がり,そしてその一つひとつを細かく精査しながらふるい分けをするという,そういう作業をずっとこの10年間やってきました。構成団体も相当多数に上りますので,なかなか難渋な点もありましたがやっとここまでこぎつけたというのが偽らざる実感でもあり,なるべくはスムーズに今回の7月の上旬でしょうか,世界遺産委員会において認定していただくことを期待しているところであります。

 海上自衛隊鹿屋航空基地での空中給油機による給油訓練について(1)

【幹事社】
もう1つ質問させていただきます。海上自衛隊鹿屋航空基地で計画されています,アメリカ軍の空中給油機の訓練についてです。訓練にはアメリカ軍の新型輸送機オスプレイの参加も想定されています。地元では安全面などで不安の声もありますが,受け入れの是非を含めて知事の見解をお願いします。

【伊藤知事】
この問題は先日防衛省の政務官が来られまして,鹿屋市ないし私の方にもご説明がありました。なんといいましても,鹿屋基地において操作が行われるわけでもありますので,政務官に申し上げましたのは,「まず,鹿屋基地の所在する鹿屋市の理解を得るように努力をしていただきたい」という話をいたしました。したがって私どもといたしましては,鹿屋基地があります鹿屋市,鹿屋市の中でいろんな論議が行われ,具体的な方向が出ることを期待しているところであります。

【幹事社】
それでは各社から質問をお願いします。

 大阪都構想について

【記者】
先日大阪で橋下市長が掲げておりました「大阪都構想」が住民投票によって否決されたと思いますが,あれは地方創生を目標として掲げられた構想だと思いまして,鹿児島としても地方創生を掲げておりますので,知事の今回「大阪都構想」が否決されたことに関するお考えをお聞かせ願えないでしょうか。

【伊藤知事】
「大阪都構想」というのは相当長い経緯があります。したがって,そもそもは地方創生という点ではなかったかと思いますが,「大都市における二重行政をいかにして解消するか」これが一番大きなポイントだったと思います。従来から,大都市,特に政令指定都市,現在20ですか。それと,その当該都道府県と,都はないですね,道府県ですね。道府県とのいわば二重行政,ないし行政をどう形に整理するかというのは,従来からの課題なのです。みんないろいろ知恵を出しながら二重行政にならないように努力しているのですが,今回たまたま大阪であのような形で,象徴的な形で二重行政を,どのような形で解消するかという発想のもとに,「大阪都構想」が提案されました。
この問題は,「地方自治の大都市行政をどうするのか」「大都市の二重行政をどうするのか」,はたまた「政令指定都市の今後の方向をどうするのか」,また「その地域における都道府県と政令の権限配分をどうするのか。財源配分をどうするのか」地方自治というその仕組み,フレームの観点からもたくさんの問題があります。従来からの課題でもあります。今回はそれに併せて,橋下さんの政治的な主張もあったと思いますが,いろんな側面が重なってああいう動きになったかと思いますので,あまりにも範囲が広すぎて軽々に評価しにくい,そういうテーマですね。具体的な点についてご質問があればお答えしますが,一般論としての「大阪都構想についてはどうですか」という質問については,なかなか論点が多すぎてお答えしにくい点があります。

 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(2)

【記者】
先ほどの世界遺産の関係で2点確認をさせていただけたらと思います。1点目が,あくまでもイコモスの勧告になりますが,ずっと今まで名前が残っていました「九州・山口」という名前が,イコモスの勧告では「削除した方がいいのではないか」という見解だったかと思いますが,その点につきまして,国の意向もあると思いますが,協議会の会長である知事のお考えというものをお聞かせいただけたらと思います。
2点目は,世界遺産委員会がドイツのボンで開催されると聞いていますが,これについては会長であります知事は,今の時点で現地に行かれるご予定があるのかということを教えていただけたらと思います。

