閉じる

  •  
 
 

閉じる

 
 

ホーム > 地域振興局・支庁 > 北薩地域振興局 > 産業・労働 > 農業 > 普及情報 > 現地農業情報(川内地域)1月

更新日:2023年2月13日

ここから本文です。

現地農業情報(川内地域)1月

やまのいも小丸種芋増殖について語る

令和4年12月から1月にかけ,北さつま農協川内やまのいも部会の栽培講習会が,5支部ごとに実施されました。部会員が令和4年産の反省をそれぞれに行い,他の部会員が助言するなど情報が交換されました。部会員から,出荷した芋の成り口を回収して種苗に出来ないかとの質問が出され,役員が出荷先と後日交渉することになりました。役員からは,優良種芋を増やすために先進地でも取り組まれている小丸種芋増殖について,賛同者を募り研究会を発足する提案が出されました。

牛飼い塾で肉用牛改良等を学ぶ

令和4年1月20日,薩摩中央家畜市場で肉用牛振興協議会川薩支部主催の「牛飼い塾」が開催されました。青年農業者15名,関係者27名が出席し,和牛改良とスマート農業技術,消費税のインボイス制度を学びました。和牛登録協会からは,第12回全共を踏まえた今後の改良の方向性や課題の講演があり,さらに,分娩検知システムの実証やドローンを活用した水田利用の自給粗飼料の取組が紹介されました。参加者の関心も高く,講演終了後は質疑応答が交わされました。肉用牛振興協議会川薩支部は,今後も地域の課題の研修で肉用牛振興を図っていきます。

牛飼い塾

 

ぶどう生産者のスキルアップを目指し研修会を開催

令和4年12月23日,薩摩川内市ぶどう部会総会が開催されました。部会活動は令和4年度も新型コロナ感染拡大の影響で制限されたものの,先進地研修を除きおおむね計画どおり実施されました。総会終了後の研修会では,農政普及課から令和5年度の栽培暦の改正点と園芸振興協議会で実施した実証ほの結果を紹介しました。ぶどうはシャインマスカットを中心に面積,生産者が増えており,関係機関と連携して新規栽培者の栽培技術向上などに取り組む必要があります。

ぶどう部会総会

生産者自らが審査員,きんかん果実品評会

令和4年12月26日,北さつま農協果樹部会川内きんかん専門部会の果実品評会が開催され,部会役員と技術員が全部で22点の出品の審査を行いました。3kg平箱に詰められたきんかんは,着色や玉揃い,糖度などが審査され,旧東郷町の迫田氏が昨年に引き続き1席となりました。生産者が主体的に審査を行うことで,栽培や選果・選別の技術向上につながり,個選共販の産地が維持されていることを感じました。農政普及課は,今後も,ブランド産地の維持・発展に,関係機関と連携して努めていきます。

R5年産ほおずき栽培に向け,ほ場ごとに施肥設計を検討

令和4年1月16日,薩摩川内市ほおずき部会が,令和5年産ほおずきの施肥設計研修会を開催しました。農政普及課からは,作付け予定地の土壌分析結果に基づいた,個別の施肥設計案が提示されました。土壌分析の結果,長年作付けされたほ場の特徴としてリン酸,カリの過剰がみられたため,無施用あるいは減肥を提案しました。生産者は,ほおずきの2月の作付けに向け,提案を参考にほ場準備を進めることになりました。今後も関係機関との連携により,現地検討会を開催し,肥培管理,病害虫対策など,高品質生産のための支援を行っていきます。

花き農業青年,指導農業士から技術,経営のノウハウを学ぶ

令和4年1月11日,ニューファーマー営農塾花き部門研修を開催し,青年農業者2名,指導農業士2名,関係機関2名が参加しました。室内では施設の省エネルギー対策,花き販売状況について情報交換を行い,現地では指導農業士の2カ所のほ場と,青年農業者の2カ所のほ場で研修を行いました。指導農業士のほ場では,花きの情勢を踏まえた品目の新たな導入や,高品質生産のための高い技術を学びました。青年のほ場では,指導農業士から適切なアドバイスを受けました。指導農業士から,2年前の研修時と比べ青年の成長が見られるとの言葉もありました。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

北薩地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0996-25-5533

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?