マンション等における自主防災組織結成の取り組み
県では,自主防災組織率の向上のため,都市部のマンションや組織率の低い地域で自主防災組織が結成されるよう重点的に取り組む「地域ぐるみ自主防災組織育成強化事業」を平成21年度から実施しています。
この事業では,7月に開催したマンション等における自主防災組織の結成促進のための説明会の参加者の中から,意欲のあるマンション(5箇所)を選定し,自主防災組織結成に向けた検討会や防災セミナーを開催することとしており,11月21日(土曜日)にトーカンマンション慈眼寺のマンション住民を対象に,自主防災組織結成に向けた初の防災セミナーを開催しました。
この日は,3連休の初日にもかかわらず,約40名のマンション住民の方々が参加され,マンション内にある集会場はほぼ一杯になりました。冒頭のあいさつの中で,県危機管理防災課長から阪神淡路大震災の語り部の話を紹介しながら地震の恐ろしさや日頃の備えの必要性,マンションにおける自主防災組織の結成についての呼びかけがあり,その後,大規模な地震が発生した場合のマンション住民の対応についてのDVDを視聴し,最後に,県地域防災アドバイザーから地震発災時の対応等についての講話があり,参加された住民の方々は熱心に聴講していました。
トーカンマンション慈眼寺での防災セミナーの様子(平成21年11月21日開催)
県地域防災アドバイザー(馬渡和男氏)による講話
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