更新日:2019年6月13日
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※森山増美代表取締役(中央),尾脇雅弥垂水市長(右)
有限会社森山水産は、平成6年1月に垂水市において水産養殖業として創業しました。
現在、垂水市牛根の穏やかな鹿児島湾奥に保有する124基のいけすで、ブリ、ハマチ、タイ、カンパチ約46万匹を養殖し、活魚の販売や水産加工品の外部委託による製造・販売を行っています。活魚は漁協や大阪、福岡の市場に、加工品は関東、関西の小売店を中心に販売しているほか、6kgを超える大型のブリは、地元の水産加工業者等へ販売され、アメリカをはじめ海外に輸出されています。
同社は、消費者の「魚離れ」による需要減少に加え、燃料費や餌代等のコスト高騰により、近年利益率が低下傾向にあることから、消費者ニーズを踏まえた製品の開発・加工による収益の改善や経営の多角化・高度化及び安定化を図る目的で、今回、養殖した水産物の自社加工を行う工場新設を計画しました。
新設する工場においては、地域ブランドであるブリ「ぶり大将」やハマチのフィレ加工・真空パック化を行うとともに、燻製した塩ブリやこれまで残渣として廃棄処分していたブリの「あら」や「かま」を使った商品の開発・加工・販売を行う計画であり、併せて、垂水市や現在取引のある海産物専門の運送会社、卸売業者と情報ネットワークを形成し、消費動向をとらえた計画的な生産を行うこととしています。
なお、この計画は、本年2月、国による6次産業化事業計画の認定を受けたところであり、国の支援も活用しながら取り組んでいくこととしています。
これにより、地域における雇用の創出、活性化はもとより、地域経済の浮揚発展に大きく貢献するものと期待されます。
平成26年8月22日(金曜日)
(1)所在地:鹿児島県垂水市牛根麓1306番地
(2)社歴:平成6年1月設立
(3)代表者:代表取締役森山増美
(4)資本金:500万円
(5)年商:約7億円
(6)従業員:15名
(7)業種:魚類養殖業、水産物の加工及び販売
(1)工場名:有限会社森山水産水産加工場
(2)所在地:鹿児島県垂水市牛根麓冷蔵庫団地9-4
(3)用地面積:1,500平方メートル
(4)建物面積:750平方メートル
(5)着工予定:平成26年9月
(6)新規雇用者:20名
(7)投資予定額:約2億2千万円
(8)操業予定:平成26年12月
(9)事業内容:ブリ、ハマチ、タイ、カンパチの加工及び販売
(10)生産計画:初年度約10億円
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