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更新日:2016年7月29日

平成28年7月28日知事就任記者会見

日時:平成28年7月28日(木曜日)午前11時00分~正午

場所:記者会見室(県庁5階)

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発表事項

今回の発表事項はありません。

質問事項

  1. 川内原発関係について
  2. 馬毛島関連について
  3. ドルフィンポート跡地などの活用について
  4. マリンポートかごしまについて
  5. かごしま将来ビジョンなど県の計画について
  6. 女性副知事の登用について
  7. TPPについて
  8. 県政の組織について
  9. ドーム型球場,サッカースタジアムについて

【幹事社】
今月の幹事社は、南海日日新聞社とMBCが務めております。
始める前にお願いです。発言される方は挙手をしていただいた上で、マイクに口を近づけて社名とお名前をおっしゃっていただくようお願いします。2つめに、携帯電話はマナーモードの設定をよろしくお願いいたします。
それではまず三反園知事から、初登庁からここに至るまでの感想と抱負をお願いいたします。

【三反園知事】
皆さん三反園訓です。県民の皆さん、一緒に新しい鹿児島をつくっていきましょう。
私自身は、就任にあたって改めて力強い元気な鹿児島をつくりたい、そういう思いでいっぱいであります。ぜひ一緒に、あの明治維新をつくった自信あふれる勇気あふれる鹿児島をつくっていきましょう。お願い申し上げます。
私が目指したい政治は、一つはこれであります。それは「ふらっと政治」であります。「ふらっと政治」というのはどういうことかというと、どこでもふらっと行きたいなと、そのように思っております。どこでも見に行ってそしていろんな人の意見を聞きたい、その意味からも「車座知事」と呼んでほしいと言いましたが、いろんな所を訪れて、直接ふらっと行っていろんな話を聞く、そういった知事になりたいと思っております。
私自身は、いまだ調整中でありますが、最初の車座は奄美大島に行って、そして奄美大島の方々の意見を聞いていきたいと、そう思っております。そして、私は、まずは就任後、東京にまいりまして、総務大臣にお会いして、その後地方創生担当大臣に会って、鹿児島の今の現状、そして鹿児島をどういうふうにしたいか、そして今後鹿児島はこう変わりたい、そのための協力を要請してきたいなとも思っております。
そしてその後、できれば熊本を最初の訪問地にしたいと思っております。熊本地震で被害を受けて、まだ避難生活をしている方々もたくさんおられます。そして鹿児島県庁からも派遣されて頑張っている職員もおります。そういった職員の方々を訪問して激励するとともに、熊本県知事と会って、隣の県でありますから、何かあった時には隣の県同士助け合っていこうという、そういう思いをまた一つにしたいと、そういう訪問にしたいということであります。熊本で何かあったら、鹿児島がすぐ、いろんな意味で要請に応じて助け合う、そして仮に鹿児島で何かあった時には熊本の方に助けを求める、そして熊本の知事から、率先して鹿児島に対していろんな意味で助け合う。
そしてその後宮崎を訪問して、観光そして宮崎と共に昔は、私が小さい時は新婚さんがいっぱおりました。それは、宮崎を訪問したら必ず鹿児島に行くそのルートがありました。逆もそうでしたね。そういう意味から、一つの県で観光を考えるのではなくて、宮崎、そして大分は温泉があります。温泉1位と2位であります。そうした温泉連携をしながら、大分と鹿児島の温泉をお互いに活かしあって相乗効果を生む、そういったことも含めて各県の知事と会って、そういったことをお互いに心を一つにして頑張ろうじゃないかと、そういった意味でのある意味では合意ができればと思っておりますので、どこでも行っていろんな方と会って、鹿児島のために全力を尽くしたいと、行動する知事、そういったことを私は目指していきたいなと思っています。そういう意味からの「ふらっと政治」であります。
もうひとつ、このふらっと政治とは何かというと、フラットつまり公平であります。私は、いろんな方と同じ目線で、庶民目線でやっていきたいです。庶民目線でお互いの思いを一つにする。そして現場に行くことによって本当の意味で県民が何を求めているのか、県民の思いは何なのか、そのあたりを直接聞いて、それを政策に反映したいです。それが私の言う県民の、県民による、県民のための政治であります。政治の主役は誰か、それは県民であります。県民が主役の政治、それを私は目指しております。そういった意味からもフラット、公平な政治、そういったものを目指していきたいと思っておりますので、県民の皆さん、あちこちにふらっと行きます。そして皆さん方と懇談して、意見交換して、良い政治つまりこの鹿児島を新しくして元気にする、そういった鹿児島に一緒にしようではありませんか。それで鹿児島は変わっていくのです。まず、皆さん、雰囲気を一緒に変えていきましょう。
そして私は、この鹿児島を元気にするために、朝の最初の就任あいさつでも県庁の皆さま方にお伝えしたとおりであります。私はこの県庁の方々を信頼しております。この県庁の方々、職員の皆さんに、一所懸命働きやすい環境をつくっていく、それも私の役目だと思っております。そういった意味からも、仕事をしてもらえる、そういった体制もどんどんどんどんつくっていきたいと思っております。これはまだ、実際にまだこれからでありますが、それはこの県庁の中に鹿児島を元気にするための活性化委員会を作っていきたいなと思っております。活性化委員会の中で鹿児島をどうすればいいのか、良いものがいっぱいです。日本一がこれだけある県はありません。一流のものがいっぱいあります。それは、物も一流、観光そして農畜産物そして人も一流であります。そういった方々が一所懸命働いて、そして所得を少しでも上げる、元気な鹿児島をつくる、鹿児島が活性化する、そういったアイデア、策をどんどんどんどん出してもらう、そういった活性化委員会も作っていきたいと思っております。
そして、女性の副知事を起用するということを年末に私は表明しております。そういった女性の副知事を起用するためにこれから人選を進めて、できれば、できるだけ早く起用できるように持っていきたいというふうにも思っております。
皆さん、記者の皆さんも一緒に、新しい鹿児島をつくっていこうではありませんか。県民のために、この三反園訓、知事に就任しました。この県民の思いに応えるために「け死んかぎり気張って気張って気張って、新しい鹿児島をつくっていく」、そういう気持ちでおります。ぜひ、皆さんよろしくお願い申し上げます。

