更新日:2022年4月5日
ここから本文です。
令和4年3月9日,10日に,薩摩西郷梅生産組合の土壌診断結果報告会を実施しました。報告会に参加したうめ生産者17名に対し,令和4年2月に全生産者のほ場で採取した土壌の診断結果の説明と具体的な施肥改善の指導を行いました。施肥改善の取組みにより健全な樹づくりが行われ生産量が回復することを期待しています。また,当地域では基本管理の改善とともに,新品種導入による樹園地の若返りにも取り組んでおり,次世代の梅づくりが進展するようさらに取り組んでいきます。
令和4年3月17日,さつま町家族経営協定調印式が行われ,締結農家及び関係機関等約30人が参加しました。後継者の就農や世代交代などに伴う新規の締結農家3戸と見直し農家1戸の計4戸が,県,町,農業委員会の立ち会いのもと協定内容を確認し,調印しました。その後,締結農家代表から「家族で経営内容など具体的に検討し,規模拡大等につなげていきたい」など今後の経営発展に向け抱負が述べられました。
令和4年3月23日にさつま町でさつまいも栽培講習会が開催され,農家10名を含む14名が参加しました。講習会では,サツマイモ基腐病防除対策マニュアルを基に,病気の症状や伝染方法,登録された農薬の効果的な使用時期,ほ場管理の注意点を説明しました。参加者からは,苗消毒の方法や収穫の時期等について質問がありました。今後も町や農協と連携してサツマイモ基腐病の被害軽減に向け取り組んでいきます。
柊野区さといも栽培部会は令和3年3月に発足し,柊野区の高収益作物としてさといも栽培に取り組み,栽培技術の向上を目指して毎月現地検討会を開催しています。今回一部のほ場で疫病が発生したことを受け,さらに対策の徹底を図るため令和4年3月17日に種芋消毒講習会を開催しました。講習会では消毒効果を高めるための種芋洗浄,消毒液での浸漬などの手順を確認しました。農政普及課では引き続き,部会の活動を通してさといも振興を支援していきます。
令和4年3月11日に,JA北さつま茶センターで薩摩さみどり会の会員と関係機関を含め16名が参加し,荒茶求評会を開催しました。各会員ごとに設定している研修茶園から生産された令和3年産荒茶(13点)について品質評価を行った後,意見交換を行いました。荒茶品質は,前年と比較して良くなっている傾向にあり,茶園管理も含め研修効果が現れているものと思われました。農政普及課では,今後も高品質茶生産を継続して支援していきます。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください