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更新日:2022年7月28日

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第2章 - 1 - (2) 魅力と課題 視点(5)観光

魅力1多様な自然資源の存在

錦江湾は,桜島,開聞岳,佐多岬等の雄大な自然資源を有していますが,このような観光価値の高い自然資源は,他の湾ではあまり見られません。また,湾岸には天然砂むし温泉をはじめとする多種多様な温泉が広く存在しており,他湾にはない魅力と言えます。さらに,変化に富んだ海岸景観,貴重な生態系などの多様な自然資源の存在も大きな魅力としてとらえることができます。

魅力2湾岸に備わる歴史資源の存在

湾岸には自然資源だけでなく,縄文時代から明治維新に至る遺跡や史跡等も多く,このような特色のある歴史資源が残されていることも魅力の一つとしてあげられます。特に,鹿児島市内を中心に集積する明治維新に関する史跡等は,鹿児島のイメージを印象づける大きな要素となっています。

魅力3地域を流動する観光人口の存在

桜島,佐多岬といった著名な観光地や,天然砂むしのある指宿温泉等には,年間約430万人もの観光客があります。これは,都市圏人口の多い三大湾と比較すると,総数としては少ないものの,湾岸人口の約5倍となっており,交流人口の重要性が言われる中,これらの観光人口の存在は,今後の観光推進を図る上で大きな魅力としてとらえることができます。

【課題湾岸各地の連携による自然や歴史等の資源を生かした観光拠点の形成】

錦江湾は,多様な自然資源に恵まれており,多くの観光客が流動しています。しかしながら,既存の観光ルートは,桜島や明治維新の史跡などを有する鹿児島市内を中心に,指宿・霧島ルートを組み合わせたものが多く,湾全体の魅力を十分に生かし切っていない面があります。このため,湾岸各地の連携による面的なエリアとして錦江湾を楽しめるようなルートづくりや,新たな観光拠点の形成等の検討が今後の課題と言えます。

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