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更新日:2017年1月11日

平成28年12月19日定例知事記者会見

日時:平成28年12月19日(月曜日)午前10時00分~午前11時00分

場所:記者会見室(県庁5階)

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発表事項

  1. 18階展望ロビーでのイベントについて
  2. 奄美ドクターヘリの運航開始について
  3. 原子力安全・避難計画等防災専門委員会について

質問事項

  1. 川内原子力発電所関係について(1)
  2. オスプレイについて
  3. 名護市辺野古への奄美大島等からの土砂搬入について
  4. 沖縄の米軍基地負担について
  5. 東九州新幹線について
  6. 県体育館、ドーム球場及びサッカー場の整備について
  7. ドルフィンポート敷地等の活用の検討について
  8. 北埠頭本港区奄美航路の移転及び岸壁改修について
  9. 木材港のあり方について
  10. 鹿児島空港の運用時間1時間延長について
  11. 川内原子力発電所関係について(2)
  12. 選挙運動費用収支報告書について
  13. 川内原子力発電所関係について(3)
  14. サッカーJ1・J2対応のスタジアムについて
  15. 定例知事記者会見について
  16. 再生可能エネルギーについて
  17. 川内原子力発電所関係について(4)
  18. 馬毛島について
  19. 鹿児島市長選について

おわりに

 

【幹事社】
よろしくお願いします。まず始めるにあたってお願いです。発言される方は挙手をいただいたうえで、マイクに口を近づけて社名とお名前をおっしゃっていただくようにお願いいたします。
本日は知事から発表事項があるということですので、よろしくお願いします。

 

1.18階展望ロビーでのイベントについて

【三反園知事】
よろしくお願い申し上げます。まず、県庁18階の展望ロビーにおきまして、12月24日土曜日にPRイベントを行います。クリスマスイブの日ですが、イベントの詳細は配付資料のとおりであります。ぐりぶーや薩摩剣士隼人とじゃんけんをして県特産品をプレゼントするイベントや、NPO法人と連携して、子どもさん向けにクリスマスハウス作りを行います。
また、薩摩剣士隼人、ぐりぶー達と一緒に桜島をバックに記念撮影もしていただけます。県庁18階の展望ロビーにつきましては、東側正面に錦江湾と桜島が広がり、南は開聞岳、北は霧島連山を望め、市街地方面の夜景もきれいで、県民の皆さまに親しまれるように解放しているスペースであります。多くの方にお越しいただいて、イベントはもとより県庁18階からの素晴らしい眺めを楽しんでいただき、県庁に親しみを感じていただきたいと思っております。
今後とも、18階につきましては、鹿児島の中で一番高い建物でもありまして、360度鹿児島を展望できるということもありますので、ある意味では東京における東京タワーのような観光スポットとなるような、そういった取り組みも行っていければなと、そのようにも思っております。今後ともさまざまなイベントを展開していければなと思っております。

配付資料(PDF:53KB)

2.奄美ドクターヘリの運航開始について

もうひとつは、奄美のドクターヘリ運航開始についてであります。
皆さま既にご承知のことと思いますが、奄美ドクターヘリにつきましては、格納庫等の整備も終わったことから、今月27日から運航を開始いたします。その前日の26日に、私も出席しまして奄美市で運航開始式を行います。このドクターヘリ導入は、全国で48機目となりますが、本県では県ドクターヘリに続き2機目となります。奄美ドクターヘリは、県立大島病院を基地病院とし、奄美地域及び十島村を運航範囲としておりまして、これで県本土及び熊毛地域を運航範囲としている県ドクターヘリと合わせて、県下全域をカバーできることになります。救急搬送体制の強化が図られ、県民が、いつでもどこでも適切な救急医療を受けられるようになると考えております。

配付資料(PDF:40KB)

3.原子力安全・避難計画等防災専門委員会について

もうひとつは、原子力安全・避難計画等防災専門委員会についてであります。
先日、県議会で予算をお認めいただき、原発に関する委員会を設置しましたので発表いたします。
委員会の名称は検討事項を考慮して「鹿児島県原子力安全・避難計画等防災専門委員会」であります。委員は12名で、県内4名、県外8名です。分野別では、原子力工学、放射線防護、地震・火山、防災、放射線関係です。メンバーはお配りしているとおりであります。12月28日に第1回の会合を開きたいと考えております。
私からの発表事項は以上であります。

配付資料(PDF:53KB)

【幹事社】
それでは、発表事項に関して質問のある社はお願いします。

1.川内原子力発電所関係について(1)

【記者】
この(原子力安全・避難計画等防災専門委員会)メンバーですが、これまで反原発派の人が入っているのか、入っていないのかということもありましたが、この人選について、反原発派の方が入っていらっしゃらないのかなと思っていますが、そこについてお願いいたします。

【三反園知事】
今回の人選につきましては、これまでの経験、実績、周りの評価そして専門的見地から、専門的な良心に従って、公平公正に判断していただける、そういう方を人選いたしました。

【記者】
この専門委員会のメンバーですが、10月6日に反原発団体の方々が提出されたリストの方が入っていません。これは反対派の方は入っていないという理解でよろしいでしょうか。

【三反園知事】
ご存じのとおりこの専門委員会は、賛成か反対かを議論する場ではありません。専門委員会については、この川内原発の安全性、避難計画等に関して、専門的見地から検討・検証していただくための委員会であります。

【記者】
6月の会見では、知事ご自身が反原発の方々、そして幅広い方々に、いろんな方に入っていただくと明言されています。そのへんの整合性はどう保たれますか。

【三反園知事】
私自身、知事になり、どういうような検討委員会、専門委員会が一番良いだろうと。私がやるべきことは県民の安心・安全であります。県民の安心・安全、そして川内原発の安全性について、一番専門的に判断していただける方はどういう方だろうかと、いろいろと考えました。その結果、私自身は、賛成か反対かを議論するのではなくて、本当に川内原発について専門的な見地から、主観を交えず、公平公正に判断していただける、そういう規準で選んだ次第であります。

