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更新日:2018年1月26日

平成30年1月25日定例知事記者会見

時:平成30年1月25日(木曜日)午前11時00分~午後0時11分

場所:記者会見室(県庁5階)

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発表事項

  1. 明治150年記念式典(仮称)の日程,場所の公表
  2. 平成29年度原子力防災訓練
  3. 指宿有料道路(山田料金所)のETC完成供用
  4. 燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会の募金及び企業協賛の募集
  5. 明治維新150周年記念イベントんなで巨大「西郷どん」を創ろう~子ども達と創る世界一の西郷どん~

質問事項

  1. 薬物事案による県職員の逮捕についての所感
  2. 草津白根山の噴火を受けての霧島山の防災対策
  3. 県立高校におけるいじめ再調査(1)
  4. JR九州のダイヤ改正に伴う県の対応
  5. 県立高校におけるいじめ再調査(2)
  6. 知事トップセールスでベトナム,フランスを選んだ理由と今後の予定
  7. 鹿児島市松陽台町の女子高校生刺傷事件に対する所感
  8. 来年度予算についての考え方
  9. 行財政改革の取り組み
  10. 来年度の出願倍率を踏まえた県立楠隼高等学校の在り方
  11. マリンポートかごしまのCIQターミナルの整備状況
  12. 官民連携による国際クルーズ拠点への応募
  13. 瀬戸内町のクルーズ拠点整備への県の関わり方
  14. 大規模スポーツ施設の整備に関する検討状況(1)
  15. 精神科診療所の不祥事案に対する県の対応(1)
  16. 大河ドラマ「西郷どん」放送の感想
  17. 西郷隆盛公に対する知事の思い
  18. 精神科診療所の不祥事案に対する県の対応(2)
  19. 大規模スポーツ施設の整備に関する検討状況(2)
  20. 川内原子力発電所1号機の定期検査に対する県の対応
  21. 川内原子力発電所の火山対策への対応状況
  22. 原子力政策に係る来年度予算の検討状況

(幹事社)
日はよろしくお願いいたします。
日は知事から発表事項があるということですので,よろしくお願いいたします。

1.明治150年記念式典(仮称)の日程,場所の公表

(知事)
よろしくお願いいたします。
まずは明治150年記念式典の日程,場所等の公表についてであります。明治維新の意義,日本の近代化への歩みを振り返り,先人たちの業績を後世に伝える歴史的な明治150年記念式典を,5月25日金曜日に,県総合体育センター体育館で開催することといたします。また,翌26日にかけては,子どもたちをはじめ幅広い世代に参加してもらうパレードを含めたさまざまなイベントを開催したいと思っております。次の世代を担う若者にこれからの鹿児島のあり方を考えてもらう絶好の機会とするために,県内の若者に数多く参加してもらいたいと思っております。記憶に残る記念式典にしたいと考えております。
配付資料(PDF:32KB)

2.平成29年度原子力防災訓練

(知事)
次に,原子力防災訓練について発表いたします。来月3日の土曜日に,昨年度から時間を早めまして,午前7時30分から午後6時まで実施します。今年度は,熊本県津奈木町のほか薩摩川内市,いちき串木野市内の幼稚園,保育園などが新たに参加し,参加人員も過去最大規模で実施した昨年度よりも多いおよそ4,400人規模で実施したいと考えております。訓練の概要につきましては配布しております資料のとおりでありますが,具体的な訓練内容につきましては,今年度は専門委員会や昨年度の訓練の反省会等でいただいた検討を踏まえ,県域をまたぎ阿久根市から熊本県津奈木町への広域避難訓練,幼稚園・保育園の避難訓練,避難元と避難先の自治体との連携の習熟等を図るための模擬避難所の設置のほか,長島地区で実働機関と連携した離島孤立化地域への対応訓練,避難待減時検査において車イス利用者を対象とした検査の実施,原子力災害拠点病院に指定した鹿児島大学病院との連携など,新たな訓練も実施したいと考えております。さらに,警戒事態における初動対応訓練,安定ヨウ素剤の緊急配布場所,地震による倒木等により通行不能となった避難道路の訓練など,規模や訓練方法などを拡充したいと考えております。私としては,引き続き原子力防災訓練の実施など,川内原子力発電所に関わる防災対策の充実・強化に全力で取り組むことにより,県民の安心・安全につなげてまいりたいと考えております。
配付資料(PDF:542KB)

3.指宿有料道路(山田料金所)のETC完成供用

(知事)
そして,指宿有料道路のETC完全供用についてであります。利便性向上と渋滞緩和に寄与するために,指宿有料道路の山田料金所で進めておりますETC設置につきましては,昨年12月に2レーンが供用いたしました。残る2レーンにつきましては今年3月に供用することとしておりましたが,早期全面供用に向けて取り組んだ結果,来月20日に供用できることになりまして,上下合わせて4レーンとなります。これにより,さらなる利便性向上,渋滞緩和が見込まれるところであります。

4.燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会の募金及び企業協賛の募集

(知事)
次に,「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」への募金及び企業協賛の募集についてであります。県の実行委員会では,2020年に開催される「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の成功に向けて,両大会の開催機運の醸成を図る県民運動の一つといたしまして,今月29日から募金と企業協賛の募集を始めます。まず募金につきましては,愛称を「ぐりぶーファミリー募金」といたしまして,人材育成をはじめ花いっぱい運動,ボランティア活動などに活用するものであります。2020年10月末までの間に金融機関での振り込みのほか,県庁や市町村役場などに設置する募金箱,各種イベントなどで募金をお願いすることとしております。募金をいただいた方には,感謝状,記念品の贈呈といった形でお礼の気持ちを表したいと考えています。なお,個人につきましては,所得税,住民税の寄附金控除の対象となり,法人は全額を損金に算入できることになります。次に企業協賛につきましては,県実行委員会に協賛金をいただき,広報活動経費に充当するほか,物品等を提供いただき大会運営に活用するものであります。募集期間は,協賛金が2020年3月末まででありまして,物品等は両大会が終了するまでとなっております。協賛金や協賛物品等に関わる費用につきましては,全額を広告宣伝費として損金に算入できます。以上が募金と企業協賛の概要ですが,詳細はお手元に配布しておりますパンフレット,ホームページでご確認いただければと思います。本県での国体開催は,太陽国体以来48年ぶりとなります。全国障害者スポーツ大会は初めての開催となります。両大会の成功に向けて,県民一人ひとりの皆さま方や企業・団体の皆さま方のご支援・ご協力が何よりも必要でありますのでよろしくお願い申し上げます。
配付資料(PDF:46KB)

