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更新日:2010年9月10日

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新川河川総合開発事業(西之谷ダム)

1 事業の概要

 西之谷ダムは,二級河川新川水系新川の上流,鹿児島市西別府町西之谷地内に建設するもので,新川河川総合開発の一環をなすものです。
 このダムは,ダム基礎としては全国的にもまれな地質であるシラス地帯に築造される重力式コンクリートダムで,洪水調節を目的とする治水専用ダムです。
 
〔1〕ダムの諸元
位置 鹿児島県鹿児島市
西別府町西之谷地内
(河口から9.2kmの地点)
堤頂長 135.8m (※1)
堤体積 32,300m3
上流面勾配 上流フィレット1:0.6
(始点EL.52.5m)
型式 重力式コンクリートダム
ダム天端高 EL.59.0m 下流面勾配 1:0.78
最低基盤標高 EL.37.5m    
堤高 21.5m (※2)    

〔2〕貯水池

集水面積 6.8km2 設計洪水位 EL.57.3m
総貯水容量
(うち堆砂容量)
793,000m3 (※3)
(75,000m3)
サーチャージ水位 EL.55.0m
最低水位 EL.43.0m

〔3〕放流設備

ダム設計洪水流量 320m3/s(地域別比流量) 調節方式 自然調整方式(オリフィス)
計画高水流量 95m3/s(1/100) 常用洪水吐 幅1.9m×高さ1.6m×1門
計画最大放流量 40m3/s 非常用洪水吐 幅12.0m×4門
 ※1 路線バス約13台分の長さ
 ※2 6階建てビルぐらいの高さ
 ※3 25mプール(25m×15m×1.2m=450m3)で1,762杯分
西之谷ダム標準断面図

2 新川の過去の被害状況

 新川では,過去,台風や梅雨期の集中豪雨等により多くの災害を受けてきました。特に,平成5年8月6日,平成7年8月11日の洪水では,車が流されるほどのはん濫流が下流に位置する鹿児島市街地を襲い,家屋や道路が浸水し甚大な被害となりました。
 

洪水名

1時間雨量 (※1)

浸水家屋数 (※2)

昭和44年6月30日

40.0mm

324戸

昭和61年7月10日

58.0mm

187戸

昭和63年8月22日

52.0mm

116戸

平成 5年8月 6日

56.0mm

1,379戸 (※3)

平成 7年8月11日

99.0mm

1,283戸 (※3)

平成10年10月7日

68.5mm

150戸 (※4)

平成15年7月29日

58.0mm

302戸 (※4)

 ※1 鹿児島地方気象台雨量
 ※2 彦四郎川地区,涙橋上流左岸地区,唐湊地区及び新川脇水路地区の合計
 ※3 新川下流域一帯での浸水家屋数
 ※4 水害統計より 
平成7年8月11日浸水状況

3 洪水調節

 100年に1回の雨が降った時,ダム地点で最大95立方メートル/秒の洪水が流下しますが,ダムにより65立方メートル/秒を貯留し,30立方メートル/秒の洪水だけを下流に流下させます。
 なお,西之谷ダムの洪水調節方式は,穴あき方式(ゲートレス)といいます。
 
流量配分図

4 事業の進捗状況

 平成21年3月に本体工事に着手し,現在,平成24年度の完成を目指して堤体コンクリート打設を実施中です。
 平成22年3月25日には,ダムの末永い安全を祈願するため,ダムの堤体の中に礎石を埋納する定礎式が開催されました。

 詳しい現場の状況は,鹿児島地域振興局のホームページからご覧ください。

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