【記者】
関連で伺います。知事選の前に平良行雄さんと政策合意文書を交わしたと思いますが、その平良行雄さんは反原発の団体の方であるということもありますが、そこの政策合意との整合性というのは、このメンバーを見るとどうなのかなというところがありますが、そこはいかがでしょうか。

【三反園知事】
政策合意をよく読んでいただければ判断できると思いますが、そこには検討委員会を設置するということが書いてあります。私自身は、ご存じのとおり、九州電力川内原発に関しては、専門委員会、検討委員会がこれまで設置されていませんでした。なんとかしてこの検討委員会を鹿児島にも初めて設置して、そして川内原発のためだけに、原子力の専門家が、頭脳集団が、本当に公平公正に、安全性について、避難計画について判断していただける、そういう委員会をなんとかして作りたい、そういう思いでこれまで取り組んでまいりました。その結果がこういうことだということでご理解していただきたいと思っております。

【記者】
関連です。反原発団体の方からすると、それは約束と違うのじゃないかという話も出てくると思いますが、それに関する知事のお考えをお聞かせください。

【三反園知事】
今日何度もお話ししているとおりでありまして、知事就任後、県民の安心・安全が一番大事であります。賛成、反対かとか、そういう議論をするのではなくて、専門的見地から、川内原発の安全性、避難計画、避難の見直し、一番何が良いのか、そういうことを公平公正に判断していただける、そういう方を選んだということであります。

【記者】
この検討委員会の議論の中身について伺います。先日の総務委員会で、当局から廃炉などは検討しない、稼働の是非は判断しない、原子力規制委員会に意見等を言うようなものではないという発言がありましたが、そのへんはそのとおりだと受け止めてもよろしいのでしょうか。

【三反園知事】
この専門委員会は、川内原発につきまして、その安全性、そして避難計画について見直しも含めて専門的見地からご意見、助言をいただく、検討・検証していただくと、そういう委員会であります。それでご理解していただければと思っております。
第1回の会合は、28日に開くことになりますが、この場でも九州電力、規制委員会、そして特別点検の結果、定期点検の結果、それについて説明していただきまして、専門的見地から検討・検証していただくと、そういうことになると思います。

【記者】
事務局が言っていることは、それはそれで正しいと考えていいのですか。

【三反園知事】
この専門委員会を、メンバーも含めてそうですが、趣旨は何かというと、いわゆる川内原発の安全性、そして避難道路、避難計画の見直し、それについて検討・検証していただく委員会であります。

【記者】
先ほど九州電力や規制委員会やということで28日の会合とおっしゃいましたが、28日の会合は九州電力さんから説明を受けたり、規制委の方を呼ばれて説明を受けたりするという理解でいいですか。

【三反園知事】
その方向で検討していきたいなとは思っております。

【記者】
よろしくお願いします。知事はこれまで、検討委員会の検討を踏まえて、最終的な判断を自ら下したいと繰り返しおっしゃっていました。メンバーを見ますと県外の方も非常に多くて、頻繁な開催がなかなか難しいのかなと思いますが、いつ頃までに判断を示したいとお考えでしょうか。

【三反園知事】
28日に第1回の会合を開くことになっております。年度内に、できるだけ早く2回目の会合も開きたいと思っておりますので、その2回の会合を踏まえて、意見、助言をいただいて、私なりに判断していきたいなと、そのように思っております。

【記者】
今年度中にまずは2回の会合を行って、その2回の会合を受けて判断を示されるという。

【三反園知事】
この第1回の会合を開いて、これはすべてオープンに、公開の場で開こうと思っております。そして第1回の会合の結果を検証して、そしてまた第2回の会合につなげたいと思っております。そして第2回の会合で、ある程度の意見集約ができるような状況であれば、私なりに年度内に判断できると思っております。

【幹事社】
幹事社です。原発だけでなく、県政一般も含めて質問があればよろしくお願いします。

2.オスプレイについて

【記者】
県政一般ということで、関連しますので続けて3問よろしいですか?

【三反園知事】
1問ずつお願いします。

【記者】
はい、ではまず1問目、先日、米軍機のオスプレイが名護市沖で不時着した事故に関連してです。オスプレイは南西諸島上空のピープルルートといわれるルートで低空飛行訓練を行い、奄美大島の上空でも度々低空飛行が目撃されています。今回の事故を受けて、県単独で、国、防衛省や米軍に対して安全運行を求めるお考えはありますでしょうか。

【三反園知事】
MV22オスプレイが不時着したということは報道で承知しておりますが、国は米側に対して原因究明、情報提供、安全が確認されるまでオスプレイの飛行停止を求めているところであります。現在は飛行停止を求めているところであります。アメリカ軍の再編訓練等による、地域住民の間に不安が生じていることに対して、国は説明責任を果たすとともに、地域の方々の意向を十分に踏まえて対応することが必要だと、私としては思っております。

【記者】
全国知事会としては、国に対して安全運行を求めていらっしゃいます。県単独でのお考えはありますか。

【三反園知事】
そこらあたりは、全国知事会として申し入れるということですので、今後とも全国知事会長と連携しながら、意見交換しながら対応していきたいなと、そのように思っております。

3.沖縄辺野古への奄美大島等からの土砂搬入について

【記者】
2問目よろしいですか
その普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古沖の埋立に関して、沖縄防衛局は奄美大島や徳之島を含む県外から土砂の調達を計画しています。沖縄県は、県外から土砂の搬入を禁止する条例を施行しています。鹿児島県として、鹿児島県内から県外に土砂を搬出することを制限、規制、禁止する条例の制定などを検討されますか。

