更新日:2018年6月29日

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毒キノコによる食中毒に注意しましょう

鹿児島県内では,平成13年以来,毒キノコによる食中毒の発生はありませんでしたが,平成21年に3件,平成22年に1件(H22年9月現在)と,近年多発しています。
毒キノコの中には毒性が強く,食べてから数時間で死亡するものもあるので注意が必要です。
 

鹿児島県内の毒キノコによる食中毒発生状況(平成10年以降)

発生年月日

摂食者数

患者数

原因

採取地

平成12年10月14日

2

2

ヒカゲシビレタケ 旧福山町
平成13年6月12日

2

2
オオシロカラカサタケ又はドクカラカサタケ 天城町
平成13年10月14日

17

17

ツキヨタケ 鹿屋市
平成21年10月22日

2

2

テングタケ 鹿屋市
平成21年10月22日

2

2

ツキヨタケ 霧島市
平成21年10月23日

2

2

ツキヨタケ 湧水町
平成22年9月29日

2

2

オオシロカラカサタケ 枕崎市
 

ヒカゲシビレタケ(平成12年旧福山町で食中毒発生)

【特徴】

傘:大きさは径2~5cm程度。黄土色から褐色。円錐形で中央が盛り上がっていて表面は平滑。湿時粘性がある。

ひだ:紫褐色で,密である。
柄:細長く中空。つばはない。肉を傷つけると青く変色する。
 
【発生時期】春~秋
 
【発生場所】公園,林の日陰部分に発生。
 
【間違えやすい食用キノコ】シロマツタケモドキ,ハラタケ,ツクリタケ
 
【症状】中枢神経系の幻覚症状が現れると考えられている。
 
(厚生労働省自然毒リスクプロファイルより引用)
 
 
厚生労働省ヒカゲシビレタケの写真
写真提供(厚生労働省)
 

オオシロカラカサタケ(平成13年天城町,平成22年枕崎市で食中毒発生)

【特徴】

傘:大きさは径7~30cm。表面は白色で,帯褐色の鱗片をつける。肉は白色,不変色又は多少紅変する。

ひだ:隔生し,白色のちオリーブ色となる。
柄:長さ10~25cm,根もとはふくらみ,上部に厚い可動性のつばを持つ。
 
【発生時期】夏~秋
 
【発生場所】芝生,草地などに発生。
 
【症状】嘔吐,下痢,腹痛,悪寒,発熱。
 
(山渓カラー名鑑日本のきのこ:(株)山と渓谷社より引用)
 
 
天城町及び枕崎市に自生していたオオシロカラカサタケの写真
平成13年6月12日平成22年9月29日城町での食中毒原因キノコ枕崎市での食中毒原因キノコ
(※オオシロカラカサタケ又はドクカラカサタケ)
 

ツキヨタケ(平成13年鹿屋市,平成21年霧島市・湧水町で食中毒発生)

【特徴】

傘:大きさは10~25cm程度。始め黄褐色で,成熟すると紫褐色~暗紫褐色。半円形,まれに円形で濃色の小鱗片を有する。肉は厚い。

ひだ:白から薄い黄色まで。幅は広い。
柄:太く短い柄が傘の側方に付くものが多いが,中央に付くものもある。ひだの付け根につば様の隆起帯がある。色は傘より淡色。肉の内部は暗紫色~黒褐色のしみがある。このしみは不明瞭のもの,ないものもある。
 
【発生時期】夏~秋(特に秋)
 
【発生場所】ブナ,イタヤカエデなどの重なり合って発生する。
 
【間違えやすい食用キノコ】ヒラタケ,ムキタケ,シイタケ
 
【症状】嘔吐,下痢,腹痛,幻覚痙攣
 
(厚生労働省自然毒リスクプロファイルより引用)
 
 
霧島市大浪いけの倒木に自生していたツキヨタケの写真
平成21年10月23日湧水町での食中毒原因キノコ
 

テングタケ(平成21年鹿屋市で食中毒発生)

【特徴】傘:6~15cmの中型。灰褐色~オリーブ褐色。表面には白色のいぼが多数散在し,ふちには条線がある。
ひだ:白色で,やや密。古くなっても変色しない。
柄:表面は小鱗片~基部は球根状にふくらみ,つぼの名残がえり状になっている。
 
【発生時期】初夏~秋
 
【発生場所】広葉樹林の地上に発生する。(針葉樹に生えるのはイボテングタケ)
 
【症状】嘔吐,下痢,腹痛,神経系の中毒症状,縮瞳,発汗,めまい,痙攣,呼吸困難。古くは死亡例もある。
 
(厚生労働省自然毒リスクプロファイルより引用)
 
 
東串良町柏原海岸の松林に自生していたテングタケの写真
平成21年10月22日鹿屋市での食中毒原因キノコ
 
 

毒キノコで食中毒を起こさないように次のことに注意しましょう!

1べられる種類であるか,はっきりわからないものは絶対に食べない。

地味な色で,いかにも美味しそうに見える毒キノコもあり,間違えて食べて食中毒になる例もあります。

2人判断を絶対にしない。

毒キノコの中には,食べられるキノコとよく似ており,専門家でも見分けがつきにくいものがあります。

3易に人にあげない

知人から譲り受けたキノコを食べて食中毒になるケースもあります。

4からの「迷信」「言い伝え」は信じない。

縦にさけるキノコは食べられる。
ナスと一緒に煮ると毒がなくなる。
虫が食べているキノコは食べられる。
などの迷信を信じてはいけません。
 

間違えて毒キノコを食べてしまったら…

キノコを食べて異常を感じたときは,すぐに医療機関で診察を受けてください。その際,料理の残りや未調理のキノコを持って行くと,医師の診察や治療の参考になります。
 

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