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更新日:2017年2月28日

平成29年度当初予算(案)等知事記者会見

日時:平成29年2月10日(金曜日)午前11時30分~午後0時28分

場所:記者会見室(県庁5階)

発表事項

平成29年度当初予算(案)等について

平成29年度当初予算(案)の要点(PDF:3,317KB)

平成29年度当初予算(案)の概要(PDF:3,843KB)

公債費ダイジェスト2017(PDF:504KB)

平成29年度組織機構改正の概要(PDF:199KB)

平成28年度3月補正予算(案)の概要(PDF:228KB)

質問事項

平成29年度当初予算(案)等について

三反園知事発表内容

平成29年度当初予算(案)等について

【三反園知事】
平成29年度の当初予算(案)がまとまりましたので、発表させていただきます。
総額は8,099億6,900万円であります。
タイトルは「新しい力強い鹿児島の船出」であります。
鹿児島は厳しい財政事情にあります。この厳しい財政事情の中で行財政改革を堅持する、この基本方針は堅持いたしました。そうした中で新しい力強い鹿児島、安心して元気でいきいきと暮らせる鹿児島、そういった鹿児島にしていかなければなりません。そうした中で、私が重点的に取り組んだのは、子育て支援であります。
鹿児島は人口がどんどん減少しております。人口が減少するということは過疎化が進む、つまり衰退するばかりであります。これに歯止めをかけるためにも、やはり鹿児島は産み、育てやすい、そういう環境をつくっていく必要があります。この子育て支援を重点的に配慮した予算となっております。
また高齢者が、いきいきと暮らしていける社会をつくっていかなければなりません。年を取ることが辛い、そういった社会ではなりません。そういったことも含めて、この地域社会の中で高齢者が、年を取った人たちが、やはり自分たちはこの社会の中で必要な人間だと思われている、そして閉じこもるのではなくて、外出して健康でいきいきと暮らせる社会、そういったものをつくっていく、そのために予算編成したものであります。
また、女性が輝く社会、働きやすい社会をつくりたい、そういう思いでも今回の予算編成に取り組みました。
そして、鹿児島は食の宝庫であります。豊かなすばらしい農畜水産物がたくさんあります。こういった農畜水産物の販路を拡大して、輸出拡大をしなければなりません。いいものを作って、ブランド化を図って、少しでも高く売って生産者の所得を上げる、そうすることによって後継者が育つ、こういった好循環をつくっていかなければなりません。そのためにも輸出拡大、販路拡大に努める、そういった予算編成にもなっております。
また、来年は明治維新150年を迎えます。そして「西郷どん」も放映されます。たくさんの方が鹿児島を訪れていただけるようなまちづくりにも取り組んでいかなければなりません。そして一方で、大々的なプロモーション、イベントを打ちながら、鹿児島の良さをPRすることも取り組んでいかなければなりません。こういったことを配慮した、こういったことを重点的に取り組んだ予算を通じまして、鹿児島に生まれて良かった、鹿児島に住んで良かった、そう少しでも思っていただけるような鹿児島にするために全力で取り組んでまいりたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。
それでは、お手元の、「当初予算(案)の要点」で詳しく説明していきたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。
まず、1ページであります。
平成29年度当初予算(案)の編成に当たりましては、行財政改革を着実に進めながら、子どもからお年寄りまで全ての県民が安心して明るい展望を持って暮らせる社会を目指すこと、魅力ある本県の素材を最大限に生かして経済の回復にしっかり取り組むことを念頭に、各種施策の推進につながるメリハリのある予算として編成したところです。
先ほども申し上げましたが、一般会計の予算総額は、8,099億6,900万円であります。
平成28年度当初予算比で1.5%減となっておりますが、これに関しましては、平成28年度はミカンコミバエや知事選挙、参議院選挙などの特殊要因がありましたので、そういった要因を除きますと、実質的に前年度と同規模程度の予算となっているところであります。
私が知事に就任してから初めてのこの当初予算は、タイトルは先ほども申し上げましたが「新しい力強い鹿児島の船出」の予算として、県勢の更なる発展に向けて全力で取り組んでまいります。
2ページをご覧ください。
私は、まず、「子育て支援」に特に力を入れていきたいと考えております。
人口減少、特に子ども達の数が大きく減少していることは、鹿児島にとって喫緊の課題です。
車座対話の中でも、人口減少や少子化から来る不安の声、子育てに関する御意見などをたくさんいただいたところであります。
このため、予算(案)には、子育て支援に関する、新たな施策、必要な施策を手厚く盛り込んでおり、安心して産み、育てられる環境づくりのために全力で取り組んでまいりたいと考えております。
このため、併せて、「高齢者がいきいきと安心して暮らせる社会づくり」にも力を入れていきたいと考えております。
高齢者の皆さんが、年を重ねることは辛いことではなく、素晴らしいことだと感じることができる鹿児島を目指していきたいと考えており、そのための予算を計上しております。
また、鹿児島を盛り上げる大規模イベントとして、明治維新150周年、奄美の世界自然遺産登録、かごしま国体が控えております。
この機会を最大限に生かすために、しっかりと準備し、29年度から県内外の機運を一層盛り上げていきたいと考えております。
