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更新日:2019年7月25日
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長島町田尻地域は,農地中間管理事業を導入し農地集積を進めるとともに,多面的機能支払交付金による農地の維持保全を行い,若者定住対策を行うなど,農村地域の高齢化対策のモデルとなる様々な取組を行っていることから,平成31年3月13日に北薩地域振興局長より『北薩摩の地域振興褒賞』を受賞した。当該地域においては,畑地帯総合整備事業田尻地区で畑かん施設の更新を行っているところであり,今後バレイショを超える高収益作物の導入が期待される。
平成31年3月3日,経営体育成基盤整備事業米丸地区のパイプライン工事の完成をお祝いして,受益者,推進委員,地域住民及び工事業者で小さな祭りが開催された。
タイトルのマールは,「火口跡」の意味で,約8000前の噴火で噴出物が堆積し現在の姿を形作ったとのことである。航空写真を回してみるとハート型に見える地形である。
米丸地区は,従来,用水路は開水路であったが,本事業により用水路がパイプライン化され,そのお祝いに祭りが開かれた。当日は,朝まで降雨があったものの,祭りの開催時間には幸いにして雨が降らず,家族連れもたくさん参加した。特に子どもたちには,重機の試運転が好評であった。
平成31年3月23日,土地改良施設ボランティア活動として,串良町中山用水路周辺の清掃活動が行われた。建設業,行政,土地改良区等総勢約50名が参加し,ゴミ拾いや除草,枝払いが行われた。建設業者による重機の参加や,参加者全員で一体となって作業を行った甲斐もあり,作業前と比べると見違えるほど綺麗になった。今後も,このような活動を続けていきたい。
平成31年3月4日,畑地帯総合整備事業(担い手支援型、土層改良型)野間西部地区(中種子町)の土層改良工事が完成した。H30/H31年産さとうきびの収量は台風24号等の影響で歴代3番目の低さとなる見込みの中,当課では単収増に向けた取り組みとして深耕や土壌改良資材の投入を実施する土層改良事業を推進している(完了9地区,継続3地区)。
実施上の課題として,営農調整(さとうきび収穫後の工事着手)や島内産堆肥・客土材の確保などが挙げられるが,今後も地元と話し合いながら熊毛管内の土づくりの推進に努めていきたい。
東日本大震災発生から8年が経過した平成31年3月11日に,鹿児島テレビ放送の「KTSプライムニュース」の中で,本県から宮城県に派遣されている農業土木職員(大村,永吉技術主査)が津波で被災した農地・農業用施設の復旧・復興に取り組む現状が放送された。派遣先での2人の担当業務の紹介や熱心に業務に取り組む姿などが放送され,着実に復旧・復興が進んでいる宮城県の現状を鹿児島県民に伝えることが出来た。
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