【幹事社】
それでは、今の抱負に関する質問がありましたら、お願いします。

【記者】
就任後すぐに奄美大島を訪問される理由を教えてください。

【三反園知事】
それは、奄美大島の方々、私も奄美大島に3回ほど行きました。やはり奄美大島の方々、つまり奄美大島だけではなくて、与論島もそうですし徳之島もそうですし、いろんな所を訪問してきたいのです。奄美大島独特の良い物がいっぱいあるということを感じたのです。その時に、いろんな方が訴えられたのです。こうしたい、ああしたい、大島紬もこうやってPRしたい、いろんな思いがあり、その思いが私自身にすごく残っていますので、そういった思いをもう少し聞いてみたいなという気持ちになったのです。ですから、奄美大島の方々と意見交換するのを私も楽しみにしております。
【幹事社】
そのほか抱負に関する質問はありませんか。

【記者】
女性副知事の話がありましたが、本日、一部報道で9月議会にも提出されるというような報道がありまして、三反園知事はそのへんのスケジュールについては。

【三反園知事】
今言えることは、女性副知事の起用に向けて私は年末に表明しているわけですから、その起用に向けて今人選を進めているということであります。
もうひとつ付け加えれば、できるだけ早く人選を進めたいなと思っております。

川内原発関係について

【幹事社】
ほか関連はありませんか。
それでは県政一般に入っていきたいと思いますが、今回は複数の社から、ぜひ川内原子力発電所関連を先にというご要望がありましたので、川内原子力発電所関連の質問をまず幹事社からさせていただきます。
知事は、公約の中で、熊本地震を受けて川内原子力発電所の一時停止による点検ということを訴えておられます。具体的な時期と、そして申し入れのやり方、どのようにお考えでしょうか。

【三反園知事】
できるだけ早く申し入れたいと思っております。これから、今日は就任したばかりでありますので、これから担当部署、そしていろんな方からこれまでの経緯、そして合意事項、私の権限もその他も含めて意見交換しながら、一番良い時期に申し入れたいなと思っております。

【幹事社】
関連で質問がありましたらお願いします。

【記者】

一時停止と点検ですが、三反園知事は何をどう点検すべきとお考えなのか、また、何をもって原発は安全あるいは安全でないと判断すべきとお考えなのか、現時点での知事のお考えを具体的に教えてください。


【三反園知事】
今、今日就任したばかりでありますので、またそこらも含めていろんな人と意見交換しながら、合意事項そしてこれまでの経緯を踏まえながら、私自身の考えをまとめてきて、そして皆さん方に発表したいと思っております。

【記者】
今、私自身の考えをまとめたいということですが、現時点での三反園知事の考え方としては、これまで表明されていたとおり。

【三反園知事】
そのとおりであります。私の考え方はもうぶれておりません。それは皆さん方にお伝えしたとおりであります。それは、原発に頼らない社会をつくっていきたい、それが一つでありそれが柱なのですよね。そのためにどうすればいいかということであるわけであります。そのために今一所懸命、今後取り組んでいこうかなと思っております。
それとまた、熊本地震を受けて県民が不安に思っていると。県民が不安に思っている以上は、原発をいったん停止して再点検、再検証すべきではないかということを強く私は主張してきたわけであります。そういった主張に添って知事に就任したわけですから、できるだけ早く、そういったことを含めて再点検、再検証すべきではないかということを、まず九州電力に対しては強く申し入れたいと思っております。

【記者】
もう1点、先ほど、大臣にも東京でお会いしたいというお話がありましたが。

【三反園知事】
それはまだ聞いておりませんのでコメントしようがありません。

【記者】
先ほど総務大臣や地方創生担当大臣と会いたいと。

【三反園知事】
あぁ、それは例えば鹿児島の自治についてです。

【記者】
はい、例えば経済産業大臣や原子力規制委員会の田中委員長とお会いしたいという思いというのはありますか。

【三反園知事】
今のところ予定はありません。それはまず、私は就任したわけですから、鹿児島の自治に関することがありますでしょう、そうすると総務大臣、地方創生担当大臣かなと思いまして。それでお会いするということであります。

【記者】
お会いしたいという思いというのはいかがですか。

【三反園知事】
誰がですか

【記者】
三反園知事が

【三反園知事】
今のところ予定はありません。

【記者】
申し入れの時期ですが、できるだけ早くということだったと思いますが、一応、8月末から9月上旬にかけてできればやりたいとおっしゃっていると思いますが、その考え方には今のところ変わりはないですか。

【三反園知事】
変わりありません

【記者】
申し入れた後に、知事はどういう展開を望んでいらっしゃるのでしょうか。

【三反園知事】
そのあたりは、まだいわゆる申し入れる前でありますから、取りあえず強く申し入れて、そして九州電力がどういう対応をするかということもありますね。そのあたりを踏まえて今後、考えていきたいと思っております。
いわゆる、皆さん方も私と同じ考えかどうか、私はこういう考え方なのです。もう一度説明すると、原発に頼らない社会を私はつくっていきたいのです。そのためには、鹿児島を自然再生エネルギーにどんどんどんどん変換・変身させていきたい、そういう思いでいっぱいなわけです。自然再生エネルギーに徐々に徐々に変身することによって、原発のない社会がつくりあげられる。つまり、川内原発があるからこそこの鹿児島が自然再生エネルギーに変身したことを世界にアピールできるわけです。ですからそのために全力を尽くしたいわけです。ということは、1歩でも2歩でも現実的にその原発に頼らない社会へ向けて進めたいのです。それが私の思いなのです、実際問題として、そういうことです。だから、ということです。

【記者】
安全性が確保されていない原子力発電所は動かせないとおっしゃっていますが、その安全性の確保は誰がどのような形で確認するということなのでしょうか。

【三反園知事】
それも含めてこれから、今就任したばかりでありますから、これまでの経緯とか、合意事項、そしていろんなことをまず聞いて、その上から私の考え方をまとめて、皆さま方にお伝えしたいなと思っております。

【記者】
しかし、三反園さんは知事選に出馬するとおっしゃったのがもう半年以上前ですよね。その時から川内原子力発電所の話は出ていたと思いますので、そこで今考えがまとまっていないというのはちょっと、よく理解できないのですが。

【三反園知事】
そうですか。私はそうは思いません。だって、だってですよ、よく考えていただければいいと思うのですが、今日知事に就任したわけです。そうすると、いわゆる、これまでいろんなことをやってきた実務者とか担当者がいるわけですね。でしょう。これまでの合意事項のいろんなものがあるわけですね。そういったことを、ようやく私は知事になって聞けるわけですよ、初めて。そうした中で自分の考え方をまとめているというのは、知事としての責任ではないかなと私は思っております。これまでの立場と知事になった時の立場は違うわけですよ。でしょう。それでご理解いただけたらと思うのです。

【記者】
安全性の確保という話は、客観的にわかる話だと思いますが、中に入らないとわからないという話でしょうか。

【三反園知事】
それも含めて、今答えたとおりであります

【記者】
一時停止を九州電力に申し入れるということですが、立地の薩摩川内市の岩切市長は停止する必要はないとのお立場ですが、薩摩川内市との調整というか話し合いというか、そういったことは、申し入れる前にお考えはないのでしょうか。

【三反園知事】
それは県知事としての申し入れでありますので、それは今のところ考えておりません。

【記者】
ただ、立地の地域の市長と調整というか、話し合いというか、そういうのも大事だとは思うのですが、そこらあたりはどのように考えていらっしゃいますか。

【三反園知事】
今のところ、そういう調整とか、予定はありません。

【記者】
知事が止めると言われている根拠と権限の話にもありましたが、知事として止めると言われて九州電力がもしも応じた場合、その結果、安全だと判断した場合には、九電側から損害賠償を求められる可能性もあると思いますが、そのあたりはどうお考えでしょうか。

【三反園知事】
なるほどね、そういうことも、いろんなことがあるかどうかも含めて、これから事務方の人とよく調整して決めていきたいと思っております。

【記者】
反原発団体の皆さんとの政策合意でも強く申し入れるというところまでが合意されているので、止める、止めないと、止まらなかったから公約違反ということではないというようなお気持ちでしょうか。

【三反園知事】
そのあたりを含めて今後、いろんな意味で調整してお答えしたいと思っております。

【記者】
熊本地震で県民の不安を感じてと、どんなことを不安を感じていらっしゃるのでしょうか。例えば活断層、いろいろ調べる等、そういったお話もあったと思いますし、避難計画も変える、検討し直すと、そういうこともおっしゃっていましたが、今県民がどんなことを不安に感じていると思っていらっしゃるのですか。

【三反園知事】
熊本地震がありましたね。そうすると、本当に原発は大丈夫なんだろうかという、そういった不安があるわけです。そういった不安に応えるために、いったん停止して再点検、再検証すべきではないかということを申し入れようというわけであります。その場合に、原発は福島での事故などいろいろありました。そういった意味からも、もし仮に何かあった時に、どうやって避難してどうすればいいんだろうと、そのあたりも含めてもう一回検証、検討、そういうこともやりたいなと思っていますし、モニタリングポストもそうなのです。いわゆる、何かあった時にそれを感知する、そういったものが鹿児島はある程度、今は配置、装備されていると思いますが、それももっともっと性能の良いものを、500とかですね、そこらあたりを含めてですね測れるような、そういった性能の良いものをもっとたくさん配置できないかなと。できれば100くらい配置できればいいかなと思いましたので、そのための要請を今後やっていければなということも考えております。

【記者】
それは国に対して要請し、県として取り組んでいくと。

【三反園知事】
そうですよね。やはり県民の安心、安全というのが一番だと思うのですよ。県民の安心、安全、そして不安があればそれに応えるのがトップの役割であると思っておりますので、そういったことを含めて、安心、安全のためのいろんなことを検証して、そしてモニタリングポストもそうですが、そういうものも配置して、安心、安全ということを確立していきたいと思っております。

【記者】
検討委員会の話ですが、いつ頃設置したい、どういうことを協議する委員会にしたいと、そういった今のところの構想、考えがあれば教えてください。

【三反園知事】
検討委員会を作りたいということは、もう既に表明しているとおりであります。新潟県もそうですし、他の県もこの検討委員会をたくさん設けているわけです。それぞれ特徴があります。人数についてもそれぞれ違うわけであります。そういったことも参考にしながら、鹿児島に一番ふさわしい、そういった検討委員会を今後作っていきたいと思っておりますので、クリアしなければいけない問題も複数あるようなので、そのあたりも含めてできるだけ早くクリアして、人選についても非常に、ある意味ではどういった方々を起用するか、それも非常に重要なことになりますので、人選にも少し時間がかかるのかなと。時間をかけてそういった人選を進めて、できるだけ県民の思いに応えるような、そういった検討委員会にしていきたいと、そう思っております。

【記者】
クリアすべき課題とはどういったことでしょうか。

【三反園知事】
それも含めて今後、事務方を含めて検討していきたいと思っております。

【記者】
九電への申し入れの件ですが、知事は強く申し入れるという立場でいらっしゃると思いますが、どのような申し入れ方をお考えなのでしょう。やはり「ふらっと知事」ということでお伺いされるのか、それとも来ていただくのか、どのようにお考えでしょうか。

【三反園知事】
そこらも含めて、一番良い方法を今考えようと思っています、実際問題として。担当局、担当課もありますので、一番効果のある方法は何かということを意見交換して聞いて、そういった形で申し入れたいと思っております。今いずれにしても就任したばかりでありますので、まだ会っていないので、会っていないというか詳しい話をこれから聞いて、そこらあたりも詰めていきたいなと思います。
これまで少しは、いろんな話は聞いておりますが、ただ実際にじっくりと、一日くらいかけてやりたいのです。原発の問題等、いろんな形の中で一番、本当に何度も言います。原発に頼らない社会をつくるために、1歩でも2歩でも進めたいのです。何も変わらない、それはダメなのです、実際に。そのために努力しているのです。努力しようと思っているのです。急にこう動けと言っても、なかなかそうはいかないのがこの問題であるのです。ですから、県民の皆さんも同じ思いになっていただくように私も努力していきたいと思っております。ですから、原発に頼らない社会をつくるために、一所懸命、一歩一歩進めていきたいなと、そう思っております。

【記者】
やはり申し入れの相手は社長とお考えでよろしいのでしょうか。

【三反園知事】
それも含めて、一番良い方法をとっていきたいなと思っております。

【記者】
もう1点原発についてですが、地元の範囲について、伊藤前知事はこれまで県と薩摩川内市という立場を明確にされていたのですが、そのあたり、三反園知事はどのようにお考えでしょうか。