鹿児島の多彩な魅力を広く情報発信するとともに、県外からいらっしゃる方々が、来て見て感動する鹿児島をつくっていきたいと考えております。
農林水産物の販売力向上については、全国へ、世界へ誇れる素晴らしい素材があふれる鹿児島の強みを最大限に発揮できるよう、ブランド力の向上や、輸出を更に促進するための予算を計上しております。
3ページです
財政収支につきましては、歳入確保に取り組むとともに、厳しいコスト意識に基づき、必要性や有効性等の観点から厳しく精査を行ったことによりまして、財源不足は発生いたしておりません。
よって、財政調整に活用可能な基金残高は251億円と、平成28年度末と同水準に維持することができる見込みです。
平成29年度末の県債残高見込みにつきましても、臨時財政対策債等を除く、本県独自発行ベースで、1兆1,056億円程度となる見込みです。
平成28年度末の見込額から243億円程度の減であり、財政再建への手を緩めることなく、かつ、真に必要な予算を確保できたのではないかと考えております。
4ページであります
主な歳入では、地方消費税の大幅の減が見込まれておりまして、また、地方財政計画上の実質的な地方交付税がマイナスとなる中で、県税、県の実質的な地方交付税ともに、前年度から減の予算計上となっております。
また、国庫支出金については、TPP対策として農家の施設整備を支援する国庫補助金が、昨年度の国の経済対策によりまして、平成28年度12月補正で前倒し計上されていること、平成28年度はミカンコミバエの緊急防除や参議院選挙に係る国庫支出金が大かったことなどによりまして、前年度比で減となっております。
県債については、退職手当債の減、楠隼中高施設整備や佐多岬の県分の整備が終了したことなどによりまして、前年度比で減となっているところであります。
5ページであります。主な歳出であります。
人件費に関しましては、特別支援学級等の児童・生徒が増加傾向で、全体の学級数が増加すること、国体など臨時的な行政需要に適確に対応するための人員確保、平成28年度の人事委員会勧告に基づく職員給与等の改定の影響などの要因で増となっております。引き続き職員数の縮減に取り組んでいます。結果として前年度比で増となったものです。
普通建設事業費については、平成28年度比0.1%増の1,545億円を確保しております。
うち公共事業は、1,030億円、県単公共事業は164億円と、昨年度並みの水準を確保しております。
また、普通建設事業費のうち、補助事業については、TPP対策としての農家の施設整備支援を、平成28年度12月補正におよそ37億円前倒して計上したことなどによりまして、前年度比で2%の減となっております。
単独事業では、大隅陸上競技トレーニング拠点施設の整備が本格化したことなどから前年度比6.3%の増となっており、結果として、普通建設事業費全体では平成28年度比0.1%の増となっているところです。
また、公債費の減は、マイナス金利による金利低下の影響や過去に発行した県債の金額・償還年限の影響などによるものであり、一般政策経費の減はミカンコミバエの緊急防除や参院選、知事選の歳出が、平成28年度は大きかったことなどの影響によるものです。
6ページ、7ページであります。
行財政改革につきましては、滞納縮減特別対策による県税収入の確保や、メリハリをつけた社会資本整備により県債発行を抑制するなど、歳入・歳出両面にわたって取り組んでおります。
8ページであります
次に、主要施策について、少し具体的に説明していきたいと思います。
まず、現在の将来ビジョンが、来年度で策定後10年目を迎えますので、新たな県政ビジョンを策定いたします。
中長期的な観点から、本県のあるべき姿や、今後の県政の進むべき基本的な方向性・戦略を示す新たなビジョンを策定したいと考えております。
そして、行財政改革を着実に進めながら、子どもからお年寄りまで、全ての県民が安心して明るい展望を持って暮らせる社会を目指すため、子育て支援や、高齢者の安心・生きがいづくりに取り組んでまいります。
併せまして、魅力ある本県の素材を最大限に生かして経済の回復にしっかり取り組むために、女性の活躍や、輸出拡大・トップセールス・PR戦略による販売力の強化、施設整備・まちづくりについての検討などを、重点施策として位置づけ、強力に進めてまいります。
また、鹿児島を盛り上げる3つの大規模イベントに向けて更に取り組みを加速、強化していくとともに、マニフェストに掲げる6つの分野についても、施策を充実させており、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
10ページであります
子育て支援につきまして、主な事業を10、11ページで一覧にしております。
私は、経済的な格差によって子どもたちの未来に格差が生じることはあってはならないと思っております。
全ての子どもたちが、未来に希望を持ち、それぞれの夢に向かって頑張ることができる、そういう環境を切り拓いていける社会となるよう、取り組んでいきたいと思っております。
子育て支援関連事業として、総額で約325億円の予算を計上しております。かごしまで安心して子どもを産み、育てられる環境づくりのため、一層取り組みを強化していきたいと考えております。
まず、全ての子ども達が安心して医療を受け、また、安心して産み、育てられる社会にしなければなりません。
経済的な理由によって受診を控えるということがないよう、乳幼児医療費助成制度について検討するため、まずは市町村も含む有識者懇談会を開催したいと考えております。
また、小児患者の方が在宅で安心して療養できるよう、支援を充実させていきます。
妊婦の方が安心して出産できるように、離島地域の出産支援や周産期医療体制の確保について、しっかりと支援していきたいと考えております。
ピロリ菌と胃がんとの関連について、より一層理解を深めていただけるよう、ピロリ菌検査を導入したいと考えております。
待機児童を解消し、より子育てしやすい社会にしなければなりません。
