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更新日:2019年12月19日

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令和元年度第72回優良公民館(文部科学大臣表彰)について

1被表彰公民館の紹介

鹿児島市郡山公民館

郡山公民館は,年間約35,000人の利用があり,年々増加傾向にあるなど地域と密接に連携した取組により成果をあげている。なかでも,高齢者を対象とした通年講座「八重大学」は41年の歴史を誇り,校区代表者等と運営委員会を組織し,地域関係者の主体的参画による運営がなされ,受講者の健康や生きがいにつながっている。また,地域住民が約17kmを蟻の行列に見立てて歩く「蟻の花尾詣で」は,今年で15回を迎え,ふるさとの歴史を体感する文化行事として地域振興に寄与している。このように,地域住民のニーズや地域の特色を生かした多様な学習が展開され,郡山公民館は地域住民の生涯学習の拠点として,人づくり,地域づくりに大きく貢献している。

指宿市立今和泉校区公民館

今和泉校区公民館は条例公民館として,自治公民館や学校,各団体等と連携をとり,個人や社会的ニーズに合った公民館講座を企画立案するなど生涯学習の拠点として多くの市民に活用されている。校区文化祭は,地域住民が文化や芸術を発表する場,並びに幼児から高齢者が一堂に会し交流する場として地域活性化に大きな成果を得ており,中学生が企画・準備・運営等に積極的に参加している。また,校区の青少年育成会議においては,自治会や市長部局,中学校と連携し「多世代による地域づくり」の視点から,各世代を巻き込んだ課題解決型の会議を実践している。このように,生涯学習の振興や青少年の健全育成,地域づくりに校区公民館が主体となって取り組んでいる。

日置市土橋地区公民館

土橋地区は薩摩街道で鹿児島市に隣接しており,自然豊かな土地である。本地区も全国規模と同様に人口減少が続いている。そこで日置市と共生協働の精神でソフト・ハード面の事業を通して住民全員の好きな地区づくりに取り組み,それを外部にPR,定住・移住者を増やす試みを行っている。具体的には蛍の生息環境の拡大,竹林整備,薩摩街道の紫陽花の植栽,桜のライトアップ等県共生協働センターとも連携を図りながら,幅広い活動を行っている。また,生涯学習・児童クラブ・放課後子ども教室等の事業や活動を通して,地域コミュニティの構築にも励んでいる。このように,過疎化等が進むなか,公民館を核とした様々な活動は,地域の活性化に向け大きく貢献している。

2表彰式

日時令和2年2月14日(金曜日)13時30分から13時50分
場所文部科学省第2講堂

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