更新日:2021年11月8日
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川内アメダスポイントで令和3年9月23日~10月12日までの20日間で降雨量は0ミリ(平年96.7ミリ),日平均気温は24.4℃(平年比+2.5℃),最高気温が30℃以上になった日は17日間でした。薩摩川内市唐浜地域のらっきょうは9月から定植が始まりましたが,乾燥で植溝が掘れず定植を一時中断していました。ゴボウは乾燥による発芽不良や生育停滞が認められ,飼料作物も早播き分は初期生育が思わしくないなどの影響が見られています。
JA北さつまいちご部会の花芽検鏡を令和3年9月13日から薩摩川内市佐志と倉野のJA集荷場で実施しました。令和3年は不時出蕾が例年より多い傾向にあり,新芽がつぶれた苗も散見されました。しかし,花芽分化の開始時期は令和2年に比べ若干遅い傾向で,一番花の分化が9月20日前後から確認できました。令和3年産の定植は9月25日頃から順次行われ,栽培面積は約5.9haで,10月上旬でほぼ終了しました。
令和3年10月1日に茶生産者,関係機関22人が参加し,薩摩川内市入来町の現地茶園で秋整枝研修会を開催しました。研修会では秋冬番茶の市況の見通しの説明の後,令和4年産に向けた秋整枝のポイントについて説明を行いました。今後は,11月の県茶業振興大会にむけて,これまで取り組んできた出品茶園の管理を継続し,高品質茶生産のモデル茶園として活用できるよう支援していきます。
令和3年10月4~5日に県荒茶品評会及び茶経営改善コンクールの審査会が開催され,薩摩川内市は茶経営改善コンクールで産地賞を獲得しました。この結果は,平成30年から3年計画で出品茶等の栽培・加工技術の向上や経営改善等について,生産者,関係機関一体となって取り組んだことが実を結んだものと思われます。表彰式は,11月28日に開催される県茶業振興大会で行われる予定です。農政普及課では,今後も高品質茶生産に向けて支援を継続していきます。
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