更新日:2022年7月7日
ここから本文です。
管内では,らっきょうの出荷調製作業の機械化に取り組んでおり,県の試作機を基に農家が民間に委託して製作した機械の性能評価を行っています。機械の一時間当たり処理個数は4,050で,仕上重量はM規格15gで約60kg,L規格19gでは約77kgと試算しています。労力軽減に向け,誰でもある程度の処理が可能か,8時間稼働時間での処理量や耐久性は実用機として満足いくものか,関係者も注目しています。
写真:関係者を交え検討
令和4年6月16日,野菜部門で新規就農した2人のほ場を指導農業士,農業青年クラブ員,農政普及課の関係者が訪問しました。毎年,「新規就農者を励ます会」の前に実施しているもので,現在の取組状況や課題を聞き取り,栽培や経営に関する助言を行います。また,新規就農者向けの研修会や農業青年クラブ活動についても紹介しました。今後,肉用牛の新規就農者も巡回する予定です。これからも関係者であらゆる機会を通じて,情報提供や巡回指導を行い新規就農者の支援を行っていきたいと考えています。
令和4年6月9日,市町村・JA,酒造会社,流通加工業者等が出席し,北薩地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム会議を開催しました。規約,推進体制等を確認後,さつまいも生産振興を図るための年間活動計画等を検討し,普及情報課より抵抗性品種に係る情報提供を行いました。会議では「こないしん」の育苗や,蒸熱処理に係るマニュアル作成への要望等の意見が出されました。今後もチームや部会で連携を図りつつ,令和4年度の健全農地100ha確保に向け取り組んでいきます。
薩摩川内市では,薩摩川内市甘しょ生産組合に対して,サツマイモ基腐病の対策を支援しています。令和4年5月27日は,永利のほ場でドローンによる防除実演会,令和4年6月6日は甑島里で栽培講習会と現地検討会を開催しました。また,令和4年5月には対策展示ほ(30a)を設置し,堆肥施用,排水対策,苗の消毒,バイオ苗の利用,薬剤のローテーション散布等総合的な対策を行う計画です。今後も関係機関と連携し生産組合の活動を支援しさつまいもの生産安定につなげていくことにしています。
写真:対策展示ほ場に設置した排水対策(明きょ排水)
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください