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更新日:2019年12月20日

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【消費者庁】みんなで防ごう高齢者の事故!

冬はお餅の窒息事故、入浴中の溺水事故が起きやすい季節です

厚生労働省の「人口動態調査」によると,高齢者の不慮の事故による死亡者数は,「転倒・転落」,「誤嚥等の不慮の窒息」,「不慮の溺死及び溺水」の順に多く,これらの事故による死亡者数は,「交通事故」による死亡者数よりも多くなっています。
特に冬季は,お餅による窒息事故,入浴中の溺水事故が起きやすい季節です。
これらの事故を防ぐためには,高齢者本人だけでなく,周りで見守っている家族などの同居者も一緒になって対策を考える必要があります。

詳細は消費者庁ホームページを御覧ください。

事故の防止のため注意していただきたいこと

1転倒・転落事故を防ぐために

家庭内

  • リビング(居間)
    家庭内での転倒事故の多くは,リビング,廊下,玄関で起きています。
    「カーペットの端は浮かないように留める」,「マットの下には滑り止めを敷く」,「新聞紙やチラシを床の上に放置しない」,「高齢者が通る動線上に電源コードを引かない」などの対策をとる必要があります。
  • 廊下
    廊下と部屋の段差は,高齢者がつまずきやすい場所なので,「段差解消スロープを設置する」などして,少しでも転倒リスクを減らす必要があります。
    また,高齢者は夜間にトイレに起きることが多いので,「足元を照らすランプを付ける」と段差などの障害物を確認しやすくなり転倒防止に有効です。
  • 階段
    筋力が弱く,平衡感覚が低下した高齢者では,階段を降りるときに転落事故を起こしやすくなります。
    「滑りやすい靴下やスリッパをはかない」,「階段の途中に障害物を置かない」,「手すりを設置する」,「段の先に滑り止めを付ける」,などの対策が有効です。

外出時

  • 道路
    脚力が弱くなると,道路の僅かな凹凸や,歩道と車道の間などの段差でもつまずいて転倒しやすくなります。
    なるべくスロープなどがある安全な場所を通りましょう。
    また,雨の日はマンホールの上や,横断歩道の白線の上が濡れていると滑って転倒しやすくなります。
    なるべく危険な場所は避けて通り、雨の日は滑りにくい靴を履くなどの対策をとりましょう。
  • 店舗などの駐車場
    駐車場の車止めは,視力や視認性が低下した高齢者からは気付きにくく,転倒事故が起きやすい障害物です。
    つい近道を通ろうとして,空いている駐車スペースを横切ろうとすると転倒事故が起きやすくなります。
    駐車場内を通るときは,「空いている駐車スペースの枠内には入らず」に,「決められた歩行者用通路を通る」ようにしましょう。
  • 店舗入口
    店舗の入口は混雑していることがあったり,障害物も多く,転倒事故が起きやすい場所です。
    特に,雨の日はしずくで床がぬれている場合が多く,滑って転倒しやすくなっています。
    スロープや傘立ての近くは,注意して通りましょう。
  • 店舗内
    鮮魚,冷凍食品コーナーなどの冷凍機のある場所では,床がぬれている場合が多く,滑って転倒しやすくなっています。
    また,青果コーナーなどでは野菜くずなどが落ちていると滑る原因となります。
    床が濡れていないか,野菜くずなどが落ちていないかに注意して歩行し,危険な場合は店員に声を掛けて清掃してもらいましょう。

2の窒息事故を防ぐために

餅は食品の中でも,窒息事故が起きやすい食品です。
特にお正月は,ふだんはあまり餅を食べないという高齢者でも,時節の料理ということで久しぶりに食べる場合が多く,御飯(米飯)やパン等と異なり,食べ慣れていないので注意が必要です。

  • 餅は小さく切っておく
    高齢者が食べる餅は,調理の段階であらかじめ食べやすい大きさに,小さく切っておきましょう。
  • 先にお茶や汁物を飲んで喉を潤しておく
    唾液の少ない高齢者は,餅を食べる前に,先にお茶や汁物などを飲んで,喉を潤しておきましょう。
    ただし,餅がうまく飲み込めないからといって,お茶などで無理やり流し込もうとするのは危険です。
    お茶や汁物は,あくまでも唾液の補助と考えましょう。
  • 餅はよくかんで唾液とよく混ぜ合わせてから飲み込む
    餅を食べるときは,少量ずつ口に入れ,よくかんで食べましょう。
    よくかむことによって,唾液の分泌も促され,餅と唾液がよく混ざり合うようになり,スムーズに飲み込めるようになります。
    そして,口の中の餅を全て飲み込んでから,次の餅を口に入れるようにしましょう。

3浴中の溺水事故を防ぐために

  • 入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
    暖かい部屋から,温度の低い脱衣所,浴室内に入ることで血圧が上がり,その後,温かい湯に入ることで血圧が低下します。
    この急激な血圧の変動を防ぐために,入浴前には脱衣所や浴室内を暖めておくことが大切です。
    暖房設備がない場合は,「湯を浴槽に入れるときにシャワーから給湯する」,「浴槽の湯が沸いたところで,十分にかき混ぜて蒸気を立て,蓋を外しておく」などして,できるだけ浴室内を暖め,寒暖差が小さくなるように工夫しましょう。
  • 湯温は41度以下,湯につかる時間は10分を目安にする
    目安として41度以下の湯温が推奨されているので,湯温はあまり熱くならないようにしましょう。
    また,湯につかる時間は10分までを目安にし,長時間の入浴は避けましょう。
  • 浴槽から急に立ち上がらない
    入浴中には湯で体に水圧がかかっています。
    その状態から急に立ち上がると体にかかっていた水圧がなくなり,圧迫されていた血管は一気に拡張し,脳に行く血液が減り,意識の消失を起こすことがあります。
    浴槽から出るときは,手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がるようにしましょう。
  • 食後、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
    食後は,血圧が下がり過ぎる食後低血圧によって意識を失うことがあるので,食後すぐの入浴は避けましょう。
    また,飲酒後はアルコールが抜けるまでは入浴しないようにしましょう。
    体調の悪いときはもちろんのこと,精神安定剤,睡眠薬等の服用後も入浴は避けましょう。
  • 入浴前に同居者に一声掛ける
    入浴中に体調の悪化等の異変があった場合は,家族などの同居者に人に早期発見してもらうことが重要です。
    そのためにも,入浴前に同居者に一声掛けてから入浴するようにしましょう。
  • 同居者は入浴中の高齢者の動向に注意する
    同居者は,高齢者の入浴開始の時間を覚えておき,「時間が長い」,「音が全くしない」,「突然大きな音がした」など,何か異常を感じたらためらわずに声を掛けるようにしましょう。

 

よくあるご質問

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総務部男女共同参画局くらし共生協働課消費者行政推進室

総務部男女共同参画局消費生活センター

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(局番無し)188
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