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更新日:2017年1月26日

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臭化メチル剤全廃へ対応~促成栽培ピーマン産地のための脱臭化メチル栽培マニュアル~

生産環境部病理昆虫研究室

研究の目的

ピーマン栽培においてトウガラシマイルドモットルウイルス(以下PMMoV)は種子伝染,土壌伝染により発病した株から管理作業によって容易に圃場全体に拡大し,3割以上の減収をもたらします。これまでPMMoVの防除は不可欠用途申請下で臭化メチル剤が使用されてきましたが,本剤は平成24年末で全廃されました。この事態に対応するため,促成ピーマンの脱臭化メチル栽培マニュアルを策定しました。

研究の成果

栽培終了時の積極的な残渣腐熟処理

  • ピーマンの根など残渣中のPMMoVは長期にわたり残存し土壌からの伝染源となるため,発生圃場では栽培終了時に積極的な残渣腐熟処理を行います。
  • モザイク病が発生した圃場では次作の定植2ヶ月前の土壌を発病場所から採取し,ウイルス量をDAS-ELISA法で測定します。

ウイルス濃度が低い

  • 残渣腐熟処理を徹底した後,通常どおり栽培します。

ウイルス濃度が中程度

  • 残渣腐熟処理徹底後,生分解性ポットを利用して定植します。
  • 生分解性ポットの利用により定植時に生じる根の傷からのウイルスの土壌伝染を防止できます。
  • 育苗期間30日を目安にし35日までに定植することで慣行栽培と同等の収量を確保できます。

ウイルス濃度が高い

  • 残渣腐熟処理徹底後,弱毒ウイルス製剤(グリーンペパーM)を接種した苗を定植します。
  • 弱毒ウイルス製剤を用いると,PMMoVの土壌伝染のみでなく,管理等による水平伝搬を防止できます。
  • 高汚染圃場でも弱毒ウイルス接種苗を栽培すると,栽培終了後の土壌中のウイルス濃度を低減できます。

まとめ

普及成果、H24、病理昆虫、ピーマンマニュアル、図

(JPG:3,386KB)

図:臭化メチル全廃後の促成ピーマンのための新栽培マニュアルの概略

詳しい情報はこちら

~この成果に関する詳しい情報をPDFで表示します~(PDF:318KB)

 

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電話番号:099-245-1155

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