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更新日:2019年8月21日
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令和元年7月29日,小里農林水産副大臣がJAさつま日置伊集院養豚センター,水田の土砂流入現場,農道の路肩崩壊現場など日置市内の3箇所の被災現場を視察した。現場において,日置市農地整備課長等から説明を受けた。
市は,現在,災害の申請作業など,復旧に向けて取り組んでいる。
令和元年7月17日から18日にかけて,田尻地区畑かん水管理組合(5人)は,金峰・南薩地区に於ける畑地かんがい施設の現地研修を実施した。
金峰町高橋地区では,15メートル間隔に埋設された中型スプリンクラーによる葉たばこの補給かん水と防霜かんがいの実施状況を,指宿地区では,畑かんを利用したオクラの自動施肥装置の説明を受けた。参加者は防霜かんがいや施肥かんがいなど,多目的利用についても認識を新たにする研修となった。
架橋から約30年を経て,松峯大橋が生まれ変わった。
本橋は,農業用の通行以外に観光客の利用も多いが,鋼材の腐食が進行していたため,昨年9月から塗装塗替工と橋面防水工を実施していた。塗装工事は天候に大きく左右されるため,雨の多い屋久島では工期の遅延が懸念されたが,施工業者の施工調整と工程管理により,6月末に無事に補修工事を終えることができた。
令和元年7月22日,喜界町営農支援センター主催により喜界町園芸推進座談会が開催された。
喜界町は,畑かん営農推進により,サトウキビから園芸作物への転換を推進している。会議では,カボチャ,ブロッコリー,トウガラシ等の作物毎のメリット・デメリット,収益表による10a当たりの農業所得等について説明が行われた。
また,今年度から新たに,土づくりの重要性についての説明があり,その中で喜界事務所農村整備係も土層改良工事についての説明を行った。喜界町の園芸作物の作付面積は,着実に増加しており,さらなる面積拡大のため,喜界町・喜界事務所農業普及係等と連携を進めていきたい。
令和元年7月22日及び29~30日,九州農政局において,令和2年度新規採択要望地区(競争力及び機構関連事業のみ)に係るヒアリングが行われた。また,8月下旬には防災減災事業のヒアリングが予定されている。
本年度は,競争力事業12地区,防災減災事業9地区,交付金事業2地区の計23地区を申請予定としており,今後,11月末の事業採択申請に向けて適宜,調整等を図ることとしている。
令和元年7月23日に,宮崎県宮崎市長を会長とする南九州畑地かんがい事業推進連絡協議会が,農水省,財務省等関係省庁と県選出国会議員などに対し,国営関連事業の予算確保などに関する要請活動を実施した。
財務省中澤主計官並びに農林水産省牧元農村振興局長からは「しっかり議論しながら予算確保にがんばっていく。」との話があった。協議会の鹿児島県関係団体等は次のとおり。
(曽於東部土地改良区,曽於南部土地改良区,曽於北部土地改良区,志布志市,大崎町,曽於市)
令和元年7月25日,山本防災大臣を団長とする政府調査団が,6月末の大雨で被害を受けた鹿屋市,志布志市,曽於市の現場を視察に来られた。森山衆院議員や三反園知事も同行し,国営曽於南部の導水管が通る市道の被災現場や,野井倉用水の水路埋没現場など,耕地被害の状況を確認いただいた。
県としては,関係市と連携を図り,早期の普及に努めてまいりたい。
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