5.明治維新150周年記念イベントんなで巨大「西郷(さいごう)どん」を創ろう~子ども達と創る世界一の「西郷(さいごう)どん」~

(知事)
最後に,明治維新150周年記念イベントといたしまして,「みんなで巨大「西郷(さいごう)どん」を創ろう~子ども達と創る世界一の「西郷(さいごう)どん」~」の企画を行います。明治維新150周年記念といたしまして,世界一の高さの西郷どんを完成させるイベントを実施いたします。これは,子どもたちが思い描く鹿児島の未来や夢を巨大西郷どんの着物部分に書き込んで少しずつ引き上げながら,およそ14mの世界一の西郷どんを完成させようというイベントであります。2月16日から22日まで1週間,鹿児島中央駅アミュプラザ広場において開催いたします。1日ごとに西郷どんのオブジェがどんどん大きくなっていきます。同時に,会場周辺で撮影した巨大西郷どんを含む写真をインスタグラムで応募してもらい,西郷どんグッズが当たるインスタ公募展を展開し,鹿児島の盛り上がりを全国に発信したいと考えております。また,完成した西郷どんにつきましては,夜間に内部点灯しイルミネーションとしてPRするほか,イベント終了後においても,さまざまな取り組みにおいて活用する予定であります。さらに,事前にお寄せいただいたメッセージを巨大西郷どんに貼り付けることにより,離島,遠隔地の子どもたちも製作に参加していただくこととしております。期間中は,西郷隆盛公にまつわる絵本の読み聞かせ,西郷どんグッズ,県産品の販売なども予定しておりますので,できるだけ多くの方々にご来場いただき,明治維新150周年を機会に鹿児島の未来や夢についてみんなで考えていただけたらと考えております。
配付資料(PDF:490KB)

私からは以上でございます。

質問内容

(幹事社)
れでは,発表事項に関してご質問のある社はお願いいたします。

(記者)
明治150年記念式典について伺います。日程は決まりましたが,皇室のご出席を検討というお話ですがそのへんについては進んでいますでしょうか。

(知事)
い,明治150年記念式典について,現在も皇室ご臨席の可能性を検討しているところであります。

(記者)
それと記念式典と関連イベント,関連イベントではパレードというお話もありましたが,それぞれ,今お話しいただける範囲でどのようなものかご説明いただけませんでしょうか。

(知事)
今,さまざまなことについて検討しておりまして,記念式典を開催し,そしてパレードもありますし,その他も子どもたちができるだけ参加できるようなイベントを考えているところであります。まとまりしだい詳細について発表したいと思っております。明治維新100周年の時にも,さまざまなイベント・式典をやっておりますので,その辺りも参考にしながら今取り組んでいるところであります。

(記者)
それぞれの規模ですが,式典の人数あるいは関連イベントの人数は決まっていますでしょうか。

(知事)
県総合体育センター体育館で開催するわけでありまして,その体育館に入る最大規模の人数で行うということになると思います。その中で,できるだけ子どもたちを招きたいと思っております。後世に伝えられるように,記憶に残るような,そういった記念式典にしたいと,そのように思っております。

(幹事社)
ほかにありませんでしょうか。

(記者)
先ほどの関連で,最大規模の人数ということですが,具体的に何人ぐらいを見込んでいらっしゃるのでしょうか。

(知事)
4千人ぐらい入るのだっけ,3千人,3千人くらい。

(記者)
翌日の,関連イベントのパレードですが,これは具体的にどの辺りをパレードするというのは決まっているのでしょうか。

(知事)
歴史的な偉人が生まれた所も含めて,そういう明治維新にまつわるような所を中心にパレードができればなと思っております。

(記者)
県内の小中高校生,これはもちろん離島を含め奄美なども含めて全域から参加してもらいたいということでしょうか。

(知事)
物理的に,金曜日ということもありますので学校の関係で県体育館に来ていただけるかどうかは分かりませんが,できるだけ参加していただける方法を考えていきたいと,そのように思っております。

(記者)
原子力防災訓練ですが,まず今年開始時間を30分早めるその目的は,どういうために30分早めるのでしょうか。

(知事)
前回の訓練後の反省会において,発災直後の初動対応訓練の実施が必要との意見が出されたことを踏まえ,今回の訓練では警戒事態における初動対応訓練として実働機関への派遣要請,PAZ要配慮者への避難準備の連絡,住民への広報等を行うこととして開始時間を早めたところであります。

(記者)
反省会でも出ていたと思いますが,配付資料(6)の「避難元と避難先の自治体との連携の習熟を図り」と,これはずっと課題として指摘されていることだと思いますが,この訓練でどのように習熟を図っていきたいとお考えでしょうか。

(知事)
前回の反省等もあり,また専門委員会からいろいろとご指摘もありましたこと,今回はそういう点も踏まえて対応していきたいと思っておりまして,自治体との連携等に関しても重要視して対応していきたいと思っております。ただ,先ほども言いましたが今回の重点項目と新たな訓練という中で,6項目について新たな訓練を実施したいと考えており,そしてまたさらに警戒事態における初動対応訓練,安定ヨウ素剤の配布場所,倒木等により通行不能となった所の訓練等,さまざまな訓練を拡充したいと思っており,このような訓練においては地元自治体との連携も必要になってくると思っております。

(記者)
当日,知事はどのような動きを予定されていますか。

(知事)
私は訓練当日,災害対策本部会議で指揮を執ることになっております。前回の訓練と同様に,指揮を執った後に訓練の状況を視察し,関係機関,住民の方々が取り組んでおられる姿を直接確認したいと考えております。具体的な視察先については,現在最終的に調整しているところであります。

(記者)
どのようなところを見たい,確認したいとお考えですか。

(知事)
昨年も避難所も含めて直接住民の方々とのお話をさせていただいたところでありますので,それと除染する場所も含めて視察させていただきましたので,そのあたりを踏まえながら視察したいと思っております。現在,本当に最終的に担当局と詰めているところでありまして,午前中に行われる訓練があり,また午後に行われる訓練の中で視察するということになると思います。