【伊藤知事】
先ほど申し上げましたように,明治日本の産業革命遺産,九州・山口及び関連地域というのが提案した時の閣議でも了解された名称でもあります。その後,イコモスの専門家が来られまして,地名を入れるとほかの地名でもまたおこるかもしれないという懸念があるので,3つの重工業の3部門。鉄鋼と造船と石炭,3つですね。その3つに絞って提案したほうがイコモスとしては整理しやすいということでもありましたので,これは最終的には政府の決定でした。ただ,私その時に,「ただ,正式名称はそれでもいいが,我々はずっとこれからも『九州・山口及び関連地域』という名称でやるからね」ということでお話をしてあります。私が10年ぐらいかけてやった地域のプロジェクトでありますので,一気に名称を簡単に捨てられても困るという気持ちがあり,だから,そこはその名前が併存していくのか,正式にはイコモスではそういう形で世界の一覧表が出るけど,我々のイメージとしては九州・山口及び関連地域,だから釜石が入り韮山が入るという,先ほどの説明ですね。皆さん方がそれで納得しているのかなという感じがいたしますね。
それから,この世界遺産委員会が最終的にはどうなるのか,今一生懸命外務省等と説得に努めていますので,期待する方向に進むのではないかと思いますが。当然に政府メンバーの中に私も入って,ボンに行きたいと思います。

【記者】
関連ですが,会長として伺いたいのですが,韓国がかなり一部の遺産について反対していますが,鹿児島はそれには関係ないですが,それについての会長としての見解を伺いたいのですが。

【伊藤知事】
この問題については,担当の外務省と内閣府において発言されるべきだと思います。我々が発言すると余分なことになりますので。ともかく担当のセクションに任せる。そういう形でやりたいと思います。

 海上自衛隊鹿屋航空基地での空中給油機による給油訓練について(2)

【記者】
先ほどの鹿屋の空中給油機の訓練についてですが,「鹿屋市にきちんと説明してもらいたい」と知事おっしゃったということですが。

【伊藤知事】
「説明してください」とね。

【記者】
はい。政務官の方から,その訓練内容についてご説明受けたと思いますが,それについて知事はどのように感じられたのかというのを,お聞かせ願いますでしょうか。

【伊藤知事】
私は特にありません。「鹿屋市において適切な理解をいただくように努力してください」それだけしか申し上げていません。

【記者】
では鹿屋市の方が具体的な方向性が出れば,県としては鹿屋市の判断を優先するという理解でよろしいでしょうか。

【伊藤知事】
地域の事情というか,地域の意見を最大限尊重ということになりますでしょうね。

【記者】
その訓練の中にオスプレイが含まれていました。当日事故もありましたが,これについてはどう受け止めていらっしゃいますか。

【伊藤知事】
それは全体のフレームの中での話でありますので,具体的な編成等々についてコメントする立場にありません。それはプロの方々がおやりになる作業であります。

 国際線の利用状況について

【記者】
先日,鹿児島空港国際化促進協議会がありましたが,国際線利用客のインバウンド,アウトバウンドのバランスが少し悪いということでしたが,今の段階で,何か対応策は何かお考えはありますか。

【伊藤知事】
インバウンド,アウトバウンドの数字がバランスを欠いているというのは表の中に現われている,数字の中に明確に表れていると思います。それを過渡期と考えるのか。何らかの対策を講じるのか。まずその判断が必要かと思います。アウトバウンド対策もご案内のように,県も予算も打ち,いろんな対策を講じていますが,特に一気にアジア路線が伸びている。しかも,アジアの方の,例えば中国・台湾や香港のそちらの事情によって伸びていますので,今のところはやむを得ないのかなと思いますが。鹿児島から今後努力したいと思いますのは,アウトバンド,人だけでなくて物の世界もあるのかなと感じがしてまして。冷蔵・冷凍庫も作りましたが,今後は飛行機のお腹の中に,特に上海は大きな飛行機でもありますので,物を入れて物を運ぶようなそういう努力をしなければいけないかなと感じがいたしてます。長島のブリの上海への輸出も具体化しそうでありますので,そういうのが一気に伸びてくれるとそちらのそういう問題もある程度解消していくのかなという,そういう感じですね。

 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(3)

【記者】
恐縮ですが,先ほどの世界遺産の韓国の件です。どうしてもいま,イコモスが「日本と韓国で協議するように」という流れになっていると思います。先ほど協議会の会長として,「担当部署に任せたい」という言葉がありましたが,本来イコモスの立場というのは,(遺産)そのもの自体を評価する機関だと思うのです。これが日本と韓国と協議するというところに非常に違和感を覚えるのですが,協議会の会長としてその辺をどう考えるかというところを再度お願いしたいのですが。

【伊藤知事】
その点については,先ほど言いましたようにあまり発言しない方がいいと思います。今担当者は必死になって,いろいろ諸調整に入ってる。事務レベル会議は今日ですか。日韓の事務レベル会議は今日開催なんですよね。したがって,私全体に強い関心がありますものの,私が発言することによって事態が好転すればいいんだけど,そういう意味でかえっていろんな意見が生じることによってマイナスになるのであれば,今はともかく担当のセクションに,担当のセクションも,これある意味で総理プロジェクトでもありますので,必死になって特使を派遣しながら説得に当たってますから。それに委ねるのが一番いいんだろうと思います。

 鹿児島県議選無罪事件(志布志事件)(1)


【記者】
志布志事件の判決が出ましたが,一部住民側の主張が認められました。この判決についての知事のご感想をお聞かせ願いたいのですが。

【伊藤知事】
志布志事件も長い時間がかかりました。そして,この前の判決が出て,また改めて裁判所の判断が示されたところであります。私は,当日の県警本部長が皆さま方の質問に答えて,県警本部長があの時に言った文言がありますが,私はあれが基本だと思うのですね。それを踏まえて,「今後こういうことが二度と起こらないように,さらに信頼を強めるべく県警としては対応してほしい」というのが偽らざるところであります。まずは,判決を本部長は「真摯に受け止め,今後の対応を誠実に検討して参りたい」と,種部(たねべ)本部長の発言であります。そういう対応をなさっていただくと思いますので。もともと鹿児島の県警は県民の信頼は厚いと思いますが,さらに組織一体となった取り組みをなさることによって県民の信頼にさらに応えるような努力,それを今後はやっていただきたいと思いますね。

 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(4)

【記者】
先ほどの世界遺産の件について,地域として知事はやってきたということで先ほど発言がありましたが,なかなか鹿児島というところに注目が集まらないというか,何かとほかの長崎であったりというところに,今回のイコモス勧告後は注目が集まってる感があるのですが,そのあたりの感想と,今後発信していく上で何かこういう風にしていった方がというように,新たに思われたことがあれば教えてください。

【伊藤知事】
おっしゃる通りかと思いますが,テレビでイコモス勧告。テレビは全部,現在残っている大きな施設群。韮山でありますとか,3号ドッグ,新日鉄というのを,ともかく画面に乗らないとなかなか訴える力がないので,それを拾っていかれました。しかし,先ほども言いましたようにこのそもそもの理念自体は,まさに島津斉彬や鍋島閑叟の,そこから始まったものでもありますので。文字にすると先ほども言いましたような,基本的な哲学としての産業国家を辿ったその成果。鹿児島には確かに大きなワッと言うようなものは残っていないのですが,そこに起こった精神風土というか,世の中を変える力ですね。これを鹿児島としては,きちっとした説明をし,そして既に崩れた施設もありますので,それも含めながら皆さん方にいろいろと説明しPRする。その努力をしなければいけないのかなと思いますね。
なんと言っても今回のプロジェクトの原点は鹿児島ということになっていますし,また実際歴史上も斉彬がいてはじめて,この今回のプロジェクトがあるわけですから。鹿児島の先人たちの遺産としての誇りを持って対応すればいいのかなと,そのように思いますね。テレビには申し訳ないのですが,反射炉を撮ってもあんまり画にならないかと思いますが。そこを含めて,いろいろと報道を考えていただければと思います。

 スーパーアリーナについて


【記者】
スーパーアリーナ問題で少しお尋ねします。先日鹿児島市議会が,知事に「鹿児島港本港区の土地利用の計画を早急に示してほしい」という趣旨の要請文を出されたと思うのですが,まずその内容も含めて,どのように評価,その要請文とそれを出した行為をどのように評価されているかお願いいたします。

【伊藤知事】
スーパーアリーナについては鹿児島市議会,ご発言であります。25年6月には意見書までいただきまして,「唐突の感」,「その経緯が不透明」と,いろいろおっしゃっていただきました。そうでありますので,市議会,非常に鹿児島市の中でも大きなプロジェクトになりますので,市議会としても全体としての,すべてが賛成というわけでなくても,総意みたいなものはまとめていただきたいなということを思っていました。そういう形で今周りの方々が一生懸命努力していただいて,ご案内のように,ほとんど総意が表明される直前まできていたというのは,ご案内のとおりかと思いますが。最終段階でそれがほころびてしまって,別の文書になりました。私はその総意がまとまるのをもう少し待ちたいと思いますね。それ以上のことはありません。

【記者】
関連ですが,「市議会からの要請としては計画内容を速やかに示してほしい」と。理由としては,「市電の延伸計画が宙に浮いている」ということもありましたが,それについてはどうお考えでしょうか。

【伊藤知事】
いや,それはやるつもりはありませんね。まず「全体のアリーナについて,スーパーアリーナについて,市議会としてどう考えるか」というのがもともとが無いわけですから,そこでいろんなのを小出しにしても意味ないです。もともと,本体そのものについて,そもそも意見をまとめる予定であって,ほとんどまとまっていたにもかかわらず,ああいう状況になるわけなので,そこは皆さん方が中身をご存じのとおりですね。

【記者】
先の県議会の答弁では,「市議会とともに経済界,それからマスコミといったものの意見も」というような答弁があったかと思います。こういったもので,いわゆる議論が熟してくるというような形をお考えなのかと思います。そういう点では,今どういう状況とお考えなのでしょうか。

【伊藤知事】
熟す,もういま直前までいったんだけど,最後にそれが残念だが実を結ばなかったのですよね。経済界等々はほとんど皆さん方意見は一致していると思いますが,これもほとんどまとまりそうになっていて最後にまとまらなかったという経緯が,皆さん方ご案内のような状況ですので,もう少し待てばまた変化するのかなと思いますね。

【記者】
関連ですが,これは今鹿児島市の動きに関連していろいろ質問してきていますが,同時にいろんな地域で手を挙げている市町村がありますね。そことの意見交換,情報のやり取りというのは,今も続けていらっしゃるのですか。

【伊藤知事】
それは首長さん達しょっちゅう会いますからね。ああいうのもよろしくねと。いつも言うように,時代時代に整備しなければいけないプロジェクトはたくさんありますので,「それは地域バランスを考えてやるのですよね」というのが一般論ですね。いろんなプロジェクトがこれから出ていくかと思いますが,そこはいろんな地域バランスを考えながらの対応をするというのは,基本的な方向としては,県政してはそういう方向に動くんだろうと思います。

【記者】
スーパーアリーナの関連ですが,今の一連の知事のお答えを聞いておりますと,ドルフィンポートでまとまりかけたものが破談して,今また再びまとまるのを待ちたいと。そして県内各地からの誘致についてはいろんなプロジェクトがあり,地域バランスを考えるということでした。ということは,つまり,やはり「スーパーアリーナを造るのはドルフィンポートの跡だ」というお考えが本命だと受け止めてもよろしいでしょうか。

【伊藤知事】
それは今の段階でこたえる必要はないと思いますが。最初にドルフィンポート・スーパーアリーナ。あそこの段階でつまずくわけですから,マスコミの方の世論調査もありましたし。したがって,それを組み立てなおさなければいけないので,当時意見を言われた方々,その方々の意見を再度確認しないといけないよねと。そのうちの一つが鹿児島市議会ですよね。意見書まで出るわけですから。だから,「本当にそうなの」というのを確認したい。ということですね。

【記者】
追加で,ということは「鹿児島市議会の総意がまとまった」と判断できれば知事としては,当初通りドルフィンポートの跡を本命として考えるという予定であると。

【伊藤知事】
その時には,それはまとめた上で経済界を含めて全体の動きをどうするかということでしょうね。

 明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産登録に向けた動きについて(5)


【記者】
世界遺産の関連で先ほどの名称の話で確認をしたいのですが。知事の先ほどのお答えだと,正式名称としては「九州・山口」が外れても仕方ないか,そのどこかで名が残ってくれればいいというご発言だったと思うのですが。名称として「九州・山口」というのが外れても協議会の会長としては仕方ないと。それは了承するというようなことでよろしいのでしょうか。

