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更新日:2019年7月25日

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農業農村整備現地トピックス(令和元年6月分)

硫黄山噴火に係る湯之尾堰の水質監視装置及び自動水門開閉装置の三反園知事視察姶良・伊佐地域振興局

平成30年4月17日に硫黄山が噴火し川内川の水質が悪化したため,伊佐市は,姶良H31.6-1同年は水稲の作付を断念したところであったが,本年度,農業水路等長寿命化・防災減災事業で菱刈町の水門に,水質監視装置とこれに連動する自動水門開閉装置を取り付けた。
水質監視装置は,水門の約1km程度上流にある鵜泊橋(うどまりばし)に取り付けられ,ph等を監視し,水質が悪化した場合,水門開閉装置に信号を送信して,水門の自動閉門を行うものである。自動水門開閉装置は,川内川右岸の湯之尾堰と川内川左岸の荒瀬水門の両方に取り付けられている。将来的には,さらに川内川上流の宮崎県から水質に関するデータを受信し,水質が悪化したときに余裕を持って閉門できるようになる予定である。
伊佐市は,今年の水稲作付を再開しているが,その判断材料として,昨年以降,硫黄山の火山活動が沈静化し川内川の水質が姶良H31.6-2安定していることだけでなく,本システムの運用に目途が立ったことも判断の一助となったのではないかと思われる。
また,令和元年6月23日には三反園知事が現地調査を行った。鵜泊橋で山下農村整備課長から概要説明を受け,水質監視装置を見学したあと,湯之尾堰に移動し水門の状況を視察した。視察の際に,菱刈土地改良区の副理事長から,「安心して米作りができる。」と三反園知事へ伝えられた。
今後とも,地元の意向に寄り添いながら,農家が安心して営農を継続できるよう,支援してまいりたい。

令和2年度新規予定「躍動中種子地区」の採択に向けて熊毛支庁

中種子町の令和2年度新規採択申請予定の中山間地域総合整備事業躍動中種子地区は,熊毛H31.6これまで地元と話し合いを経て計画策定を行ってきたところであるが,令和元年6月14日に県ヒアリングを受け,20~21日に本庁農地整備課の計画及び実施担当者3名,町2名と熊毛支庁農村整備課3名の計8名で現地調査を行った。
この地区は,町全域を対象に,ほ場整備,農道工,農業用用排水施設,農地防災,集落道路,集落排水,営農飲雑用水の工種があり,42の団地や路線を計画している。今回の調査は,主要な団地や路線だけではあったが,ヒアリング時とは違った現地ならではの意見がでて,実のあるものとなった。
今後は,ヒアリングや今回の調査を踏まえ,計画書を完成させ,早期に法手続きに取りかかりたい。さらに,工事がスムーズに進むように地元と調整を行ってまいりたい。

 

営農ビジョンなどを説明~奄美市古見方地区地元説明会~大島支庁

令和元年6月20日から27日にかけて計4回,奄美市の大川ダム受益地である古見方地域にて関係機関とともに大島H31.6営農計画に関する説明会を実施した。
この説明会は,パイプライン施設更新の事業導入を図るため,点在する耕作放棄地解消を目的に昨年度作成した営農ビジョン(案)を地元へ周知するための第一弾として開催した。また,あわせて多面的機能支払交付金や農地中間管理事業等の関連制度の説明も行ったところ,早速,公民館の区長から奄美市の担当者に対し,多面的機能支払交付金について詳細な説明を聞きたいとの要請があった。来年度からの実施に向けて期待されるところである。

 

徳之島用水土地改良区水利用組合総会の開催大島支庁徳之島事務所

徳之島用水土地改良区の水利用組合総会が開催された。徳之島H31.6
国営かんがい排水事業徳之島用水地区関連の水利用組合は現在15組合あり,さらに本年度は3組合が設立された。総会では,水利用効果の事例や畑地帯総合整備事業各地区の実施状況の説明が行われ,畑地かんがい推進に関する課題等の質疑応答も行われた。水利用組合総会は,天城町浅間地区の令和元年5月28日を皮切りに6月14日まで島内各地区で開催された。

 

 

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