日本一安全で安心な鹿児島づくりをめざして
あなたのまちの警察署・交番駐在所
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更新日:2017年3月22日
鹿児島県警察本部長の河野です。
昨年中のうそ電話詐欺は,認知件数,被害額ともに前年に比べて減少していますが,被害者の多くが高齢者であり,極めて深刻な状態となっています。
これまで,うそ電話詐欺の水際対策として,金融機関との協定締結を始め,コンビニエンス業界との「うそ電話詐欺撲滅宣言」のほか,コールセンターのオペレーターによる注意喚起,撃退装置の無償貸出などを実施し被害防止に努めてきました。
今回,うそ電話詐欺の被害金の原資について検証した結果,昨年は,生命保険を解約して高額の被害に遭っているケースが散発的に発生していることが分かりました。
そこで,このような被害を未然に防止するため,3月7日に生命保険協会及び鹿児島財務事務所との間で「うそ電話詐欺を始めとする犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結したところであります。
今回の締結に基づき,生命保険協会に加盟している保険会社から日常業務を通じて得られたうそ電話詐欺の情報を積極的に通報していただくとともに,生命保険を解約しようとする顧客に対する積極的な声掛けにより,うそ電話詐欺の被害が発生しないことを願っております。
県警察では,今後とも引き続き,関係機関・団体等と協働した様々な活動を展開し,「日本一安全で安心な鹿児島」の実現に向けた治安対策を推進してまいります。
平成29年3月
鹿児島県警察本部長
河野真
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