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更新日:2017年3月2日

国指定天然記念物の新指定について

の文化審議会(会長宮田亮平)は,6月19日(金曜日)に,開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,新たに天然記念物として「種子島阿嶽川のマングローブ林」を文部科学大臣に答申しました。

天然記念物の新指定予定1

種子島阿嶽川のマングローブ林(たねがしまあだけがわのまんぐろーぶりん)

1在地毛郡中種子町大字坂井池之角

2徴等

ングローブ林は熱帯から亜熱帯の感潮域に分布する森林で,特異な形態と生活様式をもった植物群落である。マングローブ林は熱帯・亜熱帯の暖かい地域に分布し,日本では鹿児島県と沖縄県の一部の汽水域に分布する。北限は暖かいメキシコ湾流が近くを流れる北大西洋のバミューダ諸島で,アジア地域における自然分布の北限は種子島といわれている。マングローブ林を構成する樹木は世界で100種程度あるが,特異な形態の根系,胎生種子などの特徴をもつマングローブ樹種は40種程度,日本では5種だけである。北限域となる種子島では低温耐性の強いメヒルギのみが生育する。種子島でメヒルギが生育している河川は島の東側に位置する6河川である。マングローブ林の高さは河川の中央部に近い部分では低く1~1.5m程度,辺縁部は4m前後である。地形的に低く周辺から強風があたる地域では,メヒルギの伸長生長が悪く,1個体の占める面積を広げる独特の樹形を呈している。その中で,阿嶽川のマングローブ林は生育面積も比較的広く,良好な生育環境が残されている。北限域で,独特の樹形を呈するマングローブ林が良好に残されている地域として価値が高く,天然記念物に指定するものである。

(写真提供:中種子町教育委員会)

 

全景

種子島阿嶽川のマングローブ林

 

河

種子島阿嶽川のマングローブ林

 

 

 

 

 

 


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