更新日:2018年10月17日

ここから本文です。

黎明館「西郷どん」展の見どころ・オススメの資料

「西郷どん」展の見どころ

見どころ1

明館「西郷どん」展では,約210点の資料を,2つの特別展示室を使って展示しています。
かでも,目を引くのは,きらびやかな篤姫関係の資料です。「薩摩切子道具」(公益財団法人德川記念財団蔵)は,手のひらにすっぽりと入るミニチュアサイズの器のセット。繊細で多彩な技をほどこした切子で,薩摩の技術の粋を感じ取れます。将軍家に輿入れした篤姫は,このような雛道具を手にとって眺め,ふるさと薩摩を思い出していたのではないでしょうか。
ちらの資料は,11月18日まで御覧いただけます。お見逃しなく,是非この機会に,「西郷どん」展で,篤姫関係の資料も御覧ください。
薩摩切子雛道具

見どころ2

明館「西郷どん」展では,会期中に数回,展示替えを行っています。
回紹介する,重要文化財「大久保利通宛西郷隆盛書状(元治元年(1864)9月16日付)」(黎明館蔵)は,10月14日(日曜日)までの期間限定で,公開しております。
門の変の後,元治元年(1864)9月に,幕府軍艦奉行の勝海舟と西郷隆盛は初めて会見します。この資料は,そのときの会見の内容を大久保利通宛てに送った書状です。西郷は,勝海舟について「実に驚き入り候人物」,「ひどくほれ申し候」と記し,勝を高く評価していました。
非この機会をお見逃しなく,「西郷どん」展で御覧ください。
大久保利通宛西郷隆盛書状

見どころ3

明館「西郷どん」展では,4口の刀剣を展示しています。
回紹介する,大阪府指定文化財「太刀次」(大阪歴史博物館蔵)は,西郷隆盛が最後の薩摩藩主・島津忠義から拝領したとされる太刀です。
倉時代,備前国宇甘荘(岡山市北区)を拠点に作刀活動をおこなった刀工・雲次の手による作品で,刃文は直刃調の小丁子乱れとなっています。このほかにも,見廻組の桂早之助が坂本龍馬暗殺の際に使用したとされる刀や,西郷隆盛佩用のサーベルなども展示しています。
11月18日(日曜日)まで公開しております。是非この機会をお見逃しなく,「西郷どん」展で御覧ください。
雲次

見どころ4

明館「西郷どん」展では,小・中学生を対象とした展示解説も行っています。
芸員による解説を聞きながら,楽しく歴史を学べます。「西郷どん」展を通して歴史の面白さに触れてみませんか。
西郷どん」展では,小・中学生向けに入門編と上級編,2種類の学習シート「西郷どんノート」を御用意しています。是非御利用ください。
1回の展示解説(10月14日)には多くの方が御参加くださいました。ありがとうございました。
回は,11月4日(日曜日)10時~10時50分に実施します。中学生以下は無料。保護者の方は,お得な団体観覧料で御覧いただけます。黎明館学芸課(099-222-5396)まで電話でお申し込みください。
非,お子様と御一緒に「西郷どん」展で御覧ください。

小中学生向け展示解説の様子1小中学生向け展示解説の様子2

黎明館職員オススメの資料

オススメの資料1

鹿児島城跡担当(考古部門)の黒川がオススメする資料は,「禁門の変の焼瓦等」(京都文化博物館蔵)です。
鹿児島城跡担当としては,瓦,特に瓦の色に注目です。通常の瓦は,灰色やいぶし銀などの色をしていますが,高温にさらされた瓦は,茶褐色などに変色するのです。この資料は,まさにこのことを現しており,禁門の変により発生した火災の激しさを今に伝えます。また,高熱で癒着した資料も必見です。」
ちらの資料は,11月18日まで御覧いただけます。お見逃しなく,是非この機会に,「西郷どん」展で御覧ください。
禁門の変焼瓦

オススメの資料2

山元資料調査編集員(歴史部門)のオススメする資料は,「天璋院下賜の雛道具」(個人蔵,黎明館保管)です。
羽の鶴・鼓・書見台を模った小物です。台座の墨書から,天璋院(篤姫)が島津斉彬の娘・典姫に贈ったものであることがわかります。
姫は江戸出立までの日々を,幼い典姫と共に鹿児島城で過ごしました。2人の姫が鹿児島城から祇園祭を眺めたことは,記録にも残されています。
璋院が調度品を通して故郷を想ったように,薩摩の人々もまた,ゆかりの品に触れながら天璋院を懐かしく思ったことでしょう。
ちらの資料は,11月18日まで御覧いただけます。資料保護のため,展示機会が限定される資料です。是非「西郷どん」展の会期中に御覧ください。
天璋院下賜雛道具

オススメの資料3

料調査編集員の宮下(歴史部門)がオススメする資料は,「新選組袖章」と「新選組英名録」(京都・霊山歴史館蔵)です。
形模様と「誠」の字がある袖章は,隊士たちが市内巡回時に着用していたものです。新選組が好きな私は,見ていると胸がワクワクします。
新選組英名録」には,近藤勇や土方歳三,沖田総司など合計百五十名の隊士名と出身地が記されています。名前の下に小さな○印が付けられている人物は,御陵衛士として分離した伊東甲子太郎らの高台寺党メンバーを指しています。
れらの資料は,11月18日まで御覧いただけます。お見逃しなく,是非この機会に,「西郷どん」展で御覧ください。

新選組袖章

新選組英名録

オススメの資料4

明館「西郷どん」展では,幕末・明治の絵図資料が多数展示されています。絵図と現在の土地・建物や道路の様子を比較すると,当時の人々の往来を身近に感じられそうです。
明館職員・上村(考古・古代)がオススメする絵図資料は,「西南戦争城山攻防大配置図屏風」(京都・霊山歴史館蔵)です。照國神社横から城山山頂に至る経路を「大手」と記し,現在の県立博物館付近から鹿児島市立美術館を経て県立図書館付近までの旧二ノ丸が島津久光邸となっています。久光は,西南戦争の動向をどのような気持ちで見ていたのでしょうか?
ちらの資料は,会期中御覧いただけます。お見逃しなく,是非この機会に,「西郷どん」展で御覧ください。

城山攻防大配置屏風

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

歴史資料センター黎明館学芸課

電話番号:099-222-5100

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?