保育所や認定こども園等の整備促進、保育士確保に向けた復職支援、魅力ある職場環境づくり、保育士の離職防止などに新たに取り組んでいきたいと考えております。
また、地域の実情に応じた多様な保育サービスを提供する市町村への支援を更に充実していきたいと考えております。
安心こども基金総合対策事業、子ども・子育て支援総合対策事業、かごしまの保育士緊急確保事業、魅力ある保育環境構築事業、地域子ども・子育て支援事業などであります。
誰もが平等に、安心して学べる社会にしなければなりません。
就労や家計管理、子どもの学習支援などにより、生活困窮者の自立支援を県下に広げたいと考えております。
児童相談所への虐待通告件数が増加傾向にあります。こうした中で、児童相談所を補完する児童家庭支援センターを支援し、児童相談対応の充実を目指したいと考えております。
私立学校の児童・生徒への経済的支援や、高校生等への奨学給付金、大学生等への奨学金貸付けなどによって経済的負担を軽減し、安心して学べる環境を整えていきたいと考えております。
また、離島生徒が県大会に参加する際の経費の一部を助成し、離島の中学校、高校の運動部や文化部の活動における経済的負担を軽減していきたいと考えております。
12ページであります
高齢者の安心・生きがいづくりについて、主な事業を12ページで一覧にしております。
これからは高齢社会であります。高齢者の方がいきいきと、健康で、安心して暮らしていただくことが、明るい家庭、明るい地域社会づくりには欠かせません。
高齢者の安心・生きがいづくり関連事業として、総額およそ265億円の予算を計上し、その取り組みを更に進めていきたいと考えております。
本県の健康寿命は、男性71歳、女性74歳であります。これを更に伸ばしていく必要があります。
ご高齢になるほど、外出頻度が低くなることから、まず、高齢者の方々の積極的な外出や生きがい・健康づくりを促進する施策を検討するため、実証検証として、県有の常設展示施設を無料化したいと考えております。
更に、高齢者の方々の自主的な健康づくり、社会参加活動をより一層促すため、これらの互助活動に対して地域商品券等にも交換できるポイントを付与し、地域活性化にも繋げていきたいと考えております。
高齢者や住民の方々が高齢者等を支え合う取り組みを積極的に支援していきたいと考えております。
介護が必要な高齢者の方々が、安心して自分の地域で暮らしていける社会にしなければなりません。
地域包括ケアシステムにおける在宅医療・介護を推進するため、入退院調整に係る医療・介護関係者の連携について支援していき、また、在宅医療の担い手となる訪問看護事業所の基盤強化を図りたいと考えております。
更に、介護人材が安定的に確保できるように、介護福祉士の資格取得を支援し、介護職員の処遇改善に取り組む介護事業者を増やしていきたいと考えております。
8ページであります。
その他、重点施策などについて、いくつかご紹介させていただきます。
女性の活躍を促進するため、いきいきと働く女性応援事業では、企業トップ等を対象とした意識改革のためのセミナー開催などに取り組み、女性農業者ビジネスサポート事業では、女性農業者による他の業種と連携した新商品開発など、ビジネスチャレンジの支援に取り組みたいと考えています。
農林水産物輸出促進ビジョンの策定では、議会の海外特別委員会でもご指摘いたいたところですが、県農林水産物全体の一元的な輸出拡大の指針となる輸出促進ビジョンを策定したいと考えております。
新かごしまPR戦略展開事業では、新たなPR戦略を策定し、併せてキャッチコピー・ロゴ等についても検討し、作成していきたいと思います。
鹿児島の食ブランディングプロジェクトでは、鹿児島には最高品質の食材があることを、トップシェフや高級百貨店等のバイヤーへ売り込みたいと思います。高級レストランでのフェアや商談会、情報発信などに取り組み、鹿児島の食のブランド力を更に向上させたいと考えております。
大規模スポーツ施設の在り方検討事業では、3つの大規模スポーツ施設について、この1本の有識者等による検討委員会の中で検討してまいりたいと考えております。
新たな総合体育館につきましては、整備する必要性を認識しておりまして、具体的に検討を進めていきたいと考えています。
ドーム球場につきましては、実現可能性等について慎重に検討をしていきたいと考えております。
サッカー場につきましては、鹿児島市が整備に向けて協議会を設置すると言っておりますので、必要に応じてこの検討委員会を使って対応したいと考えております。
鹿児島港本港区エリアまちづくり検討事業につきましては、鹿児島港本港区エリアのまちづくり、どこに何を作るか、手法やスケジュールも含めてゼロから調査検討し、まずはこのエリアのグランドデザインを描くところから始めたいと考えております。
明治維新150周年関連事業は、まず、観光・地元経済・マスコミ等の関係者で構成する実行委員会をつくりまして、オール鹿児島で盛り上げていきたいと思っております。また、仮称ですが「鹿児島明治維新祭2017」といったイベントなどを展開し、更なる機運の醸成を図ってまいりたいと考えております。
原子力防災対策事業につきましては、モニタリングポスト、モニタリングカーの増強や、原子力防災訓練の充実など、原子力防災対策の強化を図り、県民の皆様の安心・安全の確保に全力で取り組んでまいりたいと考えております。
予算案についての説明は以上であります。
なお、組織につきましては、お配りしておりますが、部局の再編を行いたいと考えており、部等設置条例の改正案をお願いしたいと思っております。
私としては、財政が厳しい中で、県勢の発展に繋がるような予算となること、節制することの両方を意識して、予算編成をさせていただいたつもりであります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

