ホーム > くらし・環境 > 環境保全 > 地球温暖化対策 > 屋久島CO2フリーの島づくり > 電気自動車の普及促進 > 屋久島においてBMWの電気自動車試乗会が開催されました
更新日:2019年3月15日
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県では,「環境先進県・かごしま」のシンボル的な取組として,屋久島における電力のほとんどが水力発電で賄われているという特徴に注目し,平成21年度から,事業活動や家庭,運輸部門などにおけるCO2排出量の削減を図り,CO2の発生が実質的に抑制された先進的な地域づくりを図る「屋久島CO2フリーの島づくり」を展開しています。
屋久島の電力のほとんどが水力発電で賄われているということから,BMWグループジャパンにより,平成26年3月10日~14日の5日間,電気自動車「BMWi3」のジャーナリスト向け試乗会が開催されました。
屋久島で電気自動車試乗会を開催するに至った経緯について,BMWグループジャパンの広報室ディレクター黒須氏にお話を伺いました。
BMWの電気自動車は,車両の素材にリサイクル材料を使用したり,生産用の余電力を再生可能エネルギーである風力発電や水力発電を活用しており,素材から生産まで持続可能なもので賄っています。 屋久島の電力のほぼ100%が水力発電で賄われていることから,屋久島であれば,CO2の出ない走行が達成できると考え,屋久島で試乗会を開催することにしました。 |
今回の試乗会に参加されたジャーナリストの方に,「水力発電の島」である屋久島を電気自動車で走ることについて,感想をお聞きしました。
電気自動車に関して,日本は世界的に相当な先進国なんです。 しかし,電気自動車等が出た時から,走行時にCO2排出がゼロであるという話ばかりが表にでているが,実際には(動力である)電気を作るまでにどの程度のCO2がでているかということも重要。 それを考えると,屋久島はやはり感動的です。僕らもどんどんメディアで伝えていきたいと思いますし,皆さんもどんどんアピールしていくべきだと思います。 |
「BMWi3」試乗証明書を受け取る九島氏(右)
急速充電設備(栗生)で充電する九島氏
電気自動車というと環境にやさしいとかエコとかいうイメージを多くの人が持っていると思うのですけれども,問題は,電気自動車に入れる電気をどうやって発電しているのかということですよね。 つまり,車が走るときには排気ガスを出さなくても,車に入れる電気をおこすのにたくさんCO2を出したのでは意味がない。 そういうことを考えると,屋久島は,理想的な電気自動車の使われ方ができる日本でも特徴的な場所だと思います。 |
「水力発電の島」屋久島を走行する電気自動車「BMWi3」の様子を掲載します。
中間海岸
中間海岸
大川の滝
急速充電設備(栗生)
ヤクスギランド方面
ヤクスギランド方面
ヤクスギランド方面
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