【三反園知事】
今のところそういう状況は、私自身もまだ承知しておりませんので、あとで詳細について聞いたうえで判断したいと思っております。

4.沖縄の米軍基地負担について

【記者】
最後の質問です。
改めて、沖縄の米軍基地負担に対する知事のお考えを聞かせてください。

【三反園知事】
米軍基地が沖縄に集中しているこの現状を解消しなければいけない、そういう認識でおります。

【記者】
鹿児島県として、何かできるというか、足並みを揃えて沖縄と一緒に国に対して訴えていくようなことは。

【三反園知事】
現状では、今発言したとおりであります。

5.東九州新幹線について

【記者】
県政一般で質問させていただきます。今、大分、宮崎を経由して鹿児島中央に至る東九州新幹線という構想が出てきていて、知事はかねがね隣県とも連携して観光を取り組みたいとおっしゃっていますが、知事の東九州新幹線に対する考え方を伺いたいです。

【三反園知事】
これは、福岡から鹿児島に来るルートが今あるわけです。私は、九州はひとつだと思っているのです。先日、宮崎県知事と連携しながら、昔は鹿児島・宮崎、宮崎・鹿児島の新婚さんルートというのがありまして、非常にある意味にそれが観光のスポットということを浴びたわけですが、宮崎県知事との間でも、連携しながら、そして相乗効果を生んで、そして観光客を増やしていこうということで一いたしております。これに関しては、国の方も、両県、つまり他県との間で連携すればということで、いろんな意味での応援もやろうというふうになっておりますし、九州全体として、九州山口知事会議の中でもそういったことも考えていこうということも考えております。そして、大分、宮崎県知事にとっては、大分、宮崎、鹿児島ルートという新幹線をなんとしても着工したいという、そういう思いが非常に強いのです。
鹿児島県としては非常にありがたいことです。つまり、福岡、熊本、鹿児島ルートがありますね。逆に大分に来た方々が、そして鹿児島に来ていただくことになるわけですが、いわゆる鹿児島が新幹線の中心都市になるのではないかと思っておりますので、観光客を今後増やす意味からも、それができればありがたいと思っておりますので、今後は大分県、宮崎県と連携しながら取り組んでいきたいと、そのように思っております。いずれにしろ観光振興には、単独で行うことと、他県と一緒に連携して行う、その2つがやはり大事だと思っておりますので、私としても積極的に取り組んで行きたいなと、そのように思っております。

6.県体育館、ドーム球場及びサッカー場の整備について

【記者】
知事は12月議会でドーム球場に関する検討委員会の設置費用を来年度予算に盛り込むことを表明されました。一方で、体育館についてはまだ明言されていませんが、検討委員会を設置するのかしないのか、その理由を含めて教えてください。

【三反園知事】
体育館については、議会でも答弁いたしました。必要性に関しては十分認識しているということであります。県民の間からも体育館を早期に整備してほしいという要望がたくさん寄せられていることも承知しております。国体も控えているわけであります。そういった意味から、県立体育館という施設をできるだけ早く造ってほしいという要望に応えるために、担当課が一所懸命検討するということであります。今、現状では、鹿児島は財源がなかなかないということもありますが、そうした中でいかにしてお金をかけないで造れる方法はないかと、今一所懸命知恵を絞っております。今、本当に知恵を絞っております。だから、今、ローコストで、ほかの県でも造っている体育館も実はあるのです。そういったものを参考にしながら、ローコストでできるのだろうかと、ではどこに造ればいいのか、財源はどうするかということも含めて、こういう考え方なのです。体育館をできるだけ早く造りたい。その要望に応えるためにどうすればいいかということを、担当課が今一生懸命検討しております。そして後から質問が出るかもしれませんが、サッカー場を早く造ってほしいという要望もあるわけです。ここはもう森市長との間で連携しながら取り組んでいくことになりますが、サッカー場をどうやったら整備できるかという、担当課が協議するわけです。そしてもうひとつドーム球場ということもよく言われていますが、ドーム球場の検討委員会も作ることになるわけです。ということは、このドーム球場の担当課もあるわけです。ということは、どれを先に造るかということをよく言われますが、どれを先に造るかということではなくて、現状では体育館を早く造る、その方法をどうすればいいかということを今検討しています。そしてサッカー場をどうしたら造れるかということも検討しています。そしてドーム球場の検討委員会をどういう形で作っていくかということも検討しているわけです。3つを同時並行的に進めようとしているわけです。その中で、最終的に体育館が早くできるよ、ということであれば体育館を早く造っていく。サッカー場が早くできるよ、ということであればサッカー場から造ると、そういう形の中で、できるものからできるだけ早く県民の期待に応えるために造っていく、そういう方法を取っていきたいなと、そのように思っております。

【記者】
関連ですが、来年度予算で何か予算化するような、ドーム球場は予算化されていますが。

【三反園知事】
ドーム球場は検討委員会の予算がありますので。

【記者】
あと、サッカースタジアムと体育館について予算的な措置は考えていらっしゃるのでしょうか。

【三反園知事】
それは今、どちらかということを明言することはできないと思うのです。つまりサッカー場に関しては森市長と近々2人で協議することになっておりますので、その結果を踏まえていろんなことがお話しできるかなと、そう思っておりますし、体育館についても、先ほども言いましたが、どういう形でできるのかなと。できるとなればできるだけやりたいのです。だから、体育館をできるだけ早く造りたい、そういう気持ちの中で、今、どうやったらできるかということを検討しておりますので、それがまとまり次第、皆さま方に発表したいと、そのように思っております。

7.ドルフィンポート敷地等の活用の検討について

【記者】
よろしくお願いします。ドルフィンポートの敷地等を含む本港区の検討についてお尋ねしたいのですけども、議会の中で、新年度に検討費用みたいなものを盛り込まれる方針が示されましたが、もう少し、どのように進めるお考えなのか、またドーム球場のように委員会を作るお考えがあるのかどうか、お聞かせください。