質問内容

平成29年度当初予算(案)等について

【司会】
それでは、ただいまから、知事が発表しました当初予算案等に関しまして、ご質問をお受けいたします。
まず、幹事社の方からお願いいたします。

【幹事社】
大規模スポーツ施設のあり方検討事業に関してなんですが、先ほど、総合体育館について整備の必要性を認識していて、具体的に検討すると。ドームについては実現できるかどうか慎重にということだったが、これは優先順位は総合体育館の方が優先順位は高いと知事は思われているのか。

【三反園知事】
あの、今私が述べたとおりであります。そのとおりであります。そういうふうに認識していただければと思っております。そして、一つの検討委員会ということでありますので、そこでもいろいろな考え、提言をまとめていただけるのではないかとそういうふうに思っております。

【記者】
初めての予算編成となりましたが、いわゆる三反園カラーの出ているところはどの辺だとお考えでしょうか。

【三反園知事】
それは冒頭申し上げたとおりでありまして、厳しい財政状況の中で、いわゆる鹿児島を力強く元気にしなければなりません。そのためにもいわゆる子育て支援、そして高齢者がいきいきと暮らせる社会、そして女性が活躍する社会、そして、鹿児島にはいいものがたくさんありますので、その農林水産物を輸出拡大する販路拡大する、そして鹿児島を元気にする、生産者の所得を上げる、そしてもう一つは、やはり、観光の面でもですね、来年が明治維新150周年でありますので、西郷どんもありますので、そういったものを生かしながらですね、観光客がたくさん来ていただけるようなまちづくり、そういったものつくるために予算編成したということでもあります。そういった、こういった予算を通じて、先ほど申しましたが、鹿児島に生まれて良かった、鹿児島に住んで良かったと少しでも感じていただけるように全力で取り組んでまいりたいと考えております。

【記者】
一般会計の総額について、もし語呂合わせの様なものでもご用意されていれば、ご披露いただきたいのですが。

【三反園知事】
用意しております。ちょっと考えてみました。こういうふうにいたしました。「晴(8)れ(0)やかにこ(9)ころ暮(9)らし上向(6)く(9)予算」とこういうふうにしました。いかがでしょうか。よろしくお願いします。

【記者】
要点の8ページの施設整備・まちづくりについて、その中の大規模施設スポーツ施設の在り方検討会の事業と鹿児島本港区エリアのまちづくり事業と2つありますが、両方とも検討事業ということで、この足がかり的な印象を受けたんですけど、知事としてはどういった予算編成というふうに捉えていますでしょうか。

【三反園知事】
先ほども申しましたけども、1つの検討会ということでありましてですね、体育館につきましては、その必要性というのを私強く認識しておりますので、そういった中で対応していきたいとそういうふうに思っております。ドーム球場につきましては、実現できるかどうかも含めまして、慎重にビッグプロジェクトでもありますので、慎重に検討していきたいと私自身は思っております。最終的には、この検討委員会の中でいろんな方々が、さまざまなご意見を述べていただけるということでもあると思いますので、そうした中でいろんなことが出てくる、つまり、最終的にどうするべきかも含めて、出てくるのではないかなとそういうふうに思っております。

【記者】
私の質問が上手く伝わっていなかったようですけど、大規模施設の在り方と本港区エリアのまちづくりというこの2つが施設整備・まちづくりについてですね、両方とも検討事業ということで、今後の1期4年について、どういうふうに進めていきたいという、足がかりというイメージとして私は受けたのですけど、知事としてはどういったものだというふうに2つを捉えていますか。

