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更新日:2017年10月26日

平成29年10月26日定例知事記者会見

時:平成29年10月26日(木曜日)午前11時00分~午後0時5分

場所:記者会見室(県庁5階)

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発表事項

  1. 天皇皇后両陛下の行幸啓
  2. 指宿有料道路(山田料金所)のETC供用開始
  3. PAZ圏内の学校・保育園への安定ヨウ素剤の配備完了
  4. 九州電力による避難に関する支援
  5. 原子力災害拠点病院の指定
  6. 第11回全国和牛能力共進会の成果を生かした今後のPR活動
  7. 大河ドラマ「西郷(せご)どん」初回放送上映イベントの開催
  8. 「西郷(せご)どん」キャンペーンソングの決定
  9. 「世界自然遺産奄美トレイル」のシンボルマークの決定
  10. 妊産婦の暮らしを応援するサービスを募集(かごしま子育て支援パスポート事業)
  11. 日本の木材活用リレー~みんなでつくる選手村ビレッジプラザ~へのかごしま材の提供

質問事項

  1. 衆議院議員総選挙の結果
  2. 鹿児島港本港区エリアの利活用
  3. 新燃岳の噴火に対する県の対応
  4. 衆議院議員総選挙の候補者への応援と自身の国政への転身
  5. 10月3日来鹿の小池東京都知事との面会及び知事と政党代表との兼任など
  6. 保岡興治前衆議院議員の政界引退
  7. 行財政改革の取組
  8. 平成30年度の予算編成の考え方
  9. 上海トップセールスの実施結果
  10. 奄美の世界自然遺産登録に係るIUCN(国際自然保護連合)の現地調査を終えての所感
  11. 県森林審議会森林保全部会の議事録の作成と公表
  12. 知事後援会のホームページ
  13. 指宿有料道路の無料化の見通し
  14. 知事2期目への考え

 

(幹事社)
今日もよろしくお願いします。本日は、知事から発表事項があるということですのでよろしくお願いします。

 1.天皇皇后両陛下の行幸啓

(三反園知事)
れでは、よろしくお願いいたします。
天皇皇后両陛下の行幸啓についてであります。天皇皇后両陛下におかれましては、来る11月16日から18日までの3日間、本県に行幸啓いただくことになりました。まことに光栄であり、喜んで発表いたします。ご日程につきましてはお配りのとおりであります。お迎えにあたりましては、県民を挙げて歓迎申し上げるとともに、万全を期してお待ち申し上げたいと思っております。
天皇皇后両陛下は、平成15年の奄美群島日本復帰50周年記念式典ご臨席以来、14年ぶりのご来県となります。口永良部島については、噴火の後お見舞いのお気持ちを賜ったところであります。今回、直接住民と会われて慰問されるとのことであり、両陛下のお優しさと慈しみのお気持ちをたいへんありがたく思っております。
た、沖永良部島、与論島は初めてのご訪問であり、天皇皇后両陛下のお姿に接する機会を得ることは、県民にとってこの上ない光栄であり、大きな喜びであり、両陛下のご来県を心から歓迎申し上げます。
配付資料(PDF:87KB)

 2.指宿有料道路(山田料金所)のETC供用開始

(三反園知事)
次に、指宿有料道路のETC供用開始についてでありますが、12月1日から2レーンを供用することになりました。来年は明治維新150周年であり、1月からはNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」も放送されますことから、今年中の開始へ向けてETC設置工事をできるだけ早くと指示しておりました。このたび、12月1日から2レーンを供用することになったものであります。残る2レーンにつきましても引き続き工事を進め、来年3月には上下合わせて4レーンを供用することになる予定であります。山田料金所へのETC設置により、利用者の利便性向上や渋滞緩和が見込まれ、地域の活性化や産業・観光振興がいっそう図られるものと期待しております。
ETC利用に伴う料金設定につきましては、ETC搭載車を対象とした割引制度を創設いたします。まず、本県の基幹産業である観光や農業を支えるバス・トラックなどの大型につきましては、可能な範囲で割引率を拡大いたしました。値引きについては10パーセントとし、軽自動車は現行料金200円を180円に、普通車は320円を290円にいたします。
配布資料(PDF:737KB)

 3.PAZ圏内の学校・保育園への安定ヨウ素剤の配備完了

(三反園知事)

次に、川内原子力発電所のPAZ圏内にある学校・保育園への安定ヨウ素剤の配備を、今月19日に完了いたしました。対象は、PAZ圏内の小学校2校、中学校2校及び保育園2園であります。配備にあたりましては、国の原子力災害対策指針等に基づき、薩摩川内市と協議をしながら準備を進めてきたところであり、今般、「PAZ圏内学校及び保育園における安定ヨウ素剤の緊急配備マニュアル」も併せて作成したところであります。
配布資料(PDF:24KB)

 4.九州電力による避難に関する支援

(三反園知事)

昨年8月26日及び9月7日、九州電力に対し、川内原子力発電所の安全性の確認や避難計画に対する支援体制など、防災対策の強化について要請を行いました。この要請を受け、九州電力ではこれまで、特別点検をはじめ地震観測体制の強化として地震計の増設などを行っているところであります。

避難に関する支援につきましても、このたび、福祉車両については来月を目途に配備に向けた手続きが進められることになります。また、側溝の蓋などの避難道路の改善につきましても、工事に着手される見通しとなりました。これにより、県民の安心・安全に向けて防災対策の強化が進むものと思います。

 5.原子力災害拠点病院の指定

(三反園知事)

また、このたび、鹿児島大学病院を本県の原子力災害拠点病院として指定いたします。これまでも、二次被ばく医療機関の後方支援医療機関として、原子力災害医療体制の一翼を担っていただいたところでもあり、協力をお願いしたところ快諾をいただきました。

今後、鹿児島大学病院には、県民の安心・安全のために、本県の原子力災害医療体制の重要な役割を担っていただくよう期待しているところであります。
配布資料(PDF:28KB)

 6.第11回全国和牛能力共進会の成果を生かした今後のPR活動

(三反園知事)

