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更新日:2018年1月16日

平成30年1月4日年頭知事記者会見

時:平成30年1月4日(木曜日)午前11時03分~午後0時5分

場所:記者会見室(県庁5階)

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発表事項

  1. 新たな県キャッチコピーの決定
  2. 県有常設展示施設における土日祝日の子どもの入館・入園料の無料化
  3. 甘くてきれいな新しいイチゴの品種の愛称募集
  4. 第19回鹿児島・シンガポール交流会議の開催

質問事項

  1. 昨年の振り返りと今年の目標
  2. 知事の年末年始の過ごし方
  3. (肉牛の部で)和牛日本一をPRする宮崎県との差別化
  4. 次回の全国和牛能力共進会に向けた取組
  5. 明治維新150周年の取組(1)
  6. 奄美の世界自然遺産登録に向けた意気込み
  7. 馬毛島対策協議会の最近の動向
  8. 明治維新150周年の取組(2)
  9. JR九州のダイヤ改正公表に対する所感と今後の対応
  10. 国家戦略特区提案(外国人材を活用した農林水産分野の成長産業化)のねらい
  11. 県職員が働きやすい職場づくりについての考え
  12. 川内原子力発電所の避難計画(鉄道利用)に関する検討状況
  13. 伊方原子力発電所の運転差し止め仮処分に対する見解
  14. 使用済み核燃料の乾式貯蔵についての見解
(幹事社)

本日もよろしくお願いいたします。本日は,知事から発表事項があるということですので,よろしくお願いします。

1.新たな県キャッチコピーの決定

(知事)
けましておめでとうございます,よろしくお願い申し上げます。
まず発表事項の1つ目でありますが,県としては新たなキャッチコピーをずっと考えてまいりました。そして,新しいキャッチコピーが決定いたしましたので,皆さま方に発表したいと思っております。新たな県のキャッチコピーはこれであります。「どんどん鹿児島」であります。どんどん,どんどんという形の中で,リズミカルであり,そして前向きなポジティブな感じがいたしますし,非常に汎用性もあると思っております。どんどん鹿児島を元気にしたい,農畜水産物をどんどん輸出したい,観光もどんどんどんどん促進したい,ある意味ではこのどんどんというものを活用しながら,鹿児島県をPRしていきたいと,そのように思っております。よろしくお願い申し上げます。

配付資料(PDF:71KB)

2.県有常設展示施設における土日祝日の子どもの入館・入園料の無料化

(知事)
そしてもう1つは,70歳以上の方に関しましては県有施設を無料化しております。これを,対象を広げたいと思っております。子どもの入館・入園料につきまして,本年度(→「来年度」へ訂正(後述のとおり))からの土日祝日の無料化を行いたいと思っております。
在,予算化に向けて検討を指示しております。今年は明治維新150年でもございます。子どもたちに本県の,鹿児島の歴史・文化・自然などに触れていただき,郷土においての学びを深めるとともに,その豊かな感性を育むことは大事であると思っております。そういった観点から,土日祝日の無料化を図っていきたいと思っております。

3.甘くてきれいな新しいイチゴの品種の愛称募集

(知事)
そして,ここにおいしそうな,甘そうなイチゴがありますが,これは県の農業総合開発センターで6年かけて開発された新しいものであります。ぜひ,県民の方々,そして国民の皆さんに愛称を募集したいと思っております。これまでは,専門家やJA,そして県の方で愛称,ブランド名を決めてまいりましたが,今回初めて愛称を募集したいと思っております。つまり,皆さんご存じのとおり,このイチゴに関しても,ほかの果物もそうでありますが,愛称というのは非常に重要であります。「あまおう」、「とちおとめ」そして「さがほのか」もそうでありますが,ブランド名でお買い求めいただくということでもありますので,この素晴らしいブランド名を付けていただいて,輸出拡大,販路拡大,国内でもこの鹿児島の素晴らしいイチゴを食べていただくための愛称を付けていただければと,そのように思っております。
このイチゴの特徴は,糖度が非常に高く,真っ赤できれいに着色することが特徴でありまして,クリスマスの需要がある12月から出荷できるということであります。来季の冬から県内の店舗で販売できる予定でありますので,ぜひとも県民の皆さん,国民の皆さん,素晴らしい愛称を付けていただければと思っておりますので,よろしくお願い申し上げます。

配付資料(PDF:306KB)

4.第19回鹿児島・シンガポール交流会議の開催

(知事)
最後に,本県とシンガポールの間で,昭和57年に第1回鹿児島・シンガポール交流会議を開催いたしました。以来,2年ごとに相互に会議を開催しております。また,霧島国際音楽祭にシンガポールから2名の講習生を受け入れておりまして,2年ごとに相互に芸術交流団体の派遣・受け入れ,さらに平成27年度までに毎年交互に,平成29年度からは隔年ごとに毎年およそ10名前後の青少年交流団の派遣と受け入れを行っているところであります。そのほか,シンガポールフードエキスポへの出展,現地での鹿児島フェアの開催,シンガポールバイヤーの招聘,観光客誘客のための現地旅行博への出展,シルクエアによるシンガポール・鹿児島間のチャーター便の支援などを行っております。
今回,シンガポールとの交流会議を開催したいということで,開催する予定となっております。今月11日木曜日に,サム・ターン外務省国務大臣を団長とするシンガポール代表団をお迎えして,第19回鹿児島・シンガポール交流会議を鹿児島で開催いたします。
鹿児島・シンガポール交流会議,本県では,シンガポールの間で定期的な交流会議を行う唯一の自治体であります。30年以上の長きにわたり,この交流会議を軸にさまざまな分野で交流を展開しております。今回の交流会議では,アジアの経済・貿易を中心として,目覚ましい発展を続けてきているシンガポールとの連携・協力関係をさらに強化し,議会代表・経済団体代表などを交えて,経済・観光・芸術文化・青少年など幅広い見地から意見交換を行うこととしております。私からは以上であります。

配付資料(PDF:86KB)

(知事)
すみません,先ほど,子どもの入館・入園料について本年度からとお伝えしたところでありますが,来年度からの土日祝日の無料化をしたいと思っております。改めてまた申し上げたいと思っております。県有施設の県有常設展示施設に関して,子どもの入館料,土日祝日無料化を図りたいと思っております。以上であります。

質問内容

(幹事社)
それでは,発表事項に関して質問のある社はお願いします。

(記者)
先ほどの入館料無料化で,対象は子どもということですが,高校生までなのかあるいは。

(知事)
そうですね18歳,子どもの規定どおりであります。

(記者)
高校生までということですか。

(知事)
い。

(記者)
土日祝日としたのは、どういうことですか。

(知事)
平日は学校に行っている方が多いと思いますし,また,学校でこういった県有施設を見に行くときには,既に無料化になっていると思っております。子どもたちが出かけるのは,やはり土日祝日が多いのではないかと思いまして,土日祝日の無料化を図ったところでもあります。また,土日祝日であれば,家族の方々といろんな意味で歴史・文化に接する機会もまた多く生まれるのではないかと思っておりますし,70歳以上の方々は既に無料化を図っているところでありますので,おじいちゃん,おばあちゃんと一緒に子どもの方が出かけていただければなと,そのようにも思っております。

(記者)
対象施設は,今70歳以上にしている施設と同じ施設ということですか。

(知事)
そうですね,県有施設です。はい,おっしゃるとおりです。

(幹事社)
ほかに質問のある社はありませんか。

(記者)
新たなキャッチコピーについて,今まで4つほど候補が挙がっていたかと思いますが,この「どんどん鹿児島」に決まった理由を教えてください。

(知事)
新たなキャッチコピーにつきましては,業務委託先のPR会社と協議しながら検討した複数案の中から,有識者会議の専門家の意見,庁内の意見等も踏まえて,できるだけ異なるタイプとなるよう候補案8案をまず選定いたしました。9月議会でこの8案をお示しした後にパブリックコメントを実施いたしました。また,並行して,候補案について県外の方の意見,特にPR会社や広告代理店などのPRのプロ,専門家の方々等からも意見を聴取したところであります。そしてこれらの結果を踏まえ、4案を最終候補案として12月議会で説明し,最終的には県において「どんどん鹿児島」に決定したところであります。
どのような思い、狙いがあるかということでありますが,これに関しては,鹿児島らしさがあり,リズミカルで覚えやすく,分かりやすさをもったなじみやすいコピーであること。そして,言葉のポジティブさ,前向きさを感じ,躍動感・健康的な力強さがあり,シンプルで,長く飽きられないコピーであること。表現的にも汎用性が高く,鹿児島の多彩な魅力をPRするにあたり,さまざまな場面で展開しやすいこと。何がどんどん出てくるかわからない,何がどんどん出てくるのかなといった期待感,そしてわくわく感のあるコピーであること。この新しいキャッチコピーを積極的に活用いたしまして,県外・海外に向けて鹿児島をどんどんPRしていきたいと考えております。

(記者)
そうしますと,海外へPRですが,この「どんどん鹿児島」のキャッチフレーズでアルファベット表記といいますか英語表記というのも,今後見られるということですか。

(知事)
今後,そのあたりも含めて戦略的に考えていきたいと考えています。

(幹事社)
ほかに質問のある社はありませんか。

1.昨年の振り返りと今年の目標

(幹事社)
それでは最初に,幹事社から質問させていただきます。年頭の会見ということで,改めて昨年の振り返りと今年の目標というものをお願いいたします。

(知事)
昨年は,おかげさまをもちまして鹿児島黒毛和牛が日本一を獲得することができました。これは悲願でありました。この日本一というブランドは何がなんでも欲しかったわけであります。この日本一というブランドを使って,世界へ向けてPR・発信して販路拡大をしていく,そのためには絶対にこの日本一という称号は欲しかったということであります。この日本一という称号を掲げながら,今年は世界へ向けて輸出拡大・販路拡大をしていきたいと,そのように思っております。
おかげさまで,香港に関しては和牛輸出の7割(72ハ゜ーセント)が鹿児島の和牛になっておりますし,台湾へも今どんどん鹿児島和牛が輸出を拡大している状況でもあります。この流れを東南アジア、ヨーロッパ、欧米へとつなげていきたいと,そのように思っておりますので,今後ともトップセールスをはじめとして,この日本一を使いながら,和牛の輸出拡大・販路拡大に全力で今年も取り組んでいきたいと思っております。
この和牛の輸出拡大ということもあり,また,水産物のブリ・カンパチの輸出も好調であります。こういったこともあり,昨年の農畜水産物の輸出額は過去最高を記録しております。また,インバウンドに関しても過去最高を記録しております。クルーズ船に関しても160回を超え過去最高となっておりますので,この流れをどんどん加速させなければいけないと,今年はそういう年にしたいと思っております。
そうした中で,今年は明治維新150周年ということであります。この明治維新150年を生かして,たくさんの方がこの鹿児島に来ていただけるように,トップセールスはもちろんのことでありますが、さまざまなイベントやプロモーションも積極的に展開していきたいと思っております。
また,鹿児島に来た方々が「鹿児島はよかったよ」と言っていただけるようなおもてなしの心,そしてまた環境整備も今後とも進めていきたいなと思っております。昨年も,維新ロードをはじめとして,来たときに「あぁ,いいな」と,「維新というのはそういうものだったな」ということを,ARも使いながら,わかりやすい,そういったことも整備してまいりましたし,また表示に関してもさまざまなところの整備を進めております。西郷さんの銅像があるところも何もなかったわけでありますが,あそこに,西郷さんを感じられるにはどこに行けばいいのか,どういうふうに行けばいいのか,というものを,西郷さんを一括してわかるような,そういうものも表示するようにしておりますし,また,(西南の役でできた)弾痕の跡はどこなのかというものも,私自身も歩いていて観光客の方に聞かれたことがあります。そういったことも含めて,どこに行けば何があるかということも含めて,もう少し親切な整備をする必要があるということもありますので,これまでも進めてまいりましたが,そういうものも今年は積極的に進めていきたいなと,そのように思っております。このいい流れを,今年は加速させて上昇気流に乗せる年ではないかと,そのように思っておりますので,そのために全力で取り組んでいきたいなと,そのように思っております。
やはり,明治維新150年そしてTPP・EPAという激動の時代を迎えるわけであります。この激動の時代を生かしていって,そして鹿児島県民の生活を少しでもよくする,そのために今年もけ死んかぎり走り続けてまいりたいと,そのように思っております。ぜひとも,県民の皆さん,よろしくお願い申し上げます。
キーワードは「一緒に」であります。官だけではできないこともあります。民だけでもできないことがあります。官と民が一致結束して,一緒になって,和牛日本一を獲得したように,チーム鹿児島で,今年のこの明治維新150年,そして激動の時代をよりよくしていきたいと,そのように思っておりますので,ぜひともよろしくお願い申し上げます。け死んかぎり今年も走り続けたいと思っております。ありがとうございます。

2.知事の年末年始の過ごし方

(幹事社)
そのような中,去年の年末から今年の年始にかけて,どのようにお過ごしになったかをお願いできますか。

(知事)
年末年始に関しましては,さまざまな所を訪れたいという思いもありまして,実行委員会で,黎明館に関して「食堂も含めてリニューアルした方がいいのではないか」,「整備はどうなっているのか」というご指摘もありましたので,黎明館を視察させていただき,食堂も見させていただきました。そして,さまざまな県有施設にも訪問させていただきました。また,南日本新聞主催の書道展にも参加させていただきました。子どもたちが非常に真剣に,ひたすら書道に打ち込む姿を見て,私も感動をもらったところでもあります。この子どもたちの一生懸命頑張っている姿を見ると,この鹿児島を少しでもよくしていきたいと,そういう思いにまた改めてなったところでもあります。
そういったさまざまな所を,明治維新の展示場があるところもそうですが,訪問させていただきまして,また今年この明治維新150年をどうやって生かしていけばいいかと,そういうことを考えながら年末年始を過ごさせてただきました。

(幹事社)
続きまして,県政一般についての質問に移りたいと思います。まず最初に川内原子力発電所関連以外の質問とし,その後に川内原子力発電所関連の質問とさせていただきたいと思います。
それでは各社から質問をお願いします。

3.(肉牛の部で)和牛日本一をPRする宮崎県との差別化

(記者)
和牛の話ですが,宮崎県も変わらず日本一を名乗っています。その差別化をどのように図られていくのか,知事としてのお考えはありますか。

(知事)
私自身は,宮崎県がどうのこうのということは考えておりません。和牛の日本一であるのは鹿児島だということは,共進会の皆さまもそうですし,さまざまな方々も知っていると私自身は思っております。まずは,和牛日本一を獲得したときに,新聞広告もそうでありますがさまざまなところで「日本一の和牛鹿児島」、「鹿児島の和牛日本一」ということをアピール・PRしてまいりました。そして先日は安倍総理のもとを訪れて、和牛日本一ということの中で食べていただいて,それが日本一の和牛であると全国ニュースで流れたということでもあります。そういうことで,宮崎県がどうこうではなくて,つまり「日本一の鹿児島の和牛」ということをいかにしてPRしていくかということの方が大事だということでこれまで取り組んできたと私は思っております。各国大使に,私の名前で「日本一の和牛,黒毛和牛は鹿児島です」と,「鹿児島の黒毛和牛が日本一に輝きました」ということをお手紙を書かせていただきました。早速,イタリアやドイツの大使館の中で,日本一に輝いたということで鹿児島の和牛を使っていただいたということでもありますし,また、そこにいたイタリアのシェフが「こんなにおいしいものはない。日本一は鹿児島だということがわかりました」ということで,そのレストランで鹿児島の和牛を使っていただくということにもなったわけであります。
また,さまざまなPRもそうですが,今後ともこの日本一ということを前面に掲げながら展開していきたいと思っております。