【三反園知事】
質問の内容がですね、私は、今答えたように理解したんですが、つまり大規模スポーツ施設の在り方検討事業については、検討委員会を作ってですね、検討するわけですから、先ほど述べたとおりではないかな、と思っております。この鹿児島港本港区エリアのまちづくりにつきましてはですね、グランドデザインをゼロから描いてですね、まちづくりを進めていくということであります。この本港区エリアにつきましてはですね、非常に、観光スポットとしても重要だと、私ずっと、述べておりますが、来て見て感動するまちづくりの拠点となるようなところでありますね。そうするとですね、いわゆる、いろんな民間企業の中でもですね、あそこを、グランドデザインを描いてですね、こういうふうにすれば、いわゆる、すばらしいまちになる、まちづくりになる、拠点になるという、このグランドデザインがたぶんあると思うんですね。いろんなところがあると思います、実際問題として。しかも、そういう大規模な、そういったグランドデザインを描いたところって、結構、実はあるんですよね。そういった所に、調査・検討してですね、県としても調査してですね、まず、グランドデザインをどういうものがあるかと言うことを把握しなければいけませんね。そうした中で、どこがどういうものがいいんだろうということを県としても検討していく、そうした中で、答えを出していきたい、とそういうふうに思っております。いずれにしてもですね、あそこはですね、私、本当にこの鹿児島の観光のスポットの1番いい、拠点となる所だと思っておりますので、それだけ大事なところであります。だからこそ、本当に、いろんな意味で、すばらしいグランドデザインはどこなのか、どうすればグランドデザインが描けるのか、を含めてですね、県としても、今後重点的に検討してまいりたい、とそういうふうに思っております。まずは、グランドデザインを描けなければ、始まらない、ということを思っておりますので、そのための調査・検討をするということであります。やっぱり、民間のアイデアも借りなきゃいけませんし、民間の知恵や、そして民間の力も借りていかなきゃいけませんから、そのために、調査を検討するということであります。

【記者】
2ページになるかと思うんですけど、今回の予算の特色に、新しい力強い鹿児島の実現に向けた施策と財政健全化を両立とはっきり書かれているわけですが、今後検討に入っていく大型事業が実現、具体化したときも両立という姿勢は堅持されるのか。考えと決意を聞かせていただきたい。

【三反園知事】
鹿児島はご存じの通り非常に厳しい財政事情にあります。こうした中で行財政改革に取り組んでいかなければなりません。その基本方針は今後も堅持していきたいとそういうふうに思っております。そうした中で体育館とか、大規模施設のことをおっしゃっていると思いますけども、どういうかたちで行財政改革の手をゆるめないような中で財源を見つけてくるかについて知恵を絞りながら検討していきたいとそういうふうに思っております。いずれにしろ知恵を絞っていかなければならない。そこで体育館をつくるそういうことが決まったら、知恵をしぼりながらいわゆる財源をみつけていかなければならないので、それは国とも協議することになるかもしれませんし、いろんなところと連携することになるかもしれません、民間の知恵を借りるかもしれません。いろんなことを考えながら行財政改革の柱を降ろすことなく、大規模施設についても考えていくそうした中で、取り組んでいきたいとそういうふうに私は思っております。

【記者】
予算書を見る限りで、原発に頼らない社会づくりというものがあまり伝わってこないのですが、その辺についてはどのように考えていらっしゃいますか。

【三反園知事】
先ほども述べましたけれども、防災面に関しまして安心・安全づくりのためにモニタリングポスト、モニタリングカーもそうですけれど、防災面に関する予算を設けておりまして、また、先日行いました大規模な防災訓練の反省点も踏まえながらですね、新たな防災訓練の計画を遂行するとともにですね、安心安全のためにどうすればいいのか、避難誘導道路整備、そして避難計画の見直し、そういったものを進めることによりましてですね、県民の安心・安全を更に進めていく、そういうふうの基本方針で取り組んで行きたいと、そういうふうに思っております。

【記者】
安心・安全はわかるんですが、いわゆる原発に頼らない社会づくりというのは、知事が普段からおっしゃっていると思いますけど。

【三反園知事】
そのとおりであります。その点に関しては自然再生エネルギーのための予算というものを組んでおりますし、鹿児島県が自然再生エネルギーに取り組むということは全国に伝わってきておりますので、そういった中で、民間業者が、自然再生エネルギーに取り組みたい、作りたいという問い合わせがたくさん来ております。そういった民間業者と自然再生エネルギーを推進していきたい、そういった流れの中で、県として、どこに何をどうやって作っていけばいいのか、自然再生エネルギーを推進していくためにはどうすればいいのか、そういった施策をどんどん推進していくという方向性で取り組んでいきたいと思っております。自然再生エネルギーを推進することによって、原発に頼らない社会を一歩一歩、進めていきたいとそういうふうに思っております。

【記者】
8ページのスポーツ施設の在り方委員会、乳幼児医療費も有識者懇談会をつくられるなかで、PR戦略も会議を立ち上げると伺っているが、知事の中で外部の方を入れて、会議を立ち上げるケースと本港区のようにまちづくりは調査を県でする。まわりの方の意見を聞かれる段階というのは、どういうタイミングで考えていらっしゃるのか。

【三反園知事】
検討委員会は確か5つと思いますが、これはいわゆる外部の有識者の方の意見を聞いたほうがよりいいだろうと。そういった面で具体的に進めるためにその方がより県民の思いに答えられるようになるだろうと、そういう思いの中で設置しているわけでありまして。本港区エリアはゼロからスタートしている。その違いがあるということ。しかも本港区エリアの場合は、民間の知恵を借りなければいけないですから、そうするといわゆる鹿児島だけではなくて、いわゆる大きなデベロッパーを含めてこれぐらいの規模の開発とかですね整備・まちづくりするためには、相当大きなグランドデザインを描かなければいけないわけですよね。そうするとまずはこちらから調査検討して、グランドデザインがどういうものがあるかということを収集することが必要ですね。収集したうえで最終的には検討委員会を設けることになるかもしれません。