第11回全共(全国和牛能力共進会)におきまして、出品農家の皆さんをはじめ登録協会、県経済連、JAなどの関係機関・団体が、チーム鹿児島として一体となって出品対策などに取り組んだ結果、悲願の日本一の栄冠に輝くことができました。関係の皆さまに改めて感謝申し上げます。
県といたしましては、PRを日本一を獲得した直後から精力的にJA経済連とも連携しながら進めてまいりました。これは、国内における鹿児島ブランドの確立や、さらなる輸出拡大に努め、生産農家の所得向上につなげたいと考えているからであります。お手元に配布しておりますが、これまでに全国ネットのテレビ・全国紙を活用したPR、そして和牛日本一をPRする特大パネルの設置、私の名前で各国大使や食肉事業者に対して(手紙を)発出し、日本一を取ったことのPR、輸出拡大の要請を行ったところでもあります。また、空港、JR、モノレールの駅などの看板広告を設置いたします。首都圏や鹿児島等での和牛日本一PRキャンペーンでの試食販売、JALやANAでの機内誌、グルメ雑誌、ビジネス誌等を活用したPRを行うことになりました。

今後とも、切れ目なく積極的なPRを展開し、鹿児島黒牛のさらなるブランド確立と販路拡大に努めてまいりたいと考えております。
配布資料(PDF:256KB)

 7.大河ドラマ「西郷(せご)どん」初回放送上映イベントの開催

(三反園知事)

次に、明治維新150周年を迎える節目の年に、郷土の偉人西郷隆盛公の生涯を描く大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放送が、いよいよ来年1月7日から始まります。県民の皆さんと一緒に「西郷(せご)どん」をどんどん盛り上げ、どんどん観光客の方に来ていただけるように、「西郷(せご)どん」の第1回の放送を上映するイベントを、1月7日日曜日に宝山ホールにおいて開催いたします。

作の林真理子さん、ドラマで西郷隆盛の妹西郷琴を演じる桜庭ななみさんも出演いたします。2人によるトークもあります。このイベントの参加者の募集を本日から開始いたしますので、奮ってご応募いただければと思っております。
配布資料(PDF:100KB)

 8.「西郷(せご)どん」キャンペーンソングの決定

(三反園知事)
また、平成30年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放送をきっかけとして、県内外からの誘客を図るために実施しております西郷(せご)どんキャンペーン事業の一環といたしまして、このたび西郷(せご)どんキャンペーンソングを決定いたしました。タイトルは「西郷(せご)どんどん!かごんま!~さぁ行こう!~」です。

今後、これまで以上に西郷(せご)どんに親しみを感じていただき、本県への誘客を進めるため、県内外のイベント等広く活用することとしております。また、西郷(せご)どんキャンペーン公式ウェブサイトにおいて、本日から楽曲を公開しておりますので、県民の皆さんにもぜひ聞いて歌って親しんでいただければと思っております。皆さまにも楽曲のCDをお配りいたしますので、後ほどぜひお聞きいただきたいと思っております。
配布資料(PDF:46KB)

 9.「世界自然遺産奄美トレイル」のシンボルマークの決定

(三反園知事)

そして、県では、来年の奄美世界自然遺産登録に向けて選定を進めております世界自然遺産奄美トレイルのシンボルマークを募集しておりましたが、このたび決定いたしました。これであります。これは奄美の豊かな大地に生える大樹の光景をモチーフにし、太くて丈夫な幹を道に見立ててつくられております。

また、道の周りにはアマミノクロウサギ、アマミセイシカなど奄美の希少な動植物が描かれております。このマークが多くの方々に親しまれまして、奄美トレイルのコンセプトである奄美群島全体をつなぐシンボルとなることを期待しております。離島を運航しているJAC便の機体にもプリントされる予定であります。
配布資料(PDF:172KB)

 10.妊産婦の暮らしを応援するサービスを募集(かごしま子育て支援パスポート事業)

(三反園知事)

そして、私は妊産婦を支援するサービスを強化したいと考えております。鹿児島子育て支援パスポート事業を展開しておりますが、現在登録されているサービスは子育て世代が利用しやすいサービスであり、妊産婦向けのサービスがありませんでした。そこで、妊産婦さんに限定したサービスを募集することにしました。例えば、外出の際に車での移動・食事面での不安が軽減され、より楽しい気分で妊娠生活を送っていただけるサービスであります。事業者の皆さんの協力をお願いします。本日から募集を開始いたします。応募形式等につきましては県ホームページに掲載していますので、奮ってご応募いただきたいと思っております。
一番右にある、この4つのサービスにつきましては、実際に妊産婦さんに「何が必要ですか」とお聞きしたところ、この4つを挙げた人が多かったというところであります。また、私としてはこれまで事業で行われておりますが、かごしま子育て支援パスポート事業でも行われておりますが、子どもが1人できるということでリフォームをする時の費用の割引をさらに拡大する等、子どもが生まれた時にいろいろなものを買う時の割引を拡大するとか、さまざまなサービスをお願いしたいと思っておりますので、ぜひたくさんの方が応募していただける、事業に協賛していただける企業を募集しているところであります。ぜひよろしくお願い申し上げます。
配布資料(PDF:429KB)

 11.日本の木材活用リレー~みんなでつくる選手村ビレッジプラザ~へのかごしま材の提供

(三反園知事)

後に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、選手村ビレッジプラザの建設にあたりまして、木材を提供する事業協力者を公募しておりました。本県も応募し、事業協力者として選定されました。10月18日に組織委員会において公表がなされたところであります。本県からはCLTを1口分、200平方メートル提供することとしておりまして、床材として利用される予定であります。オリンピック・パラリンピックの知名度を生かして、県内外に品質の高いかごしま材をPRしていきたいと考えております。提供したCLTにつきましては、オリンピック・パラリンピック終了後に返却されることとなっており、県内の体育施設等のベンチなどとして広く県民に利用していただく予定としております。

配布資料(PDF:310KB)

私からは以上でございます。

質問内容

(幹事社)
は、発表事項に関して質問のある方は挙手をして、お願いします。

(記者)
東京オリンピック・パラリンピックでの木材提供の件ですが、組織委員会の方では18日に公表ということだったようですが、発表が今日まで遅れた理由は何かあったのでしょうか。
あと、200平方メートル分ということで、若干数量的にもう少したくさん出した方がアピールできたのではないかと思ったりしますが、その辺の、この数に落ち着いた理由がわかれば教えてください。

(三反園知事)
今日になったのは別に特段の意味はありません。いつでも発表していいタイミングだったと思いますので、特段の意味はありません。
この1口200平方メートルというのは、たぶん公募した時に各県にこれくらいをというようなことだったと思いますので、そのあたり詳しくは担当課の方にお問い合わせいただければありがたいわけでありますが、いずれにしろ、オリンピック・パラリンピックの中の選手村の中の一部にかごしま材が使われているということでありますので、それを今度終わった後にまた持ち帰って、これはオリンピック・パラリンピックが東京で2020年に開かれた時に使われたものだということを明示しながら、それを広くスポーツ施設の中で使えればなと。そのためにも提供する意味はあるのかなとも思っております。

(記者)
子力防災のことで伺います。今日発表された原子力災害拠点病院の指定、指定自体は一歩前進かと思いますが、そもそもこれ、国の枠組みが示されてから鹿児島県が指定するまでに数年時間がかかっていたかと思いますが、そのように時間がかかった、遅れた理由をまず教えてください。

(三反園知事)
おっしゃるとおりでありまして、原子力規制庁から示されている原子力災害拠点病院の要件には、施設や設備の整備を必要とする項目があり、これらの要件は指定される前に満たしておく必要があるとされていることから、一定の時間を要したところであります。なお、原子力規制庁からは、数年をかけて計画的に進めるように示されていると聞いております。

(記者)
指定しただけでは不十分で、これからの取り組みだとかいったことが大事になってくると思いますが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。

(三反園知事)
原子力災害医療は、専門的な知識と迅速な対応が必要でありますので、同病院はこれらに対応できる体制を有していると認められているから指定したところでもあります。原子力災害時におきまして、汚染の有無にかかわらず傷病者等を受け入れて、被ばくがある場合にも適切な診療を行う新たな体制を整備するというものでもあります。したがって、今後も原子力規制庁が示した原子力災害拠点病院等の施設要件につきましては、「立地都道府県内に1~3カ所程度指定すること」とされていますので、県としては、引き続き原子力災害医療体制の樹立に向けて取り組みを進めたいと、そのようにも思っております。

(記者)
ということは、拠点病院を今後もまだ増やしていく予定があるということですか。

(三反園知事)
できれば増やせればなとは思っております。

(記者)
具体的には、どのくらいとか、いつ頃を目途にといったものはおありでしょうか。

(三反園知事)
まだ、そこまでは至っておりません。今後、協力を求めることになると思いますが、先ほども申しましたが、施設等ある程度の要件というものを満たす必要もありますので、そのあたりとの兼ね合いも出てくるのではないかと、そのように思っております。

(記者)
安定ヨウ素剤の配備ですが、今回5キロ圏内の学校・保育園への配備が完了したということですが、5キロ圏外の希望者への配布の検討状況はどうなっていますか。

(三反園知事)
現在の学校・保育園の安定ヨウ素剤の配備につきましては先ほど申し上げたとおりでありまして、PAZ圏内にある学校・保育園の安定ヨウ素剤の配備を完了したということであります。また、現在進めているのは、先般もお伝えしたとおりでありますが、国の原子力災害指針等で、UPZ圏内において、緊急時に備え安定ヨウ素剤を配備し、避難等と併せて服用の指示に基づき服用されることとしており、これに基づいて県では安定ヨウ素剤の配備等を進めてきたところであります。鹿児島県原子力安全・避難計画等防災専門委員会から、安定ヨウ素剤の配布について意見・助言等がなされているところでもありますので、安定ヨウ素剤の配備や配布のあり方についてさらに実効性のあるものとなるよう、さまざまな観点から検討しているところでありまして、県としてはまず検討している案を整備した上で具体的な対応について専門委員会のご意見を伺っていきたいと思っております。現状ではそこまでであります。

(記者)
次回、専門委員会の方でその具体案を示される、という受け止めでよろしいですか。

(三反園知事)
前回、記者会見の時もお伝えいたしましたが、配備を必要とする方々に対して次回の専門委員会の中で専門委員の方々に意見を聞いて、そしてそれを踏まえて実施するということになると思いますので、次回の専門委員会でその点について協議することになると思います。

(幹事社)
ほかに質問のある方は。

(記者)
世界自然遺産の奄美トレイルのシンボルマークに関連して、JACが来年度に新設する奄美群島アイランドホッピングルート、空港を結ぶような路線が充実するので、群島間の広域観光、奄美の広域観光という面での期待されることを教えてもらっていいですか。

(三反園知事)
このトレイルに関してでいいですか。
このマークにつきましては、奄美トレイルを象徴するマークとして幅広く使っていただきたいと考えておりまして、トレイルのマップ・ルート上の標識への表示等として活用していきたいと考えております。また、マークをモチーフにしたグッズ製作等もつなげていきたいと思っております。シンボルマークの活用によりまして、奄美トレイルの認知度向上、幅広い情報発信につなげていくとともに、来年夏の世界自然遺産登録に向けて一層の機運醸成が図られるものと思っております。さまざまなトレイルを今作っておりますよね。トレイルが完成したところもご存じですよね。今後ともいろんな所を、ルートを選定しておりますので、そういった所にこの標識を付けていくということで使っていきたいと、そのように思っています。

(記者)
世界自然遺産の登録効果を、奄美大島、徳之島に限定せず、沖永良部島、喜界島、与論島にまで波及される重要性をどのようにお考えですか。

(三反園知事)
奄美群島は一体でありますので、そのあたりは私も、喜界島、徳之島も何回も訪問いたしまして、世界自然遺産を生かして連携したルートづくりもそうですよね、そのあたり活性化策について今後とも緊密に意見交換していきましょうと。奄美群島は一つでありますので。そのあたりは一体となってPRしていきたいと、そのように思っております。

(記者)
2枚目の(指宿有料道路)山田料金所の関係ですが、普通車はETCを使うことで30円安くなると思いますが、マニフェストに指宿スカイラインの無料化実現を掲げていたかと思いますが、これについてはいかがでしょうか。

(三反園知事)
これは、これまでも述べているとおりでありまして、指宿有料道路は九州縦貫自動車道と直結し、指宿と鹿児島空港・霧島・鹿児島を結ぶ道路であり、地域の活性化や産業・観光振興の観点から、無料化が必要と考えております。指宿有料道路について、利用者の利便性の向上が図られて、周辺団地の渋滞解消にも寄与する山田インターのフルインター化、昨年9月の台風16号において2カ所の法面崩壊により通行止めとなるなど、老朽化した法面対策等必要な事業を有料道路事業により行った上で無料化したいと考えております。これまでと変わらないということであります。

(記者)
この無料化実現への期間の目途など、そういったところはいかがでしょうか。

(三反園知事)
いずれにしろ、山田インターのフルインターチェンジ化というものも必要でありますし、法面対策というのも安全上必要でありますので、これを有料道路事業によりまず行わなければなりませんので、それを行った上で無料化するということであります。

(記者)
そうしますと、修正、断念するということではないということですね。

(三反園知事)
いや、方針は一貫しております。

(幹事社)

発表事項に関して、ほかに質問はないでしょうか。

(記者)
奄美トレイルのシンボルマークについて、環境省は環境省で、世界遺産に関するロゴをつくっていて、奄美市は奄美市で独自にロゴをつくっていてまた今回、県は県でトレイルのロゴをつくるということで、いろんなロゴがバラバラにあって、なかなか統一感がなくてわかりにくいのかなという印象もありますが、その辺についてはいかがですか。

(三反園知事)
さまざまなご意見があるとは思います。これは奄美トレイルに限ったシンボルマークでありますので、県が、少し言いますと、昨年度からコース選定を開始しておりまして、毎年3、4地域ずつ順次コース設定しておりまして、平成33年度の全線開通を予定しております。これまでに奄美市、住用町、伊仙町、和泊町及び知名町でコース選定を済ませておりまして、今年度は宇検村、喜界町、徳之島町及び与論町でも選定を進めております。そういった県が選定した所にこのマークを使うということでもありまして、また県として、来年の世界自然遺産登録へ向けての機運醸成につなげていきたい、そのためのシンボルマークということでご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。

(幹事社)
では、ほかに発表事項に関する質問がなければ、県政一般の質問に移らせてください。
はじめに原子力発電所関連以外の質問からまとめさせてください。最初に幹事社から1つ質問させていただきます。


 1.衆議院議員総選挙の結果

(幹事社)

22日に投開票がありました衆院選についてです。今回の選挙戦を通じてまた出揃った当選者について、知事として感じられたこと、また今回の選挙をとおしていうと希望の党の動きが非常に注目されました。知事については県民ファーストということを謳っていらっしゃったり、小池都知事との親交もあるわけですが、「希望の党」について、知事としては今回の選挙戦を通じてどのように感じられたか、この2つについてお聞かせください。

(三反園知事)
それを全てまとめて答弁させていただきたいと思いますが、これに関しては、選挙に関しては、国民が判断した結果だと、そのように思っております。そして、国においては地方創生、子育て支援、高齢者対策など山積する諸問題に関して、総力を挙げて取り組んでいただきたいと、そのように思っております。

(幹事社)
「希望の党」についてはどうですか。

(三反園知事)
それも全て国民が判断した結果だと思っております。

(幹事社)
事社からは以上ですが、ほかに質問のある方はないでしょうか。

 2.鹿児島港本港区エリアの利活用

(記者)
鹿児島港本港区エリアの利活用についてお尋ねしたいと思います。現在、ホームページを通じて、鹿児島県は民間事業者を対象にサウンディング調査というのを行っているかと思います。この調査の意義、ねらいを改めて教えていただけますか。

(三反園知事)
本港区エリアにつきましては、鹿児島県は国際観光都市として、「来て見て感動するまちづくり」を進めていきたいと、そのように思っておりまして、そのためにも本港区エリアは目玉スポットとして考えて、今取り組んでいるということであります。
検討事業のスケジュール等についてお伝えするとすれば、鹿児島港本港区エリアの整備については、現在エリア全体の活用方策の検討を着実に進めているところであります。このたび、同エリアのまちづくりの検討に資するアイデアを把握するために、活用方策について広く意見や提案をいただく調査を実施することとし、現在、その対話を行う民間事業者を募集しているところであります。今後、民間事業者からの意見聴取や先行事例の調査を実施し、さまざまな角度から検討を加えた上で、ケーススタディーとして複数のイメージを作成し、来年2月を目途に公表することとしております。その上で、最終的なグランドデザインにつきましては、平成30年度にさまざまな方々から幅広くご意見を伺った上で策定したいと、そういうふうに考えているところであります。

(記者)
その事業の中で、ホームページの中で民間事業者からの質問を受け付けて、回答なども示されていますが、この質問の中に「サッカースタジアムやスポーツ関連施設の建設を希望しますが、予算規模、資金計画などどのようにお考えでしょうか」という質問があります。それに対して県としての回答は、「スポーツ施設の立地は考えていないところです」と明確に示しているわけですが、今知事がおっしゃった広くアイデアを募集する、募る、活用方策について意見を求めるということとやや逆行するのではないかと感じますが、いかがでしょうか。

(三反園知事)
私自身のイメージといたしましては、これももうこの記者会見でも就任当初からずっとお伝えしているところでありまして、そして県議会でもお伝えしているところでもありますが、来て見て感動する、365日使える、まちづくりの目玉スポットにしたいと、そのように思っております。私ももう何回となく北埠頭そしてドルフィンポートの敷地も含めて訪問させていただいております。実際自分で目で見ようと思い、先日も現地に行っていろんなことを見てまいりましたが、桜島が目の前に見える一番いいスポットでありますので、国際観光都市としてそしてまちづくりの目玉スポットとして、そういったことに活用させていただきたいと、そういう方針があります。そういう方針の下で、今募集しているというところであります。

