更新日:2021年10月18日
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6月11日,鹿児島市喜入町の桑茶生産農家が,後継者の就農を機に家族経営協定を結びました。当日は喜入農林事務所長が立会人となり,経営主夫婦と後継者で協定が締結されました。家族仲良く助け合いながら農業経営を行うことをモットーに,桑茶の生産拡大と新たな品目のモリンガ栽培に役割分担して取り組むことが決められました。農政普及課は,関係機関と連携してさらなる経営改善と経営継続の取組みに支援を行っていきます。
6月2日,三島村黒島において,現地の焼酎用さつまいもの栽培責任者である焼酎工場の杜氏に,植付け後の栽培管理やサツマイモ基腐病防除対策を指導しました。今年産の三島村の焼酎用さつまいもは,72aで生産し,育苗管理の改善により,前年度よりも植付け時期が前進化しました。さらに,バイオ苗導入等により,基腐病の発病株は確認されませんでした。今後も,電話やメール等を活用して現地の状況を把握しながら,三島村産の焼酎用さつまいもの安定生産を支援します。
6月25日,鹿児島市桜島農林事務所で桜島課題解決について検討しました。遊休施設の調査による2個の遊休硬プラハウスを確認したこと,新規就農者はチームを編成して支援すること,桜島おごじょの採種は雨よけハウスで実施,紅系小みかんの品質向上は実証ほを設置することとしました。また,人・農地プラン実質化の取組は4地域で行うこととしました。今後,JA鹿児島みらい,鹿児島農林事務所,農政普及課で連携し課題解決を図っていきます。
ASIAGAPHIOKI茶部会は,地域でのお茶の消費拡大や文化継承に取組んでいます。その一環として,6月7日に飯牟礼小学校のお茶摘み体験に参加しました。同小学校で40年以上も続く恒例行事で,全校生徒約40人が近隣の茶園で手摘みし,約5キロの茶葉を収穫しました。収穫した茶葉は3,4年生が天日干しで萎凋後,釜で炒って乾燥させました。烏龍茶風の芳香を感じることができ,生徒はお茶への親しみを新たにしていました。
日置市農業公社研修を修了し,新規就農したミニトマト農家を中心に研究会が発足し,6月18日に第1回目のミニトマト研修会を開催しました。当日は関係機関・団体まで含めて10人が出会しました。現地検討では,参加者全員でミニトマトの根域調査を実施し,室内検討では,会の目的や今後の計画,栽培の心構え等について研修しました。今後とも定期的に研修会を開催し,ミニトマト農家の生産技術向上に向けて支援を行っていく予定です。
5月26日,農事組合法人夢ファーム大里が第2回通常総会を開催しました。第2期は法人設立後,初めて1年を通して営農に取り組み,その収支を踏まえて農業経営基盤強化準備金を積み立てることができました。次年度の事業計画では水田裏作への設備投資や資金繰り対策を盛り込み,さらなる経営発展を目指すことにしました。農政普及課は今後とも担い手支援活動の重点対象に位置づけ,経営の持続性を高めるための支援を継続します。
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