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更新日:2016年12月16日

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発達障害について

発達障害とは?

  • 脳の機能に何らかの障害があり,行動や認知機能の遅れや偏りといった症状が,通常低年齢(発達期)に現れるものを総称して「発達障害」といいます。
  • 平成17年4月に施行された「発達障害者支援法」では,発達障害のうち特に,広汎性発達障害(自閉症やアスペルガー症候群など),注意欠陥(欠如)多動性障害,学習障害等のある方々に対して,発達支援,相談支援,就労支援など,自立と社会参加のためのいろいろな支援について,市町村や県において取り組むこととされています。鹿児島県では,発達障害者支援センター(鹿児島県こども総合療育センター支援部発達支援課内)で相談を受けられます。

広汎性発達障害(PDD)

  • 自閉症やアスペルガー症候群,特定不能の広汎性発達障害は別のものではなく,連続体としてとらえた方がいいという考えから,「自閉症スペクトラム」と呼ばれることもあります。
  • 主として対人関係や社会性の発達の遅れがある発達障害です。

【PDDによくみられる特徴】

  • コミュニケーションが苦手。
  • 相手の気持ちや感情を理解することが難しい。
  • 几帳面で,決められたことはきちんと正確に行うことができる。
  • 想像力に乏しく,興味や関心の持ち方にこだわりがあったり,行動がワンパターンであったりする。

自閉症

  • 自閉症は,広汎性発達障害の典型的なタイプです。
  • 自閉症は,その文字が示すような,家に引きこもっている人や自分の殻に閉じこもっている人,引っ込み思案な人などということはありません。
 

【自閉症の三つの基本的特徴】

生後3年までに,以下の三つの基本的な特徴がみられます。

  1. 対人関係や社会性の障害
  2. コミュニケーションの障害
  3. 想像力の障害・こだわり行動

高機能広汎性発達障害(HFPDD)

  • 広汎性発達障害のうち,明らかな知的障害がないものを「高機能広汎性発達障害」「高機能自閉症」などといいます。この「高機能」とは,知的障害がないという意味です。
  • 自閉症の特徴のうち,対人関係や社会性の障害はあるが,幼児期に知的な遅れとことばの遅れがそれほどない場合,特に「アスペルガー症候群(障害)」といいます。

注意欠如多動性障害(AD/HD)

  • 年齢に不釣り合いな不注意,衝動性,多動性などを特徴とする行動の障害です。
    つまり,注意や衝動をコントロールしたり,落ち着いて活動したりすることなどが,年齢や発達に見合わないほど難しく,日常様々な場面でみられます。症状の一部は,だいたい7歳以前に現れ,問題が長期にわたることもあります。
  • AD/HDも,中枢神経系に何らかの機能不全があるといわれていますが,劣悪な養育環境(虐待など)で育った子どもにも,同じような行動特徴がみられることがあります。

【AD/HDによくみられる特徴】

(不注意の傾向が強いタイプ)

  • 注意力散漫で,なかなか集中できない。うわのそらに見える。
  • 忘れ物やケアレスミスが多い。ものごとの手順・段取りが悪い。
  • 約束したことや決められたことが,なかなか守れない。

(多動性や衝動性が強いタイプ)

  • 多弁で早口,話を最後まで聞くのが苦手で,人の話に割り込む。
  • 衝動的で,思いついたらすぐ行動に移してしまう。
  • 待つことが苦手で,すぐイライラすることも多い。
  • 落ち着きがなく,動きまわることが多い。

【AD/HDのサポートのポイント】

  • 気が散りやすいため,刺激の少ない環境を提供しましょう。
  • 子どもの言動を「わがまま」とか「自分勝手」ととらえないで,長所を見つけ,誉めるようにしましょう。
  • その場にそぐわない行動をしても,本人は気づかないことが多いため,適切な指示を心がけましょう。
  • 指示は一度に一つずつ,分かりやすい短いことばで出すようにしましょう。

学習障害(LD)

  • 知的に大きな遅れがないにもかかわらず,学習面のうち,特定のものについて,極端に習得や使用がむずかしい障害です。
  • 学習障害は,その原因に,中枢神経系に何らかの機能障害があると考えられており,環境的な要因が直接の原因となるものではありません。
  • 大人の場合は,社会生活上の困難が多いため,かなりのストレスになってしまいます。

【LDによくみられる特徴】

  • 聞きまちがいや聞き漏らしが多い。
  • 読みにくい字を書いたり,独特の筆順で書いたりする。
  • 文中の語句を抜かしたり,勝手に読んでしまったりする。
  • 簡単な暗算が難しい(学年相当の数の理解や表し方が苦手)。
  • 日常生活において,金銭管理や自己管理(時間を守る,規則正しい生活をするなど)が難しい。
  • 筋道のとおった話をするのが苦手。

【LDのサポートのポイント】

  • 小学校に入学して障害が判る場合が多く,「やる気がない」「親のしつけが悪い」などと誤解されやすい面を持っています。
  • 学習能力(聞く,読む,書く,話す,計算する等)のうち,何が不得意かにより対応が異なるため,能力に応じた個別の対応を学校と連携して行うことが必要です。
  • 社会生活のいろんな場面での問題解決のため,気軽に相談できる人が必要になってきます。
発達障害相関図(PDF:139KB)

 

発達障害のとらえ方とサポートのポイント
発達障害は,親のしつけや家庭環境が原因で引き起こされるものではありません。
◆発達期に生じ,永続的な心身の機能不全が続きます(時期により,変化が大きい)。
◆日常生活に制限があるため,状態に応じた継続的な援助を受ける必要があります。
◆経過によっては,特に思春期以降に,社会生活が困難になることもあります。
 
  1. 発達障害のある方も,周囲の人たちの適切なかかわり(正しい理解やサポート等)により,着実に成長していくことができます。情緒的な二次障害(適応障害,抑うつ,不安障害等)を起こさないために,自尊感情を大切にしながら,配慮あるかかわりをしましょう。
  2. 一番困っているのは,発達障害のある本人自身です。
  3. ことばだけで指示するのではなく,絵などを使って分かりやすく説明したり,抽象的な表現ではなく,具体的な短いことばを使ったりすることで,かかわりやすくなってきます。

子どもの持つ個性や特性を見つけて,それを伸ばすような接し方が大切です。

「発達障害って何だろう?~正しい理解と支援のために~」(PDF:1,276KB)

「医療機関の皆様へこんな子どもに出会ったら発育・発達の気になる子どもの診療へお願い」(PDF:5,007KB)

 

 

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達障害を理解する(外部サイトへリンク)

達障害に気づく(外部サイトへリンク)

んなとき,どうする(外部サイトへリンク)

 

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