【三反園知事】
そこらあたりを含めて、もう一度これまでの経緯を聞いてみて、それで私なりの考え方をまとめてお伝えしたいと思っております。

【記者】
どのくらいの時期をめどにお考えをまとめられるご予定ですか。

【三反園知事】
今のところ、もう少しお待ちください。まずは会って、聞いているわけではありませんので、申し入れると。

【記者】
知事ご自身の原子力発電に対するお考えをおまとめになるということなので、その時期はいつくらいをめどに。

【三反園知事】
それは、いわゆる、できるだけ早く私の考え方をまとめたいと思っております。ただ、一つ言えることは、検討委員会というものを作ろうと思っているわけです。その検討委員会の中で、私の考え方も述べたいと思っております。いわゆる私の考え方が全てだとは私は思っていないのです、実は。
私の考え方、政治運営とはどういうことをするかというと、私が決めたから全部それに従えというのは独裁なわけです。そうでなくて、ノーベル賞でもそうですが、いろんな分野があって専門家がいるわけです。ですから受賞も分かれているわけです。ということは検討委員会の中にいろんな専門家に入っていただくわけです、実際。私の考え方は本当に正しいのかどうかということもあるわけです。いろんな方々の、専門家の意見をどんどん聞いて、配置して聞いて、その上で私は自分自身の判断をしたいと思っているわけです。私は、自分自身で判断したその判断に対しては、リーダーシップを発揮して、実現に向けて頑張りたいと思っております。そういった政治手法をとっていきたいと思っておりますので、まずは検討委員会をつくって、いろいろ専門家の意見を聞いて、そしてみんなでこの川内原発をどうするのが一番良いかということを結論づけて、そしてその上で私のリーダーシップを発揮していきたいなと思っております。

【記者】
わかりました。すると、知事のお考えがまとまる時期というのは、少なくとも検討委員会ができて、そこでメンバーも決まって、議論されて、その後ということでよろしいですか。

【三反園知事】
そこらあたりは、私の考え方は、たぶんいろんな意味であると思うのです。それを検討委員会に諮る時もあると思いますよね。そういうことであります。何度も言います。私の政治手法というのは、自分がこう決めたから、それに全部従えということではないのです。それは独裁でありますから。そうではなくて、私は、本当にいろんな専門家の方々の意見を聞いて、ですから私の考え方はきちんとあるわけです。私の考え方はあるわけです。ですからその考え方の下に、いろんな専門家の方々の意見をどんどん聞いて聞いて聞いて聞いて、最終的に私の考え方をまとめて、それを発表するという、そういうスタイルをとっていきたいなと思っております。それが民主主義ではないでしょうか。

【記者】
原子力規制委員会の田中委員長が昨日の記者会見で、熊本地震の影響については、熊本地震の影響はないと、三反園知事が何を点検するとおっしゃっているのか理解できないと、やや強い表現でおっしゃっていましたが、そのことに対する受け止めをお願いします。

【三反園知事】
それは、これからその詳細を、前後も含めて聞いた上で判断したいと思っております。

【記者】
詳細というのは

【三反園知事】
要するに、私もジャーナリストでしたのでよくわかるのですよ。前後もあるかもしれないわけですから、それだけではなくてどういう質問で、どういう答えがずっとあって、その中でどういうふうに言ったかということを、全体の中で判断しなければいけないと私は思っておりますので、それを見た上で判断したいと思っております。

【記者】
要するに、昨日の田中委員長の発言について、全体を見てみたいと。

【三反園知事】
そうです、そうです。私もジャーナリストでしたので、そのあたりはよくわかるので、全体を把握した上で判断していきたいと思っております。

【記者】
全体はまだ。

【三反園知事】
あぁ、全然。すみません。今初めて聞きました。

【記者】
どういう文脈でそういうことをおっしゃったのかを見てみたいということですね。

【三反園知事】
それは後で報告を受けたいなと思っております。

【記者】
申し入れの部分ですが、申し入れの前に川内原子力発電所をご視察するという考えはおありなのか確認です。

【三反園知事】
私は1回、川内原発周辺を、短時間ですができる範囲の中で視察して、見ております、実際に。その時に感じたことは、こういった道路で本当に避難できるのかどうかと感じたことがありました。そしてもう一つは、病院や介護施設、いろんな所をちょっと訪問して意見を聞いたこともありました。そういった意味からも、その時と今がどのように変わっているのか、そしてそういった方々の、病院関係者もそうですが、実際訪問して、意見を聞いて、何が一番必要なのかということを私なりに把握して、そういったことも踏まえながら、九州電力に対しては申し入れたいなと思っております。

【記者】
そうしますと、申し入れの前に視察という形で、安全協定に基づく立入調査などはされないということでよろしいですか。

【三反園知事】
今のところ考えているのは、現地周辺を視察して、どうか、私が以前視察した、そして今はどうなっているのか、病院関係者も含めてそういった方々の意見を聞いて、あとは周辺の方々の意見も聞いて、そしていろんな思いを一つにして、そしてその上で申し入れたいなと、そう思っております。

【記者】
原発一時停止の話で恐縮ですが、脱原発を一歩でも進める、県民の不安に応えるためということで県知事として申し入れするということだったと思いますが、当然、申し入れるからには何らかの効果があるとは認識しておられるとは思いますが、原発停止に関して、知事にどのような権限があるとお考えかということをお聞きします。

【三反園知事】
それはよく言われますよね。権限があるのですかということを、いろんな方が指摘していることも事実であります。それは権限がある、権限がないということではなくて、県民が実際に不安に思っている、それに応えるのがトップであります。そういったことを踏まえて、原子力発電所周辺の方々の意見も聞きに行くわけです。そして聞いて、その上で申し入れるということであるわけです、実際。だからこそ、申し入れることと権限がある、権限がないということはまた別問題でありますから、いわゆる権限がないから申し入れないということではないと私は思っているのです。つまり、県民のそういう思いがあれば、そのトップとして、知事として県民の思いに応えて申し入れることは当然のことではないかと、私自身は思っていますので、そういった意味から強く申し入れるということであります。

【記者】
権限はないが申し入れるという今のご認識ですね。

【三反園知事】
いや、権限がある、ないも含めて、実際問題私の立場はどうであり、経緯も含めていろんなことも含めて合意事項も含めて、そういったこともこれから聞いた上で、そうした上で判断して、一番良い方法をとっていきたいということを先ほど申し上げたとおりであります。

【記者】
権限うんぬんは置いておいて、知事の申し入れというのが県民の思いがあるから申し入れるというところで、その申し入れの力、影響力はどのように認識されているか、例えば九州電力さんは、申し入れたからには聞かざるを得ないのか、そういうところをどのようにお考えなのかお聞かせください。

【三反園知事】
私自身は、強く申し入れるということですから強い口調で申し入れたいなと思っております。あとは九州電力がどういう対応をするか、それを見た上で判断していきたいなと思っております。

【記者】
最後に1点、検討委員会と申し入れとの関係ですが、申し入れは8月下旬から9月上旬ということを前おっしゃって。
申し入れをする時期が8月下旬から9月上旬あたりという話を以前報道でも目にしていますが、一方で検討委員会での意見も聞くというお話をされていて、その・・。

【三反園知事】
それとはまた少々別ですね。

【記者】
検討委員会で意見を聞こうが聞くまいが、聞く前に申し入れるのは、あくまでも申し入れる。

【三反園知事】
それはまた、先ほど私が説明したとおりです。全くそれは別の問題であります。申し入れることと、検討委員会が検討することは、また別問題であります。

【記者】
今後、原発についてお考えをまとめられるとおっしゃっていますが、仮に、九電と原子力規制委員会の説明で安全が十分だとご判断された場合は、要請をしないということもあり得るのでしょうか。
一時停止の要請をしないということもあり得るのでしょうか。

【三反園知事】
いや、それはあまりにも仮の質問過ぎるのではないかと思いますので、はい。

【記者】
わかりました。九電は川内原発の1号機が10月に定期検査に入りますが、それよりも前に停止すべきだというお考えでいらっしゃるのでしょうか。

【三反園知事】
ですからそれは、私自身としては8月下旬から9月上旬には申し入れたいと、そういう思いで今はいるわけですが、いろんな意味で、今就任したばかりでありますから、担当部署、そして専門家のいろんな意見を聞いて、どうすれば一番強い方法で申し入れることができるのかと、いつのタイミングがいいのか、どういう言い方がいいのか、誰が相手がいいのか、そこらあたりも踏まえて、一番いい方法をとって申し入れたいなと思っております。

【記者】
最後に、再生可能エネルギー県にしていきたいとおっしゃっていますが、それにはたぶん相当な時間がかかるかと思いますが、それまでは原発については必要だというお考えでいらっしゃるのでしょうか。どのように認識していらっしゃいましょうか。

【三反園知事】
私自身は、原発に頼らない社会を目指していくということをずっと宣言しております。で、私自身の考え方もあります。ただ、先ほども言いましたが、私自身の考え方をそのまま押しつけるというつもりはありませんので、そういった形の中で原発に頼らない社会を徐々に徐々につくっていければいいなと。1歩でも2歩でも進める、つまり今がここであれば、原発のない社会に向けて1歩でも2歩でも3歩でも、本当にそういう社会をつくるために私は、け死んかぎり努力したいと思っております。そういう社会をどんどん皆さん、県民の皆さんも一緒につくっていきましょうということであります、実際に。そのための努力を本当に一所懸命やっていきたいと思っております。

【記者】
1号機が定期検査に入った場合12月には再稼働、検査が終わって再稼働というタイミングを迎えますが、その場合、再稼働については認める、認めない、今どういうお考えでいらっしゃいましょうか。

【三反園知事】
それに関してはまだお答えする、いろんなことを踏まえて、安全なのか安全でないのかということもありますから、その時点でまた判断していきたいと思っております。

【記者】
原発のない社会を目指そうという考えの知事の方と、原発に頼らない社会を目指そうという考えの知事の方、あるいは政府関係者の方は非常に多いかと思いますが、その方々と三反園知事の違い、何なのでしょうか。

【三反園知事】
それは具体的にどなたでしょうか。

【記者】
例えば、伊藤知事もこれまで将来的には原発に頼らない社会を目指したいということを。

【三反園知事】
そこは違います、全然違いますね。将来的ではなくて、今から原発に頼らない社会をどんどん目指していくのです、実際に。目指していくのですよ、実際に。そうしなければいけないと私は思います。そういった気持ち、決意はそうなのです。それが基本なのですよ。そういった基本があって、それへ向けて1歩でも2歩でも近づけていきたいという、そういう思いなのです。

【記者】
先ほど、定期検査後の、1号機が12月に定期検査を終えて再稼働という時期に、安全かどうかの判断をというお話でしたが、それは検討委員会の中で、検討委員会とそこはリンクするのでしょうか。

【三反園知事】
それはリンクするかもしれませんし、その時に検討委員会がどういう状況になっているかにもよるのです。これから人選を進めていきますので、私はその人選が非常に大事だと思っているのです。どういう方が入っていただくか、その人選を早く終えたいのですが、その人選が終わって検討委員会を早く立ち上げることができれば、その場でも協議する事項ではないかなと思っております。それがいつ立ち上がるか、立ち上げることができるかどうか、それによって決まって、変わってくるのではないかとも思っております。

【記者】
3号機の増設について、伊藤前知事は凍結という考えを示されていますが、三反園知事はどのように。

【三反園知事】
それは、3号機ですか、それは難しいのではないですか、はい。

【記者】
それはもう凍結したまま、造らないという考えで。

【三反園知事】
今の県民が最終的にはどう思うかということもあるかもしれませんが、今の状況の中で造るのは難しいのではないかと私は思っております。

【記者】
今の状況というのはどういう状況でしょうか。

【三反園知事】
今、現時点では、はい。それは客観的に考えても難しいのではないでしょうか。


【記者】
それは福島第一原発事故があった以降という意味でしょうか。

【三反園知事】
それは、県民の今の思いを考えれば、そして県民がそして国民が、いわゆる、では新たな原子力発電所を造るのですかと言われた時にいいですよということにはならないのではないかと私は思っております。

【記者】
関連で、今、原子力発電所は40年が原則とされていますね。伊藤前知事は60年運転も容認するというような考えも述べられたことがありますが、三反園知事としては原則40年で止めるべきとお考えなのか、それとも再延長すべきなのか、どのように考えてらっやいますか。

【三反園知事】
いわゆる、基本は政府もそうですが40年ということが基本ではないかなと思っております。

【記者】
3号機の件ですが、伊藤前知事は一度3号機の増設に同意された後に、東日本大震災があったので手続きを凍結されているのですが、今のお話だと手続きは白紙に戻すこともあり得るのですか。

【三反園知事】
私は今の国民の思い、そして県民の思いを考えれば、3号機を造るというのは難しいのではないかと思っております。

【記者】
客観的状況でなくて、県の判断として手続きを、要するに同意したことを撤回することがあり得るのですか。

【三反園知事】
そのあたりはこれまでの経緯を聞いてみなければわかりませんが、私は、ですから難しいということをお伝えしているのです。それでご理解ください。

【記者】
検討委員会・・。

【三反園知事】
ほかの方はいらっしゃいませんか、同じ方ばかり質問するのも、それは不公平になるので、ほかの方お願いします。

【記者】
原発のことですが、県民の不安に応えるのがトップの役割だと強調されています。その中で避難計画もおっしゃっていますが、伊藤前知事は再稼働と避難計画、実効性等々がリンクしないという考え方だったと思いますが。
避難計画の実効性と原子力発電所の再稼働はリンクさせないという考え方だったと思いますが、三反園知事はどのようにお考えでしょうか。

【三反園知事】
それは非常に重要なことだと私は認識はしております。だからこそ、いわゆる検討委員会も含めて、また検討委員会でなくて、今どういう状況になっていて、だからこそ視察にも行くのですよ。やはり現場の意見を聞かないうちに判断はできないと私は思っております。現場の方々の意見を聞いて視察して、その上で判断したいと思っていますが、一言、言うと、非常に重要な問題だという認識は、私は持っております。

【記者】
そのリンクさせる、させないも含めて、今後考えていくということですか。

【三反園知事】
それは重要な問題ということは認識しておりますが、いわゆる、基本にあるものは何かというと、住民の安心、安全であります。思いであります。そこは基本にしながら、最終的には自分の考えを決めていきたいなと思っております。現場の方々の今の状況、そして意見、そしてどうしてほしい、何が足りないのか、どうすればいいのかということを、どんどんどんどん課題もたくさんあると思っているのです。そういったことに対して一つひとつ応えていかなければいけないわけです。何もやらないということではないのです、実際問題として。そういう方々の思いに応えて、少しでも少しでも進めていきたいのです。ですから自然再生エネルギーもあるわけです。どうやったら自然再生エネルギーをどんどんどんどん推進できるのかということも含めて、いろんな形で専門家の意見や今の県庁の方々の意見も聞きながら、どんどん進めていきたいのです。そのあたりはご理解いただきたいと思っております、実際に。

【記者】
知事は自分は押しつけるつもりはない、いろんな人たちの意見を聞きながら進めていきたいとおっしゃっていました。公約に掲げられていることがいろいろあると思いますが、いろんな人の話を聞きながら、公約を撤回されるということも考えられてくるのでしょうか。

【三反園知事】
それは今急に、それはどういう意味での質問でしょうか。
私は、いろんな県民生活をよくしたいという、そういった思いを、すごく選挙戦中も語ってきました。皆さん、そういった質問もどうでしょうか。県民生活をなんとかしたいという思いもあるのですよ。それも皆さん大事ではないでしょうか。どうでしょうか、県民生活をなんとか。だって少子高齢化、子育て支援、若者の雇用、いろんなものがあるじゃないですか。そして、女性が輝く社会、お年寄りが生活していて生き甲斐が持てる社会、そういった社会も鹿児島県は待ったなしなのです、皆さん。そういったことも一緒にやっていきたいのです。そういったことも含めて、今後頑張っていきたいと思いますので、ぜひ皆さんよろしくお願い申し上げます。

【幹事社】
原発関係はまだありますか

【記者】
原発についてもう1点伺います。川内原発1号機、2号機は、それぞれ運転開始から30年以上が経過していますが、廃炉についてのお考え、それと検討委員会との兼ね合いについて伺えればと思います。

【三反園知事】
そこらあたりは検討委員会の中でいろいろと検討していきたいと思っていますし、少し待ってください。少しアイデアも考えているのです、少し待ってください。今就任したばかりですから、急がないでください。いろいろあるのです。それは政府への働きかけもあるでしょうし、私なりに1歩でも2歩でも3歩でも進めるために頑張っているのです、実は、それは。ご理解ください。

【記者】
もちろん理解した上で。

【三反園知事】
はい、ですからいろんな意味で1歩でも2歩でも進める進めるようにこれから進んでまいりますので。それで、いわゆる廃炉に向けてどうすればいいかということも検討していかなければいけないです、実際それは。検討委員会でも話し合うことになるかもしれません。私としても廃炉に向けて努力していきます、実際に。それは頑張ります。努力していくのです。

【記者】
検討委員会の項目に廃炉も含むという理解でよろしいということでしょうか。

【三反園知事】
どこですか、検討委員会ですか。

【記者】
検討委員会の項目に。

【三反園知事】
私は廃炉も含めて検討していくことになるのではないかと、今の時点ではそう思っております。

馬毛島関連について

【幹事社】
原発関係は、ほかはよろしいですか。
それでは、原発以外で伺います。先日、西之表市の馬毛島を、沖縄県の翁長知事が訪問しました。普天間基地の訓練施設一部移転ということで、おおさか維新の会が推薦したという経緯がありますが、鹿児島県知事としてこれはどう受け止めていらっしゃるでしょうか。

【三反園知事】
政府も、それについては、安倍総理も含めて政府の方が考えていないということを表明しているわけです。そういったことに対して私の方から特段、今コメントする立場にはないと思います。

【幹事社】
この関連で質問がありましたらお願いします。

【記者】
関連して、普天間の訓練の移転については、政府はその考えはないということですが、FCLPの移転については、5年前の日米共同文書に記載されて、移転候補地として書かれております。そのことについてのお考えも聞かせてください。

【三反園知事】
それは今後コメントしたいなと思っております。

【記者】
今後といいますと

【三反園知事】
今、政府が実際問題としてどのような対応をしていて、そして政府がどの程度、どういう形で、選択肢をどこにしてどういうふうにしていくか、ということを詳細に聞いた上で、今こういう立場になりましたので、そういうことが聞ける立場になりました。これまでは全く聞けません、はっきり言いますが。これまでは聞く立場にありません。ですからそういったことも含めて、そういったことを聞ける立場になりましたので、聞いた上で判断していきたいということであります。

【記者】
では、これから防衛省なりに聞きに行かれて。

【三反園知事】
いやいや、そうでなくて、こちら側が積極的に行く話ではないのではありませんか、実際問題として。ですからそこは、これまでの経緯やいろんな政府の考え方がどうなのかということを、まず事務方から聞いてみたいと思っております。ようやく聞ける立場になりましたので、皆さん、今日就任したばかりでありますから、ようやくそういったことも聞けるのですよ。政府がどういう考え方を持っていて、今鹿児島県と政府の間でどういう状況になっているのか、どこまでどうなっているのか、まず聞いてみませんと、知事になったわけですから。答えようがないということではないでしょうか。それはご理解ください。そういった政府間の関係や外交と防衛というのは、まず聞いてみなければ判断しようがないということは、私もジャーナリストをしていましたから、ご理解いただけるのではないかと思います。