(記者)
関連で,防災訓練の規模ですが,先ほど,最大4,400人参加の規模で実施するとありました。主催については県と関係9市町とありますが,昨年は確か18市町が参加されたかと思います。今回の参加市町の数としてはいかがでしょうか。

(知事)
それはどれくらいかな。後で。

(危機管理局長)
原子力安全対策課のほうで。

(記者)
明治150年記念式典について,これまでも関連イベントはありましたが,今回この式典で伝えたいこと,強化して訴えたいことと,先ほどおっしゃったパレードについては一昨年もあったと思いますが,それとの違いは,今回はどういったところをしていくのかを教えてください。

(知事)
今回の式典につきましては,今回の明治維新150周年の中核となる行事と位置付けており,なるべく早い時期に開催するということもあり5月に開催するということであります。近代日本の礎をつくった鹿児島県,国・他県に先んじて開催することにより,本県から全国的な機運を醸成していくことができると考えております。また,明治維新の意義,日本の近代化への歩みを振り返り,先人たちの業績を後世に伝える歴史的な式典にしたいと考えており,その内容についても,先ほど言いましたが明治100年記念式典等も参考にしながら検討を進めているところであります。
そして,明治維新150周年にあたり,先ほども言いましたが明治維新の意義,我が国の近代化への歩みを再認識すると,後世に継承する機会となり,明治維新を成し遂げた先人たちに学びながら,自信と勇気にあふれる鹿児島を取り戻そうと,そういった機運を大いに盛り上げたいと考えております。
そういった意味からも,この記念式典についてはオール鹿児島で官民一体となって取り組む必要があると考え,県民の皆さまの間にも明治維新を成し遂げたあの自信と勇気にあふれる鹿児島を取り戻そうとの機運を大いに盛り上げるためにも,若者も参加できるような式典を検討していきたいと考えております。さらに,県内外の関係者,他県・国等々にも幅広く招待したいと考えております。
一昨年は小規模でしたが,今回は明治維新150周年という形の中でのイベントとしてのパレードというような工夫をしながらのパレードになると思います。機運醸成を図るためのパレードという形になると思います。

(記者)
この記念プロジェクト実行委員会のメンバーを見ても,学識者がいなくて文化的な要素が薄いのかなという気がしていましたが,やはり今回は歴史文化を後世に伝えていくというところは大事にしていくというところですか。

(知事)
歴史文化,明治維新を成し遂げた鹿児島も含めて,そういったものを後世に継承していくと,そのための式典そしてパレードにしたいと思っております。

(幹事社)
ほかはよろしいでしょうか。
続きまして県政一般についての質問に移りたいと思います。
まず,幹事社から3つ質問させていただきたいと思います。

1.薬物事案による県職員の逮捕についての所感

(幹事社)
1つは薬物事案による県職員の逮捕というのがありました。それについて知事から一言いただきたいと思います。

(知事)
まず,県の職員が逮捕されるという事態が生じたことは誠に遺憾でありまして,県民の皆さまに大変申し訳なく思っております。公私の別に関わらず法令遵守,綱紀の保持に努めなければならない地方公務員としてあってはならないことであり,速やかに事実関係の把握に努めたいと考えております。県ではこれまで副知事通達,総務部長通知を発するなど,各所属における職場研修などのあらゆる機会を通じて,法令遵守・綱紀の保持について注意喚起を行ってきたところであります。再発防止に向けて,直ちに服務規律の厳正確保・綱紀の保持について全職員に周知徹底するよう指示し,昨日,関係課長会議を開催いたしました。さらに,全職員に対しこのような不祥事が絶対に起こらないように,各職員の「全体の奉仕者」という自覚と責任を持って行動すること,管理監督の地位にある職員は部下職員に対する指揮監督を徹底すること,などを文書により訓示したところでございます。

2.草津白根山の噴火を受けての霧島山の防災対策

(幹事社)
草津白根山の本白根山で噴火があり被害が出ました。鹿児島にも霧島山などありますので,そこへの影響などについてお伺いできたらと思っています。

(知事)
一昨日発生いたしました草津白根山の噴火では,1名の方が亡くなられたほか11名の重軽傷者が発生するなど大きな被害が発生したところであります。本県の霧島山の新燃岳をはじめとする常時観測火山についても,その活動を注視するとともに,引き続き気象台,地元自治体,防災関係機関等との連携に努めてまいりたいと考えております。

3.県立高校におけるいじめ再調査(1)

(幹事社)
そして3つ目が,2014年の男子高校生自殺の件ですが,再調査を知事部局でされるという話があったと思います。具体的な日程やメンバーなど,もし進展があったのであれば教えていただきたいと思います。以上です。

(知事)
今月11日に,ご遺族から直接思いをお伺いし,ご遺族の思いに寄り添い応えるために,知事部局で再調査を行う旨をお伝えしたところであります。現在,再調査の手法等を検討しているところでありますが,再調査は専門的な知識及び経験を有する方々で構成する第三者委員会を設けて行うこととします。第三者委員会は,法令の規定に従い条例に基づく付属機関として設置する方向で検討したいと考えております。
お,再調査の詳細につきましては最終的な検討をしており,いずれにしろ中立性・公平性を確保するとともに,ご遺族の思いに寄り添ったものにしたいと考えております。

(幹事社)
ありがとうございます。それではほかに質問がある社さんはお願いします。

4.JR九州のダイヤ改正に伴う県の対応

(記者)
JR九州のダイヤ改正は3月17日であり,これまでいろんなかたちで改正の見直しについて要望されてきていると思いますが,引き続き県としてはどのような訴えをしていくのか,そして事前に説明がなかった,遅かったと沿線自治体からは不満の声もありますが,上場から1年でこういう大幅減便ということで,JRの姿勢に対して知事はどのような考えを持っておられますでしょうか。

(知事)
ダイヤ改正につきましては,減便やワンマン化などにより利便性や安全性が低下するのではないかとの懸念が広がっており,大きな影響があると考えております。特に,「はやとの風」の定期運行中止については,多くの観光客に訪れていただくよう取り組んでいる中で冷水をかけられた印象であります。鉄道は重要な公共交通手段であることから,ダイヤ改正については見直しを要請しているところであります。

