更新日:2010年3月29日
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また秋ギクよりも開花についての限界日長が長く,無シェードでも7~9月出しのできる品種があります。さらに,秋ギクよりも高温下における開花遅延とそれに伴う品質低下が小さく,7~9月出しの高温期の栽培に適する品種群といえます。
品種名 |
花色 |
特性 |
岩の白扇 |
白 |
雪白色の立弁の大輪。無側枝性。草丈伸長性は悪く,多肥栽培が必要。茎葉が強く収穫・出荷時の取扱が楽。貫生花の発生は少ないが,9月出しで扁平花の発生が多い。 |
フローラル優花 |
白 |
白色の大輪。無側枝性。葉や茎葉のボリュームがつきやすく,扁平花の発生が少ない。その一方で,系統によっては草丈伸長性が悪く栄養生長期間にジベレリン処理を必要とすることや,貫生花や花弁のねじれ等の問題点もある。6~7月消灯の作型では順調な花芽分化をさせるためにはシェード栽培が必要である。 |
遮光を行う場合は,できるだけ温度の高い日中のみとします。遮光が強すぎると,茎が軟弱になったり開花が遅れたりするので,朝夕や曇雨天日は遮光しないような工夫が必要です。
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