更新日:2012年2月23日
病害虫発生予察特殊報第2号(チャのチャトゲコナジラミ)を発表しました
平成24年2月23日付け,病害虫発生予察特殊報第2号(チャのチャトゲコナジラミ:病害虫防除所)を発表しました。
概要等は,次のとおりです。
(現状等)
- チャトゲコナジラミは中国が原産とされ,日本では2004年に京都で初確認され,現在までに17都府県で発生が確認されている。
- 多発生すると,幼虫が排泄する甘露に誘発されるすす病のほか,成虫発生期とチャの摘採期が重なることから,摘採作業中に作業者が成虫を吸い込む等の不快感が問題となる。
- 今回,本県で初めて屋久島町の茶園において本種の発生が確認されたが,発生は一部地域のほ場に限定され,現在,防除対策が実施されている。
- 本種は,増殖力が高く,急速に生息域を拡大することから,発生地域での早期防除対策が必要である。
(対策)
- 発生地域からの苗木,生葉及び人や共同利用機械等による拡散に注意する。
- 幼虫は下位葉の葉裏,成虫は新芽の葉裏に寄生するので,定期的に茶園を観察し,早期発見に努める。
- 黄色粘着トラップを茶園に設置し,誘引される成虫の有無を確認する。
- 中切りせん枝等による寄生葉の除去と土中埋設等の処理を行う。
- 越冬期のマシン油乳剤やチャ生育期の登録農薬による防除を行うが,薬剤が下位葉の葉裏に十分かかるよう散布前にすそ刈り等を行う。なお,薬剤散布に当たっては,農薬の使用基準を遵守し,薬剤の飛散防止に十分注意して行う。
(茶生産者等へのお願い)
分布の拡大を阻止するためには,侵入個体の早期発見と侵入直後の適切な対応(初期防除)が重要であるため,茶園をよく観察し,もし,発見した場合,病害虫防除所や近くの地域振興局・支庁農政普及課等へ連絡してください。
平成23年度病害虫発生予察特殊報第2号(PDF:229KB)

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