(記者)
事前に説明等がなかった,遅かったというところに対してどのようなお考えを持ってらっしゃいますか。

(知事)
新幹線,普通列車の減便,はやとの風の定期運行中止のほか,特急電車のワンマン化について見直しを要請しているところであります。昨年12月に副知事が宮崎県と合同で要請を行ったほかに,九州各県とも合同で行っております。また今月には,県と沿線自治体との間で要請を行っております。

(記者)
JR側がもっと早く説明すべきだった,協議すべきだったというような考えは。

(知事)
先ほども申し上げたとおりでありまして,やはり鉄道というのは交通手段,通勤通学もそうでありますがさまざまな面で地域住民においてもなくてはならない交通手段でありますので,そういったことも踏まえながら対応していただきたいと私は思っております。

(記者)
今後も引き続き要望していくとはいえ,なかなか利用者が少ない路線もあり,そこの利用促進も大事になってくると思いますが,県としてはどのように。

(知事)
当然のことながら,県としてもできるだけたくさんの方に利用していただくように,またこれに関してはJR九州とも連携しながら,観光客の方々にも多く利用していただけるような,そういった創意工夫が今後必要になってくると思いますので,その点においても,県としてもさまざまなアイデアも含めてJR九州に対して要望していきたいと,そのように思っております。

(記者)
今のところ,ダイヤ発表は12月15日ですが,知事のところに情報が入ってきたのは,説明があったのはいつ頃ですか。

(知事)
直接私に対して説明があったということではないと思います。

(記者)
関連で,九州管内の知事の中には,かなり怒りを隠さない知事もいます。そういう中で,これまで副知事以下での要請を行っていますが,九州のほかの知事と連携して直接青柳社長に要請するという考えはおありにないでしょうか。

(知事)
現在のところ副知事要請でありますが,宮崎県と鹿児島県の副知事でJR九州に申し入れを行ったところであります。今後,宮崎県知事ともこの問題について話し合いながら最終的に対応を決めていきたいと,そのように思っております。

(幹事社)
ほかにありませんでしょうか。

5.県立高校におけるいじめ再調査(2)

(記者)
いじめの再調査の件ですが,知事部局でされるということですが,担当課はどこに決まったのですか。

(知事)
それは総務部になります。

(記者)
総務部。先ほど,条例に基づいて第三者委員会を設置していきたいということでした。私の認識不足かもしれませんが,いじめの第三者委員会設置条例は教育委員会にはあると思いますが。

(知事)
今後条例をつくるということであります。

(記者)
今からつくって

(知事)
そうそう。だから初めてのことですよ。

(記者)
確認ですが,知事部局で新たにそういう条例を今からつくって第三者委員会を設置するということになるのですか。

(知事)
議会ですね。その方向で考えております。

(記者)
では,議会に出さなければならないとなると,結構期間的に時間がかかる形になるのですか。

(知事)
どれくらい時間がかかるのだろう。

(総務部長)
具体的には検討中でございます。

(記者)
ご遺族の方は,できるだけ早い再調査の実施を。

(知事)
我々もそう思っていますよ。それはもう同じ思いです。先ほどから何度も言っておりますが,これからもご遺族の思いに寄り添う形でいろいろと対応していきますので,その点に関してはご遺族といろいろ連携もとりながらやっていきたいと思っています。

6.知事トップセールスでベトナム,フランスを選んだ理由と今後の予定

(記者)
知事は先週,トップセールスでベトナムとフランスに行かれたと思いますが,この2カ国を選んだ理由はどういったところにあるのですか。

(知事)
理由ですか。1つは,私自身はベトナムとの関係を強化したいと考えております。先般,ベトナム駐日大使に鹿児島に来ていただきまして,さまざまな点について意見交換させていただきました。今,技能実習生においては,ベトナムから来ている方々が千人を超えて一番となっております。鹿児島県の農業を含めて,ベトナムの技能実習生の方々が非常に活躍していただいているということもあります。また,ベトナムは今,ドイモイ政策により非常に急速な発展を遂げているわけでありますので,ぜひ鹿児島の黒毛和牛・黒豚・ブリ・カンパチを含めて,鹿児島のこの新鮮で安心安全な農畜水産物を輸入していただくように,そういった思いで先般訪問させていただきました。
ベトナムでは,そういった趣旨で訪問したこともあり,先方もある意味では非常にいい待遇をしていただいたと思っております。ベトナムの農業農村開発担当大臣に,和牛輸出も含めて直接要請することができました。このベトナムの大臣との間では,先方からは「農業の近代化を図っていきたい,そのために鹿児島の協力が欲しい」と,そういう要請を受けました。「鹿児島に研修生を派遣したい」ということでありましたので,「ぜひ受け入れたい」ということを私からは申し上げました。そして,「鹿児島の和牛をたくさん輸入して欲しい」という話をして,その点に関して「協力したい」というようなことでありまして,鹿児島県とベトナムとの協力関係の強化を図るということで一致したということであります。
また,観光大臣とも会談することができまして,その点においては,「今後ともチャーター便を運航することにより,将来的には定期便へつなげていこう」と,そういうお話をさせていただき,その点で一致したということでもございます。その他,人民委員会の委員長を含めさまざま方々と会談することにより,ベトナムと鹿児島県との協力関係を強化し,鹿児島の和牛輸出促進・販路拡大,そういったものにつなげていきたいと,そのように思っております。
また,先方からの研修生受け入れ,そして技能実習生の確保を含めてさまざまな点についても今後とも一層協力関係を促進していきたいと,そのように思っております。
また,フランスにおいては,皆さんご存じのとおり明治維新150年を機に,そして第2回パリ万博から151年,そして今回初めて鹿児島の薩摩焼・大島紬その他屋久杉もそうですが,そういった伝統工芸品が初めて国際見本市に展示されるということもあり,そういう点を踏まえながら協力を要請すると同時に,パリで知事主催のレセプションを開いて,そこにフランスのプレスやバイヤー関係者を百人以上集めて,その点で直接,鹿児島の和牛・黒豚やさまざまなことについて国際見本市を機に展示されているものも含めながら,そういう方々に売り込みを行ったということであります。
また,三つ星レストランを直接訪問いたしましてシェフにお会いし,これまで神戸牛を使っているということでありましたが,それを鹿児島和牛に替えていただけないかということもあり,鹿児島和牛を直接手渡して,そして今後「これが良ければ鹿児島和牛に替えてもいい」ということもおっしゃっていただけましたので,その点も踏まえながら今後フォローしていきたいと思っております。いずれにしろ,鹿児島のいい物を含めてトップセールスに,今回は全力で取り組んできたということでもあります。
また,枕崎のカツオ節工場が進出ということもありますので,カツオ節工場が進出している市の市長と会談いたしまして,今後このカツオ節をEU諸国,ヨーロッパに広めていくための協力も要請してきたということでもあります。また,さまざまなことがありますが,とりあえず以上であります。

(記者)
今年度のトップセールスはこれで終わりですか。

(知事)
今後とも機会あるごとにいろんなことを行っていきたいということで,今いろんなことを考えております。いずれにしろ,海外だけではありませんので,国内でのトップセールスにも力を入れていきたいと,そのように思っております。

(記者)
来年度はどういったところを訪問されたいと考えておられますか。

(知事)
まだ詳細は決まっておりません。いずれにしろ予定されているものはあります。

(記者)
分かりました。ありがとうございました。

7.鹿児島市松陽台町の女子高校生刺傷事件に対する所感

(記者)
1月当初にありました,松陽台で鹿児島の女子高生が刃物で刺されて,15歳の中学生の少年が殺人未遂などの疑いで逮捕・送検された件についてです。この件について先日,教育長からコメントはいただいておりますが,知事の受け止めをお聞かせ願えればと思います。

(知事)
まずは,事件に遭われた女子高校生の早い回復をお祈りしたいと思っております。本県で中学生が逮捕されたことにつきましては,大変驚いております。今後,このようなことが二度と起こることがあってはならないと考えており,教育委員会において,命の尊さ,大切さを学ぶ指導を徹底するように私からも要請したところであります。

(記者)
この事件を踏まえて,今後,県の青少年(保護)育成条例を見直すなどの検討はありますでしょうか。

(知事)
この点に関しては,現在,教育委員会において,今さまざまなことを検討していると聞いておりますので,それを待ちたいと思っております。

(記者)
知事部局ではなく県教育委員会で。

(知事)
現在,県教育委員会のほうでやっていると思います。

8.来年度予算についての考え方

(記者)
大詰めを迎えているかと思いますが来年度予算について,知事査定等を行っているところかと思いますが,来年度予算についての考え方を改めて伺えればと思います。

(知事)
今年は明治維新150周年,奄美の世界自然遺産登録,鹿児島を大いに盛り上げていかなければならない年でもあります。そして,国内外でのトップセールスに引き続き積極的に取り組み,本県の多彩な魅力を広く発信し,県産品の販売促進・観光振興を図ってまいりたいと思っております。そうした中で,今回の予算編成においても,来年度の予算編成におきましても,今年度と同様に,子育て支援・高齢者のいきいき支援,この重点施策二本柱でありまして,これを引き続き全力で取り組んでいきたいと考えております。
来年度の当初予算につきましては,これらの県政発展・県民福祉の向上につながる事業を積極的に推進し,併せて歳入・歳出両面にわたる徹底した行財政改革に引き続き取り組むこととし,新しい力強い鹿児島の実現に向けて予算編成を進めているところであります。

9.行財政改革の取り組み

(記者)
78億円の赤字の査定も出ていたかと思いますが,その辺はいかがですか。

(知事)
はい,現在取り組んでいるところであります。

(記者)
順調か。

(知事)
現在取り組んでます。

10.来年度の出願倍率を踏まえた県立楠隼高等学校の在り方

(記者)
楠隼高校のことについてお伺いしたいのですが,今回楠隼高校の倍率が発表されました。確か0.28倍と過去最低になったと思いますが,知事として,今は男子校で全寮制になっていると思いますが,楠隼高校の在り方について知事として今考えられていることがあればお伺いしたいと思います。

(知事)
今後の同校の在り方について,そういった現状も踏まえて,在校生への影響についても十分配慮しつつ検討していくテーマがあると考えております。

(記者)
それは,例えば男女共学についても考えていくということになるのですか。

(知事)
さまざまなことについて,在校生への影響についても十分配慮しつつ検討していくテーマだと思っております。

(記者)
ではそれは,今具体的に検討を始めているという段階ではないということなのですか。

(知事)
そうですね,今おっしゃったことがいろいろとあり,そういった指摘もたくさんありますよね。確かにあると私も思います。だからそういうことも含めながら,検討していくテーマだと思っております。

11.マリンポートかごしまのCIQターミナルの整備状況

(記者)
今マリンポート(かごしま)に建設中のCIQターミナルですが,オープンは3月とまでは出ていますが,具体的にいつ頃になるかを教えていただけませんか。

(知事)
CIQターミナル,新たにではなくて今造っている方ですか。今造っている方がいつ頃完成するか,すみません,港湾課のほうで聞いてください。

(記者)
3月15日に16万トン級の船が入るのですが,それまでに間に合うのかどうかというところがとても気になっているのですが。

(知事)
CIQターミナルが。

(記者)
はい

(知事)
すぐ調べて,後ほどお伝えします。

12.官民連携による国際クルーズ拠点への応募

(記者)
関連して,クルーズ船は,国とのあれで,官民連携で八代港と佐世保港などが船社と協議して整備していると思いますが,その国際クルーズ船拠点の第2弾の募集を国がしていると思います。県として,県内の港をどこか,それに応募するという形にはなっているのでしょうか。

(知事)
今どこまで私が言っていいのか確認しようと思っているのですが,いずれにしろ現状を申し上げますと,そういったことに官民連携によって対応するということを検討していきたいと思っております。

(記者)
ということは応募すると。

(知事)
応募する方向で検討していきたいなとは,私は思っております。

(記者)
でも,もうすぐですね,応募していく。

(知事)
応募していく方向で検討しているということでいいと思います。

(記者)
具体的にどの港をというのは。

(知事)
もう,あれですよ,マリンポート(かごしま)を延長して,そして2隻態勢にするということは既に発表していると思いますが,2隻態勢にする,そうした中で岸壁の整備とCIQ機能の,CIQは今造っていますが,利便性の向上のためには当然ながらもう1つCIQ機能を造らなければいけません。その辺りを含めて官民連携で行うということです,マリンポート(かごしま)を。

13.瀬戸内町のクルーズ拠点整備への県の関わり方

(記者)
瀬戸内(町)の方もクルーズ船拠点ということで計画が出ていますが,これに関して県は,町は「国と県と町で連携して構築していきたい」と言っていましたが,県としての関わり方はどのような方向性で進めていくのかなと。

