更新日:2021年12月6日
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令和3年産のらっきょう栽培において,IPMを活用したアザミウマ類対策の実証に唐浜らっきょう若手の会の5戸が取り組んでいます。指宿の先進事例を参考にソルゴーとソバを検討していますが,唐浜の砂地においてはソルゴーの播種は7~9月より6月の梅雨時期の播種が良く,「そば」の9月播種は塩害等で生育不良になることが分かりました。今後は春のアザミウマ類防除のために「ヘアリーベッチ」の11月播種の実証ほを設置し評価を行っていく予定です。
令和3年産の新ごぼうにおいて,陽熱裸地栽培法の実証に7戸の農家が取り組んでいます。梅雨明け直後に陽熱処理を開始したほ場では,8月播種でごぼうの発芽は8割以上で,雑草の発芽はうまく抑制されていました。しかし,陽熱処理開始が遅かったほ場や乾燥下で播種したほ場では,ごぼうの発芽不良と生育不良が見られました。また,発芽が順調なほ場でも萎凋病による欠株の発生は防げていませんでした。これらの結果を令和4年産に活かせるように周知を図ります。
令和3年11月24日に川内きんかん専門部会のハウスきんかん鋏入れ式が行われました。令和3年産は,着果は良好で,例年どおり甘くてジューシーな果実に仕上がっています。11月からの寒さに当たり,色つきも上々です。出荷は11月30日から令和4年3月12日まで行われます。注文等のご用命は下記までお願いします。
北さつま農業協同組合経済課:TEL0996-53-0940
令和3年11月28日に薩摩川内市国際交流センターで,県内茶業関係者約800人が一堂に会し,薩摩川内市では初めての県茶業振興大会が開催されました。同大会は,新型コロナウイルス感染症対策等により内容を縮小しての開催となりましたが,大会式典やロボット摘採機の実演,茶園視察等が行われました。経営改善コンクールで薩摩川内市が産地賞を獲得し,大会式典で表彰される等,大会を通して薩摩川内茶のPRが大いにできました。
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