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更新日:2025年2月17日

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現地農業情報(川内地域)2025年1月

きんかんの栽培・出荷技術の向上を目指して果実品評会を開催

12月26日,JA北さつま旧入来支所にて,きんかん部会主催の果実品評会が開催されました。毎年開催されており,部会役員と技術員が一緒になって審査を行っています。本年度は21点が出品され,糖度や果皮色,玉揃い,外観等が審査されました。例年と比べると着色が大幅に遅れたため,出品数は少なかったものの品質は優れたものが多く,審査が難航する場面も見られました。農政普及課では生産部会や関係機関と一体となり,ブランド産地の維持・発展に努めていきます。

きんかん1きんかん2

出品茶園の再萌芽対策を検討

昨年10月以降気温が高い状態が続き,一番茶となる冬芽の再萌芽が県内の多くの産地でみられています。薩摩川内市でも出品茶園を中心に再萌芽がみられ,冬芽は耐凍性が十分にあり凍害はないものの,生産者が春整枝の時期や位置で迷う場面が多いことから,1月22日に関係機関5名で出品茶園を巡回し,各園ごとの春整枝や施肥法の管理パターンを共有しました。生産者も技術員も初めての経験で一番茶の生育をイメージできないところですが,管内の様々な管理パターンを整理して,今後の温暖化に対応していきます。

茶1茶2

 

水田裏を活用したエンバクの収量調査を実施

1月23日に薩摩川内市祁答院町の水田で実証しているエンバク(極早生)+イタリアンライグラス(晩生)の1回目の収量調査を実施しました。昨年10月16日に播種し,初期生育は順調であったものの12月以降の霜害の影響でエンバクの葉先が枯れる状況が見られました。収量調査の結果は生草収量2.4t/10a,乾物収量0.65t/10aであり,予想していた収量には届きませんでした。次回は4月下旬にイタリアンライグラスを収穫することとしています。

エンバク

川薩地区農業青年クラブが消費者交流会へ出店

1月18日~19日の2日間,おいどん市場与次郎館で開催された県農業者青年クラブ連絡協議会主催による「おいどんマルシェ」に川薩地区農業青年クラブが出店しました。川薩地区は米,雑穀類,ハウスキンカン,茶を販売しました。各地区の青年農業者は賑やかなかけ声や,工夫されたパッケージ等で消費者と対話しながら販売し,中でも川薩地区はキンカンの試食により,甘さを実感してもらいました。両日とも天候に恵まれ,家族連れ等の来客が多く,イベントは盛況でした。

マルシェ1マルシェ2

よくあるご質問

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北薩地域振興局農林水産部農政普及課

電話番号:0996-25-5533

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