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更新日:2017年1月26日

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細断型ロールベーラ調製によるローズグラスサイレージの品質向上

畜産試験場草地飼料研究室

ローズグラスなどの暖地型牧草は,牧草に含まれる糖質(または炭水化物)や乳酸菌数が少ないことから,サイレージに調製した際の発酵品質や安定貯蔵の改善が求められています。
トウモロコシ用に開発された細断型ロールベーラで調製したサイレージは,密度,密封性が高く,高品質であることから,細断型ロールベーラを用いてローズグラスサイレージを調製し,発酵品質の改善と貯蔵性の向上について検討しました。

研究の成果

  • ローズグラスの細断ロールベールサイレージは,従来のロールベール及びカッティングロールベールに比べpHが低くなり,乳酸含量及びV-score法による評価は高くなり,発酵品質が改善します。
  • ローズグラスの細断ロールベールサイレージの飼料成分は,粗蛋白質が8.3%で他の調製法より高く,繊維成分はやや低くなり,栄養価が向上します。
  • 細断型ロールベーラによる1時間あたりの調製量は,従来調製機に比べて半分以下ですが,サイレージの容積重は約1.5倍で,カビ等の発生が少ないため,廃棄率は低くなります。
  • サイレージ1tあたりの資材コストは従来の調製法に比べ,365円安くなります。

 

飼料、細断型ロールベーラ、図表、作業風景s飼料、細断型ロールベーラ、図表、グラフ

図左細断型ロールベーラによるローズグラス調製風景(拡大表示)(JPG:1984KB)
図右サイレージ発酵品質評価(V-score法)の経時的変化(拡大表示)(JPG:45KB)

V-Score法

イレージ中の酢酸と酪酸含量,全窒素に対するアンモニア態窒素の割合(VBN/N)から計算した配点によって,サイレージ発酵品質を評価する方法。評価基準は良(80点以上),可(60~80点),不良(60点以下)の3段階。

詳しい情報はこちら

~この成果に関する詳しい情報をPDFで表示します~(PDF:18KB)

 

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電話番号:0995-48-2185

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