(知事)
県としても積極的に取り組んでいきたいと思っております。それは,近年日本に寄港するクルーズ船が急増し,本県においても昨年,過去最高の寄港を記録しております。これらの中で,奄美大島など本県が誇る自然豊かな離島も寄港地として注目されており,先般,国土交通省が奄美大島と徳之島をモデルケースとして,クルーズ船拠点の候補地に関する概略調査を行ったところでもあります。クルーズ船の寄港を誘致し多くの観光客を迎えることは,地域の活力を取り戻すために極めて有効な取り組みであると思っております。つまり,人口減少,高齢化社会などの厳しい時代を迎える中で,地域産業の振興,若者の雇用の創出,ひいては若者の地域への定着,奄美の地域振興に必要なものと考えております。よって今般,瀬戸内町よりクルーズ船寄港地誘致の要望をいただいたところでありますが,奄美を世界に向けて発信する絶好のチャンスでありまして,県としても積極的に取り組んでいきたいと思っております。
先ほども言いましたが,なにより重要なものは何かというと,地域産業の振興であります。そして若者の雇用の創出であります。そして若者の地域への定着,奄美の地域振興に必要なもの,それにつながるものであれば積極的に誘致したいと思っております。

(記者)
今回瀬戸内に22万トン級のクルーズ船の寄港ということで,ある程度の観光地開発が必要だと認識していますが,開発に関してのお考えはいかがでしょうか。

(知事)
それに関しても今言ったとおりでありまして,地域産業の振興と若者の雇用の創出,そして地域経済の発展,若者の地域への定着,奄美の地域振興につながらなければいけないと,そのように思っておりまして,そのためにつながるようなものであればということで考えているところであります。

(記者)
地域振興につながるような観光地開発であれば理解されると。自然環境への影響を懸念する声も出ていますが,その辺についてはどうお考えですか。

(知事)
当然のことながら自然環境は守っていくというのは大前提であります。

(記者)
今回,22万トン級という規模は,鹿児島県として受け入れの実績は今までないですよね。

(知事)
22万トン級と決まったのですか。

(記者)
国土交通省としては20万トン級以上を想定されていると思うのですが。

(知事)
まだそこまでいっていないのではないですか。

(記者)
そういう話だと思っています。

(知事)
どういう開発をしようかということを含めて,まだ何も決まっていないのではないですか。まだ最終的に決まっていないのではないですか。

(記者)
決まっていないのですが,検討はされていると思います。知事がどの程度把握されているか進捗もわからないのですが,このクルーズ船の寄港というのは知事がこれまで想定されている島伝い,屋久島,奄美,沖縄を巡る中型や小規模のクルーズ船と規模が全然違うと認識しています。それも含めて,規模が大きくなってある程度の開発が必要でも,積極的に支援したいと。

(知事)
奄美の美しい自然を守るというのは,これはもう大前提でありますので。

(記者)
その辺,町と客船の会社にも要請していくお考えでしょうか。

(知事)
それはもう,自然を守るということは大前提ですので,そのようにしたいと思います。

(記者)
これから,地元以外から反対の意見が出た場合の対応はどうされますか。

(知事)
まだそこまで具体的には,そういったところになっていないわけでありますので。

(記者)
現段階では県として積極的に支援するというお考えに変わりはないということですか。

(知事)
そうです。今瀬戸内町からきて,それを受けて,県としても積極的に支援していきたいと。その大前提は,大自然を守ることと同時に地域経済が発展しなければ,若者の雇用を含めて若者が定着して,そこはご理解いただけると思いますが,若者が定着して若者の雇用を守り,その地域が少しでも発展していって所得が増えていって,生活も少しでも良くなっていくという,それにつながっていかなくてはいけないですね,具体的には。そういったものであればということで,今後検討していくことになると思います。

(記者)
ありがとうございました。

14.大規模スポーツ施設の整備に関する検討状況(1)

(記者)
大規模スポーツ施設について伺います。今日午前中,在り方検討委員会が開かれて「多目的機能を持ったアリーナを早期に整備すべきだ」という提言書案が了承されました。これについて知事としてはどう受け止められますか。

(知事)
まだ,最終的な報告自体私が受けていませんので,コメントすることは差し控えたいとは思っておりますが,今回の大規模スポーツ(施設在り方)検討委員会においては,総合体育館つまり今回はアリーナ機能ということでありますが,そういったアリーナ機能を持った総合体育館の必要性について,今回提言をいただくということでありますので,提言の内容を見た上でその先へ進めていきたいと思います。もし総合体育館,ごめんなさいまだ内容を知らないものですから。アリーナ機能を持った総合体育館が必要であるということであれば,そういったものを含めて早期実現へ向けて取り組んでいきたいと,そのように思っております。そして,提言が私の手元に届いてその提言内容を読ませていただいた上で,それを踏まえてその後基本構想についても取りまとめていきたいと思っております。

(記者)
その基本構想ですが,いつ頃どんな形でお示しになりますか。

(知事)
今後のスケジュールにおいては,今日の会議,検討委員会を踏まえて2月上旬くらいには私の手元に検討委員会での内容が届くと思いますので,それを踏まえてできるだけ早く取りまとめたいと思っております。

(記者)
早くというのは,年度内かと,そういうことですか。

(知事)
年度内になるかどうかはよく分かりませんが,できるだけ早く基本構想について取りまとめたいと。基本構想の中では具体的なスケジュール,場所等についても,そこの中で示せればと思っております。

(記者)
関連ですが,今日の委員会の中で検討すべき項目であったドーム球場についてです。委員長の話では「体育館の整備後に検討することが望ましい」というお話をされていました。

(知事)
そうですか。

(記者)
先ほどおっしゃったアリーナ機能を持たせるということになると,このドーム球場というのは知事としては任期中に着手するつもりはあるのかどうか,それをお聞きしたいのですが,いかがお考えでしょうか。

(知事)
今,アリーナ機能ということであれば,イベントも開かれるでしょうしコンサートも開かれるでしょう。また,さまざまなことについて役割を果たすことができると思っておりますので,そういったアリーナが今後どういう形にするのかという基本構想,そして今後のスケジュール等も検討することになるわけでありますが,そういった点も踏まえながら,また,この新しいアリーナがどういった役割を果たしていくのかどうかと,そういうことも踏まえながらこの検討委員会の中でドーム球場のあり方について検討していただくことになるのではないかと思っております。

