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更新日:2009年2月9日

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忘れてはいけない高潮の被害

昭和17年の周防灘台風、昭和20年の枕崎台風、あるいは昭和26年のルース台風等の大型の台風は、多数の人命を奪いました。莫大な被害を与えた台風のほとんどが、暴風や大雨に加えて、異常な高潮を伴っています。天文潮による満潮と台風の来襲が重なると、海水面が上昇して高潮が発生し、これに風浪が重なって海岸堤防を破壊し大災害が起きます。
 鹿児島県の海岸線の総延長は2,632・にも及び、台風の接近時には高潮の被害を受け易いと言えます。
 鹿児島県の高潮被害をもたらした台風の経路を図21-12に示します。1のコースが最も高潮被害が大きく、次いで2,3,4の順に被害が大きくなっています。中でも鹿児島湾の高潮は、西側を北上する台風によって起き易いと言えます。すなわち、南よりの強風に伴う吹走流によって湾奥に運ばれた海水は、左右に流れ去ることがなく、また湾内に桜島が突出しているため、海底の逆流を妨げ、潮位は湾奥ほど高くなる傾向にあります。
高潮は以下のような原因または条件で発生し易い。

(1)台風の中心気圧が低いため、海水が膨れ上がる
(2) 強い風のため、海岸に海水が吹き寄せられる。
(3) 台風の中心が近づいた時、満潮と重なる。
(4) 湾奥部が狭くなっており、湾口が南に開いている。
(5) 台風が湾の西側50~100・位の所を通る。

 台風が薩摩半島やその西海上に向かって北上しているときは、速度も速くなることが多いため、接近する時刻に幅を持たせて予想し、満潮時と一致するときはもちろん、干潮時でも十分警戒しなければなりません。

図8-14 鹿児島県に高潮害を起こした台風の経路


4のコースの場合は、大隅半島の東岸に起こり易い

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