【記者】
関連して、検討委員会を5つ立ち上げられるというお話だったんですけど、検討委員会を設置することによって知事が進めたいことの結論が先延ばしになることも考えられるが、それに対しての知事の考えをお聞きしたい。

【三反園知事】
検討委員会は予算案が成立させていただければ、すぐに設置したいと思っている。スピード感を持って対応していきたいとも思っている。時間がかかるもの、スピーディーに対応できるものなどたくさん出てくると思うので、結論が出たものに関しては、すぐに対応していくという基本方針の中でやっていきたいと思っております。

【記者】
8ページの子育て支援の乳幼児助成制度の在り方検討事業のことで、関連なんですけど、有識者懇談会を設置されるということでその設置の時期等、有識者がどのような構成になるということを考えていらっしゃるのかということと、どのように進めていかれるという考えを今の時点で持たれているのかということと、事業として再来年度から実施できるような状況にあるのか、その辺の事業の進め方についてもお願いします。

【三反園知事】
これ私非常に重要だと思っているんです。現物支給とか、いろいろとあっていろんな施策があるんですけど、医療費の助成制度ということについてはですね、子育て支援の柱の1つだと、今回の予算編成の柱の1つだという認識を持っておりますので、市町村との連携も必要になってまいりますので、市町村との連携というのを柱にした懇談会ということになってくるのではないかなと思っております。そうした中で強い決意を持って、できるだけ強い決意を持って、子育て支援をしやすい環境をできるだけ早く作りたい、そういう思いで対応していきたいと思っております。

【記者】
大体どのくらいの時期までにというようなスパンというか、イメージを持っていらっしゃるのか。

【三反園知事】
子育て支援をしやすい環境を早く作りたい、そういう思いで対応していきたいと思っております。

【記者】
今の関連なんですが、市町村以外はどういうメンバーで何人ぐらいの規模を想定されているのかということと、具体的にどのような議論を期待されているのかをお願いします。

【三反園知事】
構成は、今のところは12名程度で医療関係者、保険者、審査機関、行政そういった方々で構成されるということになっております。
具体的に言えば、県医師会、県歯科医師会、県薬剤師会、健康保険組合、協会けんぽ、国民健康保健組合、共済組合、国保連合会、社会保険診療報酬支払基金、県市長会、県町村会、県ということであります。

【記者】
どのような議論を期待しますか。

【三反園知事】
やはりこの中では、医療費の支援をするということになるわけですから、どのような支援が一番必要なのかということも含めて、議論していただけることになるのではないかなというふうにも思っております。
いわゆる制度というものもたくさん、複雑に絡み合っているわけですから制度内容とか、課題の解決に向けた取り組みについて協議していくということであります。
また、新たな制度の創設にあたり検討すべき事項、想定される課題の洗い出し等についても各分野において調整を図るとそういったことになるかと思います。

【記者】
今おっしゃった窓口一時払い完全ゼロの実現、今回一番県民が関心が高いところだと思うんですけど、もっと具体的なスケジュール言及できるところはないですか。大体いつぐらいまでというところ。

【三反園知事】
現時点では、先ほど述べたとおりであります。

【記者】
今年度の組織改正で知事公室を廃止して、PR・観光戦略部を設置されるとのことであるが、知事の狙い、目的をお伺いできますでしょうか。

【三反園知事】
鹿児島県にとって観光産業は柱の一つである。そういった柱の一つをPRして、いわゆる観光の面において戦略を立てていく部署が必要であると私は必要だと思って設置しております。今の時代は総合戦略が大事なんです。各部署にまたがるのではなくて、一元的に観光面、農林水産物の輸出促進・販売強化、そういったものを一元的に戦略を立てていく部署の創設が必要であると思って今回組織改編を行った次第であります。
やはり、県としても、どうやって農畜水産物の販売力を強化して、輸出を拡大するか、ブランド力を高めるか、生産者の所得をあげるか、そのためには何が必要なのかということを戦略的に考える必要がある。
そしてまた、観光面も同じである。観光面において来年は明治維新150周年、そして西郷どんも放映される。これは最大のチャンスである。このチャンスを生かさなければいけない。そのためには専門の部をつくって、そこで戦略的に考える。これが本当に大事である。そのような部署が今までなかった。だからこそ今後、ますます観光需要を増すためにも、この機会を逃すわけにはいかない。このチャンスを生かさなければいけない。だからこそ、この一元的に考えるPR・観光戦略部が必要である。この戦略部をですね、ある意味で筆頭部みたいな感じの中でですね、私が前面に立って、この部と連携しながらトップセールス、戦略、観光、まちづくりなど全てをここで考えて担うわけなので、非常に重要な部である。そういった部を強化していきたい。だからこそ創設した。私もトップとしてそこを全面的に関わっていきたいと思っている。