【三反園知事】
ご存じのとおり、2年後は明治維新150年を迎えることになります。そしてNHKの「西郷どん」も放映されることになりますので、2年後に向けてたくさん鹿児島に来ていただく、そのためにはまちづくりも急ぐ必要があるかなと、私はそう思っております。来て見て感動する、まちづくり、1回来て、そして海外の方が自分の国に帰って、良かったよと言っていただく。そして、また自分も行きたいと思っていただく。リピーターとそしてほかの方がたくさん来ていただくためには、来て見て感動する、まちづくりも、私は喫緊の課題ではないかと、そのように思っております。
それが国内の方もそのとおりであります。2年後へ来て、たくさん観光客が増えました。3年後が急に下がっては、ということもありますので、2年後に来ていただいた観光客の方々が、もう一度来ようじゃないか、来たい、というふうに思わせるような、そういったものが必要だと私は本当にそのように思っているところであります。その意味からも、北埠頭本港区の港というのは、皆さん行ったことがおありだからたぶんおわかりいただけると思いますが、私も何回か、実際に自分で足を運びました。そうすると、本当にきれいな桜島が一番近く見えます。そして、すぐ横を桜島フェリーが行き来しています。その風景を見るだけでも、私は素晴らしい所だなということを改めて感動した次第であります。そこを整備することによって、そして見て来て感動するひとつのスポットになるのではないかと思っておりますので、まずはグランドデザインを描かなければいけません。そういうことをまず今から検討していきたいと思っておりますし、民間の力を借りることもあるかもしれません。民間と連携しながら、そしてあそこのグランドデザインを描いて、できるだけ早く整備していきたいと思っております。
また、現在、政府としても客船の就航整備ということをいろいろと言っておりますので、そういった意味からも、現在は政府としても港の整備に関して力を入れているところであります。そういうことも含めて、政府とも連携できるかなとも思っておりますので、そういった政府の、そして民間の力を借りながら、できるだけ早くグランドデザインを描いて皆さま方に発表できればと思っております。

【記者】
重ねてですが、今、2年後というのが出ましたが、2年後にはある程度形ができあがっているものなのでしょうか。

【三反園知事】
それはこれからです。グランドデザインをどう描くかによって決まりますが、どれくらいのものが、完璧にあそこをきれいに整備して、シーフードレストランができて、ヨットハーバーができて、桜島フェリーにライトアップしてもらって、そういった雰囲気があって、豪華客船がそこに来て停まっている、そういったことができればそれが一番良いと思います。最終的には、私はそういうグランドデザインを描いておりますが、それがはたして2年後まで間に合うかどうかというと、間に合わない可能性もあるかもしれません。できるだけ頑張って、できるだけそれに近づけたいと思っていますが、ただ、2年後に向けてできるだけ、すべてが完成しなくても一部でも完成して、来て見て感動するようなそういったものを造っていきたいなと思っておりますので、できるだけ完璧な物ができるように努力はしていきたいなと思っておりますが、今言ったすべてが整うかどうかというのは、時期的には厳しい面があるかもしれませんが、ただ、全部が整わなくても、来て見て少しでも感動していただけるような、そういった整備をしていきたいなと、そのために努力していきたいなと、そのように思っております。やはり2年後は私も大事だと思っておりますので、そこへ向けてできるだけ一所懸命取り組んでいきたいと思っております。

【記者】
この件で1つだけ確認ですが、先日の県議会で、知事が意欲を示されているシーフードレストランについて、公費投入を疑問視する立場から、作りたいのはレストランそのものなのか、それともレストランがあるような港なのかという質問に対して、当局は、レストランがあるような港というお考えを示されたわけですが、となると受け取る側は、レストランは本当に作られるのか、それともイメージ的なものなのか、わかりづらいということなので、もし知事のお考えがある程度はっきりしていたらもう一度お願いします。

【三反園知事】
今後、グランドデザインを描いていくわけです。その中で、その雰囲気に一番合ったレストランが良いと思うのです。私の考え方をすべて押しつけるつもりはありません。だから、本当にその雰囲気作りを、今グランドデザインを描きながら、ここにはこういうものがあった方が一番似合うということがあれば、それが一番良いのです。私は、いろんな人の意見を聞いて、最終的に県民の憩いの場になって、観光客が来て見て感動するような、そういった雰囲気が作れれば一番良いと思っておりますので。ただ、やはり憩いの場ということを考えた時に、レストランがあり、食事ができるものもあった方が良いという考え方ではおりますので、一番マッチするようなものを雰囲気的に考えていきたいなと思っております。

8.北埠頭本港区奄美航路の移転及び岸壁改修について

【記者】
今の質問に関連してですが、本港区の北埠頭に、今、奄美航路の船が利用しています。外国客船を受け入れることになると、奄美航路を別の港への移転を促すこともあり得るのかということと、中型、大型の外国客船を受け入れるために岸壁を延ばしたりしゅんせつ等の大規模な港の改修などを検討されていますか。

【三反園知事】
先ほど申しましたが、港の整備について、国は今非常に力を入れております。だから今こそ、チャンスではないかと私はとらえております。当面はマリンポートを含めて大型船と小型船と、すみ分けといいますか、そういうものもできるかなと思っておりますので。今でも2万トン級は着いているわけです。ですから2万トン級、3万トン級であれば着けるわけですから、それと大型船と、うまく同時的に使えれば、今でも福岡は、ご存じのとおりすごく来ているわけです。こんなに来ているわけです。鹿児島はまだこれくらいなのです。ということは、岸壁が空いていなかったら、来られないわけですから、2つあると同時的に来られるということもありますので、それをうまく活用していきたいなと、そのように思っておりますので、そこが当面は、空いている所をうまく使いながら運用していきたいなと、そのように思っております。

【記者】
既存航路の別の港への移転も必要になってくると思われますか。

【三反園知事】
現状では、今あることを踏まえながら、うまく使いたいなと思っております。

【記者】
促さないという理解でよろしいですか。

【三反園知事】
当面は、今あることを踏まえながら展開できればなと思っております。将来的にはそれは、当然のことながらどういう形が一番良いのかということを検討していく中で、皆さま方と意見交換、相談しながら進めていくことになるのではないかなとそのように思っております。

9.木材港のあり方について

【記者】
北埠頭の方では、知事はヨットハーバー整備に意欲を示されていますが、知事が考えているマリーナの規模、そしてマリーナ整備に向けた場所の選定などもあるかと思いますが、今後のスケジュールをどのように考えていらっしゃるか。
併せて、マリーナ整備に向けては、木材港の団体の皆さんもよく進めていらっしゃいますが、木材港のあり方についてはどのように考えていらっしゃるかお聞かせください。

【三反園知事】
木材港のあり方については、担当の方々とともに意見交換しながら一番良い方法を取っていきたいなと、そう思っております。
あとヨットハーバーについても、今、事務方の方でどこに、どれくらいの規模のものが造れるかどうかということも検討しているところでありまして、全体のグランドデザイン中でどこにどれくらいの規模のものができるかということもあると思います。そんなにあそこの位置、規模を考えれば、本当に豪華な大きなものがつくれるかというと、なかなかそうスペースもない中で、うまく来て見て感動するような雰囲気を作らなければいけないわけです。だからこそ、本当に今、どうすればできるかということを必死で考えているところであります。

10.鹿児島空港の運用時間1時間延長について

【記者】
鹿児島空港の1時間延長のことで伺います。今検討されていますが、知事のお考えと、タイムスケジュール等があれば教えていただきたいです。

【三反園知事】
九州のほかの空港でも1時間延長して、ようやく九州のほかの空港と運用時間が並ぶということにもなっていくわけです。そういうことも考えて、前後30分ですが、30分30分延長になって、それをいかにして有効に使いながら、国内だけではなくて海外からの便を増便していくかということで、今戦略を練っている状況でありまして、いずれにしろ1時間延長できるかどうかというのは、住民の方々のご理解が必要になりますので、住民の方々のご理解を得るために今後も一所懸命努力していきたいと思っております。もし1時間運用時間延長を認めていただけるようであれば、その1時間を有効に使うために、県としても積極的に取り組んでいきたいなと、そのように思っております。

11.川内原子力発電所関係について(2)

【記者】
原発に戻らせていただいて、確認の意味もありますが、知事は先ほど検討委員会で年度内に判断するとおっしゃいましたが、何の判断をされるのでしょうか。

【三反園知事】
総合的にいろんな意味で判断したいということで、質問に対して答えたのです。

【記者】
というと、総合的判断というのは何を判断されると。

【三反園知事】
原発についてということであります

【記者】
それは稼働の是非や廃炉の検討であるとか。

【三反園知事】
私はいつも言っておりますが、安全ではない原発を動かすことはできないのであります、実際に。それはもう、誰が考えてもそうだと思いますが、安全ではない原発を動かすことはできないということでありますので、いろんな意味で、ご意見、助言、検討、検証いただいた結果を受けて私が判断したいなと思っております。

【記者】
知事就任会見の時に、検討委員会で廃炉についても検討していくことになるとおっしゃっているのですが、廃炉について検討していかれる。

【三反園知事】
それも先ほど質問に対してお答えしたとおりであります。

【記者】
しないということですか。

【三反園知事】
だから先ほどお答えしたとおりであります。

【記者】
非常にわかりにくかったので、すみません、わかりやすく説明していただければありがたいのですが。

【三反園知事】
はい、わかりました。また同じことになるかもしれませんが、先ほど答弁したとおりでありまして、この専門委員会の中では、川内原発についての定期検査、そして特別点検について検討、検証していただくとともに、そして避難道路、避難計画の見直しについて、ご助言いただくということであります。この避難計画の見直しについて助言していただければ、県としてもその避難計画を見直して、安心・安全について積極的に取り組んでいきたいなと、そのように思っております。

【記者】
関連で検討委員会ですが、安全の検証というところに重きを置かれていた節があるのではないかと思いますが、今回概要を示された案を見ると、意見、助言をいただき、県民に対してわかりやすい情報発信を行うと、これはややすり替えられたような感があるのですが。

【三反園知事】
いや、それは専門委員会をまず第1回目を開いて、そしてどういうことを協議するか、その内容でいろいろとおわかりいただけるのではないかなと思っております。

【記者】
このペーパーを見させてもらう限り、川内原発の安全性に関する確認と検証という言葉はなくて、確認という言葉になっているのですよね。

【三反園知事】
確認というのは当然のことながら検討、検証、確認するということでご理解いただければと思います。

【記者】
それは検証を含めるという理解でよろしいですか。

【三反園知事】
安全性について確認、検討、検証するということであります。

【記者】
先ほど総合的に判断するというのが、安全ではない原発を動かすわけにはいかないという、それを踏まえて総合的に判断するとおっしゃったと思いますが、それはつまり、原発の安全性について、ご自身の判断を何らか総合的に下すということでよろしいですか。

【三反園知事】
はい、専門的見地から、原子力工学の専門家がいろんな方からの意見を聞きながら、そして今の川内原発がどういう状況か、そして安全なのかどうか等を含めてご助言いただくことになると思いますので、私自身が主観で判断するのではなくて、そういう専門的な方々からいわゆる判断していただいて、それを受けて私なりの考え方を述べたいなと、そのように思っております。

【記者】
では、安全性などについてというのは。

【三反園知事】
安全性についても検討していただくことになると思いますので、そこらあたりを含めてご助言いただいて、そのうえで私なりに安全かどうかということをご助言いただいたうえで、私なりに判断できればなと、そのように思っております。

【記者】
総務委員会などでのやり取りを聞いていますと、まず1回目、年内にやる会合で1号機の定期検査、特別点検について九電と規制庁から説明を受けて、委員の方々に検証してもらう。2度目の委員会で同じく2号機について定期検査と特別点検について検証してもらうというスケジュールかと思いますが、その中に避難計画についても同じようにこの2回の中で議論すると捉えていいのですか。

【三反園知事】
そうですね、1月に、ご存じのとおり(原子力)避難防災訓練がありますので、そこを見ていただくことも考えられると思うのです。それを踏まえながらですね。ご存じのとおり、専門委員会においては原子力工学の専門家がいるし、またこちらの方では防災の専門家もいるわけですから、防災の専門家の方々は、当然のことながら避難計画や避難計画見直し、そこについて専門的見地から実際に現地の状況を踏まえながら判断していただけると思いますので、その避難計画の見直し、こうした方がいいよ、こうすべきではないかというご提言、ご助言をいただきましたら、県としても避難計画の見直しを早急に進めていきたいなと思っております。県民の安心・安全、それが一番でありますので、そのために全力で取り組んでいきたいなと、そのように思っております。

【記者】
総務委員会で布袋副知事が、原発はベースロード電源という政府自民党の方針を知事の見解として、その方針を踏まえたうえで、再生可能エネルギー県に少しずつ変身させていくというような答弁がありました。これは布袋副知事が知事の見解としてということで述べられたのですが、その真意を聞かせてください。

【三反園知事】
当然のことながらベースロード電源というのは、原子力、水力さまざまなものがあるわけであります。そして、国の方針としては、それを踏まえたうえで少しずつ自然再生エネルギーを推進することにより原発に頼らないといいますか、原発を減らしていくというように計画の中ではあるわけであります。それを踏まえて県としての独自の施策をとっていきたいなと、そのように思っております。いずれにしろ、私の原発に対する考え方は、自然再生エネルギーを推進することによって、原発に頼らない社会をつくっていこう、そういう鹿児島を目指していこう、それが私の考え方でありまして、その方向へ向けて一歩一歩でも進めていきたいと、そのように思っております。

【三反園知事】
どうぞ。1人が何回もでなくて、皆さんにやった方が良いと思いますので。

【記者】
知事は原発について、就任の会見で稼働期間40年以降は原則認めないというご発言をされていらっしゃいますが、そのお考えは今もお変わりないですか。

【三反園知事】
それは、あの時に申し述べたのは、国の方針として原則40年というふうに言っております。だから国の方針が原則40年だから、その方向ではないでしょうか、ということを申し述べたとおりであります。

【記者】
知事も今そうお考えという理解でいいですか。

【三反園知事】
あの時発言したとおりであります

12.選挙運動費用収支報告書について

【記者】
西日本新聞です。

【三反園知事】
ほかの方も誰か。

【記者】
もう手が挙がらないので私が聞いているのです。よろしいでしょうか。

【三反園知事】
はい

【記者】
話題が変わりますが、7月の知事選の選挙運動費用収支報告書の件でお尋ねしたいのですが。一部週刊誌報道では73カ所、一部新聞報道では少なくとも135カ所の訂正・削除があります。この場合報告書ですが、杜撰といわれてもしかたがないのですが、知事のお考えと、一部専門家の方からは、政治資金収支法違反になるとの指摘もあります。そのへんのご答弁をお願いします。

【三反園知事】
その中で、不正や故意に事務的ミスをしたということはございません。あとは専門家、事務的な専門の者がおりますので、そちらの方に問い合わせていただければと思っております。

【記者】
それは要するに出納責任者の方ということになりますか。違反はない、不正はないというのは、出納責任者から知事が確認されているということでよろしいですか。

【三反園知事】
そういうことであります。

【記者】
関連ですが、同じ収支報告書の中で、選挙事務所は1日に2カ所と公選法では決められていると思います。修正されてはいますが、5、6カ所記載されている部分があります。これは公選法違反ではないかとも思いますが、そのへんのお考えをお願いします。

【三反園知事】
そのあたりも含めて、責任者の方で専門的見地からご回答できればなと思っております。

【記者】
責任者の方は我々に説明していただく機会があるのでしょうか。

【三反園知事】
責任者の方に問い合わせが既に来ているのではないかと思っております。

【記者】
知事自身のご認識は。

【三反園知事】
先ほど言ったとおりであります

13.川内原子力発電所関係について(3)

【記者】
知事の政治姿勢についてですが、原発の話で、県議会の中、記憶にございませんという言葉が、記憶が定かでないという言葉があったのですが、知事選告示直前で肝になる合意をされて、記者会見でおっしゃっている言葉を記憶に定かでないというお言葉は、知事の職責を担う意味でいかがなものかという声もあると思いますが、どうですか。

【三反園知事】
あの時は本当に内密な協議の話でありますよね。私が言ったのは、たぶん一本化のための協議をずっとやっているわけですから、それがメインの話ではなかったわけですから、本当に私としてはその場は記憶にありません。ただ、記者からその後の、当選ですか、の質問の中で、そういった話をしたことは覚えております。

【記者】
そして、安全性が検証されていない、確認されていない原発を動かすわけにいかないとおっしゃっているのであれば、今回一回、1号機、2号機を止めようとされて、定期検査で止まり、また動くという事態がありましたが、その時には、では安全性が確認されていたから動いたということなのでしょうか。

【三反園知事】
いや、ご存じのとおり専門委員会の場で、私はずっと一貫しておりますが、専門委員会を設置して、その場で専門の方々に安全性についても検討、検証していただいて、それを基に私としての判断を下したいと、そういう考え方で一貫しております。

【記者】
まだ専門委員会ができていなかった状況で、動いてしまうのはおかしいのではないかという声が寄せられていたと思いますが、ではその方達に対してはどういうお答えをされるのですか。

【三反園知事】
私としては、専門委員会を作るために必死で努力してきたと思っておりますし、今回ようやく専門委員会が設置されることになりました。この専門委員会の場で安全性について検討、検証していただいて、そして安全かどうかを判断していただいて、私なりに判断したいと思っております。

【記者】
その中で、政策合意された平良さんが話し合いを持ちたいということで、前回の記者会見の時に私、なぜ会わないのですかという発言をしたと思いますが、その後もう1回会いたいということで申込みをされています。知事の姿勢は、いろんな人の意見を聞いてとおっしゃっていますが、そのいろんな人の中に含まれないということなのでしょうか。