(記者)
スポーツ施設が観光の目玉になり得ないというところが、理由がわからないというのと、そういうスポーツ施設をつくりたいという考えをそもそも検討を募集している、提案を募集している段階において、既にある意味排除の論理というか、すべて取り除いているような、そういう印象も受けますが、いかがでしょうか。

(三反園知事)
そういうことではないと思います。「来て見て感動するまちづくり」が必要だということは前からずっとお伝えしているところでありまして、それは、やはりサンフランシスコもシドニーもナポリそうでありますが、さまざまな観光資源としてまず海がある、錦江湾がある、そして鹿児島には桜島という素晴らしい山もあるわけであります。その素晴らしい海と山の景観を生かしたまちづくりが必要であるということは、常々私の方からこの記者会見でも議会でも申しているところでありまして、そういった方針の下に、基づくということでありますのでご理解いただければと、そのように思っております。

(記者)
知事ご自身は、ここに何ができるべきだとお考えなのでしょうか。

(三反園知事)
来て見て感動するスポットであります。

(記者)
明確な、具体的なものは今のところゼロということですか。

(三反園知事)
私自身にもそういうグランドデザイン、考え方というのは当然あるわけですが、まずはさまざまな方々に、専門家もたくさんおられるわけでありますし、成功した事例がたくさんありまして、そういった成功したスポットをつくった方々もたくさんおられるわけでありますので、実際問題、開発する時には、事業を行う場合には成功させなければいけないわけでありますので、さまざまな角度から専門家の意見も聞くという必要もありますし、まずはそういった方々から意見を聞くというところから始めているところであります。

(記者)
ご承知のとおり、サッカー専用スタジアムの整備について非常に注目が集まっているわけですが、鹿児島市は今、検討協議会を通じて都市部に設置していきたいという方向で意見がまとまりつつありますが、当然その候補地の一つとしてこの本港区エリアも入るかと思いますが、そのことについて検討する前に、話し合いを持つ前に既に排除しているなぁという印象が、やはりどうしてもぬぐえないのですが、それはないですか。

(三反園知事)
全くそういうことではないと理解しております。ご理解いただきたいのは、就任当初から、本港区エリアに関しては来て見て感動する、本当にこれは鹿児島の未来がかかっていると私は思っているのです。やはり、国際観光都市として整備するためには一番いいスポットでありまして、そして錦江湾を生かして、そして桜島を生かす絶好の場所でありますので、ここを未来の子どもたちのためにも素晴らしいスポットにする、それが私の役目ではないかな、そう思って今やっているところであります。

(記者)
長くなってすみません。あと1点だけお願いします。知事、当然ご承知かと思いますが、鴨池公園、県立鴨池陸上競技場がどこの土地かというのはご存じですか。鹿児島市ですよね。ですから、その逆があっても別に何ら不思議はないわけで。

(三反園知事)
それは、それを言うともう、鹿児島市とはいろんな連携をしておりますので、県の土地に鹿児島市がやったり、鹿児島市の土地に県がやったりと、それはやはりどこがどこがということではなくて、お互いが連携をとって、県民にとって一番いい、そういう方向性の中で考えていくということが大事ではないでしょうか。

(記者)
わかりました。ありがとうございました。

 3.新燃岳の噴火に対する県の対応

(記者)
新燃岳の噴火について、今、担当課でいろいろ情報収集されているということですが、鹿児島県としての対応方針、大きな方向性を教えていただければというのが1点と、関連して、やはり観光への影響が懸念されますが、そのあたりの懸念を払拭するために行政のトップのメッセージが大事だと思います。そのあたり、何か知事のお考えをお願いします。

(三反園知事)
新燃岳の噴火に対する県の今後の対応、これまでの県の対応はよろしいですか。言いましょうか。私の方はかまいません、少し長くなりますが。
新燃岳については、10月11日に6年ぶりとなる噴火が発生し、鹿児島地方気象台が噴火警戒レベルを、火口周辺規制のレベル2から入山規制のレベル3に引き上げたことから、県においては発表と同時に災害警戒本部を設置したところであります。また、13日には噴火に関する情報共有会議を開催いたしました。私の方から直接各部局長に、大きな噴火が発生した場合でも万全の態勢で臨めるように備えておくこと、さらに、風評被害などを招くことがないように、登山者を含む観光客の皆さんへ正確な情報発信を行うように指示したところであります。現在、活発な火山活動に伴い、火口から3キロメートルは警戒範囲となっていることから、県では登山道の立入禁止、県道の通行規制を行っているところでありまして、その内容は県のホームページに掲載し、情報提供に努めているところであります。
19日に開催された火山噴火予知連絡会拡大幹事会においては、「新燃岳では当面火山灰を噴出する噴火活動が継続すると考えられており、今後多量のマグマが新燃岳直下へ供給されれば規模の大きな噴火が発生する可能性がある」との見解が示されたところであります。
幹事会の見解を踏まえますと、当分の間、噴火活動の推移については慎重な監視を要することから、県においては、今後とも気象台や霧島市など関係機関と密接な連携を図りながら防災対策に取り組んでまいりたいと考えております。県民の方々におかれましても、火山情報に十分注意を払っていただきますようお願い申し上げます。
新燃岳噴火に伴い、周辺において入山や交通などの規制が行われているところでありまして、また、立入規制範囲内にある2つの民間宿泊施設が休館しております。県のホームページにおいて、現在通行できる登山道の状況、規制範囲外にある宿泊施設及び観光施設は通常どおり営業している旨を情報提供しているところであります。引き続き、観光への影響状況を把握するとともに、観光客や旅行会社等へ正確な情報発信を行っていきたいと考えております。
今申し上げたとおり、情報提供というのは非常に重要だと思っておりますので、今後とも正確な情報を提供していきたいと、そのように思っております。

 4.衆議院議員総選挙の候補者への応援と自身の国政への転身

(記者)
衆院選の話に戻りますが、国民が判断した結果ということですが、今回の選挙期間中に知事ご自身は、誰か候補の応援をしたりとかいうことはなかったのでしょうか。

(三反園知事)
挙戦が始まってから応援に行ったことはございません。知事としての業務がビッシリと入っておりましたので、上海にも訪問させていただきましたので。

(記者)
応援してはいけないということはないと思いますが、応援には行かなかったが、例えば為書きを送ったりということはありましたか。

(三反園知事)
為書きに関しては、候補者に出しました。

(記者)
それは、例えば政党でいうとどういう所ですか。

(三反園知事)
出した所は、私の記憶が正しければですが、保岡さん、金子さん、小里さん、野間さん、森山さんではないかと思います。

(記者)
それは応援しているということですか。

(三反園知事)
要請もあったということでもあると思います。全ての方からではありませんけど。

(記者)
知事は昔テレビ局に勤めておられて、いろんな国会議員との付き合いもあると思いますが、将来的に、国政の方への関心というのはどのように。

(三反園知事)
全くありません
今のところと付け加えると、またいろいろと言われるかもしれませんので。

(記者)
全く

(三反園知事)
県知事として一生懸命走り続けたいと思っております。それ以上でもそれ以下でもございません。

 5.10月3日来鹿の小池東京都知事との面会及び知事と政党代表との兼任など

(記者)
関連です。希望の党代表で東京都知事をされている小池さんが、3日に東京オリンピック・パラリンピックフラッグツアーで鹿児島を訪れられたと思いますが、その時に知事は事前に会ってお話をされたのではないかと思いますが、その時は政治に関する話はなかったのでしょうか。

(三反園知事)
全くありません

(記者)
どういう話を。

(三反園知事)
東京オリンピックの話とか、森市長も一緒にお会いしましたので、しかも短時間でしたから。短時間で森市長も一緒にお会いして、オリンピックの話、旗の話、あとはあるとしたら昔話でしょうね。

(記者)
では、特に今の質問に関して言えば、政治に関連するような。

(三反園知事)
全くありませんね。全くないです。

(記者)
もう1つ、関連ですが。

(三反園知事)
森市長も一緒ですから。しかも、ほかにもいたのですよ。

(記者)
希望の党代表で東京都知事をされている小池さんですが、都政に専念すべきではないのか、いわゆる二足のわらじということで批判する声もあると思いますが、その一方で大阪の松井府知事は党の代表に就いていらっしゃいます。その是非はどうかというのはあると思いますが、同じ知事職にある三反園知事として、二足のわらじ、東京都知事を務めてかつ希望の党代表を務めるということについての是非は、どう考えられますか。それを教えていただければと思います。

(三反園知事)
それに関しても、それは小池さんの判断でありまして、小池さん自身の判断でありまして、また松井さん自身の判断でありまして、また大村さん自身の判断で下されたものと思います。それがもう答えの全てであります。

(記者)
知事としてのお考えというか、感想はないでしょうか。

(三反園知事)
いやもうそれは各知事それぞれ、責任を持っている立場におられるわけですから、それぞれの立場の中でご自身が判断されたということだと思います。

(記者)
関連して、小池さんとお会いした時に、希望の党の中山成彬さんもその場にいらっしゃった。

(三反園知事)
全然いなかったですよ

(記者)
いらっしゃらなかったのですか。

(三反園知事)
いないです。私、いたことすら知らないです。

(記者)
一緒にホテルに入られたと思いますが。

(三反園知事)
ああ、そうですか。私より詳しいかもしれません。本当、いないです。

(記者)
その場にはいらっしゃらなかった

(三反園知事)
全然いないです。私、いたことすら知らないですから。
森さんも一緒ですし、事務方の方もいらっしゃいましたので。

(記者)
確認ですが、その場の会談には中山さんはいらっしゃらなかったのですね。

(三反園知事)
いないです、いないです。私、いたこと自体も知らないですから。私自身はですよ。

 6.保岡興治前衆議院議員の政界引退

(記者)
衆院選関連で、長く鹿児島1区で選出されてきた保岡興治さんが引退されましたが、鹿児島に尽くされた国会議員だと思います。引退にあたって、知事の所感というかコメントをうかがいたいのですが。

(三反園知事)
保岡興治さんは、長年にわたり本県選出の国会議員としてご活躍され、また、法務大臣、衆議院憲法審査会長など多数の要職を歴任されました。九州新幹線鹿児島ルート開通等の社会資本整備、離島・奄美の振興など多岐の分野にわたり本県の発展に多大なご尽力をいただき、本当に感謝申し上げます。ご健康上の理由で引退されたと聞いておりまして、1日も早いご快復をお祈り申し上げたいと思っております。

(記者)
うちの会社として、引退が表明された日に知事のコメントをという話で、秘書課を通じて要請しましたが、その時(コメントが)出なかったのは。

(三反園知事)
その時は、私、阿久根にいったのじゃないですか。阿久根のいろんな方とお会いしていたと思います。
別にそんな深い意味はないです。直接言っていただければ。

(記者)
深いとは

(三反園知事)
別に何も、今言ったとおりでありまして。その時もそういうコメントを、当然のことながら要請があればお出ししたということだと、私自身はそう思っております。

 7.行財政改革の取組

(記者)
行革PTについてのお尋ねです。第2回会合で、一般財源ベースで78億円の収支差を見込むという仮試算を公表されました。この仮試算についての知事のお考えと、今後どのようにこの78億円という部分を解消していくのかをお聞かせいただけますか。

(三反園知事)
本年4月に設置いたしました行財政改革推進プロジェクトチーム、副知事を座長としておりますが、そのところにおいて歳入面ではネーミングライツの公募、歳出面では施設の妥当性、有効性、効率性などの観点から事務事業の見直しを、今実施しているところであります。引き続きこれらをはじめとする歳入・歳出両面にわたる行財政改革の取り組みを着実に進め、平成30年度当初予算編成に向けて収支不足の解消を図ることとしております。