(記者)
そのドーム球場ですが,体育館の整備後に検討することが望ましいということなので,今回のこの検討委員会の中ではドーム球場は検討されないことになるのではないかと思いますが。

(知事)
そのあたりについてはまだ詳細を伺っておりませんので。いずれにしろ私自身は,ドーム球場が必要かどうかも含めてドーム球場のあり方について,この検討委員会で検討していただくという認識でおりましたので,またその辺りを含めて,この検討委員会での今日の状況,そして今後のどういう形の中で運営していくかどうかということも詳細に伺った上で判断したいと思っております。

(記者)
ということは,例えば今回の提言を受けて,ドーム球場の公約をアリーナ機能に持たせるということで撤回するということはあり得るのでしょうか。

(知事)
撤回するということはないと思います。いずれにしろ,私のマニフェストを見ていただければよくお分かりだと思いますが,マニフェストの中に,いわゆる「コンサートもできて,イベントもできて,さまざまなことができるようなそういった施設が必要です」ということはマニフェストに書いてあります。その中で,例えばドーム球場のようなものが必要だと私は思っていると口頭でお話ししているわけですから,それは県民に対してそのような形で約束したということで私も認識しておりますので,そういう形の中でドーム球場が必要だということの認識は変わっておりませんが,いずれにしろ県民世論の中で「総合体育館を先に造ってほしい,必要だ」ということがありまして,議会でもそういう要請もありましたので,検討委員会をつくって,検討委員会の中でまずは総合体育館について必要かどうかを検討していただいて,そして「総合体育館についてはアリーナ機能を持たすことが必要だ」ということを,今のお話であればそういった提言になるというご指摘でありますので,そういった点も踏まえながら今後については検討していきたいと,そのように思っております。

(記者)
今回提言が出るということを踏まえて,ドーム球場を撤回するという考えは今のところないということですか。

(知事)
ですから,ドーム球場を撤回する,しない,そういう話ではないと思います。つまり「アリーナ機能を持たせた総合体育館が必要だ」ということを提言していただくわけでありますから,私としてはその提言を踏まえて,まずはアリーナ機能を持たせた総合体育館の整備へ向けて全力で取り組んでいくことになると思います。

15.精神科診療所の不祥事案に対する県の対応(1)

(記者)
もうひとつ別件ですが,先日,九州厚生局が鹿屋市内で向精神薬を患者さんに渡していたということで県内の精神科医を逮捕していますが,その事件に関しての知事の受け止めと,これは去年ですが厚生局と県で家宅捜索をされていると思いますが,県としてこの医師を処分するつもりがあるのかどうか,それをお聞きしたいのですが。

(知事)
私が今把握しているのは新聞報道されたことでありまして,麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で逮捕されたということでありますね。それ以上を含めて具体的な回答については,私からは差し控えさせていただきたいと思っております。

(記者)
昨年家宅捜索をされているのですが,県として処分される予定などは考えていらっしゃいますか。

(知事)
担当課と,今どうなんだろう。

(総務部長)
私も現時点で承知しておりません。

(知事)
わたしも承知していないので。

(総務部長)
その件に関しては保健福祉部の関係になろうかと思いますが,現時点で方針が定まっているとは聞いておりません。

(記者)
まだその辺も話し合っていらっしゃらないということですか。

(知事)
全然です。

(記者)
分かりました

16.大河ドラマ「西郷どん」放送の感想

(記者)
年が明けまして大河ドラマ「西郷どん」の放送が始まりました。これまで3回放送があったかと思いますが,もしご覧になっていればご感想を伺いたいと思います。

(知事)
第1回目の放送の時には,私も宝山ホールでパブリックビューイングを見させていただきました。さすがに林真理子さん原作であり,そして脚本が中園ミホさんということもあり,これまでにない大河ドラマに仕上がっているなと思っております。鹿児島のさまざまな風景も出てきておりますし,また薩摩弁といいますかそういったこともふんだんに盛り込まれており,私としては素晴らしい出来であり,個人的な感想としては鹿児島に生まれて良かったなと見て感じた次第であります。そして,具体的にいいますと,オープニング映像,ドラマ本編に本県の美しい景色が随所に織り込まれており,またドラマの内容については,愛すべき西郷どんが奮闘する波乱のドラマだと聞いておりましたがそのようになっており,これからもどんどん盛り上がり注目度が上がってくるものと期待しているところであります。

17.西郷隆盛公に対する知事の思い

(記者)
関連で,全国的にも西郷隆盛という人物が注目されていて,知事の右後ろにも県が作ったキャラクターがどんどん増えているかと思いますが,差し支えなければ,知事ご自身がとらえる西郷隆盛のお人柄,尊敬する人物の1人であるかと思いますが,どのようなところを尊敬されるか伺えますでしょうか。

(知事)
西郷隆盛公というのは,簡単に言えば自分よりも人のことを「世のため」ということの中で生きられた方ではないかなと思っております。私の一番好きな言葉は「保身を排し,人生の全てを投げ打って,命を懸けて人のため世のために尽くしなさい」と,この言葉が大好きであります。私自身もその言葉を胸に,できるだけこの県政運営にあたるように心がけているところであります。そういった人柄を含めて,信念を曲げないところ,そしてある意味では自分の思いに突き進むところもありますが,いろんな方に愛される人柄も含めてさまざまなことが愛される理由になっているのではないかと思っております。

18.精神科診療所の不祥事案に対する県の対応(2)

(記者)
先ほどの向精神薬の関連で,去年6月に,今回逮捕された精神科医のわいせつ事案に関して,薬を使ってというような,お亡くなりになられた娘さんのお母さんから要望書が県に提出されていると思いますが,その要望書の件はその後どうなっているかというところをお聞かせ願えますか。

(知事)
要望書が提出されていることは承知しておりますが,個別の案件でありますことから要望書に関することについては担当部局にお問い合わせいただければと思っております。

(記者)
進捗状況等も,進捗しているわけですよね。

(知事)
その辺りも含めて,詳細は担当部局に聞いていただければと思います。

19.大規模スポーツ施設の整備に関する検討状況(2)

(記者)
先ほどの総合体育館ですが,基本構想の中に場所とスケジュールというお話でしたが,例えば規模,つまり総工費あるいは収容人数,そういったものは入ってくるのでしょうか。

(知事)
具体的に人数等のいろんなものが入ってくるかどうかについては,今後検討したいと思っております。まあ,場所が決まるということであれば,どれくらいの規模の人数になるかということも逆算すれば出てくるかなとは思います。

(記者)
それと今日の検討委員会終了後,委員長としては「ある程度役割は終えた」というお話もありましたが,知事としてはこの委員会は例えば今後来年度以降も必要とお考えでしょうか。あるいは,知事も役割は一応終えたとお考えでしょうか。

(知事)
今後,その点につきましても担当部局と相談しながら検討していきたいと,そのように思っております。いずれにしろ,役割が終わったということではないのではないかと私は思っておりますが,その辺りを含めて,今日の内容,委員長の今おっしゃった発言も踏まえながら総合的に考えていきたいと思います。

(記者)
基本構想などもその委員会に示していくのか,そして総合体育館ができた後にもう一度ドーム球場についてもその委員会でまたもんでいくのか,その辺りはいかがでしょう。

(知事)
その辺りも含めて,まだ今日の検討委員会の内容もお伺いしておりませんし,提言内容もまだ分かりませんし,そして委員長の考え方もまだ分かりませんので,その辺りも踏まえながら,最終的に総合的に考えていきたいなと,そのように思っております。

(記者)
大規模スポーツ施設の整備について,総合体育館を優先的に検討を進めてきたわけですが,取材を進めていく中で「スピード感がもっともっと欲しい」という声も聞かれるわけですが,先ほど「早い段階で基本構想を取りまとめる」というお言葉もありましたが,最終的な完成をどれくらいを見据えて今この話を進めている,思い描いているのか,知事の現時点でのお考えを聞かせてもらえますか。

(知事)
私自身も,できるだけ早く総合体育館,つまりアリーナという言い方をした方がいいのかもしれませんが提言を踏まえて呼び名は考えていきたいと思いますが,このアリーナ機能を持った総合体育館をできるだけ早く整備したいと,そういう思いでおります。ただ,これだけの大規模スポーツ施設になるわけでありますから,やはり慎重を期すことも大事であると。慎重というのはどういう意味かというと,一つ一つステップを踏んでいくことが大事だと思いますので,まずは県民の皆さんのご理解が必要だということで大規模スポーツ施設検討委員会を作りました。そして,どういう提言になるか分かりませんが,その提言を受けて次のステップに行きますね。次のステップに続いて一番提言に合うようなところはどこかということの中でいろんなところが決まっていくということになるわけです。決まったところで設計に入り,そして着工ということでありますから,設計に数年,そして工事に2年か3年か分かりませんが,当然のことながらかかると思います。それで完成へと進むのではないかと思っております。

(幹事社)
時間も押しておりますので一般に関しての質問を終了し,川内原子力発電所に関連する質問がある社がありましたらお願いします。

20.川内原子力発電所1号機の定期検査に対する県の対応

(記者)
今月の29日頃から,川内原子力発電所1号機が定期検査に入りますが,昨年の定期検査では,知事の要請で熊本地震の影響を調べる特別点検が並行して実施され,「安全性は高まった」と知事も話されていました。今回の定期検査については,九州電力に対してこの通常の定期検査に加えて要請するものは何かありますか。

(知事)
特別点検に関しては,ご存じのとおり熊本地震を受けての特別点検を,地震に関連するところの特別点検を行ったわけでございますので,今回はそれに関する要請は行っていないところであります。

(記者)
今回は,特に加えて要請するものは何もないということですね。

(知事)
今のところ,特段そういったものはないと思います。

(記者)
また,先ほど一般の質問でも少し出ましたが,草津白根山の噴火に関連して,鹿児島は周辺に多くの活火山がありますが,県としては,川内原子力発電所の火山対策についてはどうお考えでしょうか。

(知事)
いずれにしろ,県の専門委員会の中でもそういった議論がこれまでも行われており,今後開かれる専門委員会の中でもそういった議論が展開されると聞いております。これまでも,九州電力においてそういったものも想定された中でのものはやっていると聞いておりますが,専門委員会の中でもまた今後とも議論されるのではないかと思っております。

21.川内原子力発電所の火山対策への対応状況

(記者)
今の火山対策ですが,原子力発電所の火山対策は,破局的噴火や火山灰の対策などいろいろ課題はありますが,今の対策として,県としては十分であると思っているのか,何が課題だと思っているのか,そういったところはありますか。

(知事)
その辺りも踏まえて,専門委員会の中でもさまざまな議論が今行われているわけでありますので,今後また開かれる専門委員会の中でも議論が行われますのでその議論を踏まえたいと思っております。

(記者)
まだ専門委員会の中では,この火山については特に議論は行われていないと思いますが。

(知事)
火山ですか。

(記者)
はい

(知事)
火山は行われていなかったっけ。まだ。

(知事)
ありますよ。

(危機管理局長)
はい。次回も。

(知事)
次回やるよね

(記者)
具体的に,では何を,事務局の県として専門委員会に何を議論してもらいたい,何が課題と,そういったものがなければ,専門委員会としても議論を何をすればいいのということになると思いますが。

(知事)
いや,もう,前回の専門委員会で,私も専門委員会で聞いておりましたが,前回の中でもそういったものに対する,今度九州電力から回答があるんだよね。九州電力が今度説明することになっていると思います。

(記者)
ですので,県として何が課題だと思っているのかといったところはあるのですか。

(知事)
これまでもさまざまな対策,対応はとってきているわけでありますので,そういったさまざまな対応,対策について議論していただくことになると思います。

(記者)
九州電力がということですか

(知事)
九州電力から回答があるということだと思います。

(記者)
九州電力のさまざまな対策,対応について,専門委員会で議論してもらうわけですね。

(知事)
そうですね,はい。

22.原子力政策に係る来年度予算の検討状況

(記者)
もう1点,来年度予算ですが,原子力政策についてはどういったところに重点を置きたいと,そういった考えはありますか。

(知事)
今,その辺りも踏まえながら対応を検討しているところであります。

(幹事社)
よろしいですか。
質問はないようですので,これで終わります。ありがとうございました。

(知事)
ありがとうございました。

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