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更新日:2018年12月14日
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平成30年8月19日,日置市吹上町和田においてふるさと水土里の探検隊in和田地区を実施した。地域住民50名,関係機関14名,計64名が参加し,和田地域を3つのコースに分けて集落点検を行った。朝早い時間からの探検隊であったが多くの地域住民の参加と関係機関の協力により楽しいワークショップとなった。
市職員からは「猛暑の中だったので1時間も歩けないと思ったが,皆で探索しながらゆっくり楽しんで歩くことができた。歩いているときも,その後の話し合いでも,自分では気づくことができない意見がたくさんでており感心した。」との感想であった。
平成30年7月25日,伊佐市の水田で,額縁明渠及び補助暗渠のトラクターユニットを所持している農家による,額縁暗渠と補助暗渠の施工のデモンストレーションが行われた。
トラクターユニットによる額縁明渠等の施工は,硫黄山の噴火により取水を停止している伊佐市及び湧水町の農家へ,短期的な支援として有効だと考えている。
平成30年8月7日,財部支部認定農業者に畑かん研修(県営事業の通水状況及び水利用の効果,散水器具実演等)を行った。(農家16名,市7名,改良区1名,県職員6名)
「様々な散水器具(レインガン,ロールカー,噴射ホース)を見れたこと,また散水する水滴の大小は,説明で聞くより目で見ることによる実体験ができ良い機会であった。」と参加者よりコメントをいただいた。
平成30年8月27日,畑地帯総合整備事業鈴岳地区のほ場整備済みの水田において,湿害対策のためにハーフソイラによる補助暗渠の試験施工を行った。ハーフソイラは屋久島農業管理センターが所有しており,3本爪(40cm)を110馬力のトラクターで牽引し,10aを30分で終了した。
今後はバレイショの作付けが予定されており,収量や品質等の調査を行うこととしている。
平成30年8月4日,奄美市にて開催された船漕ぎ競争(奄美まつり)に,「奄美大島水土里サークル活動PRチーム」として出場した。奄美まつりにおける船漕ぎ競争は伝統ある大規模なもので,今年は142チームが参加。この機会を利用し,水土里サークル活動の周知を狙ったもの。
PR用の法被(赤/黄)をまとい,船に乗り込んだ。多数の応援を力にするつもりが,能力の出し惜しみ・譲り合いの精神により出力が安定せず,海上にて迷宮入り。4分間に渡る命を賭けたPRを行うこととなった。記録的な遅タイムにより場を沸かし,放送席からは「水土里サークル頑張れ!」と連呼され,PRは大成功した。
平成30年8月3日,伊仙町立面縄小学校の児童及び保護者19人を対象に,徳之島の農業を支える基盤がどのようにつくられているかを学習する見学会が開催された。見学会では,同校近くで行われている基盤整備,徳之島ダム等の見学のほか,家畜市場で実際のセリの様子を見学し,畑かんマイスターから水の大切さなども学んだ。
平成30年8月28日,畑かんマイスター連携会議主催の散水器具取り扱い研修会が開催された。日頃,畑かん営農を実践している畑かんマイスターからの,「畑かん施設について,より深く理解したい」との要望に応えて開催されたもので,研修会では,徳之島ダムの監視システムや小水力発電設備の見学を行ったほか,さとうきび用大型スプリンクラーとハウス用散水施設の取り扱いについて学んだ。研修会には22人が参加した。
平成30年8月24日,畑地帯総合整備事業正名地区(知名町)において,水利用研修会を開催した。同研修会には,地区内の受益者(30人程度)をはじめ,施工を担当している建設業者や県,町,土地改良区の職員約40人が参加し,ローテーションブロックや水圧リレーの仕組みについて説明後,ほ場において,給水栓の操作や散水器具の調整方法について確認した。
研修会の参加者の一人は,「ローテーションブロックの仕組みについてよく分かった。研修で学んだことを今後の水利用組織作りに活かしたい。」と話した。今後も,様々な取組による畑地かんがい営農の広報等に努めたい。
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