【伊藤知事】
単純です。このユネスコに出す時には,最後は政府決定です。政府がそれを決定して。イコモスの専門家の勧告は実はあって。サゼスチョン(提案)やアドバイスがあって,先ほど言ったことですよね。地名が入っていると,ほかの地域がまたそういう形で提出されると,整理できなくなるので。日本全国を調べておいての話なんだけど。ほかの地域が無いから,無いから,3つの産業分野に特化して出された方が,このイコモスとしては整理がしやすい。だから,そう言われると日本政府としてはそれをOKした。私どもとしては「いやいやそれはちょっとまってくれよ」と言っているんだけれども,これは政府の判断でやるとおっしゃるので,「そんなら,我々は我々でローカルレベルにおいては従来の名称を使いますよ」と,今そういう会話のやり取りです。ですから,ユネスコ本体において,ボンの総会等々においては,新しい今回政府が最終的に出す,そういう正式名称で審議なさるということですよね。

 次期知事選挙について


【記者】
7月になると知事の残り任期が一年になりますが,今,県内の政治関係者といいますか,いろんな方々が知事が今後どうされるのかと,非常に関心を持ってみているようです。もし4期目があるのかないのか,お考え固まっていたらよろしくお願いします。

【伊藤知事】
全く白紙です。

 鹿児島県議選無罪事件(志布志事件)(2)


【記者】
先ほどの志布志事件の関連で,県警側,今のところ住民の方に直接謝罪をしていないのですが,そのことについて知事はどうお考えですか。

【伊藤知事】
誠実対応と言っておられますので,その中でどうされるか,今後私としては見守りたいと思います。執行機関の多元主義の下での対応でもありますので,本部長において判断されるべきテーマかと思いますね。

【記者】
関連で,志布志事件で伺いたいのですが,控訴というのは知事は,県警の方は違法捜査についてはどういうふうに,控訴すべきと考えるのかその辺は何か考えがあったら教えてください。

【伊藤知事】
それは県警ですね。県警・警察庁それから地検,全部国家機関が集まっての対応ですね。我々は,県の執行部自体は関係ないですね。

【幹事社】
ほかに質問のある社はありませんか。
それでは,県政一般に関しての質問は終了したいと思います。
続きまして川内原発関連について質問のある社はお願いします。

 川内原子力発電所の再稼動について


【記者】
1点伺いたいのですが,核のゴミ処分場の問題で,先ほど閣議決定がなされたようですが,その新しい政府方針について知事のご見解と,特に,これまで県内をいくつか取りざたされたことがありましたが,知事はこれまで「県内には造らせない」とおっしゃっていたことを堅持されるのか。それから,原発立地県として再稼働をするのであれば,当然核のゴミの問題を解決しないといけないのでしょうが,そこの見解も含めて教えてください。

【伊藤知事】
今日閣議決定したかどうかも承知していませんが,この問題いずれにしろ非常に広範で大きい問題でもありますので,今後徐々に詰めていくべきテーマでありますから,一括して今の質問についてお答えする立場に今のところありませんね。

【記者】
県内で,国が今回候補地を示すというようになっているみたいですが,県内が上がってきた場合の対応というのはどうされるか。

【伊藤知事】
それも仮定の質問に答えるべき状況でないと思います。
ラストクエスチョンですね。

【記者】
ラストと言われるとあれなんですが。原発の避難の時のスクリーニングのことを伺いたいのですが。国がマニュアルを作って,その中で場所や要員を地方自治体が実施計画を作るということになっていると承知していますが,県としてそれを作る時期的な目途を今持っていらっしゃるかというのが1つ。鹿児島県の場合は熊本県に一部避難される想定の方々がいらっしゃると思うのですが,従来の県の方針ですと,避難先に1カ所ずつそういうスクリーニングする場所を作るということだったかと思います。熊本県へ避難する場合どうお考えになっているか,その方針が違うのか,今のところお考えがあれば教えてください。

【伊藤知事】
今のところそれについての,私,知識を持ち合わせていません。まず,原課の方に聞いてくださればと思います。

【幹事社】
ほかに質問のある社はありませんか。
それでは,これで終了いたします。
ありがとうございました。

【伊藤知事】
どうもありがとうございました。

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