原子力安全対策

原子力安全対策の推進

環境放射線の監視

(1)空間放射線量

• シンチレーション検出器による線量率の連続測定は38地点で実施しました。県第1測定局及び九州電力測定局計13地点の結果は，月平均値が21～46ナノグレイ／時（前年度まで21～48ナノグレイ／時）でした。平成25年度から測定を開始しました県第4測定局25地点の結果は，月平均値が23～52ナノグレイ／時でした。
• 電離箱検出器による線量率の連続測定は42地点で実施しました。県第1及び第2測定局計22地点の結果は，月平均値が57～93ナノグレイ／時（前年度まで57～94ナノグレイ／時）でした。平成25年度から測定開始しました県第3測定局20地点の結果は，月平均値が58～80ナノグレイ／時でした。
• 3か月間（91日換算）積算線量の測定は50地点で実施し，その結果は0.10～0.15ミリグレイ（前年度まで0.09～0.17ミリグレイ）でした。

(2)環境試料の放射能

放射性核種分析は，海洋試料38試料，陸上試料130試料，合計168試料を，Cs-137（セシウム-137），Co-60（コバルト-60），Sr-90（ストロンチウム-90），I-131（ヨウ素-131）等について実施しました。
また，4月の降下物においてCo-60及びMn-54(マンガン-54)が健康に影響はないと考えられる極めて低いレベルで検出された。

環境試料の放射能測定結果

環境放射線調査のしくみ