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更新日:2023年9月4日

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現地農業情報(出水地域)8月

JAいずみ豆類部会員が総会や反省会を通じ実績や対策を検討

7月27日,JAいずみ本所で,4年度総会と生産販売反省会が開催され,部会員,市場,関係者など141人が参加しました。1月下旬の雪害の影響もあり,豆類全体の実績は,面積39.4ha(前年比86%),共販量330t(同64%),共販額293百万円(同93%),単価890円(同119%)と,量は少なかったが,品薄で単価が高く,金額は7%減に留まりました。反省会では,品目毎に課題と対策の検討を行いました。農政普及課では,今後も単収・品質向上に向け支援していきます。

豆類総会・反省会

出水地域農村女性の会で3年ぶりに会員のほ場を訪問

8月4日,出水市境町で出水地域農村女性の会夏季研修が開催され,女性農業経営士15人と関係機関の計20人が出席しました。会員の榎木美代子氏が自宅横に設置した加工室で取り組む加工グループ「みかん畑」の活動や,現在進行中の第三者経営継承について話しを聞きました。果樹園も訪問し,不知火海を見下ろす眺めのよい景観を皆で楽しみました。ほ場訪問後は室内に移動し,会で作成するロゴマーク案のアイデア出しを全員で行い,一人ずつ発表するなど充実した時間となりました。

令和6年産早春作ばれいしょ栽培に向けて講習会,施肥指導を実施

8月1日から2日にかけて,長島地区の20カ所で令和6年産早春作ばれいしょ栽培講習会が開催されました。会では,栽培基準表の改訂点や単収向上に向けた管理作業のポイント,肥料高騰対策の1つとして,土壌診断の必要性とリン酸分を減らした「新赤土バレイショ配合」について説明しました。また,土壌診断結果をもとに農政普及課が作成した処方箋を活用し,個別面談で施肥改善等指導しました。今後も,関係機関・団体と連携し,単収向上等図る計画です。

多収が期待できる飼料の研修会を開催

8月4日に,長島町鷹巣にて,ネマレット(パールミレット)及びロールスィートBMR(スーダングラス)の展示圃場現地検討会を開催しました。参加した5戸の生産牛農家からは「ネマレットを初めて見た。収量が期待出来そう」「根が畑に残るのでは」「茎が堅いのでは」といった様々な声が聞かれました。来年度作付けしたいとの希望もあることから,町の基幹作物であるバレイショ作付体系を考慮した栽培モデルを提案していきます。

飼料作物検討会

出水地域のサツマイモ基腐病の状況

8月中旬現在,昨年に比べサツマイモ基腐病の発生は少ないです。発生しているほ場の原因は,育苗ハウスで発生していた苗の持ち込みが大半であると思われ,育苗時の更なる対策の徹底が望まれます。一方,7月中旬より,青果用さつまいもの収穫が始まっており,早植え早掘りを農家が実践できています。また,約1ヶ月ほど貯蔵した「べにはるか」に,サツマイモ基腐病の発生は見られず,基腐病対策の実践が徹底されていると思われます。

作物部門の就農トレーナー研修を開催

8月3日に出水市駐在会議室及び現地ほ場で,作物部門の就農トレーナー研修を開催しました。参加者は新規就農者・指導農業士・関係機関含め計7人。現地研修では,奨励品種決定調査現地試験の1ほ場と加工用米展示実証ほ場2ほ場の計3ほ場を紹介しました。室内研修ではウンカ類・コブノメイガの飛来状況と防除適期について情報提供をしました。その後は意見交換を行い,新規就農者と指導農業士が交流する良い機会となりました。今後も指導農業士,関係機関等と連携をとりながら新規就農者を支援していきます。

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

北薩地域振興局農林水産部農政普及課出水市駐在

電話番号:0996-63-3115

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