ホーム > 地域振興局・支庁 > 姶良・伊佐地域振興局 > 産業・労働 > 農業農村整備 > 姶良・伊佐の農業農村整備事業の概要 > 農村振興総合整備事業加治木地区の生き物調査(整備後の継続調査)
更新日:2019年6月27日
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鹿児島県姶良・伊佐地域振興局では,農村地域の総合的な整備を行うため,農村振興総合整備事業加治木地区として平成19年から平成29年まで区画整理(ほ場整備)や農業用用排水施設等の基盤整備を実施しました。
加治木地区で実施した区画整理の中で,小脇団地では工事前に生き物の事前調査を行い,生き物を捕獲し,工事後に生き物を放つ取り組みをしています。
小脇団地は,平成21年に区画整理工事が行われたあと,継続的に生き物調査を実施しており,姶良市立加治木小学校の児童への生き物学習会という形で,今年で10年間の継続調査を行っています。
区画整理に伴い創設された土地にはビオトープ池が造成されており,さらに排水路は石積みを一部残して,生態系に配慮しています。
さて,令和元年6月25日,姶良市立加治木小学校の3年生児童の生き物学習会が開催されました。当日は,天候に恵まれ,気温も手持ちの温度計で30°と真夏日を記録し,排水路やビオトープ池の調査にはうってつけの天気でした。
児童たちは,排水路やビオトープ池におそるおそる入っていきましたが,途中では濡れるのもかまわず網に生き物が入ると歓声を上げていました。ビオトープ池では,絶滅危惧種であるドジョウも見つかっており,ビオトープ池の環境を引き続き整備している,木田土地改良区の皆さんの努力がうかがえます。
ドジョウのほか,カワムツ,ドンコ,アカハライモリなど,たくさんの生き物が確認できました。
最後は,捕まえた水棲生物について専門家から解説があり,流水のある排水路と,水が溜まっているビオトープ池では生態が違うことなどを学習していました。
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