更新日:2011年10月24日
帆船「あこがれ」セイル・トレーニングを行いました。
平成23年10月10日(月・祝),錦江湾みらい総合戦略推進協議会では錦江湾内において「帆船『あこがれ』セイル・トレーニング」を実施しました。
参加対象者は,一般公募した57名の皆さんです。
今回は,その模様をお知らせします。
出航前
今回は鹿児島港本港区南ふ頭の旅客ターミナル内で受付を行いました。
受付を済まれた方は外に出て船を眺めたり,写真を撮ったりと,乗船前から楽しんでいる様子でした。
残念ながら,前日までに3名,当日6名の計9名の方が体調不良等でキャンセルされましたが,その他48名の方は元気に船に乗り込みました。
乗船式では,船長さんからのお話や,錦江湾みらい総合戦略推進協議会からの挨拶,写真撮影などが行われた後,参加者によって出航の合図である「ドラ」が鳴らされました。
心地よい秋空の下,いよいよ帆船「あこがれ」の出航です!
出航後~船内見学
鹿児島港を出航後,「あこがれ」は喜入沖に向い,南下しました。
船内では,6つのグループに分かれ,それぞれ担当するボランティアさんの指示に従い行動します。
船内では,みんなニックネームを書いた名札をつけ,大人も子どもも関係なくニックネームで呼び合います。
大人の方は少し照れくさそうな様子でしたね。
まずは船内見学です。船内の各部屋や機器について,ボランティアさんから説明を受けます。初めて見聞きする内容に,参加者の皆さんは興味津々。積極的に質問をしていました。
展帆作業~昼食
船内見学終了後,展帆(てんぱん…帆を張る)作業を行いました。
「あこがれ」には12枚の帆がありますが,今回は3枚を張ることになりました。風が弱かったため,エンジン航行も継続します。
持ち場についた皆さんの表情からは,楽しみと緊張の色がうかがえます。
船員さんの合図とともに,一斉に帆を開くロープを引きます。
「ツー,シックス,ヒーブ!!ツー,シックス,ヒーブ!!」
参加者の皆さんの大きなかけ声が,錦江湾に響きました。
青空に広がった真っ白い帆を,皆さんは自慢げに眺めていました。
お昼が近づき,昼食の時間となりました。昼食はカレーです。晴れていたので,多くのグループは甲板に座って食べていました。
船員さんが作るカレーは絶品!隠し味はイカスミで,コクが出るのだそうです。展帆作業の後でおなかも減っていたのでしょう,おかわりする人もたくさんいました。
先端渡り~畳帆作業
昼食後に昼休みを挟んだ後,二つのグループに分かれ,「バウ(帆船の先端)渡り」と「ロープワーク」が交替で行われました。
バウ渡りでは,ネットを歩いて船の先端までを往復します。
ネットのすぐ下は海。恐る恐る足を運ぶ大人とは対照的に,子どもたちは笑顔で楽しそうに進んでいきます。
ロープワークでは,船員さんからシーフ・ノットなどの特殊な結び方を教わりました。意外と難しく,うまく出来ない方もいたようです。
途中,イルカの群れが近くに現れ,海上をジャンプしていました。
参加者のみなさんは「錦江湾にもイルカがいるんだ!」と,とても驚き,そして喜んでいました。錦江湾の自然の豊かさを感じることができた瞬間です。
バウ渡り,ロープワーク終了後は,「畳帆(じょうはん…帆を畳む)」作業です。今回は慣れた様子で,展帆の時よりもスムーズに作業を行うことができました。
さあ,鹿児島港まであと少しです。
タンツー~下船式
帰港を前に,船の掃除をします。
帆船では,「タンツー」といってデッキを椰子の実で磨く掃除をします。
今回,みんなで「タンツー」を行いました。子ども達は椰子の実を見るのも,これで掃除をするのもはじめてです。
ボランティアさんの「ワッショイ」の掛け声にあわせ,甲板を擦ります。みるみるうちに汚れが浮き出てきました。
最後に,各グループに分かれて,一日の振り返りを行いました。
多くの参加者の方が「楽しかった」と感想を述べていたようです。
そして船は鹿児島港に帰航し,デッキで下船式が行われました。
参加者同士,また,船員さんやボランティアさんと仲良くなってきたところでのお別れだったので,皆さん船を下りるのが名残惜しいようでしたが,とても満足そうな表情をしていました。
参加者の皆さん,今回の体験を基に,錦江湾の魅力を是非多くの方に広めてくださいね!
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください