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更新日:2019年8月30日

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9月上旬から中旬の台風に対する農作物等の事前・事後対策について

1通期水稲

事前対策

  1. できるだけ深水にする。
  2. 排水路等を点検・整備し,長時間の冠水,滞水防止に努める。

事後対策

  1. 水田や用排水路等の土砂,木切れ等は,できるだけ早く取り除き,水管理に支障がないようにする。
  2. 冠水した水田は,速やかに排水し,新しい用水に入れ替える。
  3. 高潮などで海水が流入した水田は,速やかに排水し,かけ流しを行う。
  4. 病害虫(ウンカ類,いもち病,白葉枯病)の発生に注意し,必要に応じて防除を行う。

2畑作共通

事前対策

  1. ほ場の滞水を防ぐため,事前に排水溝を点検・整備する。

事後対策

  1. 滞水したほ場は,速やかに排水する。
  2. 潮風害が懸念される場合,散水施設のあるほ場では,台風通過後,できるだけ速やかに散水する。

3さつまいも

事後対策

  1. 畦の土が流出したほ場は,土寄せや追肥を行う。

4さとうきび

事後対策

  1. 株元が露出したり倒伏した株は,可能であれば引き起こし,必要に応じて追肥や土寄せを行う。
  2. 新植夏植えでは,苗が流出したら補植する。また,埋没したら芽掘りを速やかに行う。

5大豆

事後対策

  1. 株元の土が洗い流された場合は,土寄せを行う。

6野菜

事前対策

(共通)

  1. 防風垣,防風ネット等の補強を行い,強風による被害を最小限に食い止める。
  2. ほ場の滞水を防ぐため,事前に排水溝を点検・整備する。
  3. 育苗中の苗は,安全な場所に持ち込むか,べた掛け資材とトンネル用ポール等を用いて浮かし掛けをし,周囲をしっかり固定する。べた掛け資材等の設置については,できるだけ低く設置した方がよいが,強風で苗を傷つけないように留意する。
  4. 収穫期に近い野菜は,収穫する。

(品目別)

  1. つる性のきゅうり,にがうり等は,「つる下げ」を行い,べた掛け資材等で被覆し,しっかり固定する。「つる下げ」ができない場合は,支柱やネットが倒れないように,しっかりと固定する。
  2. ピーマン,ナス等定植直後のものは,支柱から取り外して株を倒せる場合は倒し,倒せない場合はできるだけ低くして,被覆資材等で上から押さえ,しっかりと固定する。
  3. かぼちゃ,豆類(そらまめ等),葉根菜類(キャベツ等)は,可能であればべた掛け資材で被覆する。
  4. 根深ねぎは,土寄せやテープ等を張り,茎葉の折損,倒伏を防ぐ。
  5. さといも(大吉)の早植マルチ栽培で,倒伏により子芋の分離が懸念される場合は,茎葉を切断する。
  6. いちごは,べた掛け資材等で被覆固定し,茎葉の傷みを軽減する。

事後対策

(共通)

  1. 潮風害が懸念される場合は,速やかに散水する。
  2. 台風通過後,速やかに排水を行う。特に高温期は,長時間滞水しないように注意する。
  3. 被覆資材等は,直ちに除去する。
  4. 茎葉の折損部からの病害侵入を防ぐため,直ちに殺菌剤の散布を行う。
  5. 草勢の回復を図るため,葉面散布または化成肥料による追肥を行う。
  6. 室内に持ち込んだ苗は,速やかに外に持ち出して広げる。
  7. 強風によりはがれた土壌消毒用の被覆資材は,速やかに張り直す。

(品目別)

  1. にがうり,きゅうり等で「つる下げ」を行ったものは,台風通過後,速やかに「つる上げ」を行う。

7花き

事前対策

(共通)

  1. ほ場の滞水を防ぐため,事前に排水溝を点検・整備する。
  2. 作業はできるだけ,母株→苗→本ぽの優先順位で事前対策を行う。
  3. 移動可能な苗は,安全な場所に収納する。
  4. 定植直後の草丈の低いものは,べた掛け資材で被覆固定する。
  5. 仕立て直しが可能な花き類は,フラワーネットや支柱を外し,剪定するか倒伏させて,べた掛け資材で被覆固定する。
  6. 収穫直前の切り花は,台風接近の様子を見て,蕾がやや硬めでも収穫する。
  7. 鉢物類は鉢を寄せ,べた掛け資材で被覆固定する。大鉢は同一方向に倒す。

(品目別)

  1. キク母株は,可能な限り採穂・冷蔵する。残った株は防風ネットやべた掛け資材で被覆し,しっかり固定する。
  2. 露地のキク・ソリダゴ等は,支柱を補強(打ち込み直し,本数増加)し,フラワーネットがずれ落ちないように支柱に固定する。
  3. キク・ソリダゴの露地栽培やビニル除去後の施設栽培では,電照用の電球を外す。

事後対策

(共通)

  1. 潮風害が懸念される場合は,速やかに散水する。
  2. 株に泥が付着している場合は,速やかに水で泥を洗い流す。
  3. 作業は,本ぽ→苗→母株の優先順位で行う。
  4. 生育中の花き類で倒伏したものは,風が弱まり次第,直ちに株の立て直しを行う。
  5. 仕立て直しが可能な花き類は,整枝や株の切り戻しを行い,草勢の回復を待つ。
  6. 茎葉の折損部からの病害侵入を防ぐため,直ちに殺菌剤の散布を行う。
  7. ビニルや遮光資材を被覆し,強い光や降雨から植物を守る。
  8. マルチ栽培で滞水したほ場では,マルチのサイドをめくり上げ,土壌の乾燥を促す。

(品目別)

  1. 露地のキク・ソリダゴ等は,軽く中耕・土寄せを行い,薄めの液肥を施用する。
  2. キク・ソリダゴの電照栽培では,外した電球を速やかに取り付け,電照やタイマー,冷蔵庫など電気設備の再点検を行う。

8果樹

事前対策

(共通)

  1. ほ場の滞水を防ぐため,事前に排水溝を点検・整備する。
  2. 防風樹や防風施設の点検・整備を行う。
  3. 幼木や若木は倒伏しやすいので,支柱を立てて補強する。
  4. 高接ぎ樹等は接ぎ木部から裂けやすいので,支柱に誘引する。
  5. 病害発生の懸念がある場合は,予防散布を行う。
  6. ハウス内に雨水が流入しないように対策を行う。

事後対策

  1. 潮風害が懸念される場合は,速やかに散水する。
  2. 倒伏樹は,速やかに起こし,株元に土入れして再倒伏を防ぐ。
  3. 枝裂けや枝折れした場合は,切除して癒合剤を塗布する。
  4. 病害発生の懸念がある場合は,台風通過後,速やかに殺菌剤散布を行う。
  5. 樹勢低下が懸念される場合は,樹勢回復を図るために葉面散布を行う。

9

事前対策

  1. ほ場の滞水を防ぐため,事前に排水溝を点検・整備する。
  2. 茶園周囲に防風ネットを設置している場合には,保守・点検を行う。
  3. 潮風害が懸念される場合は,台風通過中から散水を行うと効果がある。
  4. 幼木園では折損や倒伏等を防ぐため,状況に応じて徒長枝を剪除する。
  5. 防霜ファンを固定するための支線等を外している場合は,元に戻してしっかり固定する。
  6. 製茶工場の電気施設及びガス・重油保管施設は,電源や元栓を確認する。また,出入り口や窓の戸締まりを徹底し,煙突や排気口・換気扇等の補強・整備を行うとともに,工場内を見回り,電子機器等が濡れないよう対策を行う。

事後対策

  1. 潮風害が懸念される場合は,速やかに散水する。
  2. 生育ステージで芽が柔らかいほ場は,殺菌剤の散布を行う。
  3. 大雨で肥料が流亡している可能性があるほ場は,再度,施肥を行う。
  4. 幼木園で,株元の土が流亡したり,茶樹が横倒しになったりしている場合には,速やかに土寄せを行って踏み固める。また,欠株が生じた場合は,秋以降に補植を行う。

10葉たばこ

事前対策

  1. 乾葉の保管場所の点検を行うとともに,乾葉にシート等を被覆する。

事後対策

  1. 乾葉の保管場所の点検を行うとともに,濡れた乾葉がある場合は,仕分けをして再乾燥する。

11畜産

事前対策

  1. 畜舎及びほ場周辺の排水溝等の点検・整備を行う。
  2. 畜舎の補強や,物が飛散しないように格納,固定する。
  3. 給餌,搾乳,通風,換気等電力施設・機械を利用しているところは,停電が懸念されるので発電機を準備する。
  4. トウモロコシ・ソルガム等刈取適期に近い作物は,事前に刈り取る。

事後対策

  1. 台風通過後は,ただちに畜舎内外の排水を行い消毒する。
  2. 今後も生育が見込まれるトウモロコシ・ソルガム等は,ほ場の排水を行い追肥を行う。
  3. 折損・倒伏したトウモロコシ・ソルガム等は早めに刈り取り,次作の作付を急ぐ。なお,再生利用予定のソルガムは,追肥を行い再生を促す。

12芸作物のハウス等農業施設の保護

  1. 防風垣や防風ネットの設置と補強を行う。
  2. 燃油タンクがしっかりと固定されているか点検を行う。
  3. ハウスは,杭の補強とハウスバンドの締め直しを行い,ビニルの破れた箇所は補修し,ハウス全体をしっかり固定する。また,強風が懸念される場合は,ビニルを剥ぎ取り,作物は,防風ネット等でべた掛け資材で被覆し,保護に努める。
  4. 果樹の防鳥・防蛾用施設(忌避灯・ネットの被覆)の補強は,張力専用線を用い,中柱の補充と周囲線の補強を事前に行う。

相談先

寄りの地域振興局・支庁農政普及課へ御相談ください。

時間:開庁日の午前8時30分~午後5時15分)

9月上旬から中旬の農作物等に対する台風対策(PDF:113KB)

 

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このページに関するお問い合わせ

農政部農政課

電話番号:099-286-3191

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