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更新日:2016年12月16日

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「マリンポートかごしま」1期事業の進め方

平成17年11月28日

マリンポートかごしま」については,平成2年に鹿児島県総合基本計画に大型観光船ふ頭の整備等として位置付け,21世紀の県勢発展のために必要な施設として,国際交流拠点の形成,広域防災拠点の形成などを目的とする1期事業に平成11年に着工,それ以来,鋭意事業を進めてきたところである。その後,社会経済情勢や財政状況が急激に変化し,国際会議場等の建設が困難になる中で,改めてその事業の在り方について検討することを求められている。
こで,1期事業のうち,既に着工済の工事以外の部分について,新たな事業着手を停止し,今後の工事計画については,県民の意見を幅広く伺いながら見直し,特に上屋の計画については,社会ニーズを踏まえ,大胆な見直しを行うこととした。このため,学識経験者や専門家さらに公募による委員等から構成される「マリンポートかごしまの在り方検討委員会」を設置し,1期2工区の埋立及びその利用について再検討することとした。検討委員会は,昨年11月から7回開催され,約1年をかけて広範な観点から様々な議論がなされた。そして10月20日に,検討委員会から,「大型観光船の寄港拠点及び防災拠点としての機能整備を中心に計画の見直しを求める。具体的には,大型ヘリポートや緑地広場のほか,避難民受入,救援物資保管等のための建造物の設置が必要である。」との提言をいただいたところである。この提言を,地元鹿児島市に報告を行い,さらに,県議会の常任委員会において,その内容について説明を行い,各委員から様々な意見をいただいたところである。
れらの提言や意見を総合的に勘案して,「マリンポートかごしま」の1期2工区については,以下の整備方針により,今後の事業を進めることとする。

「マリンポートかごしま」1期2工区の整備方針


  1. 1期2工区の土地利用については,パブリックコメントによる県民意見を踏まえた在り方検討委員会の提言や県議会の意見,現在の県の財政状況,社会経済情勢等を総合的に勘案した上で,

    • 鹿児島市の市街地部においては,県民や観光客が憩い,散策する公園,緑地が少なく,さらに,南北20kmの海岸線を有する鹿児島港には,快適で質の高いウォーターフロント空間は北部の本港区にわずかに存在するだけであるので,鹿児島市南部地域において人々が憩い,海と触れあえる広い緑地空間が求められていること
    • 鹿児島は台風の常襲地帯であるとともに,シラス土壌による土砂崩れ,さらに桜島の噴火等災害多発地域であり,また,近年は,これまでの知見で予測しがたい災害の発生が見受けられる。一方,鹿児島市の市街地部は,山が迫り南北に長く平地が少ない地形特性から,平坦な公共空地に恵まれていないため,災害が発生した場合,その復旧等に対応するための一定規模の空間(以下,「災害が発生した場合の対応空間」という。)が求められていること
    • 県の地勢的特徴から,離島等を中心とした緊急医療の充実を図る上で,へリポートが重要であるが,現在は暫定的な利用になっているため,飛行の安全性の確保や周辺の環境問題等にも十分対応できる恒久的なへリポートが求められていることを踏まえ,以下のとおりとする。

    1. マリンポートかごしま」1期事業の埋立については,今後とも継続して事業を実施するものとし,上記の性格を踏まえた空間として整備を進める。
    2. マリンポートかごしま」は,大型観光船ふ頭の交流機能と連携して,県民や観光客が,錦江湾や桜島の雄大な景観を満喫し,憩い,海と触れあえる緑地空間として整備する。
    3. の緑地空間は,陸・海・空の輸送結節点となる特性を活かして,災害が発生した場合の対応空間として活用する。
      この緑地空間には,一般的には避難民の受入れや救援物資保管等のための建造物が必要と認められ,また,この施設は,日常的に他の目的のために広く利用されるようなものとして整備することが適当と考えられる。ただ,当該施設の建設着手までには,以下2で述べるように相当の期間を要すると考えられることから,1期事業の埋立竣功時の財政状況や埋立地の地盤性状等を十分に考慮した上で,その在り方を最終的に決定するものとする。
    4. 島等の急患搬送用のヘリポートを整備する。このヘリポートは,国内最大級ヘリコプターが離着陸可能なものとする。
      なお,ヘリポートについては,埋立により必要面積が確保できた時点で早期に整備し,活用を図る。
    5. マリンポートかごしま」の有効活用を図るため,民活による複合施設の整備の可能性について,今後検討する。

  2. マリンポートかごしま」の埋立については,桜島の土石流土砂が減少していることから,その代替として,公共事業により発生する建設残土を1期2工区に積極的に受け入れることとするが,今後,大規模な公共事業が見込めないことを考慮すると,平成21年12月の竣功期限については,数年程度延長せざるを得ないものと考える。ただし,今後,多量の土石流土砂が発生するような場合は,建設残土よりも土石流土砂の受入れを優先する。

  3. た,上記B及びCで述べた役割を持つ「マリンポートかごしま」は,本県の発展にとって将来とも必要な都市施設であると認められるので,1期事業の完成には相当な期間を要することになるが,その着実な整備を図るものとする。

  4. マリンポートかごしま」については,これからの本県の交流機能等の向上や鹿児島市の都市整備にとって,極めて有効な空間となることが期待されるところであり,周辺地域と一体的に整備することによって,よりその機能を発揮するものと思われる。したがって,周辺地域の活性化や進入道路の整備等について,鹿児島市と一体となって対応するものとする。

  5. お,錦江湾の資源を活かした観光の振興やアジアの時代の交流拠点の形成,鹿児島市の都市全体の発展及び居住性の向上を図る上で,錦江湾のウォーターフロントに質の高い一定規模の緑地空間を有することは,将来においても有益であると考えられる。したがって,1期事業の埋立竣功時において,社会経済情勢の変化や財政状況を十分勘案し,議会を含めて県民の意向を十分踏まえて,改めて「マリンポートかごしま」の全体事業の在り方について検討するものとする。


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