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更新日:2017年8月2日
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春は別れの季節。
この時期,全国の多くの空港において,別れを惜しみながら旅立つ姿を目にしますが,鹿児島県の喜界島ではちょっと変わった見送りが行われています。
奄美大島の東に位置する喜界島は,島の大半が隆起珊瑚礁で出来た,人口約7千人の小さくて美しい島。
この島にある小さな空港でも,3月末になると,進学や転勤のために島を離れる方々と島民との別れが訪れます。
以前に比べ,島へのアクセスは改善され,また,SNSの普及により,連絡も取りやすくなったとは言え,愛する島を離れるのは辛いもの。
喜界空港から飛び立つ機材は,サーブ機という座席数36席の小型のプロペラ機。
運航する日本エアコミューターでは,左右どちらに座られた乗客も,窓から見送りを受けることができるよう,島を離れる際に駐機場エリアを8の字に走行します。
これが「喜界ターン」。
小さなエアラインならではの,粋な計らいに,目頭が熱くなりますね。
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