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更新日:2019年3月29日

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農業農村整備現地トピックス(12月分)

第2回ふるさと探検隊~山川町利永~南薩地域振興局

南薩12月指宿市山川町利永地区の「第2回ふるさと探検隊」が平成30年12月22日に開催された。11月に実施した集落点検の結果をもとに,地域課題の整理や,「誰が」,「いつまでに」,「何をするか」を見える化し,課題の共有を図るため,保全活動計画を作成した。集落内道路の危険箇所の安全対策や史跡の保全などの課題の他に,重要な問題として空き屋対策に関する意見も多く出され,参加していた市危機管理課の「空き屋コ-ディネ-タ」から市内での取組事例などが紹介され,空き家の資源としての活用への期待が高まった。

 

地域歴史探訪バスツアーin吾平大隅地域振興局

土地改良事業への一般県民への理解を促進するため,毎年実施している歴史探訪バスツアー。今年度は,平成30年12月15日,肝属地域のうち,鹿屋市吾平町内の農業に関する水神碑や田の神巡りや,最後に現在実施中の土地改良施設として,吾平町内の畑かん受益地の水源となっている荒瀬ダム(肝付町)を見学し,食と命に関する農業の下支えとしての事業について学びを深めた。

 

平成30年度畑かん散水器具実演会大隅地域振興局

大隅12月2平成30年12月18日,畑地帯総合整備事業第七肝付地区(肝付町)のほ場において,畑かん散水器具実演会を開催した。実演会には,受益者をはじめ,県,市町,土地改良区が参加し,メーカ各社による散水実演及び散水器具の説明後,大隅地域振興局農政普及課による畑地かんがい営農の効果等の説明を行った。
参加者からは,各器具の散水範囲,導入経費等に関する質問のほか,受益者負担軽減に関する要望も出された。
今後も,畑地かんがいの普及及び営農等について広報に努めていきたい。

伊須海岸愛護活動大島支庁

大島12月1平成30年12月1日,瀬戸内町の伊須海岸にて,地域住民や建設業者,役場職員など約80名が参加し,海岸のゴミ拾い,管理道路の草刈り等を実施した。全長約1kmの海岸には,流木や空き缶,海からの漂着物など多くのゴミが見受けられた。ペットボトルのキャップに入るオカヤドカリもおり,環境への影響を考えさせられた。約2時間の作業で2tトラック2台分のゴミを収集した。今後も地域貢献活動の一環として,地域資源の保全に努めていきたい。

急傾斜果樹園のモノレール設置効果大島支庁

大島12月2奄美大島は傾斜地が多く,その中でも大和村は平坦地が少なく,主たる農業は傾斜地での果樹生産となっている。主な品目はスモモとタンカンであるが,特に傾斜地ではスモモ栽培が盛んである。傾斜地は日照条件や排水が良いという利点があるが,収穫や運搬作業は重労働であり,労力軽減が課題となっている。このような果樹栽培の一助となるのがモノレールであり,傾斜角45°を総重量200kgまでの荷物を運べることで,作業効率が一変する。設置前の収穫物の運搬は,山道の徒歩往復のため少量ずつであったが,設置後は多量運搬が可能となり,運搬作業に要する日数が約10日間から5日間に短縮されることで,単収が前年の4倍を超える畑もあった。さらに,畑に行きやすくなることで老木を改植し,新たな樹園地の形成に意欲をみせる方も見られるようになった。作業効率と農地の荒廃化を防ぐ効果で地元を支えている。(農地環境整備事業大棚地区H25~H30)

 

ブロッコリー収穫開始大島支庁喜界事務所

喜界12月差替喜界町では,ブロッコリーの収穫が12月から始まっている。畑かん施設が整備されたことを契機に,営農指導体制及び出荷・輸送体制の充実を図ったことから,ブロッコリー生産が拡大し,H27年度からH29年度にかけて,面積で3.9倍・生産量で4.4倍・生産額で3.6倍と大幅に伸びた。特に選果・出荷においては,発泡スチロール容器+氷詰め等によるコールドチェーンの構築により,鮮度保持の長期化が図られている。今後も,喜界島産ブロッコリーが更に拡大できるよう,農業農村整備事業からも後押ししていきたい。

畑かん水利用に関する技術研修会大島支庁徳之島事務所

徳之島12月平成30年12月25日,徳之島地域総合営農推進本部主催による畑かんの水利用に関する現地研修会が開催され,農家等約30人が参加した。畑かんマイスターが実際に取り組んでいる,かぼちゃ,ばれいしょ,さとうきび栽培における水利用の状況や栽培管理等について各ほ場で説明があった。畑かんマイスターからは,「土づくりと併せて水利用をすることによる収量増加の効果は大きい。」との話があった。

餅つき体験会の開催大島支庁沖永良部事務所

沖永良部12月平成30年12月15日,大島郡知名町において毎年恒例となっている餅つき体験会が開催された。同体験会には,下平川小学校5年生やその保護者,沖永良部農業水利事業所,県農村整備課,地域住民等約50人が参加した。今回,餅つきに使用した餅米は,地域用水環境整備事業において整備した体験田を活用したものであり,田植えから稲刈り,餅つきまで一連の体験会を実施している。餅つきの参加者からは,「とても楽しい。貴重な体験が出来て良かった」と話した。今後も,様々な取組により土地改良施設とその効果等の周知に努めたい。

平成30年度中山間ふるさと・水と土保全推進事業(棚田事業)先進地事例研修会農村振興

振興課12月平成30年12月6日~7日,県内の棚田地域で保全活動等に取り組んでいる組織を対象に,先進地事例研修会が開催され,24人が参加した。宮崎市田野町「八重(はえ)福ふく協議会」では,都市農村交流の手法や鳥獣被害対策の取組,また,西諸県郡高原町の農事組合法人「はなどう」では,6次産業化の取組や女性加工グループの活動の取組について研修を行った。
参加者にとっては,少子高齢化により人口減少している小さな集落が都市農村交流や6次産業化に取り組んでいる姿が刺激となった。

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