日本一安全で安心な鹿児島づくりをめざして
あなたのまちの警察署・交番駐在所
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更新日:2016年6月10日
鹿児島県警察本部長の種部です。
5月30日から6月1日までの間,インドネシア共和国国家警察幹部11人が本県警察で研修を行いました。
今回の研修は,日本警察の組織や取り組み,活動状況等を視察して,インドネシア警察の参考とするものです。
インドネシア共和国は,人口約2億5,000万人で,約1万3,500の大小の島により構成された国です。
日本との関係は良好であり,特に近年,インドネシアでは日本文化がブームとなっており,日本企業の投資や,日本語を学ぶインドネシア人が増えているそうです。
研修員は,警察本部での110番通信指令室や警察学校での術科訓練を見学したり,警察署の交番,駐在所に出向き,警察官の活動状況等を視察しました。
研修を通して,研修員からは,
日本の治安の良さは,どのようにして保持されているのか
という質問がありましたが,私からは
警察官の数にも限りがありますし,警察だけで治安が保たれている訳ではありません。
国民,県民の方が警察への協力と理解があることに加え,安全は自分たちで守ろうとする努力をしているからです。
との回答をしましたところ,研修員はうなずきながら聞いておりました。
また,研修員は,各研修先でも多くの質問をし,鹿児島県警察のことを必死に学ぼうとする姿勢があったとの報告を受けまして,私も感銘したところでした。
研修員が鹿児島に来る前日までは,雨が降っていたのですが,研修期間中は晴天に恵まれ,桜島もはっきりと見えるなど,研修員は,「いいタイミングで鹿児島に来れた。今回の研修は,大変有意義で勉強になった。鹿児島のことは忘れないでしょう。」と,喜んでいただきながら,帰国の途につかれました。
平成28年6月
鹿児島県警察本部長
種部滋康
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