更新日:2020年1月23日
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12月11日,姶良市で姶良地区青年農業者会議を開催し,青年農業者20人,指導農業士6人,関係機関・団体24人,計50人が参加しました。青年農業者3人がプロジェクトを発表し,有機小麦の製粉機建屋の建設資金をクラウドファンディングで集めた活動,茶少量防除機の防除効果と経済性を検証した活動,ユリの労働生産性を上げて余暇を確保した活動が紹介されました。自らの経営課題の改善に取り組んだ内容であり,地域を担う青年農業者としての経営発展が期待されます。
12月23日,姶良中央家畜市場で,現地就農トレーナー研修会を開催し,新規就農者11人と指導農業士,関係機関等20人の参加がありました。研修は新規就農者を2グループに分けて,ロジックツリーを用いたグループ討議を行い,新規就農者からは将来の目標や経営上の課題等について,意見が出されました。討議後はスマホを活用した繁殖管理手法等の研修とプロジェクト活動の啓発を行いました。
12月16~18日,静岡・東京で,有機茶生産を行うOty鹿児島CLUBの6人が栽培技術向上と販路拡大のための視察研修を実施しました。静岡では生産者組織と交流し,耕作放棄茶園を集約して有機茶団地として再生させた事例や,ソーラーパネルを利用した茶園管理など,新しい取組を学び,活発に意見交換を行いました。東京では茶商から茶の新しい飲用形態や考え方を学びました。研修を通して,クラブ員達は更なる栽培技術向上と消費拡大のヒントを見出せたようです。
当地域では有機栽培や直接販売が多いことから,安心・安全な農畜産物生産を強化する必要があり,農薬の適正使用を推進しています。特に,農薬飛散防止については,霧島市溝辺の竹子土地改良区の一部をモデル地区に選定し,11月29日と12月16日に対象地区の農家を集めて説明・検討会を開催し理解を得ました。今後,県茶生産協会が県下一斉に実施する「お知らせ旗」の取組と関連して推進することとしています。
12月5日,姶良地域スマート農業推進協議会と市町認定農業者会の主催で「スマート農業研修会」を国分で開催し,関係者約180人が参加しました。経済連や農機メーカーと連携し,午前は現地でロボットトラクターやドローン,ラジコン草刈機など11台のスマート農機の実演展示を行いました。午後は都城市の(有)新福青果より,スマート技術等を活用した経営について講演をいただきました。研修後のアンケートではスマート農業への関心が高まったとの回答が多く寄せられました。
11月30日~12月1日,鹿児島市で開催されたファーマーズマーケットで,伊佐YADクラブ(農業青年クラブ)が出店し,伊佐米と金山ねぎ(伊佐産の根深ねぎ)を販売しました。今年度は晴天に恵まれたことや,出店場所が良かったこともあり好調な売れ行きとなりました。青年達は伊佐米と金山ねぎを買い求める消費者の声を肌で感じ,今後の農産物販売に生かそうとしていました。
11月30日,伊佐市女性農業経営士の会は,2回目の若手交流会を2部構成で開催しました。1部はさつま町の女性農業経営士の活動紹介,ハーバリウム作り体験後,参加者増加に向けた新たな取組について意見交換を行いました。2部は各人が今年の反省と翌年に向けての抱負を述べた情報交換会を行いました。
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