(記者)
78億円というのは。

(三反園知事)
収支不足の解消を図ることとしております。

 8.平成30年度の予算編成の考え方

(記者)
関連で、今月6日に来年度の予算要求基準を公表されて、新しい力強い鹿児島プロジェクト枠を設けられたと思いますが、知事のマニフェストや県政ビジョンに沿った新規事業が該当するということですが、具体的にどういった分野であるかというところがありますか。

(三反園知事)
来年度予算編成ですよね。
今年度予算でもそうだったのですが、私自身は子育て支援・高齢者支援に力を入れております。引き続き今後も全力でこの子育て支援と高齢者支援に取り組んでいきたいと、そういうふうに思っております、予算面で。同時に、来年度は明治維新150周年、奄美の世界自然遺産登録、その先には鹿児島国体も控えておりますので、これらのチャンスを生かさなければなりません。したがって、平成30年度当初予算編成にあたりましては、これらの県民福祉の向上、県政発展につながる事業については積極的に推進して、それによって、新しい力強い鹿児島の実現に向けた予算を編成したいと、そのように思っております。
併せて、持続可能な行財政構造の構築に向けて、引き続き歳入・歳出両面にわたる行財政改革に徹底的に取り組んでまいりたいと思っております。これらの歳入・歳出両面にわたる行財政改革の取り組みを着実に進めて、平成30年度当初予算編成に向けての収支不足の解消を図るということであります。

(記者)
新しい力強い鹿児島のプロジェクト、これは観光も。

(三反園知事)
全てにおいてですね。今、県政ビジョンをつくっておりますが、鹿児島というのはご存じのとおりポテンシャルがすごくある県なわけですね。やはり観光というのはひとつの柱でありまして、そこにはウェルネスということもあるでしょうし、そして農畜水産物、やはり先日日本一を獲った和牛もありますし、黒豚もありますし、ブリ、カンパチ、鰻、お茶、ありとあらゆるものがたくさんある県でありますので、そういったものをどんどん生かしながら、県民所得を少しでも上げて生活をよくして、力強い鹿児島をつくっていく、それによっていわゆる子育て支援、高齢者が生き生きと暮らせる社会、そういったものをつくり上げることによって、最終的には鹿児島に生まれてよかった、鹿児島に住んでよかった、そういう鹿児島をつくるべく努力していきたいと、精力的に一生懸命取り組んでいきたいと、そのように思っております。

 9.上海トップセールスの実施結果

(記者)
最後ですが、先週、知事は上海を訪問されてトップセールスをされたと思います。県のどういった魅力をPRされたのでしょうか。

(三反園知事)
上海は、さまざまな方にお会いいたしました。ひとつは、訪問の目的のひとつである鹿児島-上海便15周年記念ということでありまして、中国東方航空のナンバー2の副社長にお会いして感謝を述べるとともに、今後週3便への要請を強くしたところでもありまして、先方からも前向きな回答は得られましたが、これに向けては航空会社だけで決められるということでもありませんので、さまざまな観点から、許可が得られれば週3便へ向けて我々も努力しますし中国東方航空も努力していただけるということだと思っております。
また、上海の(日本国)総領事と一緒に夕食を取らせていただきまして、個人的にさまざまなことをお話しして、上海総領事館で中国の方々を含めて招いていろんな食事会がありますので、その食事会では必ず焼酎を出していただきたいということを、先日お会いした時にお話ししたところ、「毎回焼酎を出しているよ」と、焼酎をPRしていただいているということもお聞きしましたし、今後とも焼酎をPRしていただきたいと。また、鹿児島の食材も使ってほしいということも要請して、総領事館における夕食会の席でのPRということも、私は非常にインパクトがあることではないかということで、引き続きその要請も行えたところでもあります。
また、日本の、簡単にいえば経団連にあたる財界の会長ともお会いいたしまして、鹿児島がこれだけ魅力的な所であると、観光施設も含めて非常に魅力的な所であるということをPRするとともに、観光業者の方もいらっしゃいましたので、引き続き鹿児島の観光をPRしてほしい、また農畜水産物の輸入業者もおられましたので、鹿児島のブリ、カンパチも含めて水産業に関してもいいものがあるのでぜひ輸入してほしいということもお伝えしたところでありまして、また、輸入業者も含めて直接お会いして、さまざまな分野についてお願いしたところであります。
中心的なものは、今回は、上海ということもありますので、和牛を輸出することができませんので、そういった面からすると水産物ということが主流だったかなと思っております。そういったものを持ち帰って、こちらの方の(県漁業協同組合)連合会の会長さんにも直接お伝えして、直接的な輸出につながるように今後ともサポートしていきたいと思っております。

 10.奄美の世界自然遺産登録に係るIUCN(国際自然保護連合)の現地調査を終えての所感

(記者)
奄美と沖縄の世界自然遺産登録に向けたIUCNの調査が終わりました。知事のご見解をお願いします。

(三反園知事)
IUCN(国際自然保護連合)の現地調査においては、国、地元自治体、専門家、NPOとともに、遺産としての価値とその保全の取り組みについて、しっかりと説明ができたと考えております。調査員には精力的に現場を見ていただけたと、そして当方としても十分に説明が尽くせたと、そのように考えております。奄美大島、徳之島において、10月12日から15日の4日間にわたり実施されました。国、地元自治体、専門家、NPOが連携し、調査員に対して奄美大島、徳之島の遺産としての価値とその保全の取り組み等について説明するとともに、亜熱帯照葉樹林や固有種、希少種の視察を実施したところでもあります。また、地元関係者との意見交換会を開催し、遺産の推薦に関する地元の理解、支持等が確認されたところでもあります。
今後、来年5月頃のIUCNによる世界遺産委員会への勧告を踏まえて、同年夏の同委員会において、登録の可否についての決定がなされる予定ということであります。
世界自然遺産登録に向けて、これまでも世界自然遺産としての価値の維持、自然環境の保全と利用の両立、地域の機運醸成などに取り組んできており、今後とも取り組みを進めることとしております。具体的には、国・県・市町村等で連携し、希少種の保護対策、公共事業における環境配慮指針の策定、金作原など保護上重要な地域における利用のルートづくり、世界自然遺産奄美トレイルの設定、龍郷町の奄美自然観察の森のリニューアル、パンフレット等の作成配布等、さまざまな取り組みを引き続き進めて、県といたしましては来年夏の登録実現に向けて引き続きこれらの取り組みを着実に進めていきたいと、そのように考えております。

 11.県森林審議会森林保全部会の議事録の作成と公表

(記者)
公文書、行政文書についてお尋ねします。知事はマニフェストの中で、開かれた政策決定を公約に掲げておられると思いますが、これは情報公開を広く行っていくというふうに理解しています。その情報公開という前提になるのが行政文書だと思うのです。国は、公文書管理法を策定しておりまして、「行政機関の意思決定に至る経緯、事務事業の実績を合理的に裏付け、または検証できるように文書を作成しなければいけない」と定めています。これは、地方公共団体は努力義務、努めなければならないという規定ではありますが、これについて、知事就任後何か職員に指示されたことはありますか。

(三反園知事)
いや、それはございません。ごめんなさい。

(記者)
ないですか。

(三反園知事)
ないです。

(記者)
いわゆる、いろんな検討委員会や専門委員会の議事録というものがあると思いますが、これは知事が設置した原子力発電の専門委員会などは詳しく議事録が載っていまして、スポーツ施設の検討会などは議事要旨ということでこういう意見があったということを載せています。いろんな委員会があると思いますが、どの辺りまでそういう議事録を残すべきだとお考えですか。

(三反園知事)
それは、どのような形で設置されたのか、どれくらいのレベルの委員会であるか、さまざまなことがたぶんあると思いますので、それぞれにおいて判断されていることではないかと、そのように思っております。

(記者)
今、メガソーラーの設置で林地開発許可というのがいろいろ出てきますが、林地開発を許可する場合は最終的に森林審議会で決定するのですが、その前に森林保全部会というものがあります。ここで、開発を許可すべきか否かという審査をするのですが、この森林保全部会の議事録がないのです。これについてはどう思われますか。

(三反園知事)
それは、(担当課に)聞いてみます。私も、その辺りの経緯も含めて、部会がどういう形の中での部会として設置されているのか、非公開なのかもしくはプライバシー、公開してはいけないものが含まれているのかどうか、さまざまなことがたぶん情報の中にはあると思うのです、公共機関ということであれば。そういうことも踏まえての対応ではないかとは思いますが、そのあたりは担当課の方に聞いていただければと思いますし、私もすみません、今お答えするあれは持ち合わせておりません。

(記者)
これは、県議会の方で環境林務部長が答弁した件ですが、霧島の牧園町のメガソーラー開発で「厳格に審査して開発を許可した」とおっしゃっていますが、その厳格な審査の過程が、森林保全部会の議事録がなければ住民はわからないと思うのですが、どうですか。

(三反園知事)
そのあたりも含めて、環境林務部長が県議会でそのように答弁しているのであれば、当然のことながらそれなりの理由があって答弁しているということであると、私は思っております。

(記者)
今後、どの辺まで議事録を作成すべきかというところを、検討していただけないでしょうか。

(三反園知事)
それはやはり先ほど述べたとおりでありまして、その委員会・部会がどういう形で、どういう目的で設置されているのかどうか、それとあとは、その情報を公開することがプライバシーの面や逆にいえばさまざまな面で情報を公開しない方がいいのかどうか、そこにはさまざまな判断があるのではないかなと思いますので、それぞれによって判断がなされるべきことかなと、そのように思っております。

 

 12.知事後援会のホームページ

(記者)

知事の後援会のホームページですが、ネット上で見当たらなくなったのですが何かありますか。

(三反園知事)
ああ、ごめんなさい、私全く関与していないです、全く。すみません。私自身全くしていないので、すみません、申し訳ないです。

 

 13.指宿有料道路の無料化の見通し

(記者)
先ほどまとめてお尋ねしたらよかったのですが、先ほどのETCの関係で、指宿スカイライン(指宿有料道路)無料化を目指すということですが、これは任期中に目指すご予定でしょうか。

(三反園知事)
いずれにしろ、先ほど申したとおりでありまして、山田インターのフルインターチェンジ化は非常に重要だと思っておりまして、また、(2)期区間の法面対策というものも、これは絶対にやらなければいけない重要なことだと思っておりますので、これを有料道路事業においてまず進めて、それで無料化したいと思っております。それの前に、またさまざまな事も次の段階として考えていきたいと思っております。

(記者)
そうすると、目指すことが1期目中にできるかどうかはわからないと。

(三反園知事)
現状で私が言えることにつきましては、山田インターのフルインターチェンジ化と法面対策というのは、これはもう絶対にやらなければいけないことでもありますので、それを有料道路事業においてやはり進めなければいけないというそこに現実があるわけでありますので、それをまず進めた上で無料化したいなと思っております。そこの無料化までにもう一段、さまざまな利便性、利用していただく、そういった対応はとっていきたいと、そのように思っております。

 

 14.知事2期目への考え

(記者)
知事として2期目はお考えでしょうか。

(三反園知事)
全力で今、県民生活が少しでもよくなるように走り続けて、懸命に取り組んでいるところであります。

(記者)
2期目もお考えということで。

(三反園知事)
現状、今、県民生活が少しでもよくなるように懸命に、一生懸命全力で走り続けて、取り組んでいきたいと、そのように思っているところであります。

(記者)
何期お務めされたいとお考えですか。

(三反園知事)
今を、本当に一生懸命、いつも言っていますが、け死ん限り走り続けたいと、本当にそういうふうに思っております。自分ができることを、今、一生懸命、全力で取り組んでいきたいと、本当にそういうふうに今思っているところであります。

(記者)
ありがとうございます。

(三反園知事)
よろしくお願いします。

(幹事社)
ほかになければ、原子力発電所関連の質問に移りたいと思いますが、原子力発電所関連の質問がある社は、質問お願いします。
無いようでしたら、終わりたいと思いますが。

(三反園知事)
ありがとうございました。

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