更新日:2020年4月13日
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当振興局では,県茶生産協会が県下一斉に取り組む「お知らせ旗」による農薬飛散防止対策と連動して,地域ぐるみ(茶・果樹等の全ての品目)で取り組む農薬飛散防止モデル地区に霧島市溝辺町の竹子土地改良区北部地域を選定しました。同地域に対し取組内容の説明会等を開催し,2月下旬~3月上旬に「お知らせ旗」を配布し,取組体制が整いました。令和2年度は取組状況確認や生産者の意識調査等を実施し,安心・安全な農畜産物生産を推進することとしています。
3月2日,姶良地域スマート農業推進協議会の主催で,佐賀県神埼市の「アグリベースにいやま」の先進事例を調査しました。「アグリベースにいやま」は九州沖縄農業研究センターや農機メーカー等と連携して,農林水産省の実証プロジェクト「大規模水田スマート一貫体系の実証」に取り組んでいます。自動運転(ロボット)田植機・トラクター等を活用した稲・麦・大豆の二毛作(2年4作)約120haの取組等の説明を受け,参加者からも多くの質問が出されました。
令和元年度,伊佐市では新たに4件の家族経営協定が締結されました。経営主夫婦と後継者もしくは後継者夫婦によるもので,うち3件は後継者の新規就農に伴って締結され,経営継承を意識した内容となっています。また,既存の締結農家においても,夫婦間から後継者を含めた見直しを検討している農家も増えつつあり,今後も経営改善の一つの手段として家族経営協定を推進していきます。
2月21日,伊佐地域水稲経営技術研修会を開催し,新規就農者や農業青年クラブ員,指導農業士等14人が出席しました。振興局は水稲作柄,トビイロウンカの防除や,水稲除草剤の基礎を説明しました。若手農業者等は,指導農業士からアドバイスを受けたり,相互に意見交換して知識を深めました。また,農業青年クラブ員などが栽培したヒノヒカリの食味比較を行い,若手農業者同士の交流を深めるきっかけとなりました。
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