【三反園知事】
必要があればどなたとでもお会いしたいと思っております。

【記者】
では、なぜ会わないのか理由をお聞かせください。

【三反園知事】
必要があればどなたでもお会いしたいと思っております。

【記者】
必要がないという理解でよろしいでしょうか。

【三反園知事】
必要があればどなたでもお会いしたいと思っております。

【記者】
それは必要がないと理解してかまいませんか。

【三反園知事】
必要があればどなたでもお会いしたいと思っております。

【記者】
避難計画の見直し等も含めたことですが、先ほど、原発が安全でなければ稼働は認められないと、それは当然だと思いますが、避難計画で仮に実効性が全くないと、仮にそういう答えが出た場合は、原発の運転はどういうようにされるとお考えですか。

【三反園知事】
もう1回お願いします。

【記者】
避難計画が、実効性が全くないと、仮になった場合は、原発の運転を認めるのか、認めないのかという点で言えばどういうふうに判断されますか。

【三反園知事】
もう1回説明してください、すみません。

【記者】
避難計画が、実効性がないと仮になった場合は、原発の運転は、運転してもいいのか、運転したらダメなのか、どうなのですか。

【三反園知事】
そこはもう専門委員会の議論の行方を見守って、そのうえで判断したいと思います。

【記者】
今の関連ですが、そうすると、専門家が判断するとおっしゃっていますが、避難計画はもう再稼働の有無には、判断には影響しないということですか。

【三反園知事】
避難計画については、専門委員会の中でどういう判断がなされるかわからないわけですよね。避難計画は今のままで良いという判断もあるかもしれません。避難計画をもう少し、ここはこうだがここだけ少し追加すべきという議論もあるかもしれません。そのあたりは議論の中身を受けて判断すべきことかなと、そのように思っております。

【記者】
知事としては、稼働にリンクするか、リンクしないかというところで言うとどちらですか。

【三反園知事】
そこはもうご承知のとおり、専門委員会でどういう議論になるかによって変わってきますよね。全面的に全部ダメだということなのかを含めて、どういう議論になるかによってだいぶ変わってくるかなと、そのように思っております、はい。

【記者】
知事は、安全でない原発は動かせないと本日もおっしゃっていますが、専門委員会の結論を受けたうえで総合的に判断して、安全でなければ九州電力に対して強い対応をとりたいとおっしゃっています。強い対応というのは、これまで知事2回にわたって一時停止の要請をされてきましたが、この停止要請というのは強い対応の中に含まれるのかを教えてもらえますでしょうか。

【三反園知事】
当然のことながら、強い対応ということは、安全でない原発を動かすことはできないということを言っておりますから、そういうことであります、はい。

【記者】
停止要請も含まれると。

【三反園知事】
安全でない原発を動かすわけにはいかないということで、こちらの方がはっきりしているのではないかなと思います。

【記者】
先ほどのベースロード電源について確認ですが、よろしいですか。
ベースロード電源を認めるということは、政府自民党としては再生可能エネルギーを進めるということはありますが、原発は今後もきちんと残していって、再稼働について全国的に進めるという考えがあるうえで、この原発はベースロード電源という自民党政府の考え方があると思います。知事として、そちらを認めるということでよろしいですか。

【三反園知事】
私の考え方は一貫しております。自然再生エネルギーを鹿児島県としてはどんどん推進していこうということであります。そのための対応、対策を今後とっていきたいと思っております。自然再生エネルギーを推進することによって、最終的に原発に頼らない社会をつくっていきたいと、そういうことなのです。それに尽きるということでご理解いただければと思っております。

【記者】
ということは、自民党とは考えが違うということですよね。

【三反園知事】
鹿児島県独自の考え方として、いわゆる自然再生エネルギーを推進することによって原発に頼らない社会をつくっていこう、その方針を貫きたいと私は思っております。

14.サッカーJ1・J2対応のスタジアムについて

【記者】
先日、知事、鹿児島ユナイテッドFCのサポーターの署名を直接受け取られましたが、そのスタジアムに関して、一部では候補地にドルフィンポートが上がっているという話がありますが、知事のお考えはいかがですか。

【三反園知事】
ここは森市長と近々にお会いしますので、森市長の考え方を聞いてみたいと、そのように私は思っております。ただ、私といたしましては、ドルフィンポートの所は桜島を見る一番景観としては良い所かなと思っておりますし、仮にサッカー場を造った時に、何かあった時の避難施設になり得るかなと思っておりますので、場所的にはなかなか適さないのではないかなと私は思っております。いずれにしろ、森さんと近々にお会いしますので、その場で意見交換できればなと思っておりまして、県民の願いというものをできるだけ早く叶えたいと、そういう方向で検討していきたいなと、そのように思っております。

15.定例知事記者会見について

【記者】
定例会見について確認というかお願いしたいのですが、今回、10月28日以来の開催となっていますし、ちょっと間が空いているなと。ただ、県議会の中では会見を重視されている姿勢を示していただいていることは良かったと思っております。できましたら、こういう率直なやり取りができる定例会見を、今のところは月1回、議会のある月を除いて月1回というお考えのようですが、もう少し頻度を増やすというか、回数を増やしていただけないかなという、これは私たち記者だけでなく、これを生で見ている県民の方々の要望でもあると思いますので、またそこを、今何かご見解があればお話しいただきたいし、検討いただきたいと思いますがどうでしょうか。

【三反園知事】
わかりました。その方向で幹事社と協議していきたいなと、そのように思っております。

16.再生可能エネルギーについて

【記者】
知事は再生可能エネルギー県への転換ということで、推進される姿勢を示しておられますが、一方で、林地開発や農地開発などの、許可にならない小規模の再生エネルギーが突然できて、近隣住民とトラブルになったり、あるいは知事ご出身の指宿市でも地熱発電を巡って市と温泉業者のトラブルというかやり取りがあるようです。いわゆる推進するにあたり、そういった開発を制限ではないですがある程度、一定のところで許可を取ったり住民との合意を最優先させるなどのガイドラインなり条例なり、自治体によっては作っているところもあるようですが、そういったお考えがないのかを。

