ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 農業技術 > 農業開発総合センタートップ > 適正交配による「鹿児島黒牛」の商品性向上対策

更新日:2017年1月20日

ここから本文です。

適正交配による「鹿児島黒牛」の商品性向上対策

肉用牛改良研究所育種改良研究室

研究の目的

用牛繁殖経営では,高値取引への期待から,血縁の近い交配による子牛生産をする事例が見受けられ,経済形質に負の効果を与えるばかりでなく,肉用牛集団の有効サイズを縮小する一因となっています。当所では,県内の主要な繁殖雌牛への交配指針を作成し,適正交配を推進しています。農家で繋養されている繁殖雌牛の特徴を把握し,交配指針に基づく適正交配をすることで,遺伝的多様性を備えた子牛生産が可能となり,「鹿児島黒牛」の商品性向上が期待されます。

研究の成果

  • 県有種雄牛の遺伝的特徴と産肉能力検定成績,子牛市場における発育・外貌調査及び枝肉成績等の分析を行い,県内繁雌牛の主要な母系への交配指針を作成しました。
  • 「金幸」号の後継種雄牛について
  1. 「金幸作」は「神高福」,「益金平」は「第20平茂」と「金水9」の遺伝子保有確率が高く,「金幸福」及び「財金茂」は「第20平茂」「金水9」「神高福」を同程度に保有。
  2. 「平茂勝」号の産子である「岡茂福」は「神高福」及び「第20平茂」,但馬系の「忠茂丸」は「忠福」及び「第20平茂」の遺伝子保有確率が高い。
  3. 増体型の「第20平茂」や「金水9」の遺伝子保有確率が高いものほど枝肉重量が重く,「神高福」や「忠福」など但馬系の保有確率が高い種雄牛は肉質が優れる。
  4. 「金幸作」は気高母系(平茂勝など),「岡茂福」は栄光母系(金幸など)との交配が効果的で,「金幸福」は母系の影響を受けにくい。
  5. 「吾平藤」は栄光母系への交配が効果的。

県内主要母系への交配指針

詳しい情報はこちら

~この成果に関する詳しい情報をPDFで表示します~(PDF:47KB)

 

普及に移す研究成果メニュー

平成28年度平成27年度平成26年度平成25年度平成24年度平成23年度平成22年度

平成21年度平成20年度平成19年度平成18年度平成17年度平成16年度平成15年度

 

野菜作物病害虫土壌環境花き果樹茶業加工・流通

大家畜中小家畜畜産環境・飼料肉用牛改良機械・装置植物バイオ経営

 

よくあるご質問

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ

農政部農業開発総合センター肉用牛改良研究所

電話番号:0994-82-5252

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?