【記者】
10年親しまれた「本物。鹿児島県」のキャッチフレーズを変える意図を教えてください。

【三反園知事】
10年経っているわけで、時代も変わっております。環境も変わっております。海外の人たちの環境も変わっているわけです。そういった中で、鹿児島をどうやってPRしていけばいいのかという中で、「本物。鹿児島県」というものは非常に親しみやすく、本物がたくさん鹿児島にはあるということで、非常にいいと私も思っております。
しかし「本物。」という以上にいいものを、今の時代に合った鹿児島を生かすためのPRする戦略、つまり観光の目玉となるようなキャッチフレーズがあれば、よりインパクトがあるキャッチフレーズがあれば、もっと鹿児島がPRできるだろうという思いがある。
10年経ちました、「本物。」というもの以外無いのか。そこからまず考えていく。「本物。」よりももっといいキャッチフレーズはないのか。鹿児島をPRするためにいいものはないのか。戦略的にないのか。そういう観点から、まずはそこから考えていく。
そして、最終的に「本物。」というのがいいだろうということであれば「本物。」でいい。でも、雰囲気も変わってきているわけなので、もっとインパクトがあるようなキャッチフレーズはないだろうかと。そういうことを、専門家を交えながら県としても考えていきたい。私はそれは大事なことではないかと思っている。イメージや雰囲気も変わることになるのではないかと思うので、新たな決意のもとに力強い鹿児島を取り戻すためのキャッチフレーズになれば、それがいいのではないかと思っております。

【記者】
キャッチフレーズは、例えば公募してみるということも想定に入っているのでしょうか。

【三反園知事】
これからいろいろと考えていきたいと思っている。非常に大事なことだと思うし、インパクトがあるようなものでなければいけないと思う。今の鹿児島を表すもの、具体的に販路拡大・輸出拡大につながるもの、観光促進につながるもの、そういったものでなければならない。そういうことを含めて、どうしたらいいかということを県庁内でも、そして、いろいろな方々の知恵を借りながら展開していきたいと思っております。

【記者】
知事のドーム球場に対する思いがトーンダウンしているように聞こえるが、ドーム球場への思いは就任当初と変わらないものでしょうか。

【三反園知事】
私の思いもありますけれども、さまざまな議会での意見や県民の声もあると思う。ドーム球場に関しては、私のもとには、慎重に対応してくれという意見と、つくるべきでないかという意見と両方きている。
だからこそ、有識者会議を含めて検討委員会で議論していただく必要があると考えている。検討委員会の中で議論していただいて、どういう結論が出るかを待ちたいと思っております。

【記者】
要点の26ページです。昨年できた特措法(有人国境離島地域の保全及び特定有人国境離島地域に係る地域社会の維持に関する特別措置法)に基づく交付金だと思うが、交付金ができて本事業が立ち上がった意義について、知事の考えをお伺いしたい。

【三反園知事】
この特定有人国境離島振興対策事業というのは、鹿児島にとっては、大変重要だと思っている。鹿児島には島々がたくさんある。国会議員の方々も非常に努力していただいて、それなりの予算を確保することができた。このすばらしい予算を生かしてゆくべく、努力していきたいと思っております。

【記者】
エネルギー政策のことについてですが、昨日一昨日、新潟県の知事は、三反園知事の原発エネルギー対応について付け焼き刃と言い方をされていて、鹿児島県民にとって非常に不愉快なんですが、脱原発についての信念は揺るがないのかということと、脱原発といっても非常に広い考え方があるんですけど、先ほどから聞いてますと再生エネルギーうんぬんとか(前鹿児島県知事の)伊藤さんがやってらっしゃったことですけど、そのあたりはどうでしょうか。

【司会】
本日は、当初予算に関する質問をお受けします。

【記者】
いや、エネルギー全体の中の大枠の話だと理解しています。

【三反園知事】
エネルギー関しては一貫しています。ぶれてはいません。自然再生エネルギーを推進することによって、原発に頼らない社会を作っていきたいという思いであります。それが私の脱原発ということであります。

【記者】
県財政の見通しについてなんですけど、2点ありまして、1点目が県債残高が1兆1,056億円と243億円の減少となりました。伊藤前知事の下で策定された財政運営の戦略の中で県債残高1.1兆円程度に抑えると努力目標にしております。ある意味これに近づいたのではないかと思いますが、その辺の評価が一つと、もう一点が政府が2020年度、平成32年度にプライマリーバランスの黒字化を図るというこの目標をまだ堅持しております。そういった中で今後は地方交付税などの収入の見通しについて、考えがありましたらお聞かせください。

【三反園知事】
県債残高に関しては、厳しい財政事情の中でも行財政改革に取り組むメリハリのある予算編成をすることによって、昨年並みの243億円を減額することが出来ました。それによりまして、1兆1,056億円と、おっしゃるとおり1兆1千億円に近づいております。今後も私自身は県債残高を減らすべく取り組んでいきたいとそういう思いでやっていきたいというふうに思っております。
また、プライマリーバランスに関しては、おっしゃるとおりでありまして、今後も地方交付税も含めて、厳しい、国も厳しい財政運営をやっておりますので、県にもそれだけ厳しい財政運営を強いられることにもなっていきますので、そうした中で県として、また一層メリハリのある財政運営が求められると思っております。いずれにしろ、厳しい財政状況であることは、そのとおりでありまして、その中でもいわゆる鹿児島県民の生活が少しでも良くなるような、メリハリのある予算編成にしていく、その努力をしていく必要があると改めて感じております。

【記者】
今度県政ビジョンを策定されますが、財政についても新たなビジョンといいましょうか、戦略というのを策定されるお考えはありますでしょうか。

【三反園知事】
今のところ県政ビジョンをどういうふうにしていくかについて、まずは県の担当課を含めて、みんなでまず考えていきたいというふうに思っております。必要があれば。

【記者】
8ページの重点施策の輸出拡大のことについて、お聞きしたい。
鹿児島県の輸出を促進する上で、一番の課題は何になっているのかというのを教えてください。
そして、輸出促進ビジョンを策定するということだが、具体的に、例えば、中長期的な輸出の目標額を設定するのか、ビジョンをどういった形で取りまとめていくのか、いつぐらいにまとめるのか、教えてください。

【三反園知事】
私自身も、香港、上海にトップセールスという形の中で行って、フェアも含めてトップセールスを行いました。その中で、一番感じたことは、特に焼酎に関してはっきり言って知られていないと実感してまいりました。香港に関しては、牛肉の普及も含めて非常に輸出が伸びております。この輸出を伸ばすためにどうしたら良いか。向こうのバイヤーとの契約を促進して行かなければいけませんし、さまざまな検討をします。上海においては、いわゆる加工品、味噌、醤油、すごく鹿児島のものが伸びていく。そこを生かしながら展開していく必要があると考えております。焼酎のブランド化を図るためにどうすればいいか、もう少し工夫する必要があると思っております。行って分かったことは、いわゆる強いお酒を飲むことがある。つまり、度数が焼酎でも高ければ、焼酎でも飲まれる可能性がある。度数が高ければ、価格が高くなるので、販売がなかなか促進されない。そういう課題も分かってきたので、焼酎メーカーとも協議しながらいろんなことを対策をとりながら、輸出拡大に取り組んでいきたい。
つまり、マーケティングが大事である。マーケティングをして、売れるものを作って、売れるものを売っていかなければならない。そういった総合戦略が大事なので、そういった中で、ビジョンというものを作っていきたいと思っております。
昨日、川内港から台湾へ、焼酎がたくさん輸出されることが決まりました。ああいった取り組みを県としてはどんどん支援していきます。頑張っている農畜水産物、生産農家もいるので、生産農家とも連携しながらやっていく、それがこのビジョンにも反映されていくと思っている。目標額に関しても、設けるべきではないかと思っている。

【記者】
さっきから質問が相次いでいる8ページの施設整備のことで、2つ伺います。
鹿児島港本港区の方は知事がお話していたシーフードレストランの整備も念頭にございますか。

【三反園知事】
できればですね、私としてはですね、シドニーもそうですけど海外も行くとですね、本当によく観光客が訪れる所にはですね、素晴らしいシーフードレストランとかヨットハーバーを含めてですね、まちづくり、雰囲気づくりがよくできているんですよね。そこに立っただけで素晴らしいな、そのレストランに入っただけで、やっぱり素晴らしいなと、そういうふうに感動してもらえるわけですよね。いずれにしろですね、このグランドデザインを今後描くことになるわけですから、そのグランドデザインの中で決まっていくことになるのではないのかな、というふうに思っております。私としては、やっぱりまちづくりには欠かせないものではないかなと思います。ただ、シーフードレストランだけではないわけですよね実際問題、そのまちの中に合ったものをつくっていかないといけないと、そういうふうに思っておりますので、本当に色んな意味での、このグランドデザインというのは非常に重要でありましてですね、鹿児島の独自のものも、そこにレストランとしてあっていいわけですから、マッチングした中にですね、全体を見通したグランドデザインを描いていくか、ここがやっぱりキーポイントになっていくと思いますので、そういった中で考え検討していきたいなと、そういうふうに思っております。

【記者】
要点の24ページの再生可能エネルギー県かごしま創生事業に関して、新年度から新たなビジョンを策定するということであるが、これまでの前知事も再生可能エネルギーに関して取り組んできたが、新たなビジョンとはどの点を新しくするのか教えていただきたい。

【三反園知事】
ご存じのとおり、これまで策定したもの(ビジョン)は、もう9割方、達成している。そういったことも含め、先ほど答弁したとおりなんですが、鹿児島を自然再生エネルギー県にするということを知事として宣言している。
そうした中で、全国的に自然再生エネルギー県というイメージが少しありますので、民間業者も含めて、自然再生エネルギーを推進したいということで、つまり風力、太陽光、水力、木質バイオマスなど、いろんな自然再生エネルギーの事業を展開していきたいという話が来ていますので、どうやってそういう人達を受け入れて推進していくのかも含めて、戦略というものも大事です。
結果的に自然再生エネルギーをどういった形で、どういうビジョンを描いてやっていくかということもありますので、こういった新たなビジョンは必要だと思っております。
私はそういうことを宣言しているわけですから、そういったものに近づけるにはどうしたらいいかということをビジョンとして掲げることは大事かなと思っています。
我々にとってもそうですし、県としても大事ですし、自然再生エネルギーを導入していこうという人達にも分かりやすいかと思っていますので、いずれにせよ、自然再生エネルギーを推進していくためにビジョンをつくるということです。

【司会】
これで本日の記者発表を終わらせていただきます。
ありがとうございました。

【三反園知事】
どうもありがとうございました。

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