更新日:2013年2月1日

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鹿児島の菓子類・その他

かるかんの写真

 項目一覧


 灰汁巻き(あくまき)

干した竹の皮にもち米をくるんだ「ちまき」のことで,鹿児島の5月の節句に欠かせないものです。
一晩,灰汁(あく)につけたもち米を竹の皮で包み,灰汁を加えた水で3~4時間炊き込みます。
灰汁の成分のおかげで日持ちがよく,秀吉の朝鮮の役には,島津軍はこの「灰汁巻き」を持参したという説もあり,歴史ある郷土食のひとつです。

 鹿児島ラーメン

街を歩けばラーメン屋にあたる,といわれるほどラーメン屋の多い鹿児島。
鹿児島ラーメンの基本はなんといってもスープ。
特産の豚の骨を煮込んだ"とんこつスープ"は,一見脂っこそうですが,案外あっさりして栄養たっぷり。
各店が独自の味をもち,麺も極細,ちぢれ麺などがあり,いろいろな鹿児島ラーメンの味が楽しめます。

 軽羮(かるかん)

鹿児島の代表的な和菓子で,全国でも指折りの銘菓。
良質のヤマイモと,うるち米の荒挽きの粉,砂糖を使って作られる蒸し菓子で,ヤマイモの香りと独特の口ざわり,上品な味わいで,お土産としても人気があります。

 シロクマの話

東京の大学へ行っていた人が,夏休みが近づいた頃,「早く鹿児島へ帰ってシロクマを食べたい」と言ったところ,周囲の友人たちが「鹿児島の人ってシロクマを食べるの??」と驚いたという話があります。かき氷の練乳かけにフルーツがいっぱい入った,鹿児島県民にとってはなつかしい味の「氷白熊」。
シロクマ誕生には諸説ありますが,今から約60年前。西田本通りにあった綿屋さんが,夏の副業としてかき氷屋を営んでおり,そこの新メニューとして登場したのだそうです。シロクマの名前は,かき氷にかけた練乳の缶に白熊印のレッテルが貼ってあったのをそのままもらったのだそうです。この氷シロクマは大変評判になり,やがて天文館をはじめ,市内中の店がこれを出すようになったということです。

 酒ずし

鹿児島の郷土料理は一般に素朴で地味なものが多いのですが,酒ずしは例外といっていいほど豪華で晴れやかな料理です。
朱の琉球塗りのすし桶にご飯と鯛,つけあげ,筍,フキ,錦糸卵など旬の材料を生かした具を入れ,地酒をたっぷりとかけ,重しをして4時間以上寝かせ醗酵させます。
香り高く甘い独特の味が特徴です。
酒ずしの由来として,島津の殿様が宴会を開き,残った酒とごちそうを一緒にして台所に置いていたところ,翌日発酵して芳香を漂わせていたという話が残っています。

 両棒餅(じゃんぼもち)

つきたての小判くらいの小餅に2本の竹串をさして焼き,熱い甘ダレをかけてあります。
串は必ず2本で,武士の太刀と脇差になぞらえたものといわれています。
両棒という名はここからきているとのことです。

 春駒

小豆ともち米の蒸し菓子で,鹿児島城下の武士が内職で売り出したのが始まりです。
棒状の形と色から連想して「うまんまら(馬のイチモツ)」と呼ばれていました。
あるとき16代藩主島津重豪から名を問われ,答えに窮した家臣がとっさに「春駒」と答えたところから今にその名を残すといわれています。
素朴な味わいに薩摩っ子のユーモアもたっぷり。

 ふくれ菓子

小麦粉と砂糖を重曹で膨らませた,家庭でつくる蒸し菓子。
鹿児島では黒砂糖を使うことが多いようです。
簡単にできるので,普段のおやつやお茶うけにされていました。
市販のものも素朴さを生かしたシンプルな味です。

 加治木まんじゅう

いわゆる「酒まんじゅう」です。
足利時代に加治木に伝わったと言われるほど歴史のあるものです。
中身は晒しあん,つぶしあんと店によって違います。
真っ白なフックラした皮が美味ですが,よもぎ入りのものもつくられています。

 伊集院まんじゅう

もち米の粉を煎って,砂糖蜜でこねた皮で白あんをつつんだ,日置市特産の半生菓子です。
"まるに十の字"の島津の紋が形どられて,大人から子どもまで広く親しまれています。


 

掲載課:かごしまPR課話番号:099-286-3050