【記者】
関連ですが、沖縄の基地負担軽減に関してはどういうお考えをお考えでしょうか。

【三反園知事】
沖縄の基地の軽減については、それは政府そして県民、そして国民、みんなで努力していかなければいけない問題だなと思っております。

【幹事社】
この関連の質問はよろしいですか
それでは、それ以外の県政一般の質問がありましたらお願いします。

ドルフィンポート跡地などの活用について

【記者】
ドルフィンポートの跡地、周辺についてですが、県にはゼロベースで検討する協議会がありますが、今後の扱いと、三反園知事は選挙戦で、シーフードレストランやヨットハーバーの整備を掲げていました。今後の構想と、日程など具体的なものがあれば教えてください。

【三反園知事】
私はずっと、あそこはいわゆる観光の目玉になるところだということをずっと言ってまいりました。皆さま方ご存じのとおり、海外に行って、どこが一番行きたい所かというと、それはやはり港だと思うのです。サンフランシスコもシドニーもそうですし、ヨーロッパ、アメリカもそうですが、港という所にみんな行って、そこで感動を覚えて、そして自分の国に帰ってあそこは良かったよということを言っていただいて、またリピーターになりそしてほかの方も来ていただくような、そういった所になる、やはり港が中心になることかなと思いますので、私は観光についても、いわゆる見せる街づくり、街づくりを行っていかなければ観光というものは増えていかないのではないかなと思っております。その目玉になるのがやはり港ではないかなという思いがあり、選挙戦中も含めてお伝えしたということであります。
その点から言うと、皆さんご存じのとおり、あそこには堤防も何もありませんので、きれいに桜島が見えるわけであります。そうすると眺望的に非常に良い環境にあるわけですから、一つの私のアイデアとしては、あそこにガラス張りのきれいなシーフードレストランをつくって、そしてツーシート、フォーシート、ファイブシート、全部シートは桜島の方を向いていると。そして横にヨットハーバーをつくって、桜島フェリーに、できれば桜島フェリーに、今LEDを含めて非常に良い物がありますから、コンピュータ制御したきれいなライトアップをしてもらうと。つまりライトアップしたそのフェリーがクロスする、このクロスするということは世界でもあまりないのではないかなということも考えた時に、やはり感動をもらえる、そういった場所に、あのドルフィンポートをしていきたいという私の考え方は、実はあります。でもこの考え方を実現するためには、森市長といろいろ意見交換をしなければいけません。私は自分の考え方を、何度も言いますが、全てそれが正しいので押しつける、やってくれと、そういう考え方はとりません。いわゆる、森市長がもっと良い考えを持っているかもしれません。ですから森市長ともお会いして、今度お会いすることになると思いますが、お会いした時にお話をして、どういうふうにすればいいかと。これに関しては、もっと観光客を呼べるような街づくりをする、これに関しては一致できるわけです。あとはどうすればいいかという私の考え方を伝えて、森さんの考え方も聞いて、その中で一番良い方法をとっていければいいなと、そのように思っております。

【記者】
現在ある検討会の存続を含めて、扱いを。

【三反園知事】
それは、検討会の存続については、いろいろと皆さんと相談しながら決めていきたいなと思っております。

マリンポートかごしまについて

【記者】
関連ですが、先日、マリンポートの1期分がオープンしまして、桜島も見渡せる広大な緑地空間が完成しました。知事は、今後どういった活用を考えていらっしゃるかということと、もう1点、伊藤前知事が就任時に、今1期分が完成して、2期分の工事に関しては凍結するという判断をされていますが、三反園知事はどのようにお考えになるかお答えいただけますか。

【三反園知事】
マリンポートに関しても相乗効果を狙えるような、そういった機能にしていきたいのです。一つのものであればそこで完結するのではなくて、鹿児島の魅力というのは、ドルフィンポートとマリンポートを含めて相乗効果を上げて、違いを得ながら活用していくというのが私の基本姿勢であります。そうした中で、こちらをこうしたらこちらはどうすべきかということも含めてやっていきたいと。豪華客船が着きますね。あの豪華客船を見たことがあります。すごいでしょう、すごいですよね。近くで見ると感動を覚えますよね。それがもう少し、人の流れを含めて、あそこで本当に良いのか、もっと、いわゆる天文館に近い所に移動できるのかどうかも含めて、今後私自身としては、いろんなことを検討していきたいなということは考えております。実際そういう考え方の下にいろんなことをやっていきますが、またそれが本当にできるのか、できないのかも含めて、今後事務方と鋭意検討しながら、できるだけ、できるように努力していきたいと思っております。

【記者】
2期分の凍結を継続するかどうかは、また今後。

【三反園知事】
そこあたりも含めて、今後検討していきたいと思っております。

かごしま将来ビジョンなど県の計画について

【記者】
まず、伊藤前知事の功績なりを、これは昨日の話ですが、引き継ぎ、活かすというご発言もありましたが、伊藤前知事の具体的に何を引き継ぎ、何を変えていくのか、このへんをはっきり教えていただければということと、併せて、現在、ニューライフプランや将来ビジョンなど総合計画的なものがあるわけですが、今後、新たに総合計画的なものを作る計画があるかどうか、そこも含めてお願いします。

【三反園知事】
伊藤前知事に関しては、行財政改革を成し遂げたということで、マスコミの方々もいろいろと評価しているところではないかと思っておりますし、私もそうだなと思っております。ですから昨日、そういう形の中で申し上げたわけであります。そして私自身も、行財政改革というのは大事だと思っております。
皆さんご存じのとおり、今3割自治ということをよくいわれておりますが、財源も含めて、もう少し税収を増やすような努力も私自身やっていきたいなということも考えております。良いところを含めて持続可能な財政再建そして行財政改革、持続可能なというところがキーポイントではないかと思っていますから、そういった持続可能な財政再建、行財政改革は引き続きやっていきたいなと思っています。
それと同時に成長戦略も含めて、いわゆる鹿児島県民の方々の所得が少しでも上がるような、そして成長戦略といったものも組み合わせながら、鹿児島県民の生活向上のためにも一所懸命努力していきたいなと思っております。そのためにも、私のカラーを徐々に徐々に出していきたいなと思っておりますので、総合戦略を含めてどうしたらいいかということも徐々に徐々に出していきたいなと思っております。

【記者】
関連というか重ねてですが、総合計画みたいなものではなくて、総合戦略というものを作るということでよろしいでしょうか。

【三反園知事】
そうですね。そういう点も含めて作っていければなと思っております。やはり、どうしていくかということを共有することも大事ですし、県民に示すことも大事ですし、いろんな意味からそういったものも必要かなと思っています。