【三反園知事】
そうですね、自然再生エネルギーを進めるにあたり、一番重要なものは地元のご理解だと思っておりますので、そういった地元の意見、ご理解を得ながら進めていくことが大切だろうと、そのように思っております。その方向で進めていきたいと、そのように思っております。

【記者】
そのような方向というのは、ガイドラインあるいは条例とかもということでしょうか。

【三反園知事】
そこまで検討するかどうかも含めて、今後事務方と、指宿の例そしてその地元の方々とトラブルになっていると今おっしゃいましたが、そのあたりを詳細に報告を聞いたうえで検討していきたいと、そのように思っております。

【幹事社】
他にご質問のある社はありますか。

17.川内原子力発電所関係について(4)

【記者】
専門委員会の中で12人のメンバーいただいたわけなんですけども、例えば委員長とか、既にお考えというのは、あったりするんでしょうか。

【三反園知事】
後で、そのあたりは事務方の方で詳細に、どういう方々か含めて、もし必要があれば事務方から説明させますので。

【記者】
あともう1点、薩摩川内市長との面会、議会の中でも県議会終了後にはお会いしたいというようなお話もありましたが、具体的なスケジュール等、もしあれば教えてもらえますでしょうか。

【三反園知事】
4日の日にもう既にお会いしておりますが、これはもうすべて発表しているわけですが、できるだけ早くお会いしたいなと、そのように思っております。まだ具体的な日程は決まっておりませんが、できるだけ早くお会いして意見交換できればなと、そのように思っております。

18.馬毛島について

【記者】
西之表市の馬毛島の件で伺いたいのですが、米軍機のFCLPの訓練基地の移転先として国が調整しているわけです。地権者からの買収調整に入ったところですが、地元の西之表市からは反対の慎重な声が多いわけで、ただ、鹿児島県も地元自治体という括りになると思いますが、県としては移設に対して推進、同意するのか、あるいは反対されるのか立場を教えてください。

【三反園知事】
県の見解というのはずっと一貫しておりまして、馬毛島におけるFCLPについては、何よりも地域の方々の意向が最も重要であり、まずは国が地元に十分かつ丁寧な説明を行う必要があります。県としても、今後とも地元と歩調を合わせながら対応してまいりたいと、それだけはもう一貫していることであります。

【記者】
地元というのは西之表市ということでいいのですか。

【三反園知事】
地元ということで、はい、地元であります。

【記者】
中種子や南種子は。

【三反園知事】
地元です。地元の意向を、さまざまな方々から意見があると思いますので、当然のことながら西之表市だけでなくて、さまざまな方々の意見も聞いていくということだと思っております。

【記者】
鹿児島県としては推進か反対かということは表明されないと。

【三反園知事】
これはもうはっきり言いますが、地元の意向がやはり一番大事なのですよ。地元の意向を踏まえながら対応していく、それに尽きると思っております。

【記者】
今度、西之表市長選がありますが、賛成派、反対派のどちらの方も出られるわけです。その主張に、当選した市長の主張に合わせて県の対応をとるということでしょうか。

【三反園知事】
まだ選挙戦についてのコメントは、私としては控えさせていただきたいと思っております。いずれにしろ地元と歩調を合わせながら対応していくという、その方針には変わりはありません。

【幹事社】
他に質問のある社はありませんか。

19.鹿児島市長選について

【記者】
では最後に、知事の政治姿勢ですが、知事は多選を批判されて当選されました。先日、鹿児島市長選がありましたが、鹿児島市長選で、知事は応援演説で4選を目指す現職を応援されました。この整合性は。

【三反園知事】
私自身は、4選がダメだという、各社のインタビューでもそうですが、4選自身がダメだということを言ったことはないと思っております。何選というよりも、その方が今後何をやりたいのか、そして県民に支持されているのかどうか、県民がどう思うのか、それによって決まってくると思いますので、選挙は最終的には選挙民がどう選ぶか、そこに尽きると思っております。

【記者】
知事は、多選というのは何選から多選となるのでしょうか。

【三反園知事】
多選というのは、逆に言えば県民が、多選ということだけどうこうではなくて、その候補者が今後何をやって、何をやりたいが為にもう1回選挙に出る、それを県民が、市民がどう判断するか、最終的には県民、市民が判断することだと思っております。

【記者】
私が言っているのは数字のことで、1か2か3か4か、どれを多選と知事は考えられるのかということです。

【三反園知事】
5選、6選、7選、7選が多選なのかと、3選が多選なのかと、それぞれ考え方があるかもしれません。私の考え方は今述べたとおりであります。

【記者】
知事は、選挙戦の中で「もうよかが4選は」と発言されていたことを記憶しているのですが、今、やはり記憶にないということでよろしいのでしょうか。

【三反園知事】
いや、私は、言っていましたか、もう1回調べてみます。すみません。本当にそれは調べてみます。
よろしいですか。
最後に私の方から一言。

【幹事社】
他はありませんでしょうか
それではこれで終わります。

おわりに

【三反園知事】
皆さん、今日は本当にありがとうございました。今年1年お世話になりまして本当にありがとうございました。
今後、私としては、引き続き、鹿児島に生まれて良かった、鹿児島に住んで良かった、そういう鹿児島をつくるために一所懸命取り組んでいきたいと、そういうふうにも思っております。
来年は、子育て支援について力を入れていく、そういう年にしたいとも思っておりますので、引き続き県民の皆さまとともに力強い元気な鹿児島をつくるために取り組んでいきたいと、そのようにも思っております。そして、原発問題に関しては、今年は私の力不足もありここまでしかできませんでした。特別点検の要請、いったん停止、再検証、再点検、そして検討委員会を作りたい、そういう思いで取り組んでまいりました。この原発の問題に関しては、一つひとつ慎重に丁寧に、少しでも、一歩でも二歩でも安全性が高まるために来年も努力していきたいなと、そのように思っております。一番大事なのは県民の安心・安全であります。そのために本当に一所懸命努力していきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
今日は本当にいろいろとありがとうございました。

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