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更新日:2020年1月17日
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本年度,農村地域防災減災事業いちき串木野地区で観音ヶ池の斜樋改修工事を行うにあたり,鹿児島大学水産水産学部の生徒約30名参加のもと,上流ため池への生き物引越し作業を実施した。
大量の鯉や外来種等の移動に苦労しながら,半日がかりの作業を行った。新しい斜樋は今年度末完成予定である。
10月27日,肝付町内之浦にある坂元集落,津房集落にてふるさと探検隊を実施した。
2つの集落に分かれて集落を探検し,集落の良い点,問題点を見つけた後ワークショップを行い各コースの意見を点検マップにまとめた。
参加者からは普段住んでいても見つからない点などがあったなどの意見があった。
今後は第2回を11月下旬に予定し,問題解決を誰が主体となるかなど最終的な方向性を策定していく。
奄美大島の活動組織,関係機関の職員など総勢119名が集い,10月24日に奄美大島水土里サークル活動推進大会を奄美市で開催した。活動の活性化を図るための研修として毎年開催している。
今年は,奄美市笠利町と龍郷町の活動組織が取組事例を発表した。
また,むらづくりアドバイザーの三善浩二氏からは「島の活性化を目指して」というテーマで記念講演をいただいた。ユーモアも交えた事例発表,記念講演で,参加した活動組織からも有意義な大会だったと好評を得ることができた。
KAMあまみ21から引き継ぎ,今年から奄美群島農業農村整備事業推進協議会の主催となった「第19回あまみフォト農美展」の入賞作品が決定し,10月24日、奄美市内のホテルで表彰式が行われた。
群島内から今回のテーマである「令和へつなぐ魅力ある奄美の伝統と農業」を表現した117点の応募があり,その中から大賞ほか23点が選ばれた。
今後,各種イベントでの展示や機関誌などへの掲載が予定されている。写真を通して奄美の農業・農村の魅力を発信していきたい。
右の写真は入選「光の噴水」
10月18日,畑かんの利用促進や農業生産に関する最新技術等を学ぶ推進大会が天城町防災センターで開催され,農家や関係機関から約220名の参加があった。
畑かん先進地の南薩土地改良区理事長の講演の他,畑かんの取組やAI・IoT等の先端技術の事例紹介があった後,発表者によるパネルディスカッションが行われ,参加者らは熱心に聞き入った。
10月30日,畑地帯総合整備事業瀬利覚地区(知名町)のほ場において,散水実演会が開催された。同実演会には,島内の畑地かんがい受益者をはじめ,施工を担当している建設業者や散水器具メーカー,県,町,土地改良区約70人が参加し,畑地かんがい事業の概要と事業効果の説明後,メーカー各社による散水実演を見学し,畑地かんがい施設への理解を深めた。
受益者の一人は,「説明を聞き,実際に畑地かんがい施設を見るとその効果がよく分かった。作物に合わせた散水施設を申し込みたい。」と話していた。
今後も,様々な取組により畑地かんがい営農の広報等に努めたい。
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