女性副知事の登用について

【記者】
もう1点お願いいたします。我々の取材によると、三反園知事は公約を守り、女性副知事登用に向けて今準備を進めていると思っています。となれば、現在2人の副知事がいらっしゃいますが、そのお二方との関係が今後どうなっていくのか、わかる範囲でお願いいたします。

【三反園知事】
人事については、私のこういう立場から、お答えするのは今の状況では控えさせてただければなと思っております。。

TPPについて

【記者】
一次産業についての質問です。昨年、TPPが大筋合意されましたが、合意内容について知事はどのように受け止めていらっしゃるのかというのがまず1点。それと仮にTPPが発効した場合、鹿児島の農業、とりわけ農畜産業がどういう影響を受けると考えていらっしゃるのか。それに対して鹿児島県としてどういう対策、今後どういう施策が必要だと、現段階で思っていらっしゃるのかをお願いします。

【三反園知事】
現段階での私の考え方をお伝えできればなと思っております。現段階では、私も選挙戦中も、この問題については公約で訴えてきましたが、つまり今私の立場になりました。そうすることによって何をしたらいいかということを考えた時に、まずは農畜産物すごいです。鹿児島はすごいのです。日本一もありますし、これだけ良い物はありません。
その時に何が大事かというと、やはりブランド力であります。このブランド力をいかにしてどうやってつくっていくか、それも活性化委員会の役割ではないかと思っていますから、どうやってブランド力をつくって、同じ物が高く売れていくか、マンゴーの宮崎産と鹿児島産、どういう状況かも含めて、各県の比較、そしてどうやったらブランド力をつくれるかと。まずは私が取り組むべき問題は何かというと、良い物がある、それをいかにして活かすか、もったいないわけではないですか。良い物をいかに活かして高く売れるようにブランド力を高めていくか、そういったものに積極的に取り組んでいきたいと、そういう形があって、ほかにも負けない、競争力がある、そういった農畜産物・水産物、そういったものにしていく、それが私の役割ではないかなと思っています。それを尽くすことによって対応していきたいなと思っております。

【記者】
TPPへの評価はどのように思っていらっしゃいますか。

【三反園知事】
まだ、TPP自体が本当にああいうふうになっていくのかどうかというのはまだ不確定な部分がありますね。まだクリアしなければいけない問題がいっぱいありますね、TPPは。私も東京でコメンテーターをやっていましたので、いろんな意味でそこらあたりの取材もしてきましたが、取材というかコメントもしてきましたが、そういった意味からも、まだまだ先が、どうこうするかというものがまだ不確定要素があるのではないかなと、個人的には思っております。

県政の組織について

【記者】
時間もおありでしょうが、県と組織を、発信力を強化するか何か、組織改編を考えられているというのは、特にそういうのはないですか。

【三反園知事】
今のところ考えておりません。
今後はいろんな意味で、検討する場合があるかもしれませんが、今のところは考えておりません。

ドーム型球場、サッカースタジアムについて

【記者】
知事選で、ドーム球場とサッカー場の構想があったかと思いますが、協議の進め方や具体的な建設場所みたいなものがあれば教えてください。

【三反園知事】
これは皆さん、お願いしたいのです。なぜ私がドーム球場を言っているかということであります。それは、ドーム球場を造れば雨が降っても灰が降っても野球もできますしいろんなことができるのです。いろんなことができるというのは何かというと、ドーム球場を造れば、私はプロ野球をどんどん呼んできたいのです。つまりプロ野球を含めて、一流のものを子ども達に見せたいのです、本当にそうです。私が小さい時のいろんな思いがありますが、やはり一流のものを見るというのは非常に大きいわけです。ですから一流のものを見せたいということがひとつあります。
それと、プロ野球を呼んでくる、キャンプを呼んでくることによって、皆さん、宮崎は巨人も含めてあれだけたくさん宮崎にはいるわけですよね。そうすると、あの経済効果というのは実際問題としてあるのです。その経済効果を鹿児島に呼び込むためにも、いわゆるドーム球場が必要なのではないかと思っております。
それと、私がいろんな所を回って、いつも訴えられました。何を訴えられたかというと、三反園さん、鹿児島は良い物がいっぱいあるのです。いっぱいあるけれども、これを活かすためのイベントホール、PRするためのイベントホールというのが、イベント会場がないのですよということを訴えられました。ドーム球場を造るとイベント会場にも使えるのですよ。それに皆さん、コンサートがいろんな形で開かれます。有名な歌手が来ますね。その時に5千人と、3万人のドーム球場があればどうなると思いますか、3万人が来るわけです。そうすると、鹿児島市内だけではなくて霧島、指宿、その他いろんな所の宿泊施設が満杯になります。しかも、この3万人の経済効果、物を買ってくれるわけです。どちらがいいでしょうか、しかも3万人があるとどうするかというと、もっともっと一流というか、人が入るような方々を呼んでこられます。そうすると福岡からも新幹線で来られます。あちこちから来ていただくわけです。そうするとその人たちが鹿児島で買い物をしていただく経済効果は、実は抜群にあるのです。
しかも、ゲートボール大会ができます。グランドゴルフ大会もできます。よく私は聞きました。三反園さん、今日は雨が降ったからグランドゴルフができないのですと、すごく涙を浮かべて、したいのですということを。ですから、雨が降ってもできるところがないでしょうかと言いました。それもできるのです。しかも、子ども達のサッカー場にもなると思います。ですからそういった意味からも、いろんな意味での活用策がいっぱいあるわけです。
箱物は批判されます。でも皆さん考えてください。箱物はなぜ批判されるかというと、箱物を造りました、でもそれが使われていないわけです。それで維持費がどんどんかかって、それでたいへんな状況になって安く売る。これがずっと続いてきたわけです。だからこそ皆さん、なぜ必要かという、必要な物は私は造りたいのです。
ですからドーム球場を造ると福岡に続いて2例目になります。そうするとある意味では、鹿児島を含めて自信を取り戻すことにもなるのではないでしょうか。何か変わったという雰囲気もかもし出すのではないでしょうか。そういった意味からも造りたいということであります。その趣旨をご理解いただきたいのです。ですから私は、造る含めて、財源も含めて、県民の方々に働きかけて、県民と共に造っていきたいです。だから今後も、なぜ必要かということを訴えていきたいと思いますので、皆さん方も含めて、ぜひ、なぜかというところもお伝えいただければありがたいなと、そのように思っております。
どうもありがとうございました。

 

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