更新日:2007年12月5日

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5 生活環境の整備

 本県離島は,そのほとんどが孤立性の高い外海離島で,台風常襲地帯に位置するなど災害を受けやすい。日常生活は島を単位として営まれていることから,可能な限り島ごとに基礎となる各種の生活環境施設を整備する必要がある。
また,近年,島民の価値観が多様化し,生活レベルも高質化しつつあり,生活環境施設の充実へのニーズも高まりつつある。
このため,安心して定住できるような生活環境の充実のため,簡易水道,電気導入,廃棄物処理施設,公園等の整備を積極的に推進してきた。

(1) 廃棄物処理

生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るため,廃棄物の減量化・リサイクルを推進するとともに,廃棄物の円滑かつ適正な処理のための施設整備を進めてきた。
この結果,平成12年度における1人1日当たりのごみの排出量は,県平均より少ない1,009gとなっている。
また,ごみについては,生ごみの自家処理が進んだことなどから市町村の収集率は低下しているが,し尿については,平成12年度の収集率は98%を超え,ほぼ全域において収集できる体制となっている。
また,施設の整備・改良が進んだことで,処理施設処理率は平成4年度に比べ,ごみ・し尿とも大きく伸びている。

ごみ・し尿処理状況(単位:ト ン,%)
   

区 分
平  成  4  年  度 平  成  12  年  度
年間総
排出量
A 
年間総
収集量
B 
処理施設
処  理
C 
収集率

B/A
処理施設
処理率
C/A
年間総
排出量
A 
年間総
収集量
B 
処理施設
処  理
C 
収集率

B/A
処理施設
処理率
C/A

離島 28,588 28,127  12,860   98.4   45.0 21,720 20,627  15,714   95.0   72.3
721,536 692,840 368,548   96.0   51.1 709,489 699,440 494,270   98.6   69.7

尿
離島 32,102 30,703  23,384   95.6   72.8 39,870 39,413  35,825   98.9   89.9
718,118 699,624 533,690   97.4   74.3 786,977 781,999 670,312   99.4   85.2

(2) 水道施設

離島は本土に比べ面積が狭小で,一般に高い山地が少なく平地も乏しい上,河川も短かい。さらに,地下水も豊富でないことなどから,これまで水道の新設及び区域拡張により未普及地域の解消を図るとともに,既設水道で施設の老朽化及び水源枯渇や水需要に伴う水量不足を生じる地区並びに水源水質の悪化等の生じている地区の施設更新・増強を図ってきた。
離島における水道の普及率は年ごとに伸びており,平成4年度末には給水人口56,940人,普及率95.3%であったが,平成14年度末には給水人口56,894人,普及率98.1%となり,県全体を上回っている。
しかしながら,近年住民の生活用式の多様化,生活水準の向上に伴う「水」の需要は年々増大し,水量不足を生じている地域がある。これらに対応するため,地下水源の探査,海水淡水化施設等の設置及び水道施設の統合整備等を行い,水源の有効利用を図る必要がある。

水道の普及状況(単位:箇所,人,%)
 
区    分
上 水 道 簡易水道 専用水道
普及率
箇所 給水人口 箇所 給水人口 箇所 給水人口 箇所 給水人口
 
平成4年度末
県全体  47 1,217,865 550 399,423  30  33,301 627 1,650,589   93.2
離島   2  19,654  82  37,101   2    185  86   56,940   95.3
 
平成14年度末
県全体  45 1,281,458 492 401,588  82  23,605 619 1,706,651   96.4
離島   2  18,888  69  37,759   5    247  76   56,894   98.1

(3) 公園

総合的な市街地の整備による都市機能の充実の一環として,地域住民のスポ-ツ,レクリェ-ション需要の多様化に対処するとともに,憩いの場の提供を図るために,都市公園事業を推進している。
種子島地域では西之表市のわかさ公園,中種子町の中種子中央運動公園が完成し,屋久島地域では屋久町の屋久町健康の森公園において事業を推進中であり,離島全体の1人当たり公園面積は,平成4年度末の 15.0m2/人から,平成14年度末で21.2m2/人となっている。

(4) 電気導入

電気については,南西諸島の全島が昭和54年7月までに一般受電化したほか,新島では昭和54年12月に海底送電により一般受電化が実現した。また,昭和56年10月には口永良部島で一般受電化された。これらにより,県内全離島で24時間送電体制が整った。
平成5年度以降の電気導入事業は,屋久町において配電施設の移設・改良工事及び配電線遠隔制御装置の設置が実施されてきている。

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