4.次回の全国和牛能力共進会に向けた取組

(記者)
この件に関して宮崎県とのお話とかあるのかと,次回の大会の開催県であり,(全国和牛能力共進会の審査)規定の見直しも検討される余地はあるのかを。

(知事)
先ほど言いましたが,宮崎県がどうのこうのではなくて,日本一は鹿児島県ですので,この日本一という鹿児島県を世界へ向けて,国内もそうですが,どんどんアピール・PRしていきたいなと,そのように思っております。
その戦略等に関しましては,私どもで戦略を見直すどうこうということではなく,これは私も何回も言っているわけでありますが,次の開催は鹿児島であるわけであります。何がなんでもこの鹿児島でまた日本一を取らなければいけないと,連覇しなければいけないと,そういう思いでいっぱいでありますので,もう今からいろんな方々と,どのようにしたらいいかということを打ち合わせているわけであります。
はずっと,オリンピックと同じだと言っているのです。つまり,オリンピックもウルトラCがあれば次はウルトラD、ウルトラE、F、Gと,今どこまでいっているかわかりませんが,オリンピックごとにどんどんレベルが上がっていくわけです,実際に。差がどれくらいあるかというと,なかなかどこの和牛も素晴らしい和牛がたくさん揃っています。その中で日本一をとるというのは本当に大変なことです。大変なことを今回鹿児島がやったわけであります。チーム鹿児島で勝ち取ったわけですから,今後ともこのレベルがどんどん上がっていくわけです。どういったものが逆に審査員の方々が注目するのかということの情報収集も大事になってきますよね。そういったことも含めながら,どんどん鹿児島の和牛が自らレベルを上げて,そして次の鹿児島の大会のときにはもう絶対に日本一を取ると,そういう思いで今は取り組んでいるということであります。

(記者)
あまり時間がないのでまた次回以降に。

5.明治維新150周年の取組(1)

(記者)
治維新150周年についてお伺いします。今年5月に式典を予定されているということでしたが,日時、場所あるいは内容等で決まったことなどはなかったでしょうか。

(知事)
今,詳細について詰めているところであります。歴史的な,大きな,心に残る,子どもたちの記憶に残る,そういった式典にしたいと,そのように思っております。もう150年は来ないわけでありまして,その明治150年,次に来るのは明治200年ということになりますので,つまり子どもたちに記憶に残るような,そういう記念式典にしたいと思っておりますので,できるだけたくさんの子どもたちに参加していただきたいと,そのようにも思っております。明治100年のときの記念式典も参考にしながら,大々的な,歴史的な,記憶に残る,そういった記念式典にしたいということで,今,準備を進めているところであります。

(記者)
関連して,明治維新で貢献した薩長土肥,他県等のホームページを見ていると,いろんなイベントが目白押しで楽しそうだと思うのですが,鹿児島県の,「鹿児島県明治維新」で検索したところ,最初に出てきたページの一番上にあったのが「明治維新体感フェス2017」,去年の10月にあったイベントが載っていて,他県と比べてしまうと,先ほどの式典のお話もそうですが「詳細はこれから」ということでした。

(知事)
5月に記念式典をやるわけですから,記念式典を行うということは発表しているわけで,詳細はだいたい詰まっているのですよ。詰まっていますが,まだそこまで発表,というところでありますので。
ご指摘の点に関しては,私も今ホームページを見ているわけではありませんので,ホームページを見ながら,そういった点も含めて改善すべき点は改善していきたいと思っていますし,私はその点に関しては非常に厳しく指示をしているわけでありまして,今そういうことをお伺いしました。そして,私自身も今日これから実際にホームページを見てみたいと思っております。
また,実行委員会のときにもお示ししたとおりでありまして,本当にたくさんのイベント、プロモーションもそうですが,たくさんのものが今,展開するようになっております。そういったことも含めて,ホームページも見直すべき点があれば,どんどん見直していきたいなと,そのように思っております。決して他県に負けているわけではありません。本当にたくさんのものをやります。
実際にカウントダウンイベントをやったのは,どこがやったでしょうか。鹿児島がやったわけですよね。あれだけの大がかりなカウントダウンイベントをやり,また,全国ネットのニュースでも放送していただきましたし,そしてYouTubeを通じて,国内だけではなくて世界に生中継していただいたわけであります。これは初めてのことではないでしょうかね。それだけ薩長土肥も注目される中で,特に最初に言われるのは薩摩であります。私自身は,薩長土肥ということでもありますが,薩長土肥と連携しながら,イベントも今年は展開していきたいと思っておりますし,それだけではなくて,その中でもやはり薩摩というものが中心だったと思っておりますので,薩摩でなければできないことはたくさんあるわけです。この薩摩というものを中心にしながら,カウントダウンイベントをまず最初にやって,そしてその後にさまざまなイベントを今後とも本当にたくさん展開していきたいなと,そのように思っております。
また,今後も薩摩と縁のあった京都の山田知事とお話しして「京都と鹿児島で連携して何かイベントをやろう」と,北海道の高橋知事とお会いして,北海道ともご縁があるので北海道ともやろうと,いろんなことをほかの知事とも,神奈川県の黒岩知事とも話しておりますし,ほかの知事とも連携しながら盛り上げていきたいと思っておりますので,さまざまなイベント、プロモーションを積極的にどんどんやっていきたいと,キャッチコピーのようにどんどん鹿児島をPRしていきたいと,そのように思っておりますので,ぜひとも,マスコミの皆さまにおかれましてもどんどん鹿児島をPRしていただけるようによろしくお願いします。

6.奄美の世界自然遺産登録に向けた意気込み

(記者)
奄美の世界自然遺産登録に向けて,年末に少しお話しされていらっしゃいますが,維新150周年の年は世界自然遺産登録の年でもあろうかと,そのあたりをお聞かせください。

(知事)
奄美の世界自然遺産登録に向けて,これまでも,世界自然遺産としての価値の維持,自然環境の保全と利用の両立,地域の機運醸成などに取り組んでおり,今後もこれらの取り組みを進めることとしております。また具体的には,国・県・市町村とで連携し,希少種の保護対策,公共事業における環境配慮の推進,観光客の増加を見据えた利用ルールの検討,利用の分散を図るための取り組み,自然保護に関する勉強会の開催等を進めていくこととしております。
県といたしましては,今年夏の登録実現に向けて,引き続きこれらの取り組みを着実に進めていきたいと思っております。世界自然遺産登録は,奄美を国内外に向けて発信する絶好のチャンスであると思っております。奄美空港では,空港利用者の増加に対応するためのターミナル(ビル)の拡張工事も進んでおります。県では,この登録の効果が群島全体に波及するように,群島内の全市町村を巡る世界自然遺産奄美トレイルの設定,そして群島内の島々を航空機や船舶でつなぎそれぞれの島での体験メニューを組み合わせた旅行商品を開発するアイランドホッピング事業を引き続き進めてまいります。さらに,クルーズ拠点の誘致についても、地元の意向なども踏まえながら取り組んでまいりたいと考えております。
今後のスケジュールを言いましょうか。いいですか。

(記者)
鹿児島県が,そういう遺産を2つ持つ県になる可能性が非常に高いのですが,そのあたり,鹿児島出身の知事としては,お気持ち的にはどうですか。

(知事)
当,おっしゃるとおりでありまして,屋久島そして奄美という世界自然遺産を2つ持つ県は鹿児島しかないということになるわけでありますので,この世界自然遺産をある意味では生かしながら,そして奄美、屋久島の振興につなげていきたいと,そのようにも思っているわけであります。先ほどアイランドホッピング事業ということもお伝えいたしましたが,やはりこの世界自然遺産クルーズ,世界自然遺産ツアーということで,沖縄とともに連携しながら取り組んでいきたいとも思っております。
沖縄には,たくさんの方々が旅行客としてお見えになるわけでありますので,沖縄に来た方々が奄美大島に飛んでいただいて,そしてクルーズで来ていただいて,そしてそこから,奄美大島から屋久島に飛んでいただく,クルーズで来る,そしてその屋久島に来た方々が鹿児島まで来ていただけるような,こういった世界自然遺産クルーズ,ツアーを積極的に活用していきたいと,そのように思っております。
私も,奄美大島、徳之島、与論島、沖永良部島、屋久島、種子島もそうですが,島々があるということは素晴らしいことだなと思っておりますので,この奄美と屋久島だけではなくてそういった島々にも,活性化につながるようなそういった取り組みも進めていきたいなと思っております。与論島も,百合ヶ浜を含めて私も行きましたが,本当にこんなところがあるのかというくらい素晴らしいところだなということを改めて感じております。奄美もそうですが,行く先々で自然また文化・歴史もあります。そういった中で,やはりこの世界自然遺産を生かしながら島々の活性化に,振興につなげていければなと,そのように思っております。
そうした中で,今年は「西郷どん」も放映されるわけでありまして,奄美大島も含めて非常に注目されていくのではないかと思っておりますので,これを世界自然遺産とともに生かしていきたいと,そのように思っております。

7.馬毛島対策協議会の最近の動向

(記者)
私から最後の質問です。そういった中で,年末に,馬毛島を巡る対策協議会がありましたが,少し風向きがどうなるのかというところを注視していかなければならないのですが,知事としては,この馬毛島の問題をいかがとらまえていかれるおつもりでしょうか。

(知事)
今おっしゃったのは,(馬毛島対策)協議会のことだと思いますが,協議会の動向については,報道では承知しております。県としては,私もそうですが,これまでお伝えしているとおりでありまして,地域の方々の意向が最も重要という立場でありまして,引き続き地元の動向を注視してまいりたいと,そのように思っております。

(記者)
ということは,反対でも推進でもないということですか。

(知事)
一番重要なものは何かというのも,地域の方々の意向というのが一番重要でありますので,そこをまず注視してまいりたいと思っておりますし,国が地元に対しても十分かつ丁寧な説明を行う必要があると,そのように思っております。

8.明治維新150周年の取組(2)

(記者)
先ほどのお話と少し繰り返すかもしれませんが,今年明治維新150周年,また間もなく大河ドラマ「西郷どん」も始まるということで,改めてそういった年が幕開けしたことへの期待感,また先ほどからいろいろなイベントやPR事業も展開されたいということでしたが,もう少し具体的に,どういったものかというものを,触れられるものがあればそこも併せてお伺いできればと思います。

(知事)
先ほどもお伝えしたとおりでありまして,明治維新150年という年を迎えるわけであります。この近代国家,今の日本をつくったのは鹿児島であると私は思っておりますので,この明治維新を成し遂げたときの自信と勇気を取り戻して,県民の皆さんとともにこの鹿児島を元気にしていこうと,そういう思いでいっぱいであります。
これまでも,さまざまな取り組みを行ってきたわけでありまして,やはりNHKの大河ドラマ「西郷どん」も放映されるわけでありますので,「西郷さんに会いたい」と,そういう思いで鹿児島を訪れる方も今年はたくさんいるのではないかと思っております。まずは,そういった方々に対して,「西郷さんに会うにはどこに行ったらいいのだろう」「どういう西郷さんがあるのだろう」ということも含めてお伝えするような,そういったものが大事かなと思っております。「どこに行けばどういう西郷さんに会えるのか」また同時に,ただ「そこに行ってください」ではなくて,そこに行ったときに西郷さんが感じられるような,そういうものでなければいけないと私は思っております。ですから維新ロードも,今いろんな形で整備しておりますが,西郷さん,そして大久保さん,いろんな方々がいて,そしてARを,そこにかざせば西郷さんという人に出会えて,また明治維新ということに関して分かる。そして西郷さんが生まれたところに行ったときに,これまでは何もありませんでしたが,そこに西郷さんについてのお話をしていただけたり,そこでお茶を飲みながら,いろんな形の中で、西郷さんはここで生まれて,あぁ,ここでどうしたのだろうかという,そういったものも分かっていただけるような,そういったものも今整備しております。
そして,いわゆるストーリーが大事だと思っているのです。西郷さんは,西南の役の後どうしたのだろうといったときに,やはりストーリーがそこで分からなければいけないので,そのストーリーがそこにあり,そのストーリーのとおりに西郷さんを訪ねることができることも大事だと思うのです。私学校跡がありました。西郷さんがいました。そして西郷さんは西南の役の後どこに行ったのだろう。(西南の役でできた)弾痕の跡があり,そして洞穴がありました。洞穴で亡くなったのか。そうではありませんよね。洞穴から出て行って,そして腰を撃たれて,そして「晋どん,もうここらでよかが。」という形の中で終焉の地がそこにあるわけですね。終焉の地に行ったらその時の場面が分かるような,そういったものもそこになければいけませんよね。そして,その後に、では西郷さんはということになると,やはり南州墓地に行けばまた本当の意味での西郷さんに出会える。私もお正月に南州墓地に行きましたが,たくさんの方がお見えになっていました。そして南州墓地から見る桜島,そしてある意味では,そこで逆にいえば西郷さんを感じていただければ,違う意味での明治維新を感じていただけるのではないかと思っております。
イベント、プロモーションも実はたくさんやりますので,後でお届けしたいと思いますが,そういうことも大事であると思います。
でも私自身は,本当の意味でのおもてなしの心というのは,そういった形の中で,ちょっとしたことですが西郷さんを感じていただくにはどうしたらいいかという,今言ったことも大事だと思っておりますので,そういったことでも,「鹿児島はいいところだったよ」と「よかとこいやっ」と思っていただけるような,整備も含めて,おもてなしの心もそうですが,対応をしていきたいと,そのように思っておりますので,ぜひともよろしくお願いいたします。

(記者)
少し重ねてですが,今のお話のところでいきますと,案内板やガイドの養成というところをこれまで以上に進めていくという意味合いが強いのでしょうか。そういった案内をされるガイドの方や案内板の設置をより進めていくという。

(知事)
それもこれまで進めてまいっております。そういうことも大事ではないかということと同時に,西郷さんを感じていただけるような設備整備も必要ではないかと思っています。当然のことながら,イベント、プロモーションもやります。イベント、プロモーションもやりますが,そういったプラスアルファとして大事ではないかと思っております。
いろんなものをやりますよ。固いものから柔らかいものから。柔らかいものであれば、全国西郷さんそっくりさん大会、全国の西郷さんそっくりさん鹿児島に集えなど,いろんなものもやりますし,いろんなそういうことも含めて展開もしてまいりたいと思いますし,またイベント、プロモーションも展開してまいりたいと思っております。

9.JR九州のダイヤ改正公表に対する所感と今後の対応

(記者)
昨年の年末ですが,JR九州が大幅なダイヤ見直しに踏み切ったという報道がありました。九州7県の幹部の皆さんで,もう一度見直しを,ダイヤ改正について改めて検討してもらえないかといった要望も出されていますが,知事としては今回のダイヤ見直しについてどのように見られていますか。

(知事)
鉄道というものに関しては,やはりその地域の中でなくてはならないものだと私は思っておりまして,それは生活する上においてなくてはならないものだと思っております。鹿児島の場合は,ご存じのとおり自動車での移動というものが主流になりつつあることもそうかもしれませんが,やはり高齢化とともに,そして地域において,鹿児島という地域特性において,鉄道の果たしている役割というのはこれまでどおりでありまたこれまで以上になると私は思っております。都会であれば,地下鉄もあればいろんな交通機関があり,どこに行くにも非常に便利であるわけであります。特に鹿児島という地域特性を考えた時に,JR九州の果たしている役割は非常に大きいものがあると私は思っております。そこの区間を移動するために,これまでも生活のためにその鉄道を利用しておりますし,また学生が通学のためにも鉄道を利用しているわけであります。だから,この鉄道というものはなくてはならないものだと。生活にとってなくてはならないものだと。そういう観点から,JR九州さんにはお願いしたいと思っておりまして,鹿児島県の副知事,宮崎県もそうですが,JR九州の方に行って取締役の方に対してその辺りを分かった上で,ダイヤ編成もそうですがお願いしたいと,そういうことを行ったということであります。

(記者)
JR九州が一昨年の9月に上場してから,これから本格的に合理化に踏み切っていくのではという懸念も自治体の方からは聞こえてきますが,今後はダイヤの減便、廃線ということに踏み込んできた場合,県としてはJR九州とどういった協議を進めていきたいと考えていますか。

(知事)
今回は,副知事がJR九州の取締役の方にそういった鹿児島県、宮崎県の思いをお伝えしたわけであります。今後とも,九州知事会などでも,そういったことを私の方から提案していきたいと,そのように思っておりますし,JR九州さんの方には生活そして通学そして高齢者の方々の生活においてはもうなくてはならないものになっていると,そのあたりを考えた上で,配慮した上で編成してほしいということは,これからも強く要請していきたいと,そう思っております。

10.国家戦略特区提案(外国人材を活用した農林水産分野の成長産業化)のねらい

(記者)
昨年の議会でも冒頭におっしゃったのですが,農林水産業の人手不足解消で,国家戦略特区を国に提案されたということですが,県内の基幹産業,一次産業でやはり人手不足が深刻になってきているという現状はあると思いますが,改めて特区を提案された狙いと,人材不足について県として,知事としてどのように考えられているか。

(知事)
まず,特区提案の目的そして期待されるところ,効果ということだと思いますが,その点に関しては,基幹産業である農林水産業において,人口減少そして高齢化等の進行に伴い,労働力不足が顕在化しているわけであります。そういうことから,昨年11月27日に内閣府に対して,農林水産分野における外国人就労を可能とするための国家戦略特区の提案を行ったところであります。この提案が実現しますと,労働力の安定的な確保,農業法人等の生産体制の強化,外国人材を活用した海外展開が促進され,農林水産業の成長産業化に寄与することが期待されるわけであります。今,特区指定につきましては民間有識者等で構成されます、特区ワーキンググループ,特区諮問会議で審議がなされているところであります。必要な手続きを経た上で設定されることとなっておりますので,今後とも特区指定に向けて適切に対応してまいりたいと思っております。
私が最初この特区を申請しようと思ったことは,曽於を含めて,現場で頑張っている方々にお会いしました。その時に,やはり農林水産業,農業に携わっている中で人手不足というものが深刻になっていること,そしてある意味では,特区でなければ、農業に携わっている方々に非常に規制があって,これは,この農産物をやったら(作ったら)違うものはできない(作れない),この季節はいいが(この季節は)できないとか,そして何年か経ったらすぐとか,いろんなもの(規制)がたくさんあることでもありますので,そういった面から特区の必要性を感じたということであります。
この特区の申請に関しては,農林水産物だけではなく,さまざまな分野の方々からも「特区を申請してほしい」という要望は受けているところであります。

(記者)
曽於とおっしゃったのですが,例えば日本一に輝いた和牛,そういった現場でも人手不足の声は聞こえてくるのですか。

(知事)
日本一に輝きました和牛について申し上げますと,やはりこの日本一の称号が欲しかった理由の一つにもなりますが,やはり日本一の生産量を誇る鹿児島の和牛であるわけであります。ただし,やはりブランド化を図っていかなければ,少しでも高く売らなければ,後継者が育たないということでもありますね。だからこそ,この日本一という称号,つまりブランド名が欲しかったわけであります。このブランドを手にしたことによって,現状でも鹿児島の和牛のA5ランクをはじめ非常に高くなっているわけでありまして,またある意味では非常にたくさん買っていただけるようになっているわけであります。少しでも高く買っていただけることによって生産者の所得を上げる,生産者の所得を上げることによって若い人たちが後継者として育っていく,和牛生産,畜産業をやりたいという人たちが今少しずつ増えているわけでありますので,そうした方々のためにも,この日本一という称号は非常によかったなと思っておりますので,また逆に言えば,今回宮城に行った方々の中では,ご存じのとおり,実は若い方々がたくさんいるのです。若い方々が牛を引いて,そして日本一を獲得して,笑顔で,自信に満ちあふれた顔で,そしてもっともっといい牛を作りたいという,そういうお思いになっていただいたわけでありますので,そういった方々を見ていると,また若い方々が畜産業をやりたいという人も結構増えていますし,市来農芸高校の方々も非常に頑張っていますので,そういった意味からも後継者をどんどん育てていきたいと思っております。まず,将来性ということも大事だと思うのです。つまり,将来が不安であればその職業に就くということはなかなか難しくなるわけでありますが,将来へ向けて,頑張ればなんとかなるかもしれないと,こういう形の中で頑張っている人を見ると自分もやりたいと,そう思っているわけでありますので,そういった面からもこの後継者を育てるということも大事であるということを改めて感じておりますし,また,ブランド名,ブランド力を高めて,少しでも生産者の所得を上げる,そして後継者が育つ,この好循環にもっていきたいと,そのように思っております。そのためにも,今年は非常に重要な年になると,そのように思っております。

11.県職員が働きやすい職場づくりについての考え

(記者)
ほどの仕事始めの式でもおっしゃっていましたが,今年はとても重要な年として位置付けられていると思います。明治維新150周年であったりまた県のPR,農産物の輸出など,そういったことに知事が筆頭となって職員の方も一生懸命取り組んでいらっしゃると思います。そういった推進をしていく中で,一部に負担が集中したり,家庭生活が難しくなったりと,そういった困難さということも生じてくるのかなと思いますが,そうならないように,部下の仕事と生活の調和を配慮するイクボス宣言をされた知事として,今年は,今年働きやすい職場づくりにどう促していくのか教えていただけたらと思います。

(知事)
働きやすい職場づくりというのは非常に大事だと思うのです。環境も大事だと思うのです。生き甲斐も大事だと思うのです。やはり仕事をする上で生き甲斐というものも大事かなと思いますので,その生き甲斐を保ちながら,そして家庭も非常に大事にしながら,そして充実した一年になるように,そういった取り組みができるように,私も環境づくりに努めていきたいと,そのように思っております。
だから,土日に出勤したらその分平日に休む等,そういった労働環境というのも非常に大事かなと思っておりますので,やはり私がイクボス宣言をやりましたが,各上に立つ人たちも大事だと思うのです。私だけが全部を,県庁の職員をみんなということはなかなかでしょうから,各部長さんにもそのあたりを含めてイクボス宣言をしていただいたと思っておりますので,そういったことも含めながら働きやすい環境,家庭を大事にする環境,そのあたりも踏まえながら対応していきたいとは思っております。

(記者)
では,今年も引き続きそういったことに配慮しながら各事業を進めていくということですね。

(知事)
そうですね。もう,そうだと思うのです。先ほども言いましたが,仕事をする上では,やはり生き甲斐ということも大事だと思いますし,そのためには与えられたことに対する,それは皆さん方も同じですよね,与えられたことに対する結果を出すことも大事でしょうし,その結果を出すために努力することも大事だと思っておりますので,一生懸命努力する,そして県民の生活が少しでもよくなるように頑張る,それが我々の役目だと思っておりますので,そういった思いで一致結束して取り組んでいければなと思っております。そうした中で,やはり働きやすい環境もつくっていく必要があると思っておりますので,そういった意味でメリハリのあるそういったものも必要になってくるかなと思っております。そのあたりを含めて,各部長に対しても指示していきたいと,そのように思っております。

(幹事社)
ほかに質問のある社はありませんか。
それでは県政一般に関しての質問は終了したいと思います。
続きまして川内原子力発電所関連について質問のある社はお願いします。

12.川内原子力発電所の避難計画(鉄道利用)に関する検討状況

(記者)
今日の西日本新聞ですが,原子力発電所の重大事故に備えた避難計画の中で,鉄道の活用を具体的に検討しているという報道がありました。その検討状況を教えてください。

(知事)
子力災害時の避難につきましては,原則として自家用車とし,自家用車の利用が困難な住民は,県や関係市町と準備するバスを利用していただくこととしております。鉄道に関しましては,平成26年に,いちき串木野市からJR九州に対し,原子力災害時における住民避難の列車利用に関する協力を要望したことは承知しております。これまで,具体的な利用等についての話し合いには至っていないということだと思っております。
鉄道に関しては,補完的手段の一つであるということは思っておりますが,現在はそこまでというところであります。

(記者)
うであれば,今日の西日本さんの報道によれば,具体的にだいたい30キロ圏にある伊集院駅を拠点に,南側へ避難する人たちをそこで乗せて,臨時列車等を使って利用するというような,具体的な検討まで書いてあるのです。それは違うということですか。

(知事)
なくとも,私自身はそこまでは承知しておりません。

(記者)
知事は承知していなくても,もちろん現場の方でいろいろ検討されると思いますが,その現場での検討状況はどうなっているのですか。

(知事)
私自身はそこは承知しておりませんので,危機管理局が現場になりますのでそちらの方にお問い合わせいただければと思います。

(記者)
先ほど補完的手段の一つという言葉がありましたが,具体的にどういうことなのでしょうか。

(知事)
そのあたりも含めて,危機管理局の方で聞いていただければと思います。

(記者)
わかりました。

(幹事社)
ほかに質問のある社はありませんか。

13.伊方原子力発電所の運転差し止め仮処分に対する見解

(記者)
昨年12月に伊方原子力発電所3号機で運転差し止めの判決がありました。これは阿蘇山の大噴火の影響を重視したことだということですが,県内でも桜島をはじめとする火山,また,稼働している川内原子力発電所がありますが,知事として,司法判断で原子力発電所が止まり得ることについての見解をお聞かせください。

(知事)
今回の決定について,司法判断でありますので,司法判断に関わることであることから,コメントは差し控えさせていただければと思います。ただ,一つ言えることは,鹿児島には川内原子力発電所があり,そして高濃度の放射性廃棄物があるわけでありますので,私自身ずっと力を入れてまいりましたが,防災対策,県民の安心・安全が一番でありますので,防災対策について引き続き全力で取り組んでいきたいなと,そのようにも思っております。

(幹事社)
ほかに質問のある社はありませんか。

14.使用済み核燃料の乾式貯蔵についての見解

(記者)
原子力発電所について,高濃度の放射性廃棄物が原子力発電所が動こうが動くまいがあるというのが,知事のお話としてずっとあると思います。実際,貯蔵の仕方に関して,乾式の貯蔵の方法があると思いますが,そのあたりのご見解は何かありますか。

(知事)
もう1回,聞き取れなかったです。

(記者)
聞こえますか。核燃料の貯蔵の方法について,乾式貯蔵等がいろいろ検討されていると思いますが,何かご見解がおありでしょうか。

(知事)
使用済燃料の乾式貯蔵について,使用済燃料プールで冷却された使用済燃料を,キャスクという専用容器に入れて貯蔵する方法でありまして,水や電機を使わずに,空気の自然対流で使用済燃料を冷却することができる,そういうことは聞いております。

(記者)
それについて,よりそちらを推進すべきであるかどうかというような,なにかそういう,回答としてありますか。

(知事)
現在は,聞いている,というところであります。

(幹事社)
ほかに質問のある社はありませんか。
質問がないようですので